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4ヶ月ぶりです、すみません。更新できなかった理由の一つには、この夏の香りをずっと決めかねていたからというのもあるんですよね。で、夏の前半はずっとCHANEL No19を使っていたんです。(去年使ったネタですね(^^;)) で、夏の後半(?)から使い始めたのが今回のこの沙棗なんです。最近香水日記にもよく出てきてましたね。 この香り、発売は1987年。きっと初めて嗅いだのもその頃だったと思います。トップページにも書いている通り、母親が資生堂フリークだったので、新製品を紹介されて気に入ると早速購入していたから。で、当時の最初嗅いだイメージは「うわ〜、セクシー、いや〜ん」って感じでした。(笑) 学生時代に一度使っていたんですが、とある理由により、ほとんど使わないまま終わってしまって・・・ その話はコレクションのページにも書いてますので割愛。 で、今年やっと買う気になったのは、5月に行った石井竜也さんのコンサートで、コンサートグッズとして香水があったのですが、そのうちの一つが王妃という名前で、ムエットを嗅いでみると、ちょっと沙棗を思い出す感じ。そこで、「あ〜、やっぱ沙棗っていいよな〜」って思い出したんです。 さて、商品の箱に入っているリーフに書かれているお話によると、その昔、伝説の美女 香妃は身体から発していた沙棗花の不思議な香りで多くの男たちを魅了したと伝えられているんだそうで。で、沙棗花ってどんな花かというと、シルクロードの砂漠では、五月になると、黄色の小さな花がいっせいに咲きそろう、その花が沙棗。香水の本などでは「ナツメの花」って書かれてますね。確かに「ナツメ」を漢字変換すると「棗」なんですよね。でもナツメって・・・私は分からない〜 ナツメグじゃないよねぇ・・・(^^;) で、「香妃」と「王妃」。もしかしててっぺいちゃん(石井竜也さんのことね)も香妃伝説からヒントを得て香りをつくったんじゃないかしら、なんて密かに思ってるんですけど。 <後日追記> このページを作成した後、識者の方から沙棗についてのお話を聞きましたので、載せておきます。 「沙棗」は一般的には「スナナツメ」と呼ばれ、その名の通り砂漠に生えるナツメのことなのだそうです。 また別名、ロシアンオリーブとも言われ、モンゴルや旧ソ連の砂漠地域を原産としているようです。そしてまた、その特性から日本の一部地域で 防砂林として植えられているのだそうです。でも、この防砂林として植えられているものは花が咲くかどうかは不明だそう。 <ここまで後日追記> そして沙棗の具体的な香りですが、リーフによると、「甘くさわやかなトップノートから、ロマンチックでやさしいミドルノート、そしてアニマルでセクシーなラスティングへと変化」と書かれています。そして、手許の本(ちょっと必殺技)によると、使われている成分は、トップがベルガモット、レモン、フルーツノート、アルデハイド、グリーンノート、ヒヤシンス、ミドルはローズ、リリーオブザバレー、ジャスミン、オリス、バイオレット、イランイラン、ベースにはベチバー、サンダル、ムスク、アンバー、ベンゼン、シベット、トンカ、バニラだそう。これで香りの想像つくかな? ちょっとフルーツも感じるなと思っていたら、確かにフルーツノートを使っていたんですね。 そして、最近知ったのですが、沙棗には、フェロモン物質と言われるアンドロステノール(性誘引効果を持つといわれる)が入っているそうで。私が最初に嗅いだとき「セクシー」って感じたのはそのせいだったんでしょうか・・・・(^^;) ちなみにお値段は上の写真のオードパルファムスプレイ が50ml \4000 、フラコンタイプは\3500 とかなりリーズナブルです。 8ml \5900 のパルファムもあるようです。買っちゃおうかな〜。 |
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で、最近の日記でもあちこちで買い集めている様子はうかがえたと思うんですが、やはりバスラインもいろいろ使いたいんで揃えましたよ〜。 ★ まずは、発売年よりもちょっと後から出されたデュアルコロン。100mlで\2800。ほとんどボディローション的に使ってもいいものだと思います。で、こちらの方がEDP よりもフルーティで万人に受け入れられやすい香り立ちになってますね。 ★ で、こちらはもう今までも何本も使ったボディシャンプー。泡立ちもいいし、やわらかな香りでたまりません。280ml \2000。 で、これと同じ形でシャンプーとリンスも出ているんですよね。そちらはちょっと購入してないんですが。確か250ml \1500 ぐらいのお値段だったと思います。 ヘアケア製品だと、ヘアムースなんかも出てます。ストレートヘア用と、パーマヘア用。資生堂はばら園シリーズでもヘアムースを出してますよね。 ★ で、こちらは石鹸。120g が3個で\1800。表面にお花の模様が浮いています。ず〜っと嗅いでいたい・・・ ★ 12個で\1500のミルキーバス。お湯に入れると、乳白色のお湯になって、香りが広がります。 ★ 次は私の大好きなボディパウダー。で、実は最初出ていたパウダーは、右の方の写真のルースタイプだったのです。色もお花に合わせて微妙に黄色っぽい感じでした。70g \2000 でした。 ですが、いつの間にか左の写真のプレストタイプのパウダーに変わっていました。これを知ったのは5年ぐらい前かな〜。お花模様がパウダー表面にプレスされてるのが写真で分かると思います。こちらは60g \3000 。ちょっと高くなってる。パウダーの色もピンク系になったし。ん〜、何があったんだろう。 ★ こちらはまるで万年筆のようなチップオンパルファム。 右の写真で分かるように、まさにスペアのインクみたいなものの中に香水が入ってます。で、ペン先はロールオンタイプでここだけはボールペンみたいですね。0.9ml の香水が入ってて\2500 です。レフィルも別売りであります。 ★ こちらはお香ですね。20本入りで\1000ですが、お香立てがついてるやつもあって、こちらはレフィルということになってます。 でも焚くよりそのまま嗅いだ方がいいな〜。(^^;) ★ おまけで載せておきます。こちらは'92年か'93年頃出たmyth of Saso (ミスオブ沙棗) 30ml \5000 。香りのタイプもスプレー部分も、新しい世代になってるな、っていう感じです。本家の香りにちょっとトロピカルなフルーティが加わっている感じ。本家よりちょっと若い世代を狙ったかな、という感じです。 いかがでしょうか? 今回はこれでもかってぐらいに載せてしまいましたが、どうも沙棗を始め、前からあった資生堂の香水製品がどんどん生産縮小方向にあるという話を聞いたんで、慌てていろいろ買いまくってるところです。よい香りも永遠には続いてくれないのでしょうかねぇ。 と、ちょっと憂いを残して終わりたいと思います。 是非あなたのお気に入りも教えて下さい。 こちらのフォームからどうぞ! |