オーエンジャイ
NEWS & REPORT

2000年6月号

※試合経過は、あくまでフィニートの主観です。


6月24日興行 

私は2試合目終了後、帰宅。
残りの試合は、神田川ジム35歳さまからのレポートです。

第1試合

モハメド・アリサ
(ウィラサクレック)

3R判定

アントニオ下関
(アクティブJ

×

 アントニオ下関がモハメドに挑戦状を送りつけてきて実現したこのカード。オーエンジャイでは久々の女性同士の試合だ。試合前はアントンの圧勝。余裕こきまくり。対するモハメド緊張のため、セコンドの神田川ジム35歳氏に殴る蹴るの暴行。こえ〜〜。

 モハメド・アリサが入場すると、場内から「ありさ〜!!」と黄色い声援ならぬ灰色の声援が飛ぶ。親父どもの声援も混じっている。凄い人気だ。やはり邪道姫との抗争を経て、世間にモハメド・アリサの存在が知られてきているのだ。しかし、外見と内面は違うので、その辺りはお客さん間違えてナンパしないように。。。

 試合は蹴りのアントン、パンチのモハメド‥‥という、まさに猪木対アリを彷彿とさせる展開。モハメドのメガトンパンチが当たるたび、場内はどよめく。対するアントンも前蹴りやヒザで反撃するが、勢いに乗るモハメドのパンチラッシュは止まらない。たこ殴り状態になる場面も。そのままモハメドが押し切って勝利を収めた。

 場内からは、女性と言うことではなく、純粋に試合内容に満足したお客さんからの拍手があふれた。仙台興行の一試合以外、女子の試合を行っていないNJKF。モハメド・アリサをお忘れなく。

 さあ、邪道姫との決着戦はいつ??

 掲示板にはアントン下関のHPが紹介されていた。君よ、アントンの彼女に立候補せよ!

http://www.geocities.co.jp/Athlete-Sparta/6941/index.html

第2試合

×

オリンピック名取(東京北星)

3R判定

皆川義彦(PIT)

 1Rから迫力満点で打ち合う両者。パワーと経験に勝るオリンピックこのままいっちゃうか!と思ったら、皆川なかなかのくせ者。顔面前蹴り、ハイキック、バックキック‥‥など、多彩な攻撃を繰り出す。それでも、オリンピック若干有利で迎えた3R、それまでオリンピック見切っていたはずのハイキックを食らいダウン。皆川、周年の逆転劇に、場内大興奮だ!!

第3試合

×

笹原爆散(笹原道場)

3R判定

アラビアン(タイ)

 ヒザで何度もダウンしたらしい。
 

第4試合

發田隆二(ウィラサクレック)

3R判定

ミズノサック(タイ)

 發田選手、横浜征徳会より、ウィラサクレックジムに円満移籍の模様。

第5試合

楠本勝也(東京北星)

3R判定

ルーラウィー(タイ)

×
 ダウンの応酬だったらしい。

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6月17日興行 

またまた満員。席数増やしました。
ただ、リングサイドのお客さん選手が飛んでくるので気をつけてください。
グラス、食器類はなるべく手前に引いて。

第1試合

×

上村将司(ウィラサクレック)

3R判定

尾田淳司(アクティブJ

 今後が期待されている若手同士の対戦。
 魅せたのは尾田。相手の出鼻を重い左ミドル、鋭角なテンカオ。場内がその鋭さにどよめく。対する上村も度重なるヒザ攻撃にも闘志衰えることなく反撃。尾田を下がらせる場面も。が、結局、終始試合を支配した尾田に軍配が上がった。
 試合後、観戦したギャルに記念写真をせがまれ、照れていた尾田。次はKOを期待したい。ギャルを?  いやいやもちろんキックの試合の相手をね。

第2試合

×

玉城良光(かいちょ〜)

3R判定

石毛慎也(東京北星)

 な、な、な、なんと急遽実現してしまったこのカード。この日来なかったオーエンジャイマニアは地団駄を踏む思いだろう。
 第一試合の最中、解説席の横でチューハイを飲みながら、一試合目へのヤジを飛ばしていた玉城会長。「かいちょー次試合っすよ!」と言うと、「あぁそうだっけか? ガハハ」。だいじょ〜ぶかなぁ〜?

 試合開始直後、現役時代そのままにいきなりラッシュをかける会長。石毛もパンチを中心に反撃。そう、この男の辞書に「遠慮」という言葉はない。そして、打ち合いの中出したハイキックが会長にバチーン! 一瞬腰が落ちる会長。しかし、さすがは「不倒王」、倒れない。逆に石毛の蹴り足をつかんでのパンチなどで反撃。

 しかし、やはり年なのか。後半ばて気味の会長。もう一発モロにハイキックをもらうが、そこは意地でも倒れない。最後はやや石毛優勢で試合終了。

 政治力を考えるとドローも考えられたが、レフェリー・ベン宇津木は非情にも石毛を支持。会長のリベンジはあるのだろうか? (オレは会長とやるのはやだよ)

ミット打ち

野崎勇治ミット打ち

 今回は飛び入りお客さん2名。
 

第3試合

楠本勝也(東京北星)

3RKO

弘中史樹(ウィラサクレック)

 前半積極的に打ってでる弘中。前半エンジンのかからない楠本からいきなりダウンも奪う。しかし、試合も後半に入ると、徐々に体格差が。。。後半、アッパーを中心に攻撃をしかけた楠本が数度のダウンを奪い。最後はボディーでしとめた。

第4試合

中村篤史(北流会君津)

3R判定

太田英夫(ウィラサクレック)

×

 試合前の事情聴取で「96年士道館空手ストロングオープントーナメント」(だったけ?)に優勝していることが判明した太田。キックのキャリアでは中村には及ばないものの、空手スピリットを見せたいところだ。

 しかし、さすがはNJKFのウエルター・ランカーである中村。パンチ、蹴り、ヒザ、すべてで太田を上回る。下がりっぱなしの太田。
 3Rに入ってようやく前に出て、ペースを取り戻した太田。しかし、時はすでに遅かった。

 実力はありながら、なかなか次戦がくまれない中村。充実してきたNJKFウエルター戦線。若手を迎え撃つのはこの中村だろう。

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6月10日興行 

6週連続満員。
水、木くらいには予約満杯になるのでお早めにご予約を。
また、人数の変更があった場合は、速やかにご連絡を。

第1試合

×

山崎一番(東京北星)

3RKO

中山拓美(PIT

 国際式ボクシングルールで行われたこの一戦。山崎もパンチが得意な選手だが、中山はそれ以上に、パンチに力がある。果敢に打ち合いを挑んだが、3Rマットに沈んだ。顔を腫らしたパパは、子供になんと言われるのだろうか。

第2試合

笹原爆散(笹原道場)

3R判定

吉田××(PIT)

×
 プロデビュー前の吉田。いきなり爆散越えに挑む。しかし、この日の爆散、奥様同伴とあって、動きが抜群。ひたむきに技を出す吉田に対して、フロントネッグロック、アキレス腱固めなどやり放題。余裕を持って判定勝利をおさめた。

ミット打ち

野崎勇治ミット打ち

 今回は飛び入りお客さん3名。
 最近、ミット打ち目当てで来ているお客さんが増えている。この日も、格闘技経験者と思われるお客さんたちが続々と名乗りを上げた。この人たちがミットめがけてではなく、ハイキック、後ろ回し、かかと落としなど好き勝手に技をだしてくる。しかし、ほとんど受けるかかわす会長。途中、一発もらってしまうが、平気な顔。

 しかししかし‥‥、今後もっと格闘技レベルが高く体格のいいお客さんがこのようなミット打ちをしてくるとちょいと心配。しかも会長たいていお酒飲んでるからな。いくら不倒王でも。。。

 というわけで、ちゃんとミットめがけて蹴りましょう。

第3試合

×

山内章(ウィラサクレック)

3R判定

渡辺秀策(小国)

 蹴りの山内、パンチの渡辺という図式。しかし、まずダウンを奪ったのが、山内のパンチ。「16オンスでこういう倒れ方をするのか?」というくらい、効果的なパンチだった。試合を決めにいった山内だが決めきれず、逆に渡辺に反撃を食らいダウンを奪い返される。そして最終ラウンド、死力を尽くした両者の頑張りに場内熱狂。終始前に出続けた渡辺が勝利を手にした。いい試合でした。

第4試合

×

楠本勝也(東京北星)

3R判定

ララウィー(タイ)

僅差でララウィー

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6月3日興行 

5週連続満員。平日も来てね〜。
ダイナマイト延藤氏急用のため来られず、またも野崎実況。
しかし、選手足りず試合もすることに。メインのみ、玉城良光進行。

第1試合

×

新谷 浩(東京北星)

3RKO

福岡大介(フリー空手家

 参戦を直訴してきたフリー格闘家・福岡。空手歴7年というが、公式戦績はないという。つまり、初の実戦なのだろう。
 迎え撃つは新谷浩。実はまだオーエンジャイ未勝利の新谷。キャリアの差を活かして確実に勝っておきたいところだ。

 試合開始直後から新谷が優勢にたつ。福岡、ミドルキックや首相撲にまったく対応できない。「こりゃミスマッチだったな‥‥」と思ったほどだ。「大ケガしないでくれよ」と心配になったが、杞憂だった。2R攻め付かれたのか新谷の攻撃が緩まると、満を持した福岡の反撃が始まった。前半あれだけ一方的だったのが嘘のような反撃。2Rにはダウンも奪う。
 3Rに入っても流れは変わらない。鼻血を出しながら、怒濤の攻撃を仕掛ける福岡。お世辞にも綺麗とは言えないが、気合いの乗った攻撃、これが一番効くのだ。プロキックボクサーの意地を見せたい新谷だが、3R3度のダウンを奪われて完敗。

 福岡選手、見事でした。初の実戦で、いい根性見せました。大応援団も大満足だったでしょう。

 対する新谷浩。試合後、セコンドについた10歳以上年下の石毛が「腹立ちますねえ!」と私フィニートに言い放ったほどの醜態。うん、プロキックボクサーとして紛れもなく醜態。別に敢えてきびしく言っているのではなく、本心から腹立ちました。同僚として。

第2試合

山崎一番(東京北星)

2RKO

オリンピック名取(東京北星)

×
 実は人知れず空手の大会のワンマッチに出ていたオリンピック名取。しかも、相手は新開実(青春塾)。2RにテンカオでKOされている。そのダメージが癒えぬまま挑んだこの一戦。山崎一番、非情のボディー攻撃に沈んだ。

第3試合

×

石毛慎也(東京北星)

3R判定

ヌンポントーン(タイ)

 相変わらず、泥酔状態のヌンポントーン。そこら中に水をばらまいて、リングは水浸しだ。んも〜〜う!!
 遊びまくるヌンポントーン。しかし、2Rからは本気モード。得意のヒザで石毛を圧倒。

ミット打ち

モハメド・アリサミット打ち

 この日、北星に出稽古に来た砂子ありさ。石毛慎也の「肌の張りを見れば年がわかる」発言に怒り心頭だったようだが、そこは妙齢の女性戦士。石毛にオーバーハンドフックを伝授されていた。邪道姫戦に向けて準備は万端だ。
 さて、この日は、モハメド・アリサに改名して、ミット打ちに挑戦だ。会長もさすがに他ジムの生徒にはセクハラ攻撃は仕掛けなかった模様。

第4試合

野崎勇治(東京北星)

3R判定

ルーラウィー(タイ)

×
 玉城会長が進行を勤めたこの一戦。翌日が誕生日の会長。この日宇津木レフェリーの奥様からもらったネクタイをさっそく締めての進行。しかししかし、野崎ユウジを「野崎〜シンジ〜〜♪」とかのたまいおった。おいおい、入門丸5年。まだ名前ちゃんと覚えてくれてね〜のかよ。

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