遊園地のアトラクション お化け屋敷
Fun Hous Walk Through Attraction
洋物 棺桶
 遊園地でおなじみのお化け屋敷のページです

 簡単解説 お化け屋敷は、結構アートでハイテク
 機材説明 お化け屋敷のメカ、オーディオ、ビデオ


 お化け屋敷のメカ 電気
  第1集
  第2集
  第3集
  第4集
  第5集

 つづき お化け屋敷のメカ 電気
  第6集
  第7集
  第8集  :USB接続で音声データーを転送できるモジュールを使った音源再生機
         新記事 200821 低音用超大型ホーン 定幅大型ホーンです。

 PCの話 裏窓の向こうから  昔々ミニコミ誌に書いた記事を掲載しています。

 お化け屋敷のつぶやき 思いつき、ご寄稿、ご意見など

 フロントページへ お化け屋敷以外の記事もあります。


お化け屋敷のストーリー

いつかみた町の話  「ごっこ」の舞台として考え始めた架空の町のお話です。

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はじまり

ゲストは、小さな路面電車の停留所にいます。「いつかみた」行きの電車の乗降口が
開いています。まだ動いていません。切符売場の窓口で乗車券が買えそうです。
回数券で乗り込む人もいるようです。

ゲストは、切符を買いました。車掌はいませんが、乗降口に足を掛けると、
パチンと不思議な音がしました。運転台にはブラインドが下りています。

CAST
運がよければ、運転手が突然現れます。ブラインドを跳ね上げて大きな声で、
「ご乗車ありがとうございます」
おもいっきり驚かされますが、悪い人ではなさそうです。
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車内には短めのシートがあります。後ろの方に「非常口」があります。
中吊り広告がいくつかあります。
「外人墓地は工事中です」と言うのが気になります。

ACT
シートに腰をおろしたゲストには向こう側の窓に流れる町の様子が見えます。
電車が走っているような気分になります。
気のせいか線路の振動のようなものを感じます。

車内灯は時々消えかかります。パチパチと、何処かがショートしているような音がし
ます。車内には短めのシートがあります。

警笛が狂ったように鳴り響きました。

後ろの方にある「非常口」が開いています。

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ゲストは「非常口」の方に近寄ってみました。車外に降りるステップがあります。
ステップを降りると短い路地になっています。
路地を抜けると、古びた商店街に出ました。どちらかと言うと町外れです。

紺色の光を放つ看板が在ります。[曾根電気商会]と文字がはいっていて、どうやら
電気店の様です。店の奥は真っ暗ですが、他に進む道はありません。

店頭に大きな「テレビ」が置いてあり何か映っています。アクション映画の1場面で、
(ヒーロー)が(悪者)にパンチを放っている瞬間で、クライマックスのようです。
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ACT
「テレビ」の画面をのぞきこむと、画面が{砂嵐状態}になってしまいます。
自分の姿が映ることもあるようです。

チャンネルをいじると、カーンと頭に響く打撃音を食わされてしまいました。
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CAST
パンチを浴びてボコボコになった顔が....テレビの中から....
....スタンプを押してくれます。
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[曾根電気商会]の奥に電気がつきました。何処かに抜けられそうです。

曲がり角です。何かの影が壁に映って動いています。曲がろうとすると音がしました。
「風の音」に聞こえたような気がします。

ゲストは「駄菓子屋」の前にいます。色々なものがありますが、手に取ることはでき
ません。大きな「招き猫」が置いてあります。「招き猫」は、{いろいろためしてみ
るといいにゃー}と、時々しゃべります。
「招き猫」の首に鈴がついています。

呼び鈴のボタンがあります。
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ACT
呼び鈴のボタンを押すと奥の硝子戸が開いて、分厚い眼鏡を掛けた老人が現れます。
眼鏡のレンズがグルグル回転してこちらの目も回りそうです。
カン高い声で「いらっしゃちゃいましたね....」と言っただけで戸を閉めてしまいま
した。

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CAST
「招き猫」の鈴に触れると{チリン、チリン}と音がしました。
            店のおじいさんが出てきて....スタンプを押してくれます。

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ゲストは、通路を進んでいきました。通路は、何処にでもありそうな町の路地の様子です。
古びた家の木戸があり、牛乳箱が付いています。メーカーは(森高乳業)のようです。
郵便受けも付いています。新聞がさしこんであります。
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ACT
もし、ゲストが牛乳箱を開けようとすると、中からカチャカチャと音がします。
「モゥー」と牛が鳴くかもしれません。鎖の付いた牛乳瓶が在ります。
牛乳瓶の底がスタンプになっています。
新聞は石のように堅く、びくともしません。数字が彫って在ります。
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路地は少し広い通りになりました。
掲示板があります。「いつかみた町」と書いてあります。町の地図が貼ってあるよう
ですがボロボロで良く解りません。
昔風の街灯が付いています。大きなスイッチがあります。
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ACT
もし、ゲストがスイッチを入れれば街灯が点灯して周りがもっと暗くなります。
光は四方からさして来るようになり、まぶしいくらいです。
ボロボロだった地図がよく見える様になりました。町の様子が解るようです。
いくつかの数字が書いて在ります。
スイッチを消すか、しばらく経つと場面は元に戻りました。
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通りの先はT字路になっています。ゲストは片方の道を選びました。
角を曲がると[いつかみた町役場]と書かれた建物が在ります。入り口には{会議中}
の貼紙が在り、入れません。その先はどこかに続いています。

建物の前にはちょっとしたスペースがあります。

小さな窓が開いていて{受付}と書いて在ります。鎖の付いたハンコが在ります。

[町役場]の前に井戸が在ります。
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ACT
突然{泣き声の様な音}が聞こえてきます。
ゲストが、その気になれば井戸を覗いてみたりするかもしれません。
そうすれば水が出ます。
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T字路に戻ったゲストは、もう一方の道を進みました。
一軒の店の前に出ました。店の扉はしまっています。道はもうありません。
大きなカエルの像が置いてあります。時々何かつぶやいています。
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ACT
カエルは、「カエルといかん。ワシの頭をたたいてみなされ!」と、ベタな事を言っています。
頭を叩くと、店の扉が開きました。
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