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〜( ^^)〜 コダワリの撮影機材 〜(^^ )〜

 やはり撮影機材に対するコダワリ抜きには、当写真館のテーマねいちゃぁぽぉとれぃとGuideを語ることは出来ません。「写真を始めようかな」という方の参考にして頂ければ幸いです。
 以下をご覧になってお分かりの通り、それなりの数を揃えてますが、決してコレクターではなく、基本的に「使いこなす」ことを前提にしています・・・とはいうものの、結果的にほとんど出番のない機材もありますけどね。
 今のところ、カメラとレンズについてしか書いていませんが、そのうちもっと拡充していこうと思っています。現有品は斜字体 です。

 なお、このページを見てお分かりのように、PENTAXファンです。PENTAXのカメラ・レンズについて詳しく知りたい方は「私はペンタ党」HPの方も参考にしてください。ここの掲示板「ペンタ党の伝言板」に質問すれば、みんなで寄ってたかって答えてくれますよ!

メニュー : デジタル(一眼&コンパクト)カメラ 一眼レフ(銀塩)カメラ 交換レンズ コンパクトカメラ 


デジタル(一眼&コンパクト)カメラ

PENTAX K10D
・・・ペンタックスファン待望の、事実上 *ist D の設計思想を受け継ぐ、2代目ペンタックス入魂デジタル一眼中級機

 これまで、*ist D シリーズ及びK100Dに至るまで、すべて600万画素クラスだったペンタックスから、ようやく出た1000万画素機 ・・・ 誤解して欲しくないのですが、1000万画素なんて必ずしも必要ないと思っています。それは、*ist D で花の写真を撮るには、その解像度・表現力は十分過ぎるほどの能力を持っていたと思うからです。ただ、確かに緻密な風景写真等には高画素が必要なのも分かりますが。

 それはともかく、手ブレ補正やその機構を応用したCCDのダストリムーバル機能、復活したハイパーオペレーションやISO感度を露出パラメータとして取り入れた新しい露出制御モードなど、現世代のデジタル一眼としておよそ考えつくあらゆる機能を備えたK10D、注文が殺到して現在手に入らない状態だそうで ・・・ 早めに予約しておいて良かった♪(2006.12.17記)。

PENTAX *ist D
・・・デジタル一眼の価格がようやくこなれてきた頃に生まれた、今やオールド・デジタル一眼
    でも、デジタル一眼1号機としてこれだけ素性の良いカメラを生み出してくれたペンタックスに、感謝!

 上記K10Dの誕生までの3年間使ってみて、それでも不満の極めて少ないデジタル一眼です。何がいいのかをきちんと言葉で伝えるのは極めて難しいのですが、あえて言葉にするならば、極めて素性の良い素材(RAWデータ)を生成してくれるのです。逆に、撮っただけでいい写真になるカメラではなく、それなりの現像テクニックが必要なことが多い、というのも事実かもしれません・・・といっても、単にトーンカーブ補正をしているだけですが、それをすることによって、被写体の美しさをよりリアルに引き出せる、そういうカメラです(2005.12.05記、2006.12.17改訂)。

RICOH GR DIGITAL
・・・いよいよ到来か? 銀塩カメラを越えるデジタルコンパクトの時代が!

 銀塩GRユーザーでもある自分にとって、このカメラは夢にまで見たものであると同時に、こんなにも早くその時代が訪れるとは思いもしなかった、そんな思い入れが発売前からあるカメラでした。銀塩GRは、その近接撮影能力不足と、一眼でないことに起因するフレーミングの曖昧さに、良いカメラであることは凄く良く分かっているのに、とうとう使いこなすことを断念せざるを得なかったのですが、デジタルならば、その両方を一挙に解決出来ること、そして、極めて高画質なワイドコンバーターレンズで銀塩21mm相当の画角が得られること、また上記*ist D とは異なり、最低限の撮影時の補正で十分作品として通用する画像が得られること、の3点で、ピントにシビアな花の作品撮り以外ではメインカメラとして活躍しそうです。

 ただし、苦言も呈させて頂くと・・・実は現有品は初期不良により交換されたものです。GR BLOGにもトラックバックがあり、同様の症状が割とありそうな感じですが、発売日翌日に使い始めてしばらく後に、絞り込むことによってゴミが写り込むようになり、宅配サービスで修理に出したところ、前述の通り交換されてきました。それだけでなく、満充電にした専用充電池をしばらく入れておいても、電池を抜いて充電する間に日付・時間が入力要な状態になってしまう個体でしたので、結果的に交換されて良かったとは思いましたが、その個体(ワイコン付き、F5.6・絞り優先オート、補正無し)で撮った1枚の写真こそが、このカメラの実力をまざまざと見せつけてくれたこともまた、紛れもない事実であることを、名誉のために付け加えておきましょう(2005.12.05記)。

Panasonic LUMIX DMC-LC5
・・・それなりに良いカメラでしたが、デジタル一眼購入により、お役ご免に(譲渡)

 結局、ちゃんとしたインプレを掲載することなく、僕のもとから離れていくことになってしまいました。家電メーカー製の割には操作系もきちんと練られており、レンズの性能も良く(LEICAとあるけど実はCanon製らしいが)、なかなかのカメラですが、上記デジタル一眼を購入した今、重さはともかくサイズ的に併用は考えられないので、快くもらってくれる人(妹のダンナ)に譲渡しました・・・なんかあったら「貸してっ!」って言えるし(笑)。
 今にして思う最大の欠点は、やはり一眼レフでないこと、に尽きます。それは、レンズ交換云々よりも、マニュアルフォーカスがちゃんと使えないと、ってこと。デジカメ最大級の液晶画面をもってしても困難でした。まぁ、35mmフィルム一眼に比べれば被写界深度がかなり深いので、実用上はそれほど困らなかったですが、これはボケによる表現の幅が狭められたこととトレードオフでもありますからね。

Canon IXY DIGITAL(初代)
・・・買ったのではなく当たったもの、やはりそういうものは短命に終わる運命なのか(笑)

 これは某カメラ雑誌のサイトが立ち上がった際に、無料の会員登録(現在は有料)をしておいたら、それが懸賞に応募していたことになっており、ある日突然送られてきて・・・中に入っていた当選のお知らせを見るまで全く身に覚えが無く「何かの間違いでは?」と思ったほど。

 当時はデジカメなんぞ欲しくないなどと豪語していたにもかかわらず、いざ使えるとなると、「これは便利!」。但し、作品をホンキで撮ろうと思う画質にはほど遠いなと思ったのもまた事実で、つまり、自分にとっては「デジタル画像生成機」であって、「写真機」とは言えませんでした。

 そして2002年6月、礼文に行くちょうど1週間前、久しぶりに複数台のカメラを携えて行った自然公園にある小川で手を洗っているスキに、予備のコンパクトフラッシュごと入っていた布ケースを見事に水没させてしまいました(T_T)。その時考えたこと・・・その1「礼文へは銀塩カメラのみで挑め!という神のお告げか」、その2「デジカメは貰いモンだからいいけど、自腹で買ったコンパクトフラッシュ2つが!(実は仕事でも使っていたため)」・・・幸い、その2週間後に、ダメもとで読んでみたら、コンパクトフラッシュ2つ共なんと復活!、なんと素晴らしい耐久性(笑)。

 とかなんとか言いながら、このデジカメから学んだことが次のデジカメ選定に非常に役立ったのもまた事実です。つまり、これが当たっていなければ自腹で間違った選択をしていた可能性が大きいと思います。学んだこと、それは、

ホンキで撮る気になる画質がないと、いくらコンパクトで取り回しが良くても、そもそも撮る気がしない
電源ON時のスタンバイまでの遅さもイライラするが、特にシャッターのタイムラグはなんとかならないのか
画像記録素子(CCD等)サイズが35mmフィルムより小さいことを逆手にとって、コンパクトかつ極めて明るくマクロにも強い、35mm一眼レフ用では到底実現不可能な高性能ズームを使えることが大きな利点でもあるワケだから、2002年には個人で買えるレベルに到達したとは言えまだまだ高い一眼レフタイプのボディよりも、オールインワンタイプのボディの方が、撮影領域を拡げるのに役立つ
一眼レフタイプではないとすると、液晶画面が小さいとピントの確認がままならないので出来るだけ大きい方がいい

 こんなことを考えること自体、前述の「礼文へは銀塩カメラのみで挑め!という神のお告げか」に反するように思えるかもしれませんが、実はその礼文で出会った同年代のデジカメオンリーユーザー(マニュアル一眼レフの経験あり)に、デジカメのマクロ能力の高さからくる花の撮影とのマッチングについて聞いたことがきっかけでした。

一眼レフ(銀塩)カメラ

PENTAX LX
・・・最も信頼出来るカメラ
撮影デ−タ
Canon IXY DIGITAL
望遠側(10.8mm)
露出補正+2/3
スーパーファインモード

 現在2台所有しています。どちらも新品購入で、しかもグリップA・ファインダーFA-2付きは共通です。ちょっとでもホンキで撮るときは、LX2台がメインとサブをつとめます。なぜLXでなければダメなのか・・・簡単にいうと、なにもかもが「ちょうどいい」んです。コンパクトだけど小さすぎない、必要な機能はきちんと備わっていて余計な機能は無いに等しい、という感じです。

 上の写真は、下記装備品を付けたLXです。
・アイレベルファインダーFA-2
・インテンスクリーン(全面マット)・・・写真で分かるワケ無いか((((((^_^;) 
  ⇒現在はナチュラルブライトマットスクリーン・全面マット(SE-60)に交換してます
・レザーストラップディープブラウン(白い肩当ては自分で付けたもの)
・グリップA(自分で加工したもの)
・FA 77mm F1.8 Limited BLACK + 市販の50mm用アルミフード
  (ちなみにこの状態でのキャップには、58mmのワイドC-PLフィルター用キャップが使えます)

PENTAX Z-5P
・・・今持ってる唯一の(銀塩)AF一眼

 FA☆ 24mm F2 AL [IF] を買ったすぐ後に、これが似合うカメラとして白羽の矢を立てたのが、当時既に絶版となっていたこのカメラのシルバーボディでした。横浜・関内周辺の中古カメラ店で割とカンタンに出会えて即GETしました。
 でも実際は、この組み合わせで撮ることはあまりありません。特にLXを買ってからは、メインとしては使わなくなってしまいました。中級AF一眼の中では良くできたカメラだと思いますが、ほとんどMF&絞り優先オートでしか撮らないため、自動巻き上げで使いたい時や、ズボラに多分割測光オートにしたいときくらいしか出番がなく、LXのサブとして手持ちで撮ってしまうことが多いことも相まって、良いのが撮れたことは少ないのが実状です。

RICOH XR-7(M IIではなく初代)
・・・初めての愛機、Z-20P購入後しばらくして故障

 中学の頃、写真を始めようと少ない小遣いをためて初めて買った一眼です。当時、オーソドックスな絞り優先AE一眼の中でもコストパフォーマンスの極めて高いもので、「これしかない!!」と思って買ったのですが、やはり選んだ決め手になったのは、PENTAXのKマウントを採用していた互換性でした。事実、RICOHのレンズは標準50mm以外は1本だけ、それも、何故かMEsuperに似合うレンズとして買ったもの、だったりしました。
 次に書いたZ-20pを購入してしばらくしたある日、まるで、気持ちが別のカメラに移ってしまったことを見透かされたかのように、ミラーアップしたままウンともスンとも言わなくなってしまいました。

PENTAX Z-20P
・・・初めてのAF一眼、現在Z-5pに変身(?!)

 これを買ったきっかけというのが何故か、ちょっとした自動車事故(被害)だったという、イワク付きのカメラでして・・・ま、それはともかく、このころはまだMZシリーズが生まれる前で、人気のないPENTAXでしたが、持っていたMFレンズを生かすためと、モデル末期で安かったという、割と消極的な理由で選んだのでした。
 外観はどうしても好きになれなかったのですが、ハイパープログラム・ハイパーマニュアルといったZシリーズ独特の操作性は慣れると極めて合理的で、なかなか良いカメラでした・・・がっ、今は次のZ-5Pを購入する際に下取りに出しちゃいました。

PENTAX MZ-5
・・・友人に譲ってしまったけど

 Z-20Pと一時期ペアで使っていました。MZ-3が出来てからは陰が薄くなってしまいましたが、不人気だったペンタックスを救ったカメラですし、今でもいいカメラだと思っています。
 でも、どうせほとんどMFでしか使わないので、いきおいMF機の方が出番が多くなり、ちょうど友人が手頃な一眼を欲しがっていたこととも重なり、使ってもらえた方がカメラも幸せだと考え、安く譲りました。下記のZ-5Pの方が、その多機能さゆえ所有しておく価値がある、と判断したのでした。ホントはMZ-5の方が好きなんですけどね。

PENTAX ME super
・・・個人的に最も美しいカタチの一眼、と思っているカメラ

 ただただ「欲しい」という本能の欲求(?!)で買ったカメラです。写真を始めた当初、密かにそのスタイルに魅了されていたらしく、たまたま美品に出会えた時に、思わず買ってしまったのです。
 でも、金属製カメラとしてはきゃしゃな造りなので、信頼感が薄いのが玉にキズです。不意に裏蓋が開いてしまい、フィルム半分まで撮っていたのがおしゃかになってしまったこともあります。気軽に使いたいのに、丁寧な扱いが必要・・・というか、ちょっと自分の扱い方が荒いだけなのかもしれませんが・・・なんてなことをいっていたら、ついに壊れてしまいました(T.T)。ミラーアップしたままウンともスンとも言わなくなってます。オーバーホールはもう不可能らしいし、ということで、今は置物になってます。

コンパクトカメラ

CONTAX TVS(初代)
・・・突然、GR1sに化けちゃいました(笑)

 ほとんどLXと同じ値段した割に出番が少なく、買ったことをちょっと後悔していたカメラです。まぁ、決してそう悪いカメラではないのですが・・・ちゃんと撮れたときの描写力は「これがツァイスか!!、とてもズームとは思えないなぁ」という感じでしたので。
 では、なにが気に入らなかったかというと、ファインダーに尽きます。ブライトフレーム式ではない実像式・ズーム連動タイプで、これが購入当時は利点(一眼に似てるから違和感がない?)と思っていたのがさにあらず、倍率が低く、液晶によるパララックス補正フレーム&パノラマフレーム表示のため暗いファインダーが、撮る気を失わせるという感じです。
 ただ、高級コンパクトカメラのありかたについてこのカメラから学んだことは多いですね。以下に箇条書きにしてみます。

ファインダーはブライトフレーム式で見えがクリアでなくちゃ!・・・せっかく撮影レンズと独立したファインダーなんだから、撮影視野外が見えるほうがいいに決まってる
単焦点がいい・・・レンズ交換出来ないからズームにしたけど、結局広角端しか使わない(望遠側つまり標準域ならやっぱり一眼を選ぶ)
携帯性が非常に重要・・・TVSも一眼よりは確かにコンパクトだが、サイズ(特に厚み)と重さ的にポケットに入るくらいの気楽さがないと、常にもって歩く気がしない。
チタンボディは頑強過ぎ?!・・・落としたとき中身が壊れる?!(事実、2回修理している)
多点測距でないと・・・TVSでは特に近距離撮影時のパララックス&コサイン誤差でピンぼけを量産してたもんで

 これらのことに加えて、TVS同様、露出補正が出来ることと絞り優先AEが使えることを条件に代替機を考えると・・・GR1sしかないっ!てなワケで、突然欲しくてしょうがなくなり・・・考え初めてから下取り交換まで24時間もかからなかったデス((((((^_^;)

RICOH GR1s
・・・個人的には「究極の銀塩カメラ」だと思います

 上記のような経緯で購入したこのカメラ、実際に使ってみて、軽いけど質感もいいですし、操作性についてはかなり練り混まれた設計がされているように感じました。改めて気に入ってます。

 さて、RICOHが銀塩カメラ撤退に伴い、名機GRシリーズも終焉を迎えてしまったワケですが、進化が留まるところを知らないとはいえGRのサイズでこれを越える表現力を持つデジカメがそう簡単に生まれはしない程、銀塩フィルムの表現力のレベルは非常に高いのも事実だと思います。デジタル一眼を使い始めた今(2003.09.15記)、焦点距離1.5倍相当になってしまうため広角側が弱いのをカバーしてくれるのがGR1sになりそうです(2003.09.15記)・・・なんてことを書いていましたが、こんなにも早く、GRがデジタルで復活するとは(^_^;) (2005.12.05記)。

交換レンズ

下表がレンズリスト(現有品は斜字体)です。

smc PENTAX   DA 14mm F2.8 ED [IF]
    DA 21mm F3.2 AL Limited (2006.12.17追記)
    FA☆ 24mm F2 AL [IF]
    FA☆ 200mm F2.8 ED [IF]
    FA 20-35mm F4 AL
    DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
    FA 28mm F2.8 AL
    FA 43mm F1.9 Limited
    FA 50mm F1.4
    FA Macro 50mm F2.8
    D FA Macro 50mm F2.8
    FA 77mm F1.8 Limited (BLACK)
    FA 135mm F2.8 [IF]
    F 35-80mm F4-5.6(いとこに譲渡)
    F 80-200mm F4.7-5.6(同上)
    A 28mm F2.8(Z-5P購入時に下取り)
    135mm F2.5(同上)
XR RIKENON   28mm F3.5(GR1s購入時に下取り)
RIKENON   50mm F2(同上)
TAMRON   SP 90mm F2.5 MACRO
    SP AF90mm F2.8 MACRO1:1
SIGMA   AF APO MACRO 300mm F4 IF
    AF 24mm F2.8 "SUPER WIDE II  MACRO"
    AF 28-105mm F2.8-4(GR1s購入時に下取り)
Tokina   AT-X840AFII (80〜400mm F4.5〜5.6) (FA Macro 50mmF2.8 購入時に下取り)

下記は、*ist D 購入当初のインプレです。最新のものは、ブログの方で気が向いたら(^_^;)公開していきます

 PENTAX初のデジタル一眼レフ *ist D の購入に伴い、上記現有レンズの一部についてデジタル試写比較をしました(2003.09.21記)。ただし、ブツ撮りのため映像的にはおもしろくないですし、元画像を載せないと意味が無いためホームページ容量を圧迫することもあり、以下のインプレッションだけの掲載とすることをお許し下さいましm(__)m。

(1)望遠系(*ist Dとしては超望遠系)比較レンズ

FA 200mm F2.8 ED [IF] 単体
FA 200mm F2.8 ED [IF] + Kenko UNIPLUSTUBE 25
・FA☆ 200mm F2.8 ED [IF] + Kenko 1.5XTELEPLUS SHQ
・SIGMA AF APO MACRO 300mm F4 IF
・Tokina AT-X840AFII(80-400mmF4.5-5.6) + 専用クローズアップレンズ

FA☆200mm F2.8 ED [IF] の高性能さは *ist D による試写作品撮り時に改めて実感していたのですが、接写リングやテレコンを使っても、ズーム+クローズアップレンズはともかく、SIGMA AF APO MACRO 300mm F4 IF をなんと明らかに凌駕しています。単体でもアクセサリ使用でも開放から使える性能にびっくりです。

SIGMA AF APO MACRO 300mm F4 IF は、ハス・スイレン撮り等の物理的に近づけない被写体には欠かせないレンズとして愛用しており、銀塩では文句の無かったレンズなのですが・・・絞ってもFA☆ 200mm F2.8 ED [IF] +リングorテレコンのどちらにも完敗でした。

Tokina AT-X840AFII (80〜400mm F4.5〜5.6) は、クローズアップレンズ使用ではもちろんのこと、単体でも上記2レンズ比較では開放付近で甘々な解像力で、最低でもF8までは絞らないと使えないという印象・・・元々、LXでも「ピントの歩留まりが悪い」と思っていたこともあって使う気がしなくなり、FA Macro 50mmF2.8 購入時に下取りに出してしまいました。元々、この欄でこのレンズは、結構使えるレンズとして誉めていたのですが、デジタル一眼はレンズ性能にかなりシビアなようで、一転して評価が非常に辛口になってしまいました。

(2)広角系比較レンズ

FA24mm F2 AL
・FA Zoom 20-35mm F4 AL
・SIGMA AF 24mm F2.8 "SUPER WIDE II  MACRO"

ここではFA24mm F2 ALFA Zoom 20-35mm F4 AL の最短撮影距離付近で、FA Zoom 20-35mm F4 AL は24mm域だけの評価です。

特にSIGMA AF 24mm F2.8 は中古でたったの1万円だったのに、なんと3つとも甲乙付けがたいという結果でした。以前、LXによる花撮りでFA24mm F2 AL SIGMA AF 24mm F2.8 を比べてみた時にも、SIGMA AF 24mmF2.8 の方が若干発色がクールなだけで同じ印象だったことを裏付けられました。それに、FA Zoom 20-35mmF4 AL がズームにも関わらず高性能単焦点のFA☆24mm F2 AL と遜色ないってのもスゴイことですよね。

広角の場合特に35mmフルサイズだと問題になる周辺部の画質や光量がAPS-CサイズCCDにより図らずもカットされることになり、明るいことがメリットなだけでFA☆ 24mm F2 AL 35mmフルサイズ全画面にわたる高画質、の意味は無くなってしまうのです。だから、*ist DFA24mm F2 AL を組み合わせることはないでしょうね。

(3)標準系(*ist Dとしては中望遠系)比較レンズ

FA 43mm F1.9 Limited 単体 & + Kenko AC CLOSE-UP No.2 MC
・FA 50mm F1.4 単体 & + Kenko AC CLOSE-UP No.2 MC

デジタル一眼だと、『大口径レンズは絞らないと使えない』と、一般的に言われることを実証した感じで、FA50mm F1.4F2.8まで絞ってから実力発揮かな?という感じです。ただしFA 43mm F1.9 Limited 開放はFA 50mm F1.4F2よりは良いようですがやはりF2.8でグッと良くなります。

と、いうことは、大口径レンズ&クローズアップレンズよりも、最初からF2.8マクロを使った方が当然合理的だし、LXでFA 77mm F1.8 Limited が「標準」であり花撮りがメインである以上、*ist D + 50mmマクロは理想的な「ホームポジション」だってことになり・・・そんなワケで、

FA Macro 50mm F2.8

望遠系のところで下取りに出したズームが、これに代わったというワケです。そして、FA Macro 50mm F2.8 と前述大口径レンズ+クローズアップレンズで比較したところ、意外にも後者が大健闘で、使い勝手を別にすれば十分な解像度レベルだったことで、今までの使い方がさほど間違ってはいなかったことを実証してくれました。

でも、やはりFA Macro 50mm F2.8 の最短撮影距離領域の実力を見ると、少なくとも花にはこれで決まりだな、と・・・って、そもそも花撮りがメインのくせに、銀塩では90mmマクロより77mm+接写リングがレギュラーの方がおかしい(^_^;)

それにしてもデジタル一眼は、レンズ性能に対してホントに厳しいという印象が強いです。銀塩では分かりにくかった差がくっきり判別出来ますね。もちろんそれには、撮影した直後にPCのディスプレーで確認出来てしまう利便性も大きく関与していますが。