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母からもらった着物です。「京都の千聡っていう、わりといいところのものよ」と大切そうにしていたけれど、結局本人が着ることはありませんでした。ほんとのことを言えば、細かい柄の小紋は私の趣味ではないのです。でもせっかくもらったのだから着ることにしました。 アップで見ると西洋風、遠めには時代劇にでも出てきそうな古風な柄に見えます。帯が難しくて、無難な白っぽいものを選びました。霞のような柄の曲線が、着物の柄とマッチしているし。帯揚げは花の色を取って浅葱色、冬と違って暖かさよりは爽やかさを演出します。画像がないのですが、帯止めにアラブ首長国連邦で買った銀細工を合わせて。花の形に良く似た華奢なブローチです。三分紐は邪魔にならないように白。洋風の小物を使ってもイメージは“武家の婦人”なので、帯は出来れば文庫に結びたいのだけど、自力では無理ですね。とにかくあくまで古風に、きちんと着付けたいものです。 イメージを変えるためには、浅葱色の帯がいいかなと思って探しましたが、なかなかありません。模様の中の一色をとるのなら、葉の色の鶯色系統でもいいかしらん。そうすると、写真左下の帯でも合うかもしれません。ぐっと砕けて角出しみでも結びたくなります。となると衣紋も抜いてちょっと色っぽく?う〜ん、私には出来ない相談だけど、いろんな自分を演出するのは楽しいかもしれませんね。 |
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