海外釣行記（メキシコ）－「それでも、また・・・・」

海外釣行記　メキシコ、レイク・バカラック

トップ > 釣行記・お便り > 2010年6月　メキシコ、レイク・バカラック

★★ 釣行記や写真を頂き感謝！先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「それでも、また・・・・」　[東京都・鈴木様]
2010年6月　メキシコ、レイク・バカラック

　まずはこの場を借りて、アクセスさんには改めてお礼を申し上げたいと思います。半年近くに渡り、色々と相談に乗っていただき、より良い釣行とするためのアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。

　先に結果を申し上げますと、目標としていたサイズ、誰もが夢見る10lbオーバーを仕留めることはできませんでした。メキシコへ行けば、バカラックへ行けば、いつでも、誰にでも釣れる、そんなサイズでは全くないと、今回改めて痛感させられました。アクセスさんからもそう簡単には釣れないと言われていましたし、自分でもわかっているつもりでしたが、「次こそ必ず！」、そんな思いが強かっただけに、今でも悔しさが募ります。

【2010/6/12 出発】

　さて、ついにこの日がやってまいりました。今回で2回めとなるバカラック釣行。わたくし鈴木と、友人の一宮さんとで前回は2007年に行ってきましたが、その時の「もう1度！」という思いからすると、約2年半の準備期間となります。それが報われるかどうかは、自分しだいだったのですが・・・。

　予定より少し遅くなりましたが、14：55のフライトを目指し、一宮さんと成田空港へ到着。今回の渡航ルート(往路復路共に)は、まず大韓航空で成田からロスへ。ロスからはアエロメヒコ航空で、エルモシージョを経由しロスモチスまで。そこからは車に約2時間半揺られ、目的地のバカラック：ビックバスロッジへというルートになります。

　成田での大韓のチェックイン時、気になるのはやはりロッドケースのサイズオーバー。事前にアクセスさんからも聞いていましたし、他の方々の釣行記でも、最近は厳しく課金されたとの情報を得ていたため、「まぁ、取られても仕方ないか。」とは思っていましたが、できれば払いたくないのが本音。
　すると、意外や意外、今回は免除します、とのこと。「ラッキー！」と思いつつ搭乗ゲートへ向かうと、先程のチェックインカウンターのお姉さんがえらい勢いで走ってくる。
「すみません・・・。再度上司に確認したのですが、やはり課金させていただきます。」
・・・残念。わかりましたと、9.900円を支払う。加えて、
「次のアエロメヒコさんのほうが厳しいので、預け入れを拒否されないように気を付けて下さい。」とのこと。おいおい、脅かすなよ。気を付けようがないだろうに。

大韓カウンター前にて

それ以外は無事終了し、9時間22分のフライトを経て、現地時間8：40にロスへ到着。入国審査を済ませ、荷物の再預け入れを行おうとしたところ、ここでもまた、ロッドケースが引っ掛かる。それだけはアエロメヒコのカウンターへ自分で持って行けとのこと。
なんだかイヤ～な予感。

　トム・ブラッドレーターミナルから一旦外へ出て、歩いて乗り換えの2番ターミナルへ。ここでやっと、お待ちかねのタバコタイム。2年半前に来たときより、灰皿が多いことにびっくりしながら一服。

ロス空港の喫煙所で休憩する一宮さん

アエロメヒコのチェックインカウンターでは、細かいところまではわからないものの、やはりサイズオーバーで課金らしい。なぜわかったか、それは、紙に、「＄65」と書かれました。「あぁ～・・・、やっぱりそうなるの。」
　払うのは仕方がない、が、面倒なのは自分でサイズオーバーの預かりカウンターへ持っていかなければならないこと。この時は直ぐ側にあり楽でしたが、帰りのロスでの大韓は、少し遠いところにありわかりにくかったです。
　因みに復路では、大韓とアエロメヒコ、共にロッドケースへの課金はありませんでした。いったいどんな基準なのか、今一わかりませんでしたが、とにかく往復両方で取られなくて良かったです。
　ともあれこれで、大事な竿がメキシコまで届くことに。

　13：30にロスを発ち、エルモシージョで飛行機を乗り換えて、18：15にロスモチスへ到着。既に送迎ドライバーのルイスが待っていてくれました。ルイスは空港・ロッジ間と、ロッジ・湖間の送迎を担当してくれました。
グラシャス！ルイス！

　荷物を車に積み込み、ロッジへ向け出発。時間が経つにつれ、懐かしさが募ると共に、トイレへの思いも募る。「そろそろキツイな。」と思い、「ルイス、バニョ（トイレ）。」とお願いする。しかし、「途中でガソリンスタンドへ寄るから、そこまで我慢して。あと10分ぐらいだから。」と。
その10分、辛かった！本当に辛かった！バスが釣れないのと同じくらい辛かった！！
バカラックへの釣行をお考えの皆さん、トイレはまめに行く事をお勧めします。大惨事になりかねませんので。

ロッジまでのガソリンスタンドにて一宮さん

　ガソリンスタンドでのトイレ休憩(？)を経て、ロッジへ到着。ロッジの皆さんに加え、先に来ていた日本人ゲストのIさんとFさんも出迎えてくれました。このお2人、6日前にロッジへ到着し、既に5日間釣りをしているとのこと。夕食を供にさせていただきながら、お2人から話を聞くと、初日にFさんが9.8lb、3日めにIさんが11.2lbを釣ったとのこと。「これは期待が持てるか？」と思ったのも束の間、湖の状態は良くないらしい。魚もスローで、終始テキサスリグで攻めなければならないほど、とのこと。「まさか！？」とは思いましたが、次の日からそれを体感することとなりました。
　余談ですが、IさんとFさん、今回が3回めのバカラックで、初めて来たときには、60UPをボッコボコ、10lbオーバーがバッコバコ、だったらしいです。うらやましい・・・。

【6/13 釣り初日】

5日間の釣りの内、初日がスタート。朝6：00に出船し、ポイントへ向かう。
ガイドの名前はホアン。実は前回も同じガイドさんで、今回も5日間全てお世話をしてくれました。非常に頼もしい方で、某バスプロのガイドも務めたことがあります。

水中に立ち木が点在し、ディープが隣接するポイントから釣り開始。今回の5日間のエリアやポイントは、ディープ絡みの場所で、近くにシャローや岬、また水中島があり、必ずと言っていいほど立ち木が点在している場所を攻める機会が多かったです。

初日の開始ポイント

　ガイドのルアーの指示は「センコー！テキサス！」。昨夜話に聞いていたとは言え、まさか朝一からとは・・・。前回は11月に来たのですが、朝夕はトップでガッバ～ン、だったので、それを想像していたわたくしとしては、「あれまぁ・・・。」って感じです。
因みに今回の釣行で使用したルアーやリグ、主には7"と6"のセンコーや、8"のグラブでのテキサス、場所によってはクランクベイト（ディープ～シャロー用）やスイムベイト、釣行の後半はスピナーベイトで探ることも多かったです。ラバージグやバイブレーションも少し使いましたが、殆どの時間はテキサス、スピナーベイト、クランクベイトを投げていました。ミノーやトップ系は全く使わず、綺麗なままでご帰還となっております。

朝一からのテキサスに戸惑いながらも、開始15分ほどで一宮さんに待望の1匹め。
ナイスです！一宮さん！

一宮さんのファーストバス

　また開始1時間ほどでは、一宮さんに53cm、5lbのバスが。

一宮さんの53cm 5lb

　わたくしはと申しますと、リズムに乗れず。それでも何とかバスの顔を拝め、その後はお互い各ポイントでポツリポツリと拾っていきます。
数箇所めのポイントで、やっとわたくしもミディアノ(中型)サイズ（51cm、4.9lb）を上げられました。テキサスではなく、クランクベイトで上げられたのがちょっと嬉しい。これで一安心し、午前中は結局、4.9lbを頭に7本で終了。

51cm 4.9lb

　シエスタ（昼休憩）の後、午後は15：00から出船。この時期のメキシコ、日の入りが20：00頃のため、釣りができる時間は結構長かったです。
　午前中同様、立ち木周りやディープをテキサスで攻め、一宮さんとお互いポツリポツリ。
　夕方近くなり、1度岩盤エリアへ移動。わたくしにはクランク、一宮さんにはテキサスの指示、でしたが、一宮さんはあえてラバージグで攻める。わたくしがスタック（根掛り）してボートが止まっている間に、一宮さんがじっくり攻める。すると、ヒット。違う！明らかに引きが違う！竿がひし曲がっています！一宮さんも始めて味わう引きに戸惑い気味。写真の一宮さん、ちょっとニヤけているように見えますが、かなり必死です。その後の話で、釣りをやっていて初めて、「誰か、助けてくれ・・・。」、そう願ったと言っていました。

一宮さんファイト中

　絶えてしのいで、無事にガイドのネットに収まったのは、59cm、8lbのグランデバス。
やったね！一宮さん！ Good Jobです！！

一宮さんの59cm 8lb

　その後は数箇所まわって、初日が終了。数は午後で10本追加し、計17本。わたくしは目立った成果もなく、全く波に乗れず。実は5日間、殆どこの状態が続いていました。
お恥ずかしい・・・。

【6/14 釣り2日め】

　この日も朝からテキサス。確か6本めで、53cm、5.8lbを上げる。その後はポイントを移動しながらポツリポツリと拾い、午前中は9本で終了。

　午後も立ち木絡みのエリアからスタート。各エリアでポツポツ拾う。
　バカラックは既に夏。水位も30メートルぐらい減水しており、チキータ（子バス）は元気なものの、グランデはなかなか出てくれない。加えて、暑い。日中は40℃近くまで気温が上がり、さながら夏合宿。5日間とも風が吹いてくれたので、灼熱地獄とまではいきませんでしたが、それでも暑い。わたくし、セルベッサ（ビール）を飲みっぱなしでした。

　何とか5lbクラスを2本（5.8と5.2lb）追加し、午後は12本、計21本で2日めが終了。
わたくし、相変わらずリズムが悪い。今日は何とか釣り運を引き戻したいと、変な気合が入っていましたが、前日同様悪いパターンにはまってしまいました。メキシコまで行って、なかなか抑えるのは難しいのですが、皆さん、できれば過度に気負わないほうがいいですよ。わたくしみたいになっちゃうので。

【6/15 釣り3日め】

　この日も元気よく(？)テキサスからスタート！
　一宮さんがガイドに聞いたところ、やはり時期によって使うルアーが違うとのこと。6月のこの時期は、朝一トップは反応が今一らしく、出なくはないが、やってみないとわからないし、グランデの確率は低いらしい。トップ好きのわたくしとしては非常に残念でしたが、考えてみれば、時期や状況によって釣り方を変えなければならないのは、まったくあたりまえのことです。

　本日も相変わらず波に乗れず。6：00に出船し、2時間経ってチキータ2本。今回のバカラック、わたくしにはかなり厳しかった。「いじめか?」って思えるほどです。
　午前中も半ばを過ぎたころ、岬とまばらな立ち木（水中には常に立ち木が隠れていますが。）があるポイントへ。一宮さんはポツリポツリと上げるが、わたくしには当りもなし。通常だとこの辺で、バモノス（移動）の声がガイドから掛かるはずだが、動く気配がない。
「・・・？？ここには、いるのか？」そう考え、黙々と7"センコーのテキサスをキャストし続ける。枝、岩、石、1つ1つ乗り越えるのを感じながらゆっくり引いてくる。と、フッ！と持ち上げられたと思ったら、グゥーウィーーーーン！と重たい何かが引っ張る。渾身のフッキングと同時に、確信！
「やっと来たーーーー！！」
竿を立てて、リール巻く巻く！寄せる寄せる！寄せたら、耐える耐える！耐えてしのいでガイドのネットに納まったのは、60cm、8.6lbのナイスバス！

60cm 8.6lb

移動せず、粘ってくれたホアンに感謝。グラシャス！ホアン！

　その後はチキータ2本を追加し、午前中は5本で終了。自己記録（8.8lb）更新とはいきませんでしたが、何とか1本、納得できるサイズを上げられました。

　この日の午後は、船着き場から一気に大移動。バカラックでも人気のエリア、ランチョパドレ周辺を狙う。ガイド曰く、10日ぐらい前まではこの辺で良く釣れていたとのこと。「10日前まで・・・、ちょっと遅かったか？」確かに魚探に写る魚の数は多かったが、反応は今一。そしてまた、一気に大移動。ガイドも、我々にグランデを釣ってもらいたいと色々考えてくれています。

　午前中にわたくしが8lbを釣った辺りまで移動し、ここから一宮さんの猛ラッシュが始まる。55cm、6.7lbを頭に良型をポンポン上げる。

一宮さんの55cm 6.7lb

　そしてきはめつけは、60cm、8.7lbのグランデ！湖の状態の悪い中、1日の内で8lbオーバーが2本出たため、船上は大賑わい。2人とも納得サイズを上げられ、3日めが終了。数はと言うと、午後は11本で、計16本。

一宮さんの60cm 8.7lb

【6/16 釣り4日め】

　えぇ～・・・、個人的には、この日は特に書くこともないのですが、ですが・・・、昨日に続き、一宮さん大爆発！！午前中だけで50UP、6lbクラスを4本上げ、4日め最後のポイントでは、またまた来ました60cm、8.6lb！！

一宮さんの60cm 8.6lb

しかもこの人、ガイドの指示じゃないスピナーベイトで釣っちゃいました。これにはガイドも苦笑い。ガイドの指示で釣る事が、海外で魚を上げるための1番の近道だとは思いますが、皆さん、たまには自分の感、釣り人の感を働かせてみるのもいいかもしれません。
因みにわたくし、数だけなら計24本。チキータとジャレあってました。

【6/17 釣り最終日】

　あっという間に4日間が終わり、ついに最終日を迎えました。前回のときもそうでしたが、5日間の釣りなんてあっという間に終わってしまいます。本当に短く感じます。

　この日は朝一、トップからスタート！・・・と言っても、一宮さんとガイドにお願いし、1時間だけ（実際は1時間半ぐらい）やらせてもらいました。結局50cm弱含め、3本しか上げられませんでしたが、バカラックでまた、あの激しいガボッてのを味わえて、わたくしには楽しい1時間半でした。

　5日めは今まで良かったポイント、サイズが出た場所をまわっていきました。さながら思い出めぐりのポイント移動。目立った釣果だけ言いますと、一宮さんが7.6lbと、6.9lbと、50UPと、50UPと・・・、もぉ覚えておりません。わたくしが55cm、6.7lbと、50cm、6.6lb。
長さと重さは大体比例するのですが、バカラックのバスには個体差があり、中には短いくせに、やけに太って重いヤツもいます。10lbオーバー予備軍ってとこでしょうか。

55cm 6.7lb

20：00過ぎにストップフィッシング。ついに2回めのバカラックチャレンジが終わってしまいました。

最終日の夕日

　最終日の夕食は定番のステーキ。IさんとFさんが帰られた後は、わたくし達2人だけ。その後もゲストの予約は入っておらず、今日で実質、ロッジも今期は終了となるようでした。（バカラックのロッジは、10月から翌年の6月までが1シーズンのようです。）
　5日間の釣果を話し合いながらの夕食。楽しくもあり、寂しくもありでした。そしてまた、あの大変なルートを帰らなければならないのかと思うと、うんざり。しかし、帰りはロスで一泊するため、体力的にはほんのちょっと楽ではありますが。

【6/18 移動日】

　朝5：00前に起床。（釣りの間も大体このくらいの時間に起きていました。）ロッジでの最後の食事を済ませ、荷物をまとめ、皆さん1人1人に挨拶し、車に乗り込みました。
ロッジの皆さん、本当に良い方々ばかりで、親身にお世話をしてくれます。ただ、釣り5日めのお昼休み、丁度ワールドカップのメキシコVSフランスがあり、昼飯が出てこない。ハーフタイム中に急いで用意され、こちらも急いで食べて、ってな具合でした。でも、わたくしもサッカー好きなので、ビール片手に皆さんと一緒にテレビで応援していました。その試合、メキシコ、勝って良かった。負けていたら、夕飯、出なかったかも。そう思えるほど、熱い応援でした。

　ロスモチスの空港に8：20頃と到着。ドライバーのルイスに最後のお別れをし、空港内へ。カウンターでチェックインを済ませ、ロスへ向けてのフライトは9：45、しばし余韻にふけります。「楽しかったな～・・・。」、だったら良かったのですが、「つっ、釣れなかったな～・・・。」

　ロスモチスを発ち、エルモシージョで飛行機を乗り換えます。ここで少し、お土産を買う。そして、12：20にロスへ到着。
　前回は空港からホテルへ直行しましたが、今回は一宮さんの提案もあり、ミニツアーを予約してあります。空港でピックアップしてもらい、観光スポットでの見学や休憩を挟みながら、ロス市内を車でまわるというツアー。
　ただ、ロスは週末で、しかも午後ということもあり、渋滞でなかなか思うように進まず、約4時間のツアーの内、3時間半ぐらいは車の中から外を見ているだけでした。少し残念でしたが、ロスの市内を車でまわるなんて、普段はできないことですし、それはそれで良かったかなと、今では思っております。実際1番面白かったのは、観光スポットやロスの街並みではなく、ツアーガイドMr.Oの数々の失敗ぶりでした。「次は何をやらかすのか？どうやって取り戻すのか？」そんなことばかりが気になるツアーでした。

ロス観光

　奇抜(？)なツアーを終え、宿泊先のヒルトンロサンゼルスエアポートへ。予約はツインのはずなのに、なぜだか部屋にはダブルベットが1つらしい。「ちょっとそれは・・・。」小さな簡易ベットを用意してもらい、何とか形だけでもツインにしてもらいました。航空チケットやホテルの手配はわたくしが担当でしたので、当然責任を取って、ちっこいベットで寝ることに。でもこれで落ち着けると、明日のフライトに備えます。

【6/19～20 帰国日】

　朝ごはんをホテルの外で済ませ、一旦部屋に戻って荷物を整理し、ホテルのシャトルバスで空港へ。シャトルバス、15～20分間隔で来る、はずなのですが、なかなか来ない。先に乗り場で並んでいたカナダ人と話をしても間がもたない。「弱ったな・・・。」、と思っていたらやっと来ました。

ホテルのシャトルバス

　空港への到着が少し遅れてしまい、またロッドケースをオーバーサイズの預かり所へ持っていくなどしていたら、結構ギリギリの搭乗になってしまいました。それでも無事に飛行機に乗り込み、6/20(日)15：05、成田空港に到着です。いやはや、お疲れ様でした。

　冒頭でも述べましたが、目標としていた結果は得られず、自己記録さえも更新できず、個人的には不満の残る釣行になってしまいました。
　準備のころから、手配のころから大変で、金はかかるし、行ったら行ったで思うような釣果も出せず、厳しくて、悔しくて、悔しくて・・・。それでも今は、「また行ってやる！またチャレンジしてやる！！」、そう思っております。
どんなに辛くても、どんなに悔しい思いをしても、それでもまた、どうしても行きたくなる。それがメキシコ、レイクバカラック。
皆さんも1度、行かれてはいかがでしょうか。結構、辛いですけど。（笑）

［以下アンケートより抜粋］
●釣果はどうでしたか？（わかる範囲、概算でも構いません）

　あなたの本数：［　87　］本
　大物ベスト5　（体重順でも体長順でもお好きに）
　　（※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz）
　　---------------------------------------
　　1位：体重：［　8.6　］lb［　　］oz　　体長：［　60　］cm
　　　ルアー：［　7"センコー　］　　色：［　ブラック銀ラメ　］
　　　リグ：［　テキサス　　］　　バイト深度：［ 2～3　］m
　　---------------------------------------
　　2位：体重：［　6.7　］lb［　　］oz　　体長：［　55　］cm
　　　ルアー：［　7"センコー　］　　色：［　ウォーターメロン赤ラメ　］
　　　リグ：［　テキサス　］　　バイト深度：［ 4～5　］m
　　---------------------------------------
　　3位：体重：［　6.6　］lb［　　］oz　　体長：［　52　］cm
　　　ルアー：［　スピナーベイト　］　　色：［　メタルハスカラー　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［ 4～5　］m
　　---------------------------------------
　　4位：体重：［　5.9　］lb［　　］oz　　体長：［　53　］cm
　　　ルアー：［　6"センコー　］　　色：［　ウォーターメロン　］
　　　リグ：［　テキサス　］　　バイト深度：［ 3～4　］m
　　---------------------------------------
　　5位：体重：［　5.8　］lb［　　］oz　　体長：［　50　］cm
　　　ルアー：［　6"センコー　］　　色：［　ウォーターメロン　］
　　　リグ：［　テキサス　］　　バイト深度：［ 4～5　］m
　　---------------------------------------
　50cm超の本数：［　9　］本　（うちロクマル［　1　］本）
　7lb超の本数：［ 1 ］本　（8lb台［ 1　］本、9lb台［　］本、10lb台［　］本）

同行者の本数：［　？　確かわたくしの1.5倍は釣っているはずなので、140ぐらい？　］本
　大物ベスト5　（体重順でも体長順でもお好きに）
　　（※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz）
　　---------------------------------------
　　1位：体重：［　8.7　］lb［　　］oz　　体長：［　60　］cm
　　　ルアー：［　スピナーベイト　］　　色：［　　　　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［ 3～4　］m
　　---------------------------------------
　　2位：体重：［　8.6　］lb［　　］oz　　体長：［　60　］cm
　　　ルアー：［　8"グラブ　］　　色：［　　　　　　　　　］
　　　リグ：［　テキサス　］　　バイト深度：［ 2～3　］m
　　---------------------------------------
　　3位：体重：［　8　］lb［　　］oz　　体長：［　59　］cm
　　　ルアー：［　ラバージグ　］　　色：［　　　　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［ 3～4　］m
　　---------------------------------------
　　4位：体重：［　7　］lb［　　］oz　　体長：［　57　］cm
　　　ルアー：［　　　　　　　　　］　　色：［　　　　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［　］m
　　---------------------------------------
　　5位：体重：［　6.9　］lb［　　］oz　　体長：［　53　］cm
　　　ルアー：［　8"グラブ　］　　色：［　　　　　　　　　］
　　　リグ：［　テキサス　］　　バイト深度：［　2～3 ］m
　　---------------------------------------
　50cm超の本数：［　10以上　］本　（うちロクマル［　2　］本）
　7lb超の本数：［ 4 ］本　（8lb台［ 2　］本、9lb台［　］本、10lb台［　］本）

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［沈んだ立ち木周りでのセンコーやグラブでのテキサスリグや、スピナーベイトでのリフト&フォール。
　　　　また魚の状態によっては、クランクバイト等の巻物でも多少釣果は出ていた。　］

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的？
　　　［立ち木周りや水中島付近だが、3ｍ以上の一段深いところに居た気がする。
　　　　ルアーはワームであれば大きめのものをテキサスで。あるいはスピナーベイトのリフト&フォール。
　　　　とにかくスローに誘うほうがよかったと思われる。　］

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［岸際やシャローフラットなどの比較的浅い場所。朝夕であっても、トップには反応は鈍く、
　　　　クランクベイト等は場所によっては不発に終わった。　］

●今回のベストルアーは？（名前/大きさ/重さ/色　※複数回答可）
　　　［センコー7"のテキサスリグ。シンカーは1/2ozか3/4ozで、色はウォーターメロン系。
　　　　またはスピナーベイト。重さは3/4ozぐらい。　］

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか？（テクニック、トラブルやその対処等何でも）
　　　［やはり最初は、ガイドに指示された場所（深さ）や釣り方をお勧めします。ただ、自分（釣り人）の勘
　　　　に頼ることも大事かもしれません。その際には、できればガイドに、「これを試してみたい。」「これで
　　　　探ってみたい。」と声を掛けてみて下さい。　］

［サイト管理者より補足］
10ポンドオーバーを仕留められなかったり自己記録が更新出来なかったりしたことをかなり不満に感じていらっしゃるようですけど、ご自身もおっしゃってるように正直ちょっと気負い過ぎかも。自己記録8.8ポンドを超えるにはほぼ9ポンドクラスが必要ですが、このサイトのたくさんの釣行記でもわかるようにメキシコでも9ポンドは簡単じゃありません。そういう魚を「釣れたらいいなあ」というレベルを大きく超えて「最低限の義務」みたいに自分に課してしまうと釣りが辛くなっちゃうし、自分自身にプレッシャーがかかってしまって焦りにつながっちゃうんじゃないかなあ・・・と。
この方のサポートをしたのは今回が初めてですけど、前回初釣行で8.8ポンドを釣ってしまっただけにメキシコに対する期待がちょっと膨らみすぎていたという面もあるのかもしれませんね。

実は私達も人のことは言えなくて、初釣行した当初は異常な期待をしてました（笑）。それまでテレビ、雑誌、ビデオ、広告で大物の情報だけにしか接する機会がなかったですからね。たぶんほとんどの日本人がそういうイメージでメキシコを見てると思います。確かに日本なんかより桁違いに高い確率で大物は釣れます。でも現実を超えて過剰な期待をしていると、ちょっと釣れなかったりしただけで「そんなはずはない」と冷静さを失ってしまいます。日本人にありがちなこの過剰な期待についてはサイト内でも注意を呼びかけています。（→海外のほうが大物が釣れるの？）

いずれにしても過剰な期待や気負い過ぎは冷静な釣りを妨げて逆に釣果を落とすことにもなりかねないので、「日本だってメキシコだって釣りは釣り。釣れるかどうかは魚のご機嫌次第」とゆったり構えておくのは結構大事だったりします。カップルで釣行すると、大物を釣ろうと気合入りまくりの男性より、のんびり構えている女性の方が最大魚を釣ってしまうことが多いというのはそういうところが関係してるような気がします。

大韓航空の9900円は「オーバーサイズ」として、アエロメヒコ航空の65ドルは「釣り用品」としての課金です。どちらも課金は往路だけで復路が課金されなかったのは幸いですが、アエロメヒコも要注意になってきましたね。

現実にこんなのを狙えるレイク！日本では出来ない釣りにチャレンジ！　※メキシコがイチ押しの理由→こちら

このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。

今回の釣行記もぜひ参考に。「役立つサイト」目指してます！　→今日のバスサイトランキング

このサイトを友達にも教えてね！（クリック！）

| ページ先頭へ |