PART IV  フリートーキングの技術的な壁

長い主語 意志感情 目的語 複文 疑問文 漢字熟語 やまと言葉 表紙

IV−5 疑問文となると更に難儀をします

主語が長い場合の疑問文を例にとりますと:

長い主語の疑問文 タイの労働者の平均賃金はいくらですか?

主語は 『タイの労働者の平均賃金は』 ですね。 この主語の語順が気になる所ですが、
同時に疑問文の語順も気になります。 二つの語順問題をかかえてフリートーキングするよりも、
和文の順序に、しかもキーワードとまとめの文に分けて話しますと負担が半減します。

キーワード@ Workers in Thailand.
             
キーワードA Their average wages.
             <前のキーワード@をtheirで受けている>
まとめの文
How much is it ?
             <前のキーワードAをtheyで受けている>

この例では二つのキーワードを、和文の順序で出して、最後に考えをまとめています。
代名詞がつなぎの役割をしています。