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11月の着物は結城紬。そろそろ肌寒くなり、ぬくもりの欲しい頃。そこで、手紡ぎの暖かさ、結城紬なのです。写真の着物と帯は、本多教子先生の作品。どちらも、世界にただ一つのオリジナル。 着物の藤色は私のリクエストです。大好きな色なのに、洋服では何度も着ているのに、何故か着物だと淋しく見えてしまう色。それを布の暖かさと微妙な色の縞が救っています。この写真では良くわからないけれど、縞は濃い紫、青紫、薄緑、ピンクと様々使われていて、帯はその中の一色が地色。模様はかんざし、私らしくないところが気に入ってます。 自分で選ぶと、どうしても同じ傾向のものに偏りがち。たまには人の薦めにしたがってみるのもいいかもしれません。ただし、その意外性に納得できればの話。気に染まないまま着ても、楽しくはないですからね。下の方に覗いているのは、長襦袢。縞の色の合わせて染めてもらいました。 この着物に合う帯は、もう1本、タイで買ったショールを仕立ててもらったもの。黒に近い紫に幾何学模様が織り込まれています。その時の帯締めは、縞の中のピンクに合わせて梅色。 そしてあと1本、もうすぐ出来上がる結城紬の格子の帯。これを締めるとぐっとカジュアルな感じになりそうです。ちょっとストールを羽織ってそこまで、なんていうふうになりたいな。 |
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