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腰痛・坐骨神経痛

[腰椎と仙骨の模型]

<左側がお腹で右側が背中です>

[椎間関節性腰痛(腰部椎間関節症)]

別名、腰椎捻挫とよばれています(上の写真ので囲っている部分の捻挫)。

文字通り、椎間関節の捻挫で、ぎっくり腰のもっとも代表的なものです。日常生活で起こるばかりではなく、ゴルフクラブや野球のバットスイングなどでも起こります。

症状の強さにもよりますが、比較的経過がよい腰痛です。

[筋・筋膜性腰痛(腰部筋・筋膜症)]

筋肉痛の腰痛といった方がわかりやすいかもしれません。スジ違えをしたといわれて来られる方がいます。

腰椎捻挫と同じくぎっくり腰で発症することが多いですが、腰椎捻挫よりも経過がいいです。

[椎間板ヘルニア]

神経根が障害され坐骨神経痛を伴うのが普通ですが、まれに腰部のみに痛みを訴えることもあります。

SLR(下肢伸展挙上テスト)というのが見られます。

<SLRテストの様子です>

<右側の腰椎ヘルニアの模型です>

椎間板ヘルニアには、椎間板膨隆、椎間板突出、椎間板脱出の3種類があり、鍼灸の適応となるのは椎間板膨隆です。経過は腰椎捻挫よりかかりますが、軽快することが多いです。

[腰部脊柱管狭窄症]

数メートル歩くと痛くなり、しゃがんだ姿勢をとると楽になるという特徴があります。

ケンプ・テストという姿勢で痛みが出ます。

<ケンプ・テストの様子です>

<腰椎を上から見た模型です>

脊柱菅狭窄症には、神経根圧迫タイプ(右側)と脊髄の中央を圧迫する馬尾神経タイプ、そしてその混合型があり、鍼灸の適応は神経根タイプです。歩行が楽になり、日常生活での買い物ができるようになったと、よろこばれることがあります。

 重いものを持ったり、冷えたりするのはよくないので、注意が必要です。

[梨状筋症候群]

仙骨から股関節につながっている梨状筋の凝りによって、坐骨神経が刺激されて痛むもので、坐骨神経痛を伴います。若い女性に多いといわれていますが、サッカーなどの競技スポーツでも痛めることがあります。

<背中側から見て、右のオレンジ色の部分が梨状筋の模型で、すぐ下を坐骨神経が通ります>

梨状筋をほぐすことで楽になりますので、経過はとてもいいです。

 

 [関連ブログ]

 水の旅人:「鍼はプロスタグランジンを産生する −脊柱管狭窄症を対象に−

 水の旅人:「腰部脊柱管狭窄症はもう一つの長命痛

 

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