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岩崎よしゆき通信
岩崎よしゆきマニフェスト
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川崎市防災気象情報
 
 

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高齢者も安心して暮らせるまちづくりを!

 川崎市の「地域包括ケアシステム推進ビジョン」では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」として、「住まい」の確保と自らのライフスタイルに合った「住まい方」の実現を目指している。

 だが肝心の「住まい」の確保が、高齢者にとって思うようにいかなくなってきている。老朽化で退去を求められても高齢者に貸してくれる住居は少ないのが現状だ。

 一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯の急増が懸念される現在、「サービス付き高齢者向け住宅」等をできる限り街中に整備し、医療機関等へのアクセスを重視するなど、適切な立地促進が欠かせない。また地域や高齢者同士のコミュニティの再構築が求められているのも当然と思う。

平成27年7月

支えあい助け合う社会づくりを!

 阪神・淡路大震災が発生して1月17日で20年を迎えた。振り返ってみると、その年の4月に川崎市議会議員に初当選させていただき、6月の初めての一般質問は防災対策を取り上げた。

 その後も大震災の教訓に学び、家具等の転倒防止、家屋の耐震診断の実施、木造密集地域の不燃化対策、避難所の分散化、避難物資の分散備蓄等々、減災を念頭に市議団で取り上げ解決に導いてきた。

 4年前の東日本大震災では、津波で多くの人命が失われ、家屋・建物などが流され甚大な被害を受けた。私たちは復興を機に再び人と人とがつながり、支えあい助け合う絆の大切さを学んだ。この考えが基本となる社会づくりを進める以外に防災対策はないと思う。

平成27年2月

災害に備える心構えが必要だ

 最近、地球温暖化の影響でゲリラ豪雨が各地で観測されるようになった。今年の夏、私の住んでいる川崎区でも、1時間に83ミリという無茶苦茶な降雨を記録し、道路は冠水、床上浸水の被害も出てしまった。

 特に半地下構造の家屋の被害は尋常ではなく、私も調査をさせていただいたが、未だにかび臭く半地下の部屋は使い道のない空間となっていた。半地下にポンプがあり排水しているものの、ここまでくると土のうを積みあげても防ぎきれない。道路が冠水しないよう市に改善を求めたのは当然のこと。

 そこで我が家の対策として、家財道具は高めの所に移す。出入り口に土のうを用意。懐中電灯、水、食料なども常備。豪雨情報はチェックする…など。些細なことですが、備える心構えが必要と思う。

平成26年11月

認知症対策をもっと進めよう

 最近ではマスコミにも多く取り上げられ、認知症に対する知識、認識が正しく理解されるようになり、認知症対策をライフワークとする私にとって嬉しい限りです。

 思えば議員に初当選して間もない平成8年「母親が認知症になってしまって仕事もいけない」との切羽詰まった娘さんの相談が始まりでした。当時は病院に行く以外、対策は何もありません。

 そこで私は治すことはできないが進行を遅らせることができる認知症グループホームの存在を知り、以来粘り強く議会で取り上げ続け3年後に中原区に開設が実現。今日では川崎市内101カ所に拡大され、隔世の感があります。

 市民への理解を深める「認知症サポーター制度」の拡充も待ったなしです。もっと認知症に理解と支援の輪を。私の切なる願いです。

平成26年8月

究極のエネルギー「水素」が、かわさきにやってきた

 川崎臨海部は水素ネットワークの構築に向けた取り組みが、着々と進んでいる。それは何といっても扱いにくい水素が、トルエンを介して常温で大量に貯蔵でき、輸送する技術が確立されたからだ。臨海部では、世界初の水素発電所の建設が始まろうとしている。

 水素は二酸化炭素を発生させない究極のエネルギー。燃料電池自動車と市街地での水素ステーション設置、家庭用燃料電池など市民生活での利活用の夢は膨らむ。

 川崎駅周辺のスマートシティ実証実験でも水素の利活用が盛り込まれた。家庭でも都市ガスのように使い勝手の良いエネルギーとして普及が進むことを期待したい。

平成26年4月

エスカレーターでの歩行は危ない!

 新年早々、武蔵小杉駅の連絡通路に設置されている上りのエスカレーターが突然停止した後、逆方向に動き出し利用者が重なるように倒れ、10人がけがをして病院に運ばれる事故が発生した。 原因はエスカレーターを動かすモーターに接続しているチェーンが切れ、逆走を防ぐ安全装置も作動しなかったことという。

 エスカレーターの歩行使用も原因の一つとされている。いつごろからか左側は止まる人、右側は歩く人の立て訳ができてしまったが、冷静に考えてみると元来、歩いて使う乗り物ではない。メーカーの安全基準も立ち止まっての利用を前提に定められているという。

 事故を回避するためには「歩行は危険」という意識を一人一人が持たなくてはいけないと思う。

平成26年1月

市民相談は議員の力の源泉!

 悩みを抱えている人がたくさんいる。その悩みを順序立ててよく聞き、解決の糸口を探すことも議員の仕事、いわゆる市民相談である。私も月平均50件以上の市民相談を受ける。メモに残し、聞いた翌日には調査し、行政に応援をいただきながら解決の道を探る。これが鉄則、そうしないとどんどん未解決事項が増えていく。つまり自分の信用がなくなることにつながるからだ。

 市民相談に力を入れるには訳がある。それが解決できない場合や課題が見えるときは政策となる可能性が高いからだ。政策を立案し市議会へ、県議会へ、国会へつなげ、解決を図ることができる。

 議員は、今に見ていろ「倍返しだ」の世界かもしれない。

平成25年10月

議会をもっと知ってもらう努力をしよう

 2年間の任期を無事終え、副議長職を6月に退任しました。この間、市民の皆様には激励やご指導、ご理解をいただき深く感謝しております。

 忘れられないことは開かれた議会を推進するため、昨年の8月に市民の皆様へ情報発信の一つとして、小学生とその保護者を対象に議会に関心を持っていただけるよう「夏休み子ども議場見学会」を初めて開催しました。

 質問コーナーでは「どうしたら議員になれるのか」などの質問も飛び出し、丁寧に答えさせていただきました。そのときのお子さんの真剣なまなざしと笑顔が未だに鮮明に記憶に残っています。

 今年も開催されましたが、このような機会を通して、将来優秀な市会議員になっていただければ本当にうれしい。期待しています。

平成25年7月

環境技術と環境施策を世界へ発信するときだ!

 北京を始め中国各地の大気汚染が深刻な事態を迎えている。肺がんなど健康被害をもたらす微小粒子状物質PM2.5が近年、偏西風にのって日本にも到達し、福岡県や熊本県では国の基準値を大きく超える日が増えている。黄砂が偏西風にのって日本各地に飛来する春を迎え、PM2.5の健康への影響が心配される。

 かつて川崎市も大気汚染が深刻化した時期があったが、先人の努力で工場の煤煙や自動車の排気ガス等を規制し、環境技術を飛躍的に発展させ青空を取り戻した。

 2月に開催された国際環境技術展では多くの中国関係者が来場した。環境先進都市川崎のノウハウが必要とされている。ぜひ川崎の環境施策と環境技術を学んで欲しいと思う。

平成25年5月

他人を思いやる走行マナーが、今こそ必要だ!

 市道南幸町渡田線(市電通り)の元木交差点から渡田交差点までの道路が電線地中化され、アスファルト舗装の上をレンガ色と灰色で着色、歩行者は灰色部、自転車はレンガ色を走行する歩車分離した安全な歩道、快適な自転車道がいよいよ実現する。しかも舗装の着色には遮熱性塗装を実施し、夏の表面温度低減を目指すという。

 3月末までには市役所通りに自転車道が整備される。次に新川通りも整備を予定している。

 平成15年から進めてきた「サイクルタウンかわさき」構想も新たな節目を迎えた。しかし快適な自転車道が整備されたから安全とは言えない。猛スピードで走行すれば歩行者との接触事故も懸念される。交差点も自己本位で走行すれば事故の加害者にもなれば、被害者にもなる。自分ペースを慎み、他人を思いやる走行マナーが今こそ必要だ。

平成25年2月

木造住宅密集地に消防バイクの導入を!

 前号で消防活動用モトクロスタイプのバイクの導入を消防局に提案したことを記載したところ、ぜひ実現してほしいとの声が届いた。

 川崎区は木造住宅密集地が多いことは周知の事実。いざ大規模な災害が発生した時は、初期の消火と救助が生死を分ける。消防活動用バイクは渋滞時や障害物のある悪路でも走行が可能だ。いち早く現場に駆け付け、情報収集、初期消火、救助に当たることができる。

 地震で火災や家屋倒壊を心配する木造住宅密集地で暮らす人々にとって、消防活動用バイクの配備は安心を届けることにつながると思う。地域は高齢化も進んでいる。一日も早い導入を期待したい。

平成24年11月

盆踊り大会は地域の防災力を高める!

 夏の風物詩、盆踊り大会が各地域で行われた。ごあいさつに回って行くとそこはいつもの場所と別世界、見上げると明るい電球の入った提灯が何個も並び華やかさを添えている。周りは焼きそば、フランクフルト、焼き鳥、わた菓子、飲み物などを販売している屋台が並ぶ。焼きそばはどこへ行っても人気商品、作る青年会の額は汗がにじむ。それを待つ人が並ぶ。子供も大人もみんな嬉しそうだ。

 触れ合う機会が少ない都会での行事、運営役員はたいへんだが、このような機会を通じて交流を深め、地域力を増すことが防災力を強めることになる。巨大地震が心配される昨今、防災・減災の視点で地域行事を考えることも必要と思う。

平成24年9月

津波対策を具体的に示し、市民に安心を!

 東日本大震災を受け、昨年11月に神奈川県津波浸水想定検討部会から津波浸水予測図が出され、一番影響のある慶長型地震で私の住んでいる川崎区も津波の影響を受けることが公表された。

 先日、それを踏まえ津波避難施設として、川崎区内にある市立小学校、中学校の計30校全校舎がすべて指定され、日進町、藤崎、藤崎東の市営住宅、教育文化会館、浮島処理センター、川崎マリエン、首都圏臨海防災センターなども指定された。

 川崎市は5月末までに民間施設、県立施設の指定を行うとしているが、地図を見ると臨海部では働く人が多い割に指定されている施設があまりに少ない。川崎区内の事業所で3階建て以上の建物は早急に指定をする必要があると思う。

平成24年5月

高齢社会の影響? あなたの近くにも空き家が!

 1枚のFAXが入った。ここ十数年、誰も住んでいない家の木々が大きく成長し、枝が電線に触れている。それに誰でも入れるようで火でも使われたら火災の危険もあり防犯上もよくない。ブロック塀から草が生い茂り道路上まで伸びている。おまけに塀そのものが相当斜めになっていて、地震でもあると倒壊する可能性もある。何とかしてほしいとの相談である。

 早速現場を見て、区役所と相談し道路上の草を刈り取り、安全柵を設置するなど手を打っていただいたが、持ち主が見つからないと枝を切ることも、ブロック塀を補修することも基本的にできない。

 高齢社会の影響や子が家を継がないこともあり、最近このような相談も増えた。解決のため空き家条例など検討する時が来たようだ。

平成24年3月

高齢者が暮らしやすいまちづくりを!

 誰もが経験したことのない超高齢社会が迫って来た。川崎市ではまだ平均年齢が他都市に比べ若いと言われているが、私が住んでいる川崎区では高齢化率が19.7%、5人に1人が高齢者である。特に心配なのは一人暮らし高齢者が急増していることである。

 神奈川県南足柄市では、この10月から「買い物弱者支援事業」が始まった。外出が困難な方を対象にタブレット型端末を活用した事業で、ヘルパーが高齢者の希望する食品・雑貨等を端末から注文し、運送業者が協力商店から集め宅配するという。事業は同時に地域商店街の活性化も期待されている。

 同様な事業が各地で試行を含め始まっている。川崎市に合った事業方式を探し出し、高齢者支援と商店街の活性化を進めたい。

平成23年11月

大事なことは、あきらめないことだ!

 じわっと込み上げ、自然に流れてくる涙、その涙が止まらない。スポーツの感動を改めて味わった瞬間だった。言うまでもない「なでしこジャパン」がPK戦を制し、選手がグランドを駆けより優勝を決めたときだ。

 試合は米国が有利に進める展開だった。ゴールを決められ、もうこれまでと思ったのは私一人ではないだろう。そこを執念で追いついた。もっとあきらめたのは延長戦でゴールを決められた時だ。万事休す! しかしあきらめなかった。奇跡とも言うべきコーナーキックからの澤選手の鮮やかなゴール。眠気も吹っ飛び手が震えた。

 なでしこの活躍は、震災で消沈している日本人に勇気と元気を与えたことは間違いない。スピードを持って次から次へと勝ちのリズムへ変えていく力、これが今の政治家に最も必要と心底思った。

平成23年8月

団塊世代の皆さん、地域デビューしませんか!

 元気な高齢者である団塊世代の方々が、いよいよ会社を離れ、地域社会に活動の場を移す時がやってきました。毎日が日曜日、家にいてもつまりません。まずは地域デビュー、散歩を楽しみながら、今まであまり通ったことの無い道を探し新しい発見を試みましょう。

 地域では先輩である奥様にアドバイスを受け町内会活動にも積極的に参加し、市政だよりや市のホームページを参考にボランティア活動など地域活動にも挑戦しましょう。新たな出会い、仲間が必ずできるはずです。

 居場所は家にはありません。強いて言えば地域の中で見つけることが大事と心得ましょう。

平成23年6月

今こそ支えあう社会を作ろう!

 3月11日午後2時46分に、東北地方太平洋沖でM9.0の巨大地震が発生し、大津波が三陸海岸等の各都市を襲い壊滅的な被害を与えた。死者・行方不明者も阪神淡路大震災を大きく上回り、被災者も40万人近くに達している。大津波による福島第一原発の影響も予断を許さない。

 避難所で茫然自失とされる被災者の様子や瓦礫の山に向かって名前を呼び親子・親類を捜す姿、最後まで住民に避難を呼び掛け殉職された女性職員などを報道で知るたび涙ながら何かしてあげたい。少しでも助ける手立ては無いのかと思い、救援募金活動に参加させていただいた。

 被災を免れた地域に住んでいても、米・食料品の品薄で主婦は心配が募り、一時、ガソリン不足で自動車は長蛇の列という影響も出た。
 こういう状況下に置かれて改めて、自分一人では生きていけない。様々な人々と支えあって毎日を暮らしているのだと理解できる。
 高齢社会のなか誰にも気づかれず亡くなる方も多い。地域社会と関係を保つ見守りネットワークや子育てを地域で見守る子育てサロンなど支援の輪を作ることが地域の防災対策につながる。

 昨年は無縁社会と騒がれた日本。しかしこのかつてない大災害は人と人との絆の大切さを私たちに教えてくれたと思う。

平成23年3月

「伊達直人」に拍手!

 昨年末、前橋市の児童相談所にランドセル10個が「伊達直人」名で送られてから、全国に広がったタイガーマスク運動が、未だに広がりを見せている。思いがけないプレゼントに、子どもたちの喜ぶ姿を想像するに難くない。

 児童相談所で生活している児童は、今は親から虐待を受けた子が多いと聞く。親の愛情を受けることなく育っていくことは、悲しむべきことだ。

 理由があって親から離れた子どもたちに、少しでも喜んでもらいたい。この運動は、そんな誰でも持っている気持ちを素直に表したものだろう。これを機会に多くの人が参加できる工夫と息の長い運動になることを切に望みたい。

平成23年1月

人と人との絆を考えてみよう

 チリの鉱山事故は、私たちに多くの教訓を与えてくれた。地下700メートルの地中に閉じ込められ、発見されるまでの約半月、そして救出まで、どんな思いでいただろう。希望を失わず、助かることを信じて33人がお互いに支えあい、励ましあっていたことは想像するに難くない。鉱山魂と言おうか、不屈の精神と監督との信頼関係があったからこそ助かったのだと思う。

 一時絶望視された救出も「何としても助ける」との国を挙げての強い連体が69日目に奇跡の生還を勝ち得た。人間関係の希薄さが叫ばれる昨今、改めて一人一人のつながりの大切さを実感した。

平成22年11月

ありがとう「はやぶさ」!

 最近の明るいニュースとして1番に取り上げられるのは、7年ぶりの帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」だろう。多くの致命的なトラブルを乗り越え地球に戻って来てくれたことは、技術立国日本の誇りを私たちに取り戻してくれた感がある。

 その後継機となる「はやぶさ2プロジェクト」計画書が7月中旬、公開された。何としても実現をしてもらいたい。しかし予算はあの事業仕訳でかつて無いほど大幅に縮小された。技術は1番を目指さなければ2番目さえとれないことを肝に銘ずべきだと考える。

誤りはすぐさま訂正する謙虚さが政治家には必要ではないだろうか。

平成22年8月

子ども手当は公明党が推進してきた児童手当の拡充そのもの!

 内容を確認して驚いたのは私だけではないだろう。平成22年度の子ども手当は、まさに児童手当の拡充そのもの。

 国・地方・事業主が費用負担する現行法の「児童手当」をそのまま活用。中学校卒業まで支給対象を拡充。給付額は月1万3千円。この内容は公明党のマニフェスト「児童手当の支給対象を中学校卒業まで拡大、支給額を倍増」を実質的に実現することになる。 公明党は児童養護施設の入所児童も対象に加える修正案を出し賛成した。

民主党がマニフェストで主張してきた全額国庫負担で賄うものとはまったく異なっている。これでは過去に児童手当の拡充法案に、何故4回とも反対したのか理解できない。

平成22年3月

油断は禁物、火災防止に気を配ろう!

 火災が続いている。先日も大分県別府市でアパートから出火、アパートや住宅など26棟が全焼、鎮火に5時間半もかかったことが報道された。現場は住宅密集地で、強い風にあおられ瞬く間に燃え広がったという。

 自宅の近くでも煙突から出た火が、樹木に燃え移る騒ぎもあった。他人事ではすまされない。一人一人が注意して、火災は出さないと決めよう。

既存の住宅には平成23年5月末までに、住宅用火災警報器を全ての寝室と台所などに設置することが必要となる。火災による逃げ遅れを防止する意味でも、早めの設置を考えたい。

平成22年1月

川崎駅東口周辺で自転車通行帯等の社会実験!

 歩行者と自転車の安全で快適な通行環境をつくるため、総合的な自転車対策の検討の一環として川崎駅東口周辺で、11月中旬に社会実験が行われます。

 私が自転車を環境に優しい移動手段として、市民がもっと便利に快適に利用できるよう自転車専用道路の整備を「サイクルタウンかわさき」構想としてまとめ、提案したのが平成15年の春、早いもので6年が経過しました。社会実験の調査を基に、川崎駅へ向う新川通り・市役所通りに自転車通行帯がいよいよ整備されることになります。今、自転車は地球温暖化防止のうえでも注目されています。この機を逃さず、安全で快適な通行環境の整備を推進したい。

川崎区は県下で自転車に関する交通事故が最多発地域。もちろん走行マナーの向上も図りたい。携帯電話利用の片手運転、夜間の不点燈、逆走などは問題外、取締りの対象と知りましょう。

平成21年10月

油断は禁物!新型インフルエンザ

 新型インフルエンザの拡大が止まらない。この時期、季節性インフルエンザであれば罹る人はほとんどいないはずだが、既に川崎市でも130人を超える患者が発生し、厄介なことに学校が拡大の現場となる例が続いている。

 弱毒性と言われ、巷では危機感に緩みがきているが安心はできない。ウイルスは変異を繰り返し、いつ強毒の牙をむくか分からないという。今回の教訓を活かし、感染拡大防止や治療現場のあり方、リスクの高い方への対応等々、今こそ拡大が懸念される今冬に備えることが急務と思う。

帰宅したら石鹸で手を20秒以上洗うこと、うがいの励行を忘れてはならない。

平成21年8月

今や春を呼び込む定額給付金!

 ばらまきの代名詞のように叩かれ、少し前まで全く理解されなかった定額給付金。支給が始まったら住民の反応が良すぎて、途端に批判はストップ、だが反省も説明も無し。この構図はいただけない!

 これでは政党離れが進むのは当たり前だ。世界同時不況から中々抜け出せない今だからこそ、このような政策実現能力が問われているのだ。

川崎市でも5月中旬より、順次申請した世帯主に振り込まれる。「うれしい!」「待っています!」の期待の声。子育て応援特別手当や高速道路料金の引下げもあり皆喜んでいる。 凍った家計を溶かす、まさに春を呼ぶ3点セットである。

平成21年4月

今こそ、ご近所の底力が必要!

 アメリカに端を発した金融危機が、100年に1度という世界同時不況をもたらしている。未曾有の不況で経済不安、雇用不安が広がっているが、こんな時こそ町内会や婦人会、老人会、青年会などご近所の底力が試される時ではないだろうか。

 人間一人では生きていけない。地域活動の場を広げ、対話の時間を多くする。悩み苦しみを聞いてもらうだけでも励ましになる。

お互いに助け合い協力し合って、防災対策や介護・見守り、防犯など地域での課題を解決しながら、ともに励まし乗り越えるときが今だと思う。

平成21年2月

動くことで地域貢献、そのうえ介護予防にも!

 21年4月実施を目指し、川崎市も介護保険制度が見直しをされている。横浜市では保険料改定と同時に介護保険施設での簡単なボランティア活動をポイント化し、介護保険料に充当できる新制度をつくると報道された。

 すでに世田谷区では介護ボランティア研修を受講した高齢者が、区内の介護事業所を訪問、ボランティア活動を行った時間に応じてVスタンプを発行、ためると介護保険料に充当できる制度を実施している。

私も20年の6月議会で世田谷区の例を引き、制度の創設を提案した。ボランティア活動で地域貢献、動くことで介護予防にも通じる。元気な高齢者の活動の場づくりとして有効だ。ぜひ実現させたい。

平成21年1月

校舎の耐震化は地域防災の要!

 中国西部の四川省で5月12日に発生した大規模地震は、死者・行方不明者8万7千人、負傷者は37万人に達し、全半壊した学校は1万1千校以上で、約1万人の児童・生徒・教師が命を落としたと報道されている。校舎の耐震化が強く求められる所以である。 国では公立小中学校の耐震補強事業で、国からの補助率を2分の1から3分の2に引き上げる特別措置法の改正につながった。

 川崎市でも地域の防災拠点は小中学校と決まっている。避難場所が崩壊しては話にならない。平成22年度までに全校舎の耐震化工事完了としているが、できる限り早い完了をめざしたい。

平成20年8月

環境立国に成長する行動を内外に起こそう!

 光化学スモッグの元凶と云われるオゾン。70年代に大気汚染物質として社会問題になった物質だが、工場や自動車の排出規制で克服したとの感がある。しかし依然として被害は続いているとの記事を読み愕然とした。 実は中国の重工業都市で排出される窒素酸化物や炭化水素等が偏西風に乗り数日で日本上空に。最近では欧州や北米からも届くことも確認されたという。厄介なことに移動している間に光化学反応を起こしオゾンとなって到達するというのだ。

 そういえばこのごろ「光化学スモッグ警報」の発令が重なった。日本の環境の良し悪しは世界につながっている。まずは環境に関心を持ち、地球温暖化対策に一番熱心な人となり、世界にリーダーシップをとれる環境立国に成長する行動を内外に起こそう。

平成20年4月

サイクルタウンかわさき」をさらに進めよう!

 先だって議会で発言した内容が記録されている会議録をひも解いてみました。最近は便利になりインターネットの市議会会議録検索でキーワードを入力し検索するとすぐに読むことができます。さっそく「自転車」と入力、検索をかけました。 私が環境に優しい移動手段として、市民がもっと便利に快適に利用できるよう自転車専用道路の整備について最初に議会で取り上げたのは、平成14年6月の一般質問。それ以後10回以上、関係する質問を行い、区内の自転車道の整備を推進してきました。

 昨年12月の質問で、ようやく念願だった市役所通り・新川通りに自転車道設置計画が明らかになり、道筋が見えてきました。 走行マナーの向上も当然として、自転車が似合う街「川崎区」を「サイクルタウンかわさき」に! 住民の皆さんと手を携えて進みたいと思う毎日です。

平成20年2月

アメフト世界大会が川崎で開催

 7月15日午後、アメリカンフットボールの世界一を決める第3回ワールドカップ2007川崎大会の優勝決定戦が、時々小雨の降るなか等々力陸上競技場で熱戦が繰り広げられた。 予想通り日本代表とアメリカ代表の闘いとなった優勝決定戦、名に違わず抜きつ抜かれずの接戦。白熱した場面ごとに自然と体が動き、胸が熱くなった。

 結果は同点、タイブレークで日本代表がフィールドゴールに失敗した後、本場の意地を見せたアメリカ代表がフィールドゴールを決め、23対20で勝利を収めたが、日本代表のスピードと団結のプレーにスタンドは歓声と拍手が鳴り止まなかった。 世界の人たちを迎え、盛り上がった9日間、大会だけで終わらせることなく、アメフトの魅力を常に発信できる都市「川崎市」をめざしたい。

平成19年8月

技術試験衛星「きく8号」に期待する

 技術試験衛星「きく8号」を乗せたH2Aロケット11号機が昨年12月、種子島宇宙センターから打ち上 げられた。「きく8号」は無事軌道に乗り1時間後に太陽電池のパネルを開き成功を収めた。 これでH2Aロケットの成功率は欧米やロシアと肩を並べる91%に達したという。一時何回か打ち上げが失敗した時期があった。日本の技術神話が崩れたとも言われた。そのなかで成功を信じ地道に技術を積み重ねた結果、連続しての成功。昨年は過去最多の4機を成功させた。最先端の技術を担う関係者の皆さんに敬意を表したい。

 「きく8号」の運用で注目されているのは、日本全域をカバーする携帯電話サイズの小型端末による通信の開発だ。携帯電話が通じない山間部などでこの衛星を利用して、どこでも通話が可能となる。災害時の情報が迅速化され、救援に大きな威力を発揮すると期待されている。都市部でも大規模災害で基地アンテナが破壊されると携帯電話も心配だ。成功を祈りたい。

平成19年1月

いじめたほうが100%悪い

 いじめがなくならない。 いじめを苦に自殺者を出してしまった福岡県筑前町立中学校と北海道滝川市内の小学校の模様が報道されている。本当に残念で仕方がない。 中学生は前々から予兆があったにもかかわらず相談した担任にも見捨てられ、挙句の果て担任はいじめを黙認、同調していたと聞く。 小学生の悲痛な叫びも先生には届かなかった。しかも遺書があったにもかかわらず「いじめの事実は把握できない」と言っていた教育委員会。 まったく言語道断の話だ。 先生がもっと適切に相談にのっていたらと悔やまれてならない。何よりもいじめで将来ある命が奪われてはならない。 「いじめは、いじめたほうが100%悪い」この精神を児童生徒に徹底して教えるべきであり、先生も親も真摯に学ぶ必要があると思う。

 市議会で主張してきた誰でも何でも相談できるスクールカウンセラーも昨年度ようやく中学校全校に配置された。今後は1日も早く全小学校 配置をめざしたい。

平成18年10月

自転車事故をなくそう(マナーは身を守る)

 川崎区は平坦地であることから、本当に自転車が多い。車を使わなくても買い物やファミレス、美容室、映画館など目的を果たすことができる。自転車は雨の日を除けば、実に便利な乗り物であるとともに、環境に一番優しい移動手段でもある。 しかし川崎区は自転車に関する交通事故が県下ワースト1と言う、不名誉な記録を更新している。何としてもこの記録は阻止したい。 そのためには走行マナーの悪さを直さなくてはいけない。二人乗り、信号無視、夜間走行時の無灯火、雨天時の傘持ち走行、自動車の走行車線を逆走するなどはもってのほか、そうそう飲酒運転も法的に違反です。

 私が議会提案した小学生を対象の「自転車安全運転者証」制度も、この4月から実施され、走行ルールやマナーを学んだ後、カード式の免許証型の運転者証を配布される。小さいうちにマナーを身に付けることが大切だ。はじめの一歩、この輪を広げたい。

平成18年7月

団塊の世代よ、再び主役の時代がきた

 我が国は昨年、少子高齢社会とともに、人口減少社会に突入した。生まれる人よりも亡くなる人が多くなるという国家にとって大変な事態だ。川崎市では昨年の国勢調査によると、幸い人口減少の傾向は免れているが高齢化は着実に進んでいる。 これからどうするのか。どうなるのか。不安がよぎるが、私はこれからの世の中、元気を出すキーポイントは団塊の世代にあると思っている。 ご承知の通り戦後生まれのこの世代の人たちは戦後の経済、政治に大きな影響をあたえてきた。いよいよこの世代が定年を迎える。活動の場を会社から地域社会に移す時が来た。

 世間では2007年問題といわれているが、NPO法人の立ち上げやボランティアの活動方法など、団塊世代の人が活動できる受け皿づくりが急がれている。真剣に取り組まなければならない。 市も財政難で職員も大量に雇用できない。教育も介護も安全・安心のまちづくりも市にすべて頼ることはできない。いよいよ自分達の住んでいる地域は自分達で作って行く、運営していく時代に入ったと思う。 その主役は団塊の世代だ。

平成18年4月

音楽のまち・かわさき

 川崎駅西口に 2,000席と世界最大級のパイプオルガンを備えたワインヤード式の音楽ホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」がオープンして1年半、フランチャイズオーケストラの「東京交響楽団」の活躍もあり、ミューザを拠点にようやく「音楽のまち・かわさき」も浸透しつつあります。

 川崎と音楽とは意外? 実は深いつながりがあるのです。歌手の坂本九、指揮者の小澤征爾、「六甲おろし」作詞家の佐藤惣之助など川崎は音楽家を数多く輩出。日本のレコード製造発祥の地。美空ひばりの「港町十三番地」など川崎を舞台にした音楽遺産も豊富。また音楽教育機関も3校あり、市民・企業などの合唱サークルも活発です。 音楽を通じて川崎のイメージアップに努め、少子高齢社会の中でも「住んでよかった」「住んでみたい」地域に! 私の願いです。

平成18年1月

暮らしやすい街・かわさきへダッシュ!

 平成18年4月に施行し、10月から違反者には2000円(予定)を徴収する「路上喫煙防止条例」が12月定例議会に提出された。川崎駅周辺はタバコのポイ捨てが本当に多い。担当者がきれいに清掃してもすぐに路上に捨てられていく。 なによりも歩きタバコは、ちょうど子どもの目元に当たる位置であるため非常に危険だ。公明党は今まで路上喫煙について、その対策を議会で訴えてきた。11月に先行している札幌市(罰金1000円)を訪問、効果をあげている現状を学ぶことができた。実効性を高めるためには罰則適用もやむを得ない。条例成立を期して議会に臨みたい。

 これまで川崎市は空き缶やガムなどを対象にしたポイ捨て防止条例があるが、啓発を目的としたため違反者に罰金をかけたことは過去に一例もない。今回はこの条例も見直し、違反者には同じく2000円を徴収する予定だ。

平成17年12月

生命尊重こそすべての基本

 世の中には驚かされることが多いが、こんなに簡単に生命を軽視した仕事ができるものか、驚かされるよりも全くあきれた事件が11月中旬新聞紙面を踊った。言うまでもなく耐震強度を示す構造計算書が偽造された事件である。 川崎区の該当マンションは震度5強で壊れるだけでなく、長期的には地震がなくても自らの重みで壊れる可能性もあるという。やっとマイホームを手に入れ住んでいる人にとってたまったものではない。構造計算をした設計士は人の命を何と考えているのだろう。 安くて早いことのみを選択した施工者も大いに責められるべきだが、確認検査をした民間確認検査機関の責任は重い。このようなことが起きないように検査をするのが務めだからだ。

 巧妙であったため、わからなかったでは済まされない。職務怠慢である。 もっと生命尊重を根底にした仕事をして欲しい。

平成17年11月

ここまでアスベスト禍がせまってきた

 静かなる時限爆弾と呼ばれるアスベストがついに暴れ始めた。かつては耐熱性や強度に優れ身近で役に立つことから「魔法の物質」とも言われていたが、その発がん性が指摘され、1975年以降規制が強化されてきた経緯がある。 驚いたのは企業の従業員だけでなく、その家族まで健康被害が及んでいたことだ。また製造していた工場周辺の住民にも健康被害が報告されているという。

 まさに公害である。80年代に全国の学校でその毒性からアスベスト除去工事が行われたが、なぜその時に国で毅然たる手が打てなかったのか残念でならない。 公明党市議団も、緊急対策プロジェクトを立ち上げ、先月下旬、市長に実態調査と健康被害相談窓口の設置など申し入れを行った。 市民の健康を考えると、一刻の猶予も許されない。

平成17年8月

「子育て支援マンション」を視察して

 十何年か振りに視察のため総武線錦糸町駅に降りた。昔は無かったところに改札口ができ、バスターミナルが広がっていた。 改札で墨田区役所住宅課の職員さん2人が待っていてくれた。さっそく墨田区が認定した「子育て支援マンション」へと歩いて行くと5分もかからずに到着。 一見何の変哲もないマンションと思ったが、共用のキッズルームに案内されてびっくり、子どもの遊び道具が置いてある一段下がった遊び場、親子で交流ができるように机やイスも設置、スクリーンまである。もちろん床暖房とトイレ付、実によく工夫されている。 そして屋上には木をふんだんに使った遊び場。住宅の中に入ればバリアフリーは当然、小物を収納する場所の多いことには感心した。

 子育てしやすいマンションは、高齢者・障害者にも優しい。同時に子育てを目的に地域とのコミュニティも活発になると確信を得た。川崎市での認定制度の導入実現を決意しながら帰途についた。

平成17年4月

「2010年革命」というフレーズをご存知だろうか?

 2006年から始まり10年には、戦後の社会を動かしてきた団塊の世代のほとんどが、活動の場を会社から地域へと移し、かつて日本が通ったことのない道を歩み始める。本格的な高齢社会の到来であり、今までの価値観を一変する時代を迎えることは間違いない。 先の議会で今後の10年を目指す川崎市基本構想を議決した。構想の基本目標は「誰もがいきいきと心豊かに暮らせる、持続可能な市民都市かわさき」である。この実現のためにはシニアパワーを集め、個人の生きがいを地域のコミュニティに活かしていく取り組みが必要だと思う。

 「人に尽くすことを喜びとする」高齢社会をつくりたい。私の願いであり目標です。 新しい年が明けました。生活者の視点で考え行動する議員として、本年も全力で取り組みます。

平成17年1月

よかった、優太ちゃん。レスキュー隊ありがとう!(新潟県中越地震)

 その瞬間、「ああ!よかった。」と叫んだのは、私一人ではないだろう。土砂崩れに遭いながら、4日間もよく生きていてくれた優太ちゃん。 強い余震が続くなか「生きていてくれ。生きていて欲しい。」とレスキュー隊の皆さんの命がけの作業。それだけに助け上げ、寒いだろうと防寒ジャンパーを脱いで子供にかぶせた自然な行動に、涙が流れた。

 使命を持った人は強い。 政治家も人を救う仕事、今回の救出劇に見習う点は実に多い。

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平成16年11月

川崎区を語る

①少子高齢社会への着実な対策を推進すること!

 私は団塊の世代、丁度、真ん中へんという事で、この世代が、そしてその子どもたちの世代が、経済とかそういう面でかなりの社会的に影響力を持っている世代だと自覚しています。そういう面から、色々な枠で考えてまいりました。勿論、市民は団塊の世代だけではございません。いずれにしましても、川崎区に住んでいますと、確かに少子・高齢化、これが大変な勢いで押し寄せてきているなということを強く感じるわけでございます。 たしかに川崎7区の中でも一番高齢化が進んでおります。

 そういった意味で、ちゃんとした高齢化に対する対策、特別養護老人ホーム、そしてまた老人保健施設、こういった施設整備がしっかりと、造っていかなければいけないと思います。そして、お年を召してまいりますと、どうしても痴呆という問題が出てまいります。家族におきましても、痴呆の方が出てまいりますと、大変苦労されている。そのような事も良く聞いておるわけでございます。

 この切り札ということで、私は、常々申し上げてまいりましたけれども、痴呆性高齢者のグループホーム、中度、軽度の痴呆を持った方が共同で生活をしていく。この中で痴呆の進行を遅らせる。大変な効果があるということで、欧米では既に、かなりの数ができているということです。私も平成8年から議会でも取り上げ、開設を申し上げてまいりまして、現在7カ所目が開設されています。介護保険が導入されましたので行政としてしっかり作るという形では、なかなかできなくなりましたけれども、民間の方々の大変なお力で、少しずつ整備されている。このようになっているわけです。

そういう7人から10人ぐらいの共同で生活するような所が近くにあれば、大変安心でございますし、できれば私は、中学校区に1カ所ぐらいあってもいいんじやないか。川崎区は10校ございますので10カ所あれば大変地域で助かる。そして、その中でボランティア、そういった方たちも構築されていくのではないか。このように思っております。是非、そういう土地、或いは建物を探しつつ、また運営して頂ける方を探しつつ、私も進めていきたいと、このように思っているわけでございます。

 そして又、そういったグループホームや、拠点となる病院あるいは特別養護老人ホームが、きちっとコアになって、その連携の下でやっていければ、かなりの方々が助かっていくのではないか。このように思うわけでございます。 また少子化の方ですけれども、こちらは保育園、これも増設しなければいけないとういことは、度々言っているわけでございますけれども、中々、川崎市という単位で見ますと、どうしても北の方が少ないとか、そういう論議になってしまって、川崎区の方に来ないということも、ある意味では言えるわけでございます。そうであるならば、地域で助け合うような、一部、川崎区、幸区で展開しておりますけれども、ボランティアの方々がお預かりする、或いは、そのようなサポートシステムも徐々に充実してきているわけですけれども、もう一歩進めて、子育てサロンみたいなものを地域で必要になってくるのではないか。

 それに対する支援策として市あるいは行政が、そういうスペースを提供するとか、福祉の考え方でやっていけば、地域とのコミュニティも図れますし、またマンションが多くなってきましたのでなかなか隣の人が良く分からない、ということもあるわけですので、そうした面も含めて、できるのではないか。このように思っております。 中原区では子育てサロンは大変うまくいっています。月に2回ぐらい、私は1週間に1回ぐらい、あるいは極端に言えば2日に1回ぐらいあったっていいんじやないかと思っているわけですが、そういう形の中で大変効果を上げています。是非、川崎区でもそのような事業ができないか。いま私も一生懸命考えているところでございますし、実現をしていきたい。このように思っているわけでございます。 少子・高齢化については、さまざまな課題がありまして、いまは代表的なものを申し上げました。

②川崎区内に自転車専用環状道路の実現を図ること!

 そして、私は川崎区という事で申し上げれば、自転車は川崎区のキーワードではないか、このように思っております。何故かと申しますと1つは自転車が大変多い。これは事実でございまして、そしてまた駐輪対策についても相当遅れている。駅周辺は自転車だらけ。このような事で、万が一地震とか、そういう事が起きたときにどうするんだ。今でさえ障害をお持ちの方はうまく歩いていけない。あるいは車椅子か通れないということもあるわけです。  この辺も考えた上で、環境整備が必要です。

 自転車は移動手段としては、ものの本によりますと、排気ガスは出さない、NOXも出さないということで、大変効率が良い。地球に優しい。あらゆる移動手段の中で最高に優れているとも言われているわけでございます。 そう言った事で、この環境整備。私は今回の選挙期間中に、是非、川崎区で環状線を作ったらどうか。川崎区内の自転車の専用道路。いま大きい道路でも、どうしても歩行者と自転車が混在していますので、非常に接触事故とか危ない。高齢者の方なんか、後ろから来ますと、もし倒れたりしますと大変危険でございます。そういった意味で、分離をして、自転車の専用道路を作るべきだと、このように私は常々思っているわけでございます。

 よく考えてみますと、川崎区の市電通りは大変昔からの道路でございますけれども、自転車専用道路ができております。しかし整備されていません。でこぼこで、とてもではないけれども走っていて快適とは言えません。そういった意味でしっかり直さなければいけない。 それから、エスパから労働会館、或いは、こちらの競馬場までは自転車の専用道路があるわけです。1つ難点は真ん中に白いボールが立っていて、これで怪我をする方が大変多いということで、私はこれを何とかしなきやいけないとうい事で、再三、市に申し入れはしておりますけれども、なかなか直らないような状況です。

 そして第一京浜国道の方に来る道、こちらの方も労働会館の通り、競馬場の通りとございますけれども、大きい通りでございますから、自転車の専用道路をつくって欲しい。又、第一京浜国道がありますけれども、これは、お話を聞いてみますと、ゆくゆくは自転車専用道路ができると聞いております。そういう環状道路をしっかり作った上で、接触事故をなくしていけばいいじゃないか。このように思ったわけでございます。

 あと駐輪対策も、もっともっと話をしたかったわけですけれども、ぜひ立体化、そして地下化、この辺の事もしっかり訴え、そしてまた地元の業者の皆さんにやっていただく。これが又、経済の活性化につながる、このように確信しています。 これにつきましてもさまざまなご意見もあると思いますけれども、自転車をキーに、私も、行政のほうも、そして皆さん方にも訴えをして実現をしていきたい。このように思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成15年5月24日 川崎区文化協会主催「川崎区を語る会」での発言

川崎市防災気象情報