− ハリ治療で病気退治！ − 一寸法師ハリ治療院 福島県郡山市安積荒井二丁目２７２ ０２４−９４７−２３６７
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	心臓の鍼灸治療 　アメリカでは現在、統合医療が進んでいます。その統合医療の中で、西洋医学と結びつき、評価を高めている筆頭が東洋医学の鍼灸です。 　カリフォルニア大学のＨ・Ｒ・ミドルコーフ准教授は、アメリカ心臓病協会学術集会で重症の心不全を鍼治療が改善させることを報告しました。 　ミドルコーフ博士は、鍼治療によって、心不全患者さんの自律神経の中の交感神経の亢進を抑制できるのではないかと考え、実験したのです。 　自律神経には、交感神経と副交感神経の２種類があり、心拍や血圧等も調整したりしています。交感神経は、心拍数や血圧を上げたりする作用があります。 　心不全の患者さんは、交感神経の亢進が弱っている心臓にムチを打って働かせ、不整脈を引き起こしやすいです。 　そこで、同博士の研究グループは、心臓移植の適応となる重症の慢性心不全患者さん14名を３群に分けました。 　１群には鍼治療をおこなう 　２群にはツボでないところに鍼をする 　３群には鍼をせず、首の後ろの部分を鍼の支持部で叩いただけ 　その結果、１群の鍼治療群では、交感神経の亢進が抑制されることが確かめられました。 　他の２群では、交感神経の低下は認められなかったです。 ＜一寸法師ハリ治療院で使用する主な心臓のツボ＞ 交感神経は、別名戦いの神経とも呼ばれ、人間が活動するのに必要な仕組みです。しかし、その働きが亢進、すなわち働きすぎると、弱っている心臓に負担をかけることになります。 　アメリカでの報告では、重症な心不全患者さんの報告ですが、こうした仕組みを理解すると軽症の狭心症の患者さんには、それ以上悪化させないという予防効果が期待できます。実際、当院でも上記のツボの他、左の背中や肩こりをほぐしてから、狭心症の症状が出なくなった方もおられます。また、病医院の治療と併せて受けられると良いと思います。 　仕事もそうですが、内臓の働き過ぎも問題です。 　鍼灸治療で休みなく働く内臓をいたわって、疾病の予防にお役立てください。 前記事　　＜＜　＞＞　　後記事

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