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〜いまラミ会歌詠み会〜
(第15回) 2001/2/2,3
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★ 第 15 回 の 一 等 賞 ★

「模型なら 私も欲しい 同型艦」

第15回、一等賞は
とーこさんの作品でした。
とーこさんのコメント:
※P308「そのうち艦長は同型艦の蒐集家として名があがりますよ」先週も伊東屋の模型展で思ったんですけど、
やっぱりフランス艦って弧舷が綺麗ですねぇ。帆船模型、いずれ手に入れるならフランス艦…と思ってます。

第 15 回 デ ー タ

お題
「ラミジ21巻ネタ」

参加者及び参加人数(50音順)
あらーるさん、菊石さん、サマキさん、とーこさん、平田瑠華さん(会長)、ボースンさん  計6名
(この他、ストライピーさんにコメント参加いただいています)

歌数(歌も俳句も狂歌も川柳もみんな含む)
25

みなさまありがとうございました!


ネルソンと私

平田瑠華さんの作品

「ネルソンは愛人の数が少な過ぎ 十や二十も持って結構」(字余り)

ジャクソン曰く「ネルソン卿の働きを考えたら、愛人の十人や二十人がなんだ」って。
そういう問題じゃないでしょうに。ハーレムになっちゃうんじゃないか。

あらーるさんの作品

 「ネルソンに覚えていてもらったサウスウィク 教えてやれば狂喜乱舞さ」

※でも教えなかった(らしい)ラミジ。人が悪いヤツ。

あらーるさんの作品

 「おれだってネルソン卿をあれつらう つもりじゃないこと知ってるだろうに」

※突っ込むジャクソン。すねるロッシ。結構年の差があるはずなのに、うまくいっていますね、この連中。

ボースンさんの作品

「和気あいあい 初めてまみゆ 戦友(とも)なれど
『我等がネル』の 仲間なりせば」

ネルソン艦隊のみなさま、なんかえらくアットホームな雰囲気で印象的でした。
さすがだカリスマ提督…


だってラミジだもん

サマキさんの作品

「提督(ネルソン)の下についてもまたスパイ」

これには笑ってしまいました。
ラミジってスパイ任務と命令違反の人と思われていそうです。

サマキさんの作品

「信号の中継だけじゃ血が余る 獲れよ沈めよ 命(めい)はなくとも」

ふだんの「俺が俺が」を知っているので、
世紀の大海戦でカリプソ号の面々がおとなしくおあずけくっていられるかどうか本当に心配でした。
やっぱりああなるんですね。(^^)


あ〜れ〜・ぴっちり・思わずにやり

とーこさんの作品

「こっちにアキール号 あっちにアシール号
 あっちにアルゴノート号とアルゴナウタ号
  こっちの別シリーズにアルゴノート号…あれれ?」

※P217「名前って奴はやっかいでしてね」とサウスウィック。
ところで15巻でリチャードがフランスから拿捕した艦(16巻の旗艦)がアルゴノート号なんですけど、
穴だらけで1804年6月にプリマスに帰還したことになってるんですけど、
こっちのアルゴノート号はまだドックで修理中かな?それとも名前を変えたのかな?

サマキさんの作品

「ぴっちりはごめんこうむる ゆったりの半ズボンこそあらまほしけれ」

「仕立て屋好みのぴっちりズボンじゃ、階段の昇り降りや椅子に腰かけたりが辛いんだ。
ブーツも1人で脱げん。ぶつぶつ」というラミジの意見に、同意する士官はさて何人?
そんなことをにやにや考えてしまいました。

ボースンさんの作品

「弘法の 筆ぞすべれる 鼻眼鏡」

ついに落ちたんですねえ…よる年波か。
このひと前に出てきたのは何巻前だったかな。


スジを通して後ろを通れ

平田瑠華さんの作品

そういえばラミジは上下関係には結構気を使う人だった。

「先輩の前を通るは失礼だ 手間かかっても後ろを通れ」

やはり船でも目の前を横切るのは失礼にあたるのか‥‥。いちいち後側を通って行ったりして。
大型艦船で混み合った中をカリプソ号が冷や汗もので抜けていくところ、この目で見てみたかったです。


気のいい連中といっしょに

あらーるさんの作品

「青と白 青が先だとスタフォード 色の道は遠くけわしい」

※プラモデルに塗るときは、どう考えても白が先なんですがね。青の上に白では、下地の色が透けそうな気がします。
※色の道はけわしいです。年を取ると手遅れですし(涙)。 −−あ、色を塗る話ですって!

サマキさんの作品

「航海長 牛と水とでヒルかつぎ」

第8章まるまる使ってヒルをだまくらかそうと策を練る航海長。
ひどいなあ(笑)。

平田瑠華さんの作品

「音楽も外国人は駄目なのね 航海長の外国排他」

サウスウィクに音楽会の演目を決めさせたりしたら、自国の音楽家の曲しか選ばないと言うことですね。
ところでパオロはオペラ好きということで、やはりイタリアの貴族ってことなのか?
なんとなしに「オペラによるラミジ艦長物語」というのを連想してしまいました。面白そうでしょ?


リゲイン、リゲイン

あらーるさんの作品

 「カリプソもネルソンカラーの黄色と黒 ラミジむっつり士官びくびく」

※士官、っていってもあのおふたりさんなんですが。内心にやにやのラミジ、ほんとに人が悪い。

サマキさんの作品

「あの方と共に戦う艦なれば 黄で知らしめよ 敵に『注意』と」

ネルソン提督の艦隊だったらペンキは黄色、黄色は「注意」。
でもラミジの許可がまだだったので、白に塗り直そうかとドキドキしているエイトキンが印象的でした。

菊石さんの作品

「よく似合う カリプソ号に 黄色帯 これで今日から ネルソンファミリー」

でも相変わらず独立行動の多いラミジなのでした。
今回はネルソン提督スペシャルでしたね。あとがきも読み応え充分でした。


何かがちがうお金持ち

サマキさんの作品

「遺産来ぬ 棚からボタモチお金持ち たくさんもらって まだもらえそう」

遺産相続レースで最後に残るのが誰か非常に気になると言いますか気の毒と言いますか。
一人息子と一人娘の結婚って、ラミジの一族に関しては怖いです。


贈呈刀どうぞどうぞと差し出しつ

平田瑠華さんの作品

「せっかくの功の証しまい込み 別の機会の出番を待とう」

ロイドの贈呈刀、あれを身に付けているのは「私は勇敢です」というカードをぶら下げているようなものということですが、あれって実戦にも使えるものなのかしら?
あの青い刀身に金の装飾ってのは見た目豪華なんですけど、ちゃんと切れるのかしらと心配してしまいます。
ストライピーさんよりコメント: えー、歌詠みもせずになんですが、ロイドの贈呈刀は装飾刀でして、刃はついてませんので実戦に使ったら自分が天国に行ってしまいます。ロイドの贈呈刀で人を切ったのはホーンブロワーだけ、凄い剣の達人だったようです?)


鳥と海軍さんのゆかいな関係

サマキさんの作品

「メドウェイの泥にはまるか海鳥よ 狙う我が身もはまりかけてゐ」

「ころんでもただでは起きぬ航海長 鳥の見ゆれば鳥を撃ちたし」

「ころんでもただでは起きぬエイトキン 鳥撃たれなば鳥を捕りたし」

98ページあたりです。
なんかこだわったわけでもないのに、メドウェイ川の泥につかまってしまいました。
さすが「拘泥」と言うだけのことはありますわ。←さむっ

とーこさんの作品

「明け方は、いつでもどこでも、いなくても 見張りの目には、灰色雁」

※P207「ずいぶん短い一海里だな」…艦長がそれを言っては身も蓋も…。


さよならネルソン

あらーるさんの作品

「捷報を伝える役目は名誉だが つらく苦しい旅になりそう」

※子爵 地中海艦隊司令長官 海軍中将 ホレイショ・ネルソン卿の死去に際し、総員 黙祷っ!

サマキさんの作品

「一枚の旗で知る死を悼む万」

万かどうかは存じませんが、旗が掲げられているか否かという無言劇で知らされる、
こんな死もあるのだなあとしんみりしてしまいました。どんな形にせよ重すぎる知らせなのですけど、
とってもらしいなと思ったのも確かです。
黙祷。

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