ボディ・コーティングのコーナーです。
納車二十ヶ月目のスナップです。一度も研磨せず、トラップ粘度さえ使用していませんが各種コーティング剤のお陰で、クリヤ層がかえって厚みを増しつづけているような感じです。
写真は、現在イチオシのGFストロンガーを自分で施工して約半月経過した時点で、水洗洗車して2日後の状況です。 皮膜の厚さに関してはストロンガーの多重塗りが一番だと思います。 |
車(コーティングなど)に関しては、「グレーテッド洗車クラブ21」のホームページを参考にして下さい。非常に参考になると思います。 ここです。 ★個人的には、コーティングの液剤に関して、ベースとしてGFストロンガー、メンテナンスにミラーコーティングリキッド(クイックポリマー)が総合的にイチ押しです。 特にミラーコーティングリキッドは濡れた状態でも施工できて濡れたままふき取り作業もできます。乾燥時間も不要で、傷をつける心配が不要な点は他の薬剤にたいして大きなアドバンテージとなると思います。 ★下地調整が面倒で施工の簡易性を求める方には、EcoWaxがお勧めです。濡れていても(多少の水分が残っていても)施工できて、0.03ミクロンの超微粒子パウダーは、かなり頑固な汚れにも有効です。通常、クニーニング効果を備えたコーティング剤は、性能の方にしわ寄せがくるのが常ですが・・これは例外的な優れものです。車体だけでなくアルミホイール等にも適合します。頻繁に洗車するのが趣味のマニアックな人はともかく、普通の人に薦めるとすれば、EcoWaxが一番かも知れません。 |
自己採点 | 製品名 | 減点理由 | 補足 | |
コーティング薬剤
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97点 | GFストロンガー | 施工直後の帯電性が唯一の課題か・・ | 膜厚の厚さと重ね塗りによる輝きが魅力 |
95点 | 太陽ポリマーU | 完全乾燥前は水分を取り込む傾向あり | ひとたび定着すれば死角なし | |
95点 | 新型EcoWax | ストロンガーと比べた膜厚感 | クリーニング効果があるにも拘らず高性能 | |
80点 | HRC+ | 白っぽくなり日光にあたった時等に塗装色が薄くなる感じ | 撥水性能が素晴らしい | |
80点 | スーパーグリーンECO | 皮膜感がやや薄い | その分、自然な感じ | |
70点 | ドンテック | 静電気が発生する。強い異臭 | 少し経てば多少改善 | |
日常メンテナンス | 98点 | ミラーコーティングリキッド(クイックポリマー) | 厚く塗りすぎると施工直後はホコリがつき易い。(一度洗車するか薄く塗れば解消) | 樹脂やラバーにも最適。施工性は比類無し。コーティング薬剤としても一級品。 |
太陽リンス | 入手検討中 | |||
85点 | 洗車職人 | シャンプー代わりには高価すぎ | ホイル洗いに好印象 | |
80点 | ゴールドグリター | 耐久性は期待薄。スポット用。 | 室内にも使用可能 | |
50点 | フクピカ | 簡単だがワックス成分がアダに | ||
下地調整用 | 95点 | 下地調整用ドンテック | 特に不満が見つからない。塗装色の変化が殆どない優れもの。 | クロスもお勧め |
その他 |
コーティングとワックスの違い(私見) 未だ、私が小中学生だった頃、車が納車されるとセーム皮、ワックス、毛羽たきなどのお決まりの洗車用品が付いてきたのを覚えています。自分で車を買うようになってからは、そういった無駄な付属品は全て断っているので・・非常停止用の三角板くらいしか付いてきませんけど(笑)。もし、付属品に太陽ポリマーUとかHRC+とかのコーティング薬剤が付くようになれば一般的なワックス神話が崩壊するのも時間の問題と思われますが・・ 良く近所でも新車を買った人がせっせとワックスを掛けるシーンを見かけますが、たいていは1年も経つとそんなにコマ目にはしなくなるようです。で、そのように扱われた1年後の車がどんな状態にあるかと言うと、かなり悲惨な状態のように思います。具体例をあげれば、近所で同時期に同じ車で同じ色の車を買った人がいるのですが、駐車環境も同じように屋根だけのカーポートに停めているにも関わらず・・結構マメなワックスによるメンテナンスにも関わらず、もうくすんでしまって塗装面本来の光沢がまったくなくなっています。恐らく、クリヤ層の表面に細かい傷がついたりワックスが酸性雨で酸化したりしてダメージが蓄積した為と思われます。一方、納車時からドンテック、HRC+、太陽ポリマーUなどのコーティングを施工してきた自車の方は、ショールームの車と比べても全く遜色がありません。油性のワックスを掛けると水垢など汚れががつきやすくなりますが、それをゴシゴシこすったりして更にワックスを塗っているのですから・・当然の結果と言ってしまえばお終いなのですが。雨上がりに何時までも水分が乾かないのはワックスのせいだし、寒い朝などに細かい露が付着するシーンもワックスを塗っている車に多く観られる現象ですが・・それらが車に良いはずは無いと気づくまでには至らないようです。残念な事ですが、せっせと手間隙をかけて塗装にダメージを与えやすくしているわけで、なんともお気の毒としか言えません。数年前の自動車番組に出演していた某自動車メーカーのエンジニアが、「この車の塗装の輝きは何年くらい持ちますか?」と司会者に質問を受けた際に、「特に何もしなければ5年位は持つと思いますよ」と答えていました。そのとき、私は、「何もしない=ワックス掛けをしない」 と解釈したのは言うまでもありません。 さて、本題ですが・・ワックスをかけると艶がでます。でも、ワックスを塗ったボディは汚れが付きやすくなります。それは、ワックスの成分が油性である為に、まるで昔良く見かけたハエ取り紙のごとく汚れを呼び寄せるからだと想像できます。一方、コーティングの方は大抵はフッ素を塗装面に付着させて、シールド膜を形成させる事で、外界からのダメージをこの皮膜が肩代わりしてくれる効果が期待できると思います。製品の種類によって、硬さや厚みや持ちが違ってきますが少なくともワックスのように汚れを呼び寄せて取り込んでしまう事は少ないと思います。ですから、定期的にコーティングする事でこれが犠牲皮膜となり塗装面へのダメージを減らす事ができます。実際、ワックス掛けを一切せずにポリマーコーティング作業だけを実施していますが、全くと言っていいほど塗装面は劣化していません。同じ労力をかけるなら、痛めるよりも保護する方向に作用させた方が好ましいと考えますが・・如何でしょうか? |