Ex-diary 金のカカ1

金のカカ銀のカカ(元ネタ『金の斧銀の斧』)

2009/09/21日記より

(黒カカ+金カカ)xベジたん、萌エス!!…と叫んだ後、しかし黒カカと金カカは同一人物だしそれは無理だろとか思いつつ、いやでも生身の人間が合体できる(←こう書くとどうしてもソッチの意味にしか思えん)世界だから、同一人物が分裂する事もできるんじゃないか!?

…という妄想から端を発した話。たとえばイ○ップ童話のように↓こんな感じで!!

ベジータは地球を侵略しそびれた、ひねくれ者正直者の宇宙人です。今日も楽しく山で同族のカカロットと熱いバトルの真っ最中です。
「いくぞカカロットォオオオッ!!」
「うわああっ!!」
夢中になって戦っているうちに、うっかり渾身の力でビックバン・アタックを放ってしまったベジータ。それを食らったカカロットは、どぼんと湖に落ちて沈んでしまいました。

「カカロット?!」
自分で技を放ったベジータですが、ツンデレの彼は実は心配症でした。たちまち湖に沈んでしまったカカロットを探そうと、ベジータは湖のほとりに降りて屈みこみました。しかし湖は深く澄んだ水を湛えるのみで、沈んでしまったカカロットの姿は見えません。
「たった一人のカカロット、あいつがいなくては俺はもう戦えない…」
ベジータが悲しそうな顔をして座り込んでいると、不思議な事が起こりました。湖の中から輝く靄と共に、湖の妖精が現れたのです。

「とても悲しそうですね、どうしたのですか?」
「大事なカカロットを湖にたたき落してしまったのです。あれが無いと俺はもう戦えません」

「大丈夫です、私が力になってあげましょう」
あまりに悲しそうな顔をするベジータに湖の妖精は同情して、水の中に飛び込んで行きました。再び妖精が姿を現すと、手にカカロットを持っていました。それは光輝く金のカカロットでした。

「あなたが湖にたたき落としたのはこの金のカカロットですか?」
「いいえ、俺が湖にたたき落としたのは普通のカカロットです」

正直なベジータに感心した湖の妖精は、金のカカロットと普通のカカロット、ついでに超3のカカロット、全てをベジータに与えました。
3人のカカロットに囲まれて、ベジータは結構大変に、しかしそれなりに幸せに暮らしました。めでたしめでたし。


…同ネタ多数だなこりゃ(゜∀゜ )

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