裏マザーグース その1 

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国際教養科 3年 Mizuho

はじめに・・・

マザーグースとは主にイギリスで成立し、伝承してきた童話の総称である。

英語圏ではない日本に住む私たちも知っている話は多く、『ロンドン橋』『きらきら星』『メリーさんの羊』『10人のインディアン』なども、マザーグースである。

私たちになじみのない歌が、まだまだたくさんあるわけだが、実はその中に、いくつか怖いお話、残酷なお話があるので、紹介しようと思う。

ぞっとする『ロンドン橋』・・・

まずは、皆さんご存知の『ロンドン橋』から。

London Bridge is falling down,
Falling down, Falling down.
London Bridge is falling down,
My fair lady.

ロンドン橋 落ちる
落ちる 落ちる
ロンドン橋 落ちる
私の可愛いお嬢さん


この「可愛いお嬢さん」の部分。
『ロンドン橋』で遊ぶとき、私は「さあ、どうしよう?」と歌う。

しかし、きちんと英語を学びだした今、「my fair lady」は「お嬢さん」訳した方が確かにしっくりくる。

だが、この「お嬢さん」とは、いったい誰のことだろう?
「my fair lady」には、色々な説があるのだが、今は1番、怖い説をご紹介させてもらう。

昔、ロンドン橋は洪水や火災で消失する歴史を繰り返し、ロンドン市街へ攻め込んできた

サクソン人やバイキング等によって橋げたを落とされたこともあった。
そこで生贄として「人柱を」作ったのだ。

人柱の役目はそこに埋められることによってその橋をずっと永遠に守ることだという。

「my fair lady」とはその際に犠牲となった女性を歌っている。
手始めに少し、「ぞっ」としていただけただろうか?

普通に知っていた、歌っていた、遊んでいた『ロンドン橋』
もしかしたら英語の歌も知っていて、『my fair lady』と歌っていた方もいるかも知れない。

そんな何気に歌っていた歌の背景には、こんな残酷なストーリーがあったことを知っていただきたい。

「本当は残酷な童謡マザーグース」残酷な内容のマザーグースをいくつか紹介したサイトです。

その2へ・・・つづく