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Lesson5:玉藻の髪は非対称! --面削除と「隠す」について
そう、玉藻の髪は左右非対称なんです。でも六角大王では基本的に左右対称な物しか作れません。この事を、これから解決していきます。
1.とりあえず、めげていては何も始まりません。視点を上にして髪の毛の断面を描きます。
2.そしたら、視点を横にして全体を選択し、「加工−延長」を指定します。すると斜め後ろにグイッと延長されたはずです。これを後2回繰り返します。

延長してできた部分はなぜかグループ化されているので、これを真っ直ぐに並べましょう。そして、グループを解除し、毛先が細くなるように線を削除・追加します。
3.正面から見てみたら何だか変な形だったので、形を修正します。前髪が長いのは片方だけですけど、ここは我慢して下さい。
4.全体に色をつけます。全てはこれからです、嘆かないで下さい。
5.「ツール−オプション」を選択し、編集の面塗り/面削除を片側ずつ行うに設定します。・・・ちょっと光が見えてきた感じがしませんか?
6.後は私たちの思うツボです。消したい部分を選択して、「面塗り−面を削除」を選びます。さらにこの面を削除した線が選択されている状態で、「加工−隠す」を指定すれば、線がグレーになって隠した線を選択することができなくなり、後々作業するのが楽になります。
同様の方法で、玉藻にまつわる左右非対称の部分は作成できます。要は余計な部分の面を削除して、線を隠してしまえばいいわけです。

ここまで書いてきたことと、チュートリアルブックの内容を合わせれば、たいていの問題は解決すると思います。全身像を作るときは、部分ごとに別々に作って、後から張り合わせればいいわけです。
さて、こうして作ったデータを他のアプリケーションで利用しようと考えたときに、大抵のソフトは六角大王のファイルを直接読み込むことができないので、DXF形式に変換することになります。この時に注意しなければいけないことが、いくつかあるのでこれからご説明します。



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