川崎市内にある市の行政施設を訪問し、行政をもっと身近に感じていただき、税金の使い道を知って、意見・要望を出すこと
を目的に「行政を身近にする会」が結成され、第1回の見学会として川崎市の消防防災の要である市消防局で開催されました。52名のメンバーが参加し、
日ごろお目にかかれない局の内部や消防自動車、屋上のヘリポートを見学しました。
21日午後2時から行われた見学会では、メンバーが6階の作戦室で局長の歓迎の挨拶の後、川崎消防署を併設した消防局の内部
を紹介するビデオを見ました。その後、2班に別れて屋上のヘリポートと消防指令システムを見学しました。
約50メーターの高さのヘリポートは柵もなく、怖い思いもありますが、東京方面や横浜の翼橋、ベイブリッジ、みなとみらいが
眺望でき絶景でした。 司令室では市全体の消防関連の自動車がどこにいるか、また電話がかかってくると即座に住所が表示され指令が出せるように
なっていることに感心。中には人生相談に119番をかけてくる人の話もあり笑いを誘いました。
地上では最新鋭のはしご車が待機、希望する方に45メーターまで届くゴンドラに乗せていただきました。36メーターは高い、
しかし気分は上々、女性の方もどんどん挑戦していました。また起震車もあり関東大震災や阪神淡路大震災と同じゆれを体験しました。ゆれると何も
できません。とにかく身を守ることが最優先、よくわかりました。
最後に全員ではしご車の前で記念撮影。消防業務に務めておられる職員の方々に感謝をしながらお開きとしました。
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