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新聞記事で見る全国の刺傷被害発生情報 2019


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ネット検索や新聞やテレビによる報道で得られた情報の概要を紹介すると共に,”なぜ被害が発生したのか?”,”被害を防ぐ手立てはなかったか?”等についても検討します.

スズメバチに11人が刺される  【鹿児島県】

7月27日午後3時20分頃,伊佐市内の公園で,キャンプに来ていた子ども9人と付き添いの大人2人の合計11人が,吊り橋を渡っていてスズメバチに刺され,病院に搬送され手当を受けたがいずれも軽症.キイロスズメバチの巣が橋の下にあった.

【オーナーのコメント】

橋の下に巣があり通行中に刺されるケースは時折見受けられる.こうした解放空間の巣は全て引っ越し後の巣で,最近この場所に引っ越ししてきたと考えられる.そのため,今まで被害が発生しなかったのであろう.事前に被害防止策を講じるのは難しいので,万一刺傷被害が発生した際の対応や,被害の拡大防止についても日頃から心がけておきたい.


ハチに刺され男性一人が死亡  【新潟県】

7月28日午前11時頃,佐渡市内で,道路脇の草刈りをしていた男性(50歳)がハチに刺され,容体が急変したため病院に搬送されたが死亡した.同じ日の8時頃にもハチに刺されており,市販の薬を塗って作業を継続していた.二回目に刺されたのはアシナガバチらしいとのことである.

【オーナーのコメント】

草刈り中にハチに刺されるケースはしばしば見受けられる.おそらくエンジン付きの草刈り機を使用していると思われるが,そのためいきなり巣を刺激して被害が発生することが多い.一回目の刺傷でたいしたことがなかったため,そのまま作業を継続したのであろうが,二回目の刺傷が死亡につながった不幸な事例であった.

一回目のハチは種類が不明であるが,アシナガバチかスズメバチのいずれかであろう.死亡した男性の抗体価は不明であるが,アシナガバチの抗体価が高かったのであろうか.そのため,スズメバチ→アシナガバチの順で刺された場合,一回目のスズメバチ刺傷では反応が弱かったものの,二回目のアシナガバチ刺傷によりアナフィラキシーショックを引き起こし亡くなった可能性もある.

ハチに刺されるとどのような症状がでるかは,刺されてみないとわからないのが実情である.一回目,二回目の刺傷がいずれもアシナガバチの場合であっても,刺傷後の反応が異なる可能性は十分にあるので油断は大敵である.

刺傷被害が発生しやすい作業に従事する人は,必ず抗体検査を受け,必要であればアドレナリン自己注射キット(エピペン)を携行することが望ましい.


スズメバチに6人が刺される  【秋田県】

8月18日午前6時頃,大館市内の神社で草取りをしていた男女6人がスズメバチに刺され,病院に搬送され手当を受けたがいずれも軽症.キイロスズメバチの巣が社殿の壁の中にあった.

【オーナーのコメント】

ハチが出入りしているのは知られていたが,今まで被害は発生していなかった.たまたま,巣の近くで多人数が草刈りをしていたため,ハチを刺激して攻撃を受けたのであろう.

ハチの巣の近くでは,急な動きをしたり,大きな声を出すなどの動作は禁物である.特に大人数の時はハチを刺激しやすいので注意が必要である.


スズメバチに5人が刺される  【山形県】

9月6日午前10時半頃,米沢市市内の西吾妻山に登山中の中学生5人がスズメバチに刺され,病院に搬送され手当を受けたがいずれも軽症.岩の下にスズメバチの巣があった.

【オーナーのコメント】

山間部では岸壁などの岩のくぼみにキイロスズメバチが巣を作ることがある.巣の近くを多人数(約150人)が通行したため,ハチの巣を刺激して攻撃を受けたのであろう.

今回のケースでは 下見を実施して巣を発見することは可能であったと思われるが,少人数で通行した場合は被害が発生しないことも多く,巣の発見は結構難しい.事前に被害防止策を講じるのは難しいので,万一刺傷被害が発生した際の対応や,被害の拡大防止についても日頃から心がけておきたい.

当初の報道ではクロスズメバチとの事であったが,その後の報道でキイロスズメバチと確認できた.


スズメバチに刺され男性一人が死亡  【和歌山県】

9月10日午後1時頃,日高郡由良町の山中で男性(78歳)が倒れているのが見つかり,病院に搬送されたが死亡が確認された.体中に100ヶ所以上刺された痕があった.男性は家族で稲刈りに来ていたが,途中でイノシシの罠を点検しに林の中に入り被害に遭った.

【オーナーのコメント】

テレビ報道を見ると,草むらを横切り林に中に向かったようである.オオスズメバチである刺傷の可能性が高い.巣は地中に作られることが多く,知らずに巣に近づくと攻撃を受けることになる.

被害の防止方法としては,なるべく道を歩くようにしてむやみに山林内に踏み入らないこと,万一の場合に備えて単独行動を避けることが大切である.


スズメバチに12人が刺される  【島根県】

9月12日午前11時頃,出雲市の立久恵峡で、吊り橋を渡っていた校外学習中の中学生11人と50代の男性教員1人の合計12人がキイロスズメバチに刺され病院に搬送された.女生徒1人がショック症状を起こしたが快方に向かっている.他の11人は軽症.

【オーナーのコメント】

橋の下に巣があり通行中に刺されるケースは時折見受けられる.7月27日に鹿児島県でも,吊り橋を渡っていて11人が刺された事例がある.大人数で通行した際に振動が巣に伝わり被害が発生しやすい.

橋の下にキイロスズメバチが巣を作る事例は結構多いので,渡る前に周辺を注意深く観察することが大切であるが,事前に被害防止策を講じるのは難しい.万一刺傷被害が発生した際の対応や,被害の拡大防止についても日頃から心がけておきたい.

 

スズメバチに6人が刺される  【兵庫県】

9月12日午後3時頃,養父市ハチ高原の山林で,校外学習中の小学生6人がスズメバチに刺され,病院に搬送されたがいずれも軽症.ハチの種類は不明.

【オーナーのコメント】

林内で活動する場合は,普段通行しない場所を歩き回るので,思わぬ場所に巣があることも多い.事前に被害防止のための下見が大切であるが,巣の発見は結構難しい.

万一刺傷被害が発生した際の対応や,被害の拡大防止についても日頃から心がけておきたい.クロスズメバチかオオスズメバチによる被害と考えられる.

 

スズメバチに刺され男性一人が死亡  【三重県】

9月19日午後6時頃,伊賀市内の山林で,草刈りをしていた男性(86歳)が心肺停止の状態で倒れているのが見つかり,病院に搬送されたが死亡が確認された.体中に多数の刺された痕があった.

【オーナーのコメント】

オオスズメバチでによる刺傷の可能性が高い.本種による死亡事故は草刈り中にしばしば発生している.作業に当たっては周辺の状況を十分に確認することが大切である.万一の場合に備えて単独行動を避け,複数人で作業することが望ましい.


スズメバチに20人が刺される  【広島県】

9月25日午前9時頃,三原市内の学校近くの森で,校外学習中の小学生14人,教員4人の合計20人がスズメバチに刺され,病院に搬送されたがいずれも軽症.刺したのはオオスズメバチらしい.

【オーナーのコメント】

校外学習中に刺傷被害が発生する事例は時折見受けられる.林内で活動する場合は,思わぬ場所に巣があることも多いので,事前に被害防止のための下見が大切であるが,巣の発見は結構難しい.万一刺傷被害が発生した際の対応や,被害の拡大防止についても日頃から心がけておきたい.

また,一部報道では救助に向かった教員が1人含まれており,二次被害の防止も大切である.テレビ報道から,間違いなくオオスズメバチによる被害であった.


スズメバチに17人が刺される  【福井県】

9月27日午前10時半頃,大野市と勝山市の市境近くの林道で,強歩大会に参加していた中・校生17人がハチに刺され、病院に搬送されたがいずれも軽症.

【オーナーのコメント】

山道を集団で通行した際に被害が発生する事例はしばしば見受けられる.思わぬ場所に巣があることも多いので,事前に被害防止のための下見が大切であるが,少人数で行う調査では巣の発見は結構難しい.万一刺傷被害が発生した際の対応や,被害の拡大防止についても日頃から心がけておきたい.


スズメバチに12人が刺される  【栃木県】

9月28日午後4時10分頃,那須塩原市内の渓谷にかかる吊り橋で,子ども4人,大人8人の合計12人がスズメバチに刺され,病院に搬送されたがいずれも軽症.

【オーナーのコメント】

橋の下に巣があり通行中に刺されるケースは時折見受けられる.7月27日に鹿児島県で,9月12日に島根県で,同じように吊り橋を渡っていて刺された事例がある.営巣場所からいずれもキイロスズメバチと考えられる.

多人数で通行した際に振動が巣に伝わり被害が発生しやすい.橋の下にキイロスズメバチが巣を作る事例は結構多いので,渡る前に周辺を注意深く観察することが大切である.万一刺傷被害が発生した際の対応についても日頃から心がけておきたい


スズメバチに刺され男性一人が死亡  【和歌山県】

10月15日午前11時50分頃,日高郡日高町の山中で男性(86歳)が倒れているのが見つかり,病院に搬送されたが12時間後に多臓器不全で死亡した.体中に100ヶ所程刺された痕があり,発見時には無数のハチ周辺を飛び回っていた.男性は家族に畑を見に行くと言って朝から出かけていた.

【オーナーのコメント】

テレビ報道からオオスズメバチである刺傷であるこことが確認できた.巣は地中に作られることが多く,知らずに巣に近づくと攻撃を受けることになる.

被害の防止方法としては,なるべく道を歩くようにしてむやみに山林内に踏み入らないこと,万一の場合に備えて単独行動を避けることが大切である.