窓の外４９

　快晴の朝、放射冷却でかなりの冷え込みとなる。　
一日中快晴アルプスが望めた。　葉を落とす寸前の唐松の紅葉の上に、雪を頂いた白馬の山並みが浮かぶ。


白樺ゲレンデ	丸山ゲレンデ

　夜半の雨が朝には雪となり、久しぶりの雪景色となる。
滑るところまではいかないが、数センチの雪がゲレンデを覆いすっかりはを落とした木々に雪の花が咲いた。

今秋一番の冷え込みとなった。　　霜柱が立ち、凍りついた落ち葉の道を踏み

シャンツェの裏の前山に登ると、朝日に輝く小蓮華岳とゲレンデの中腹まで

降った雪の白さが目に染みる。

一段と白さを増した白馬連峰。　　　１１月５日朝撮影

　晴天も丸一日持たず、夕刻にはまた冷たい雨となる。
低気圧も抜け、今晩から明日にかけて冬型の気圧配置が強まりそうだ。
どの位の標高まで雪が降りてくるのか楽しみだ。

１１月４日　夜来の雨も上がり、アルプスはすっかり冬の趣になっていた。
　　　　　　　ゲレンデ最上部の栂の森は数センチの積雪となっていた。



雪の季節まで後一歩	栂の森にて撮影

　自然園へのパノラマルートの今シーズン最終日となった。
栂の森から先のロープウェイは強風で運転中止となっていて、雪の降る中を林道を歩いて自然園入り口近くまで出かけた。　
中ほどにある神の田圃と言われる湿原に久しぶりに足を踏み入れた。　
木道の上には数センチの雪が積もり、池塘は氷始めていた。
踏みしめる雪の感触が心地よい。
時折雲が切れ青空がのぞくと、白馬三山もすっかり冬の佇まいだ。
吹き抜ける風が梢を鳴らし、冬がそこまで来ている。



		神の田圃にて撮影


小蓮華岳	白馬槍,杓子岳	白馬岳,小蓮華岳

　昨日の雨は上がったものの、アルプスの稜線は雲に覆われていた。

時折雲の切れ間から、すっかり雪に覆われているアルプスが見え隠れして

いたが、夕刻になりようやく姿を現してきた。

標高２０００メートル位までは、すっかり雪に覆われている。

冷たい空気と夕陽が創る晩秋の夕暮れとなった。

濃く立ち込めていた霧が去ると、稜線に雪を頂いた

白馬三山が現れた。

雪のシーズンがそこまで来ている気配だ。

栂池高原の紅葉も山麓に移り、塩の道の周辺が見頃。

雪を被った白馬の山並みを見ながら、落ち葉を踏みしめ

歩くのも良い。　塩の道、百体観音の裏を登った前山から

の眺めが絶景だ。

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白馬大橋からの槍と杓子岳	猿倉からの白馬岳	夕暮れの五竜岳


栂池高原、名残りの紅葉	ゴンドラ内より撮影