− ハリ治療で病気退治! − 一寸法師ハリ治療院 福島県郡山市安積荒井二丁目272 024−947−2367 |
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>> ノート >> 腰痛・坐骨神経痛と鍼灸 |
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腰痛と鍼灸 |
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腰痛・坐骨神経痛 [腰椎と仙骨の模型] <左側がお腹で右側が背中です> [椎間関節性腰痛(腰部椎間関節症)] 別名、腰椎捻挫とよばれています(上の写真の○で囲っている部分の捻挫)。 文字通り椎間関節の捻挫で、“ぎっくり腰”のもっとも代表的なものです。日常生活で起こるばかりではなく、ゴルフクラブや野球のバットスイングなどでも起こります。 症状の強さにもよりますが、比較的経過がよい腰痛です。 [筋・筋膜性腰痛(腰部筋・筋膜症)] 筋肉痛の腰痛といった方がわかりやすいかもしれません。スジ違えをしたといわれて来られる方がいます。 腰椎捻挫と同じく“ぎっくり腰”で発症することが多いですが、腰椎捻挫よりも経過がいいです。 [椎間板ヘルニア] 神経根が障害され坐骨神経痛を伴うのが普通ですが、まれに腰部のみに痛みを訴えることもあります。 SLR(下肢伸展挙上テスト)というのが見られます。 <SLRテストの様子です> <右側の腰椎ヘルニアの模型です> 椎間板ヘルニアには、椎間板膨隆、椎間板突出、椎間板脱出の3種類があり、鍼灸の適応となるのは椎間板膨隆です。経過は腰椎捻挫よりかかりますが、軽快することが多いです。 [腰部脊柱管狭窄症] 数メートル歩くと痛くなり、しゃがんだ姿勢をとると楽になるという特徴があります。 ケンプ・テストという姿勢で痛みが出ます。 <ケンプ・テストの様子です> <腰椎を上から見た模型です> 脊柱菅狭窄症には、神経根圧迫タイプ(右側)と脊髄の中央を圧迫する馬尾神経タイプ、そしてその混合型があり、鍼灸の適応は神経根タイプです。歩行が楽になり、日常生活での買い物ができるようになったと、よろこばれることがあります。 重いものを持ったり、冷えたりするのはよくないので、注意が必要です。 [梨状筋症候群] 仙骨から股関節につながっている梨状筋の凝りによって、坐骨神経が刺激されて痛むもので、坐骨神経痛を伴います。若い女性に多いといわれていますが、サッカーなどの競技スポーツでも痛めることがあります。 <背中側から見て右のオレンジ色の部分が梨状筋の模型です。梨状筋のすぐ下を坐骨神経が通ります。梨状筋が坐骨神経を締めつけ坐骨神経痛になります> 坐骨神経を締めつけている梨状筋をほぐすことで楽になりますので、経過はとてもいいです。 [関連ブログ:水の旅人] |
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