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     初めて韓国に行ったのは14年前の1989年。ソウル五輪の翌年だった。そして2回目になる今回も日韓共同開催のワールドカップの翌年。共に大規模なスポーツイベントの翌年ということになる。初めての時は寒さが和らぎ最も雨が少ない3月(まだ寒いと思っていたがかえって日本より暖かく良いシーズンだった)。今回も、5月連休など混雑する時や−10度位に下がる冬季、梅雨時や台風が来る夏季から初秋を避け、まだ梅雨に入らない6月前半を選んだ。しかし海外旅行者を減らしたイラク戦争は終結したようだが、北韓(朝鮮民主主義人民共和国)の核やSARSを恐れているせいだろう、企業でも海外出張を控えている所が多く、初めての時に比べて見かけた日本人の数は極めて少なく、スーツ姿の出張組は全く見かけなかった。SARSは韓国では大丈夫だ。ちなみに韓国ではSARSは(사스・サース)とよぶ。乳酸菌がSARSを予防する効果があるらしくキムチにも乳酸菌があるから韓国でSARSは流行しなかったのだろうか(?)。 またSARSを媒介するとみられるネズミやゴキブリは一匹も見なかった。念のため使い捨てマスクやうが
い薬は持参したが韓国国内で見かけたマスクをしている人は、帰国の日仁川空港で日本人と見られる人一人だけであった。結局マスクは使わずじまい、無駄な荷物になってしまった。だが油断は禁物で外出後のうがいは怠らず、シャワーや風呂で体を洗い流した。これから14年前の思い出や今回との違い(紫文字で表記)を交えて今回の訪韓について語っていくことにしよう。


韓国の通貨はウォン() 
レートは1円=約10ウォン
韓国にも消費税に相当する附加税(10%)があるが表示価格は全て税込み価格(内税に統一)、そして価格の1の位は0ばかりのため1ウォンや5ウォン硬貨を使うことは一切ない。

 
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  6/7 名古屋→(JAL)→釜山 晴れ・暑い
  6/8 釜山→(東海南部線・急行ムグンファ号)→慶州→(東海南部線・急行ムグンファ号)→釜山 晴れ・暑い
  6/9 釜山→(京釜線・特急セマウル号)→ソウル 晴れ・暑い
  6/10 ソウル 曇り・涼しい
  6/11 ソウル 曇り後雨・蒸し暑い
  6/12 ソウル→(JAL)→名古屋 曇り時々雨・蒸し暑い

 
 
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