ちょっとしたヘルプ
よくやりたくなる作業をまとめてみました。
【部分的に形を動かしたい時】
【斜めの角度から描きたい時】
【点や線を移動する時】
【片っぽだけ形を消したい時】
【線が込み入ってきて編集しにくい時】
【隠しちゃった線を編集したい時】
【グループ化について】
* グループ化しておけば、目・鼻・口などの各部分を、グループごとに移動、回転、面塗り等ができるようになります。
* これはグループ化したい部分を領域選択しておいて「グループ化」を選べば、グループ化できます。
* 横の視点からグループ化してしまうと、たとえば目などは両目の状態でグループ化されてしまって正面や上からの移動、回転がうまくいかないので、正面から片目だけを選択して「グループ化」するのがコツです。
* グループ化されている点につながっている線を選択すると、グループ化されている部分も同時に選択されます。グループを選択したくない場合は、一度グループを解除する必要があります。
* 左右の一方の形をグループ化しているとき、もう一方の形は、実はグループ化されていません。だから、形を微調整することができちゃったりします。それが不都合な場合には、両方の形を、それぞれグループ化する必要があります。
【対応づけについて】
* 対応づけを使えば、斜めから描いた点を立体的に配置できます。
* まず斜めから線を描きます。
・視点を変更した時点での対応づけが適用されますので、途中で視点を変更しないで下さい。
・細かい形は後から修正するつもりで、大雑把な形を描きます。
・描き途中の点・線は、気に食わなければ移動、削除、分割して構いません。
・右半分にくる部分の点・線と、左半分にくる部分の点・線は、必ず同じ数になるようにします。
・座標はそれほど気にする必要はないです。
* 輪郭がかけたら、ツールバーの「対応づけ」のボタンを押して、対応する右半分の点と左半分の点をつなぎます。
・左右の点が対応づけされると、対応づけられた点の位置がちょっと修正されて、黒い点になります。黒い点は、立体的に配置されている点をあらわします。
・すでに対応づけられている点(黒い点)につながっている点については、この作業は必要ありません。だから、連続した線を対応づけるときは、どこか一点を対応づければ、全ての点が対応づけられたことになります。
* 視点を動かすと、その時点での対応づけが適用され、全ての点が黒い点に変わります。形はだいぶ不正確だと思いますが、点同士は立体的に配置されていると思います。
【点や線を移動するときには】
* 点や線を移動するとき、斜めの視点で移動しようとすると、対応する点や線が思いもよらない方向に移動してくれます。移動は正面、真横、真上から行い、斜めの視点は形の確認にとどめた方が無難です。
【「隠す」コマンドについて】
・「隠す」コマンドを使うと、選択した部分の線を隠すことができます。
・隠した線は選択・編集することができなくなるので、形が複雑になってきたときに選択したくない線を隠しておくと、点や線の選択が容易になります。
・グループを選択し、隠した場合でも、グループの情報は保持されます。
・面は隠れません。
・面を消したいときには、消したい面を選択し、「面塗り−面を削除」を指定します。片側だけ面を削除したいときは、メニューバーの「ツール−オプション」を選び、「編集」の「面塗り/面削除」で{片側ずつ行う」を選択しておきます。
・一時的に面を消したいときは、「表示−線のみを表示」を指定します。元に戻すときは、「表示−面と線を表示」を指定します。
【「見せる」コマンドについて】
・「見せる」コマンドを使うと、選択した面の周りの隠した線を、見せることができます。
・面を削除してしまって選択することができないときは、「編集−隠した線を選択」を指定します。この時は隠している線がすべて選択されます。