<*<*・ メモリでらくしちゃお! ・*>*> |
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ことなんですっ! |
ぱそこんは、時々勝手に止まってしまいます。 いくらクリックしても何も反応がなくなったり、 ひどい時はマウスカーソルまで動かなくなったりします。 これを 「フリーズする」 といいます。 パソコンでは、わりとよくあるんです。 ドキドキしますね。 そうなった時はいきなり電源を切ったりコンセントを抜いたりせずに、 Windowsのひとはキーボードから、 CTRL というキーと ALT というキーと DEL というキーをみつけて、 3つのキーをいっぺんに押さえましょう。 (先に左手でCTRLとALTを押さえてから、 右手でDELを押すようにするとわりとカンタンです。 キーボードに機種に合う透明キーボードカバーを買ってきて、 カバーの見やすいところにマジックで大きく CTRL+ALT+DEL と書いておくと、 イザという時慌てなくてすんでオススメ!) この三点セット押しがうまくいくと、 気を失っていたパソコンが 「はっ?!」 と息を吹き返して、 「なんかぐちゃぐちゃになっちゃったんで、ここで終わってイイですか?」 というように聞いてくるので、そしたら 「うんうん」 と言ってあげると (いや、パソコンの前でうなずいててもダメですよ、「OK」とか「終了」 とかをマウスでクリックします) パソコンは、なんとかふらふらしながらも終了作業をしてくれます。 まだ半分気を失ってるようで、 「終了」 を押してもあまり反応がない感じなら、 もいっかい CTRL+ALT+DEL を押すと、 そのままの状態で再起動します。 Windowsが再スタートして、 システムの中身がどこか壊れていないか自己診断してから、 いつものデスクトップ画面が出ますから、 見慣れた画面になるまでそのまましばらく待ってください。 いつもの画面になったら、念のためにもう一度 正式な終了 をしておくと、 より安全です。 フリーズしてから、何度か CTRL+ALT+DEL を押してもウンともスンとも言わないようだと、 もう完全にパソコンが失神していますから、あきらめて電源を切ってください。 普通は、電源のボタンを5秒くらい押さえていると、 どんな状態でも電源が切れるようなしくみになっています。 さて、この事故がたまにならまだいいのですが、 わりとしょっちゅうあるようだと、 パソコンを使うのがイヤになっちゃいますよね。 あなたがパソコンにあまり慣れていなくて、 お店で買ったのをそのまま使っている場合は、「メモリ」 というものを入れてやると、 うまく動くようになるかもしれません。 デジカメ写真をパソコンで見たり、 パソコンで絵を描いたりする人にもピッタリです。 メモリは、だいたい 1−2万くらいでパソコン屋さんで買える、 ごく小さなパソコン用の追加部品です。 ファミコンカセットみたいに、 パソコンの中のスロット(専用差し込み口)に挿して使います。
「メモリ(パソコンのカタログなんかにユーザーズメモリ って書いてあるのがそれです)」 ってのは、カンタンに言うと、 あなたのパソコンが仕事をするときの 「作業机」 の事なんです。 買ったときのままだと、入っているメモリ(机)の大きさは、 だいたい小学校の低学年で使っていた、うんと小さくて狭い机・・・ あれより小さいくらいの机の感じです。 簡単なメールを書いたり、 ちょっとだけインターネットのホームページを机の上で開くくらいはいいのですが、 本格的に絵を描こうとか、資料も机の上にひろげておこうとか、 絵の具と水とパレットも置かないと・・・ とかしていると、 アッとゆーまに狭くなっちゃって、ゴタゴタになった中から いるものを見つけるのに手間どっちゃって、仕事は遅くなるし、 下敷きになってたものを引っぱり出そうとして、 上に乗ってたものを床に落としちゃって、仕事ぐちゃぐちゃになって中断したり (これが フリーズ の主な原因です。バッティング などといいます。 いろいろやろうとしてぶつかってひっくりこけたりする事です。 作業場が狭いとこういう事が起こりやすくなります)、 で、いろいろもたくたになって、 パソコンがパニックして大騒ぎになります。 ここで、もっと大きな作業台を買ってきて、 机を広くしちゃいましょう・・・ という「オプショナル作業台」が 「メモリ(増設メモリ)」 というもので、 パソコンショップではいろいろな容量(机の大きさ)のものを売っています。 メモリはファミコンカセットがうんとうんと小さく薄くなったようなもので、 パソコンのカバーを開けて、ファミコンのカセットを挿すみたいにして、 買ってきたメモリをスロットの中に差し込むと、それでOKです。 (パソコンのマニュアルに、たいていやり方が図解で載っています) パソコンのカバー開けるなんて怖くて出来ない・・・ という人は、買ったお店に手数料を払ってやってもらう事ができます。 手数料はだいたい五千円から八千円くらいでちょっと高めですが、 もし今、パソコンを使うのがイヤになっていて押入にしまい込みそうなら、 もったいないから手数料を払ってパソコンを使えるようにしちゃう方がいいかも?
じゃ、どのくらいの大きさの作業机(メモリ)を買えばいいかという事ですが、 あなたのパソコンに、最初どれだけ入っているかによります。 それからあなたのパソコンの 最大増設メモリ(どこまで増やせるかの限界) がどのくらいかにもよります。 自分のにどのくらいメモリが入ってるのかわからない人は、 CPUとかの数字が書いてあるパソコンのマニュアルか、 仕様書を見てくださいね。 「メモリ(ユーザーズメモリ)**MB (最大増設**MB)」 というふうに書いてあると思います。 いま普通に売られているパソコンは、 Windows用ので、最初に64MBから128MBくらい 入ってるんじゃないかな?と思います。(2001年1月時点です) 64MBでは、インターネットをするだけでもギリギリという感じで、 ヒザの上に画板をのせている程度の、最低サイズの作業机なので、 普通にパソコンを使いたいならメモリを足した方がいいです。 128MB入っている人は 小学校低学年机 です。 ちょっとメールを書く程度の簡単な作業ならこれでできますし、 インターネットも贅沢を言わなければまぁまぁです。 あまりフリーズしてなくて、 そんなにしょっちゅうパソコンを使う訳でもないなら、これで大丈夫です。 ただし、絵を描くとかデジカメ写真を何かしたいとかになると、 128MBではちょっと足りない感じです。 画像関係は机の上にまず画用紙をひろげないといけなくて、 そのほかに画材を置いたりいろんな作業をする場所も必要なので、 他のモノよりもかなり広めの机が必要になるのです。 それから、自分でホームページを作っている人も、 イラストやカットや写真など、何かの画像を扱う事が多いので、 128MBの作業机ではちょっと狭すぎて辛いかもしれません。 パソコンを、安心して余裕を持って使いたいとか、 絵や写真などの画像をいじりたいなら、 あと最低で128MBくらい足したいところです。 メモリの合計が 64+128=192MB とか、128+128=256MB くらいになると、会社のデスク程度の大きさが確保できます。 デザイナーや専門家の使う作業台ほどゆったりしているとは言えませんが、 少なくとも机の上に物が山盛りになって積み上がり、 しょっちゅう床にナダレ落ちて、フリーズして、作業がストップする・・・ という事故は少なくなります。
ちなみに、パソコンには「ノート型」と「デスクトップ型」があります。 「ノートパソコン」 は、薄くて軽くて場所をとらず、持って歩けるのが利点ですが、 薄さと軽さを出すためにちょっとムリしてて、 動作が不安定だったり、メモリやHD(ハードディスク)も あまり大きいのが入らないように作られています。 CPU(パソコンの仕事の速さ)も普通タイプほど速くないので、 メモリを容量いっぱい(メモリ最大増設**MBという数字が、 仕様書とか説明書に書いてあります)入れて、 ムリのかかるところをフォローすると、トラブルも少なくなるようです。 なお液晶ディスプレイは、 色の再現性がまだ普通のディスプレイほどではないので、 もしあなたが絵を描いたり写真や映像をやりたいなら、 CRT(普通のパソコンについている、 テレビみたいな感じの一般的なディスプレイ)の方をオススメします。 ノートパソコンの機種にもよりますが、 ディスプレイ用の接続口さえパソコンについていれば 通常のCRTディスプレイをノートに接続する事もできるので、 本気で絵を描きたい人はノートにメモリをいっぱいに足して、 CRTディスプレイを接続すると、わりと本格的にやれます。 ノートパソコンは携帯用というか、アウトドア用(?)のパソコンですから、 メモリも、机の脚が柔くてあまり大きな作業台は乗せられません。 「最大増設**MB」 と書いてある数字までメモリを増やせますが、 デスクトップほど大きいメモリが入らないのが普通です。 ノートを使っている人は、 とにかく書いてあるいっぱいまでメモリを増やした方が安全です。 デスクトップパソコン(机の上に置く普通のパソコン)は、 デカイし重いし動かすのが大変で、 故障したときにお店に持ってくのがイヤになるという欠点がありますが、 同じ性能のノートパソコンよりうんと値段が安く(薄く小さくしないですむ上に、 高い液晶ディスプレイをつけなくていいからでしょう)、 ノートパソコンを買うくらいのネダンで、かなりいいCPU(パソコンの頭脳です) がついていたり、拡張性が高かったり(うんと大きい作業机が使えるとか、 オプションがいろいろつけられるとかです)、 すごいワザになると、CPUをもっと速くしたりする事もできます。 もしあなたがパソコンで絵を描くとか、何かはっきりとやりたい作業があるのなら、 こちらのタイプを使う方がラク(トラブルが少ない)です。 デスクトップ型の方は、用途に応じていろんなタイプがあります。 うんと安く売っているもの(10−15万くらい)は、 初心者向けのインターネット接続専用機という感じで、 あまりメモリを増やす余裕はとってありません。 (中にはメモリを全然増やせない機種もあります)。 そんなに高いパソコンを買わなかったと思う人は、 増やせるなら 「最大増設**MB」 と書いてある限界まで メモリを追加した方が使いやすいです。 20万くらいからあとのものは、 使う目的別にいろんなタイプが売られています。 会社や機種、選ぶタイプ(目的仕様)によって、 メモリの最大増設量などの設定も各社バラバラです。 それでも、普通はかなりのところまで増やせるはずですので、 とりあえず128MBのメモリを1枚増やせるかどうか、 最大増設メモリの数字を確認してみましょう。 (注> 最大増設メモリとは いま入っているメモリ+新しく買うメモリ の合計の数字です) なお、カセットの差込口(メモリのスロット)が1つしかなくて、 最大増設128MBの場合は、 いま64MB入ってたらそれ以上の枚数は差し込めません。 ちょっともったいないですが、今入っている64MBを抜いてしまい、 128MBのメモリ1枚に差し替えて、メモリを大きくします。 普通は、高いパソコンほどスロットの数が多くなっています。
−−−で、広い作業机になったからといって机の上に一度に物をひろげると、 ゴチャゴチャになって、床に物を落として、フリーズすることが多くなるので、 いろんなソフトやファイルがどんどん開くからといって、 一度にいくつも開かないようにしましょう。 1つソフトを起動する時は、 その前に使ったソフトは終了するのが原則です。 ファイルを開くときも、不要なファイルはどんどん終了して閉じます。 一度に開いているモノが少なければ少ないほど、パソコンはラクに動けます。 あと、何時間も続けて作業していると、 机を整理していたとしても、前の作業のモタモタのアトが残っていたりします。 消しゴムのカスが落ちていたり、ノリのはみ出しがベタベタしたり、 食べたチョコの包み紙だけ残っていて何かに貼り付いたりとか、 そういう感じです。 キリのいいとこで全部1回終了して、電源も一度切って、 5秒以上待ってから改めてスタートすると、 また、まっさらに片づいたキレイな机でスタートする事ができます。 なんでもない事ですが、非常に効果的なのでおためし下さい。 あと、あまりフリーズしないパソコンでも、 何か大切な作業や複雑な作業をやっているときは、 かならずしょっちゅう途中経過を保存しておきましょう。 予備保存さえしておけば、何かあった時、 またいちからやり直すというウンザリする作業をしなくてすみます。 パソコンがイヤになる人は、 「ごくカンタンに続きが出来るように準備しておかなくて、 もたついてイヤになっちゃっただけ」 という場合が多いのです。 パソコンをしょっちゅう使っている人は、 「突然停電になって、1日かがりでやった作業が全部やり直しだー!」 なんて事はまずありません。 ひどい時は1分おきくらいに保存しています。 突然パソコンが止まっても、 また電源を入れ直して、ちょっと前に保存したファイルを呼び戻し、 ほんの数分前の作業からやり直すくらいの事は、 別にたいしたメンドウじゃないのです。 なお、メモリを増設してもしょっちゅうフリーズする人は、 ハードディスクの残り容量が狭くなっているのかもしれません。 いらないファイルを消すか、 残すならMOなどに保存して、HDの中から削除しましょう。 特に画像や写真系のファイルは大きいので、HDがあまり広くない人は、 なるべくHDの中に置いておかないようにしましょう。 HDの中身はしょっちゅう整理した方が、パソコンは快適に動きます。
あなたがあんまりパソコンに詳しくないなら、 買い物の時はショップの店員さんに相談しましょう。 パソコンは機種や型番によってものすごく変化があるので、 自分のパソコンのメーカーと機種と型番、入っているOS、 メモリ容量などをメモして行って、それを店員さんに見せながら、 「このパソコンで使いたいのですが、どれがいいですか?」 または 「このパソコンでこれ使えますよね?」 と確認してください。 店員さんは、自分が知らなくてもメーカーに確認してくれたり、 その件に詳しい別の店員さんに確認してくれたりします。 機械や付属品だけでなく、慣れない内はソフトもそうした買い方が無難です。 何をどうメモしていいかわからない事もあると思うので、 仕様書をコピーしていくとか、 パソコンについていたマニュアルを持っていって 「ウチのはこれなんです」 というテもあります。 ノートパソコンの人は、 パソコンをそのまま持ってくのが早いかもしれませんね。 (わかんなかったらその場で聞けますからね) |
「速いCPUだが、入っているメモリが少なくてVRAMも少ない」 場合と、 「遅めの(安い)CPUだが、予算内でメモリを増やしVRAMも買い替える」 という場合では、 CPUが遅くてもメモリとVRAMのいいのをつける方が、 だんぜん使い勝手がいいです。 (使っていて、体感的に速く感じます) そして、パソコンを買うときにメモリとVRAMも入れてしまいます。 (最初にお店で入れてもらえば、手数料は必要ですが手間いらず。) もちろん予算が許せば 「速いCPUに、メモリとVRAM を追加」 がベスト! |
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参考までに、私が仕事用に使っているお絵かきパソコンの表です。 Windowsの人は、マンガ家程度の仕事量なら (大きなポスターでも描くのでなければ)これでストレスなく絵が描けます。 (インターネット用は、NECバリュースター9821 V−200です。 かなり古いマシンですが、ネット用はこれで快速です。) INTEL600MHZ PENTIUM3プロセッサ (この 600MHZ が CPU です) 128MB*3 SDRAM DIMM PC100/66 (これがメモリです。128MBを3枚入れてます) 27.2GB UATAHDD *2 (HDDですが、ちょっと大きすぎました・・・) 640MO 3.5FDD 17XMIN./40XMAM IDE CD−ROM (MOと フロッピーディスクドライブと CD−ROMドライブです) NVIDIA TNT2 32MBグラフィックス (この32MBが VRAM ですが、こんなに必要ないらしい) (ゲートウェイ製の普通のモニタですが、キレイです) OS = Windows98 ゲートウェイのパソコンは、通信販売の半オーダーメイド方式です。 (いくつかの選択からチョイスすると、組み立てて送ってくれる方式) メモリやVRAMも最初から入って届いたので、なんだか気楽でした。 絵を描くので、メモリとVRAMがたくさん入れられる事と 本体値段も安かったのが、ゲートウェイの選択理由です。 ちなみに、箱がホルスタインのウシ柄でして・・・ (って、それ ”パソコン” の選択理由か・・・?!) |
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