ワインの産地スロベニア

イタリア、オーストリア、ハンガリー、クロアチアに国境を接する、四国くらいの大きさの国スロヴェニア。91年に旧ユーゴスラビアから独立した新生国。ワイン造りの歴史は古く、最古の記録は紀元前6世紀。14世紀から第一次世界大戦まではオーストリア・ハプスブルグ帝国の長い支配のもとワインがはぐくまれた。

国内の生産地域は主に3地域にわかれる。プリモリエ Primorje(上地図、赤の部分）は赤が主体。ポドラウイェPodravje(上地図、緑の部分）は白、そしてポサヴィエPosavje(上地図、水色の部分）は白とロゼが主体。

プリモリエ
今回ご紹介するプリモリエの地域には北から、ブルダ(BRDA)、ビパーバ(VIPAVA)、クラス(KRAS)、コーペル(KOPER)と4つの区域がある。

クラス(Kras)地域は、特殊な赤土からのワイン(クラシュキ・テランKraski teran)が有名。今回は通過しただけなので割愛します。