実を言うと私はちゃんとした単衣は持っていません。この写真のは、ポリエステルです。去年1枚作ろうと思ったのだけど、6月はW杯でほとんど留守。着る時間が無いだろうと、諦めました。もちろん9月にも単衣は着られるのだけど、やっぱり初夏に涼しげなのをまとうのが素敵だなと。 で、写真の着物は数年前に買いました。着られる期間が短いし、よく雨の降る季節。まずは手軽な化繊からと思って。模様はアップでもちょっとわかりにくいのですが、織り模様ふうになっています。水色とピンクと白の縞が入っていて、一緒に買いに行った友人から「いかにも川崎さん」と言われてしまった。 帯は上旬なら、塩瀬の染めや織りの単帯でいいそうですが、この着物に合うのがありません。写真の物は、これもポリエステルの紗です。何にでも合う波の模様。本当は、クリーム色の結城紬を単衣に仕立てるはずだったの。それだと、11月の着物でご紹介した、かんざし模様の染め帯がピッタリ。でも、ちょっと自分の思い描いていた色とは違っていて。無地だから、色が命。その色に違和感があっては、楽しんで着ることができないし、今年も諦めました。 おまけの写真はずいぶん大きくなっちゃったけど、夏用の草履です。といっても特に夏らしい素材というわけではなく、普通のエナメル。ただ色がパールがかったグレイなので、夏にいいと思って。ピンクと水色の縁取りがあって、着物の縞と色が合います。そのうちシザールという夏用のものを揃えたいな。 |
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