PART I  フリートーキングに失敗していた原因

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I−5 動詞を使ってキーワードを出す  

キーワードをリードするのに動詞を使うことがあります。
五感の中の目と耳を使う look と listen です。
Look at 〜 、Listen to 〜 と来たら、その後には話のキーワードが来ます。

私も彼らのように自分の言いたい事に注目させるように、
これが使えたらどんなに良いかと思うのですが、
こんな簡単なことがなかなか出来ません。
アメリカの子供は自由に使っているのに。

例えば、 Look ! Look ! Look at that dog !
Listen to me ! Listen to me what happened at school today.

勿論こどもだけではありません。
Look at the sunset over there.
あの夕日を見て。 このキーワードが出ると、
映画『タイタニック』の有名なシーンに話が及ぶのかもしれません。

Listen to this music. この音楽を聴いて。
このキーワード this music からどんな話が発展するでしょう。

このように Look at 〜 や Listen to 〜 はネイティブの日常会話で非常によく使われます。
また Remember 〜 は私のペンフレンドがよく使います。

Remember the lady I told you about ?
アナタに話した女性のこと思えてる?

例えば: キャシーを覚えていますか? 彼女は大の日本酒ファンです。

Remember the lady I told you about ?
You still remember Cathy, don't you ?
She is a big fan of Japanese sake wine.
キーワードが伝わったと分かると、彼女の話は止めどもなく続きます。

早口のため話の詳細は分からなくても、
キーワードが理解できれば、話の大筋はだいたい理解できます。

ビジネスの場合は最後まで納得することが必要ですので、
詳細に入ってからも、その都度キーワードを確かめながら話を進めます。
どうしても分からなければ相手にキーワードを書いてもらうと良いでしょう。