地図(9k)
お勧めワイナリー

ホテルとレストラン

ブルダの南西。周囲を山に囲まれ、東西に細長い谷の地域(Vipava Valley)。この谷に沿って気候が変化し、多様なワインが誕生する。

最も西側(ブルダと接するエリア)は、半地中海性気候。ワインのタイプも穏やかでエキス分が強い。赤主流(バルベッラ、カベルネソーヴィニオン、メルロ)。

谷の中央の地帯は、生き生きとして芳香性が高い白が主流(マルバジア、レブラ、ソーヴィニオン、ベリ・ピノ)。

谷の東側は大陸性気候。固くアロマティックで酸がのったワインが主流。白(土着品種のゼーレン、ピネラ)、赤(メルロ、バルベッラ、カベルネ)

中心は、地域の最も東に位置するビパーバ(Vipava)。ここにあるVipava wineryがこの地域最大のワイナリー。ビパーバはノヴァ・ゴリツァから約32km。



VIPAVA 1894
Vipava Valleyの中で最大のメーカー。
  • 原料ブドウは、1/3が自園、2/3はVipava Valley一帯の契約農家から買い上げる。
  • 醸造所はVipavaの町中にひとつ、町の入り口にひとつ。町中のものが昔からのもので、主にバリック(オークの小樽225l)を使用した赤を生産。入り口にあるほうは新しい醸造所で、ステンレスタンクを使用。フレッシュな白や軽めの赤を生産。
  • 代表ワイン

    • メルロ(Vipava Merlot Barrique)やカベルネ ソーヴィニオン(Cabernet Sauvignon Premiereでは、スロヴェニアで初めて、マセラシオン・カルボニックの手法を採用)

    • ソーヴィニオンやシャルドネ。
      いずれも多くの国際的なワインフェアで何度も賞を受賞している。
    • 土着の品種(Zelen,Pinela)からもワインを造っている。
    vipava(12k)
  • 新醸造所のほうを見学できる。予約なしでも大丈夫だが、時間は決まっているので注意。日曜・祝日は見学は休み。

Agroind Vipava 1894
Vinarska 5
5271 Vipava
tel:+386 65 65 011
fax:+386 65 65 215



ホテル
ビパーバの町自体にはホテルはない。
近いところでは、ビパーバから北に約6kmのアイドウシュチナ(Ajdovscina)の町。ここは、古くから交通の要所だったのでいろいろホテルがある。
約32km先のノヴァ・ゴリツァを拠点にするのも一案。

レストラン
見逃せないレストランを2件ご紹介する。

VIPAVA 1894のレストラン

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新醸造所にレストランが併設されている。日曜でもランチなら営業。ここでゆっくりとVIPAVA 1894のワインを楽しむ。
写真右下のあたりにレストランへの入り口がある

Restaurant Zemono

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ビパーバの町から北に約2km。17世紀の貴族の館が現在はレストランとなっている。上下2層にわかれていて、レストランは下層。上層はホールや庭園で眺めが美しい。イタリアのレストラン紹介本(イタリア版ミシュランのようなもの)にも、スロヴェニアから特別にここが選ばれている。
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