このコーナーは、平成2年2月から平成16年8月までの当研究所における様々な症例の中からいくつかをピックアップして、その症例の治効理論の研究成果を仮説として発表したものです。
我々は医師ではないので診断はできません。ですからここでの治験はすべて仮説です。しかし昭和35年の最高裁判例で許されている範囲での施術行為を通して、”なぜそのような効果があったのか・・・”を西洋医学・東洋医学・心理学的に分析・考察した結果をまとめたものです。できるだけ科学的に分析・考察したつもりですが、行き届かない部分もあるでしょうし、当然他の色々な仮説があるかと思いますので、その節は何なりとご意見くださることを望んでいます。ただこの研究を通して、少しでも徒手医療が発展していき、多くの皆様に対して安全かつ効果的な施術につながる事を願うのみです。
平成16年9月1日
日本整体心理学研究所
所長 吉原 滋宏