3月16日(火) セゴビア ローマ水道橋

アビラから、東に100kmほどのセゴビアに移動しました。

バスを降りて、町の中を歩いていると、突然、ビルの向こうに、有名なローマ水道橋が現れてきました。

街の中に調和しているような、異質なような、変な感じでした。


ローマ水道橋の前で記念撮影です。
(やっと、本人が出てきました)

しかし、石を積上げただけの橋が、2千年もそのままの状態で建っているとは!、ローマの建築技術、恐るべしです。
(建築方法は、この後の写真で説明します)

ただし、この辺は地震が無いそうです。


ローマ水道橋は、以下のようにして造ったそうです。

・15km離れたアセベダ川の水を引くため、アセベダ川から街までの地形(土地の高さ)を正確に図面化する。
・この地形図に、3%の傾斜をつけた水路のルート図を追加する。
・このルート図に従い、高い土地ではトンネルを、低い土地では橋を作って、水路を作る。

こうしてできた水路で、土地が低いセゴビアの町では、このような水道橋が造られました。

今は、水は流してないそうです。
(今でも使えると言っていましたが)