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〜いまラミ会歌詠み会〜
(第9回) 2001/8/4,5
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★ 第 9 回 の 一 等 賞 ★

「もったいない 使えないから 沈めるの?」

第9回、一等賞は
あらーるさんの作品でした。
あらーるさんのコメント:
エイトキン副長の嘆き。そうそう、副長はこのくらいいじましく貧乏性でなくっちゃ。結局使いましたけどね、この臼砲艇2隻。

第 9 回 デ ー タ

お題
「ラミジ15巻ネタ」

参加者及び参加人数(50音順)
あらーるさん、潮 光さん、菊石さん、サマキさん、シバサキ縫帆兵さん、とーこさん、平田瑠華さん(会長)  計7名

歌数(歌も俳句も狂歌も川柳もみんな含む)
28

みなさまありがとうございました!


フルートを吹く人魚姫

とーこさんの作品

「世の中に女海賊多々あれど げに珍しきは男の人魚」

286ページ参照。
ひょっとしたら元歌ちがったかも…でも確認している時間もない。
たった1首で、よりによってこれ突っ込むかよ?って?ごめんなさ〜い。
でも人魚って男性名詞だったの? 初めて知りました。

サマキさんの作品

ちょっと時代劇風に。

「フルートの音(ね)と共に聞け、我が武勇 吹き屋マーチン ここに見参」

初登場で目立っていました。

平田瑠華さんの作品

「フルートが今夜のメインイベントよ 帽子廻せばいくら集まる?」

水兵相手にフルートを吹く士官ですか。こんなにフレンドリーでいいんでしょうか。
いいのかな‥‥。おかげでラミジが名案(迷案?)を思い付いたわけですが。


ラミジのふつうって

サマキさんの作品

「水兵が 消えりゃふつうは逃亡と 思わないのか ラミジの部下は」

「艦長の後を追っていったに違いない」byエイトキン
 ロッシとジャクソンが特別なのでしょう。うむ。

平田瑠華さんの作品

「艦長の奇策はいつも面白い 砲弾持たせ艦の調整」

にやにや笑いながら集まって来る水兵達の気持ちも分ります。
これで何するつもりだろうって面白がってるんですねえ。
そしてスピードが上がると年寄り航海長も踊り出す始末。


今回もおまぬけさんでした

潮 光さんの作品

○だから「水戸黄門」

「おフランス こんなに間抜けでいいのかい? 仏訳ラミジの 評価が気になる」

……ラミジだけじゃないですが、たまにはとーっても頭がよくて、
大苦戦する敵フランス提督にお会いしたいわ……(ジョベール提督もなあ……)。
仏訳ラミジとかボライソーとか、あるのかしら……。

シバサキ縫帆兵さんの作品

「艦長の 言葉の竿で 友釣りの 針に掛かるは カエル何匹?」

友釣りは鮎にだけ使う日本独自の釣り方だそうスけど、これって季語になってくれるんでしょうかねぇ。

サマキさんの作品

「酔態を 敵にさらせば船とらる 上に見つかりゃ命とらるる」

だからってラミジに見つかった方がましということにはならないでしょうけども。
とりあえずあの人達は飲み過ぎです。

サマキさんの作品

「強敵も やはりラミジの敵だった」

ラミジの敵には2通りあるようで、まずはけっこう戦力が強大で、最初のうちは「む。なかなか手強そうだぞ」となるものの、突然信じられないようなポカをやらかして負けてしまうお間抜けさんと、最初から最後まで一貫してポカばかりで負けてしまうお間抜けさんと、要するにまあお間抜けさんなのですが、今回のラスボスも、珍しくいい腕と賢い頭脳の持ち主だと思っていたんですけどねえ。最後の最後で、いつものラミジの敵になっちまいました(涙)。片付けるものはちゃんと片付けておきましょうよ〜。


相変わらずのスタフォード

サマキさんの作品

「オルシニの とどめの武器は マンゴーだ!」byスタフォード

前回は「男が行く」(マン・ゴーズ?)とか言われていた左手用の小型剣マン・ゴーシュ。
さらに前回は、オルシニが右手にこのマンゴー(笑)を構えていて、
「オルシニはヘリックと同じで左利きなのか?」と混乱させてくれたものですが、
今回は左手になっていました。両刀……もとい両利きなんでしょうか、パオロ・オルシニ。

平田瑠華さんの作品

「自分から説明をしておきながら 結局最後は『わかんねえ』なの」

なんでジアナとラミジが結婚できないのか聞かれて途中まで説明しながらも
詰めの部分になると分らないスタフォードでありました。
掌砲手も途中までちゃっかりと聞いておきながら、
話しがつまんなくなって来るととうるさいから止めろなどと言うなんてずるいです。(笑)


きれいなスタフォードは好きですか

平田瑠華さんの作品

「もしおれが囚われの美女だとしたら 助けに来るはあの方さ」

どういう例えだ‥‥‥(爆笑)
死ぬより怖い運命って、スタフォードが言うと笑えるわ。

サマキさんの作品

「白馬乗る救い手来たれ 恋人は この場で君が来るをただ待つ」

「追いつける 真の美人が いたならば」

272ページ参照。この土壇場で、自らを「木にくくられた美人」とたとえるスタフォードは、
立派と言いますかなんと言いますか。ブラウンeと「白馬に乗ったお姫様」談義をさせてみたいです。


副長は今日も元気です

菊石さんの作品

「後輩に 拿捕艦ゆずる 副長さん 一見美談 実はおしつけ?」

ワグスタッフだって、ラミジのそばにいたかったのでは・・・
さよ〜なら〜ワグスタッフ〜。レギュラーだと思っていたのに。

サマキさんの作品

「エイトキン、カリプソ号の行かず後家」

周りがどうこう言うことではないですが、彼はどんどん行けず後家ではなくて行かず後家になりつつあるような。
そろそろいい娘さん(=艦)を見つけて幸せになってほしいんですけど、ねえ。
だんだんサウスウィクと並んで小姑と化している気も(笑)。

潮 光さんの作品

○ヘリック・ブッシュファンの祈り

「離れるな きっと不幸が待っている かの『副長』の 末路を思えば」

サマキさんは「いかず後家」とおっしゃるけれど、ヘリックもブッシュも、離れた途端に、ああ……(涙)。
だから、エイトキン、そのままでいいよ…ね?


カリブに魅せられて

潮 光さんの作品

○もう、勝手なんだから!

「お隣の芝生は青いと決まってる カリブとティレニア どっちがましか」

カリブ海にいた時に、盛大に吐き散らしていた文句を、地中海に来た途端にけろっと忘れて、
カリブ海好き、なんてのたまうラミジ。結局どこでも文句たらたらなのよね、きっと。


航海長はがんばり屋さん

あらーるさんの作品

「張りました 立ちましたそして 上がりました 錨あげるも 手順が大変」

P224より。がんばれサウスウィク! まあ、本当はいつもいつもこの手順で上げているんでしょうが、
たまに親切丁寧に描写されると、面倒なことをやっている物ですなぁ。合計3文字字あまりでした。


習うより慣れろ

潮 光さんの作品

○勉強家

「臼砲も予習をしたからバッチリさ そこに計算式がなければ」

パオロの数学苦手も、堂に入ってきましたねえ。気持ちはよーくわかるけど。

平田瑠華さんの作品

「あれこれと議論百出射程出し 初の臼砲ちゃんと命中」

臼砲について皆でわいわいやってるのも楽しいです。
まるで中学生の自由研究班のような(笑)班長はケントンじゃなくパオロで。
出てこないけどワグスタッフの班もあのようなおしゃべりをやっていたのね、きっと。

あらーるさんの作品

「四分儀と 六分儀とは どう違う? なんで三分や 十分儀ない?」

P225より。 ... 気にしないでください。なんとなく突っ込んでみただけ。ちなみに、八分儀と言うヤツは存在するらしいです。でも四と八、どう使い分けるのか、よくわかりません。六分儀なら、むかし工作で作ってみたことはありますが、さすがに副尺(バーニヤ)は無理でした。今度作ってみようかなぁ。


空腹は切なきものよ誰もかも、文句たれども釣り糸垂れぬ

平田瑠華さんの作品

「助かって安心したのはいいけれど お腹が空けば文句たらたら」

(P211より)結局魚も釣れなかったようですね。



そこまでしなくても

平田瑠華さんの作品

「放浪のジプシー演じ敵探る いくらなんでもそこまでするか」

3人の絵に描いたような設定に大笑いしてしまいました。
白痴を演じるマーチン‥‥‥映像にしたらかなりコワイかも(爆笑)

菊石さんの作品

「ジプシーに 化けてスパイ 大作戦」

でもあっという間にバレてお荷物扱いしていたジャクソンとロッシに助けられていたのが笑えました。(笑)


ひみつの行い

サマキさんの作品

ラストから。

「水底に遅れ葬る不名誉の 秘密分かつはただ海と我」

珍しくしんみりとした、けっこう好きな終わり方だったんですけど、どうでしょうね。
人によっては「なんですか、あれは〜!」な終わり方でもあったらしいですし。
あ、秘密を分かつのに「彼」を入れるのを忘れました(笑)。


俺がラミジだ

シバサキ縫帆兵さんの作品

「ムッシューと つい口に出る その威厳」

 カエル野郎どもも「同志」ってやってやしたけど、やっぱり原典ではbrotherでしょうか? 大陸中国でも「同志(トンチー)」ってやってやすけど、共産党がはやらなくなった今では、ちょいとやばい意味に使われてるそうでやす。何でも「その筋」の連中がお互いを呼ぶのに使っているようで……いえ、あっしはそんな縛り首になるような趣味は……と、とりあえず、おあとがよろしいようで。

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