PART I  フリートーキングに失敗していた原因

ローリーに 英作文 キーワード 前置詞 動詞 構文 表紙

I−3 キーワードを出せば話は伝わる

小学生のローリーに話せばキーワードは易しい言葉に変わること、
また相手を待たせず、そういう易しいキーワードを第一声として、
口に出すことが重要であることが分かりました。

キーワードが伝われば、話は伝わるということをもう一つの事例で確認しておきます。

ある時、日本のテレビを見ていたら、どこかの中学校の京都修学旅行の課題で、
外国人と英語で話をするというのが放映されました。

放映された中学生は慣れない英語で必死に話しました。
その結果、見事に話が通じたのです。
                                                                           
外国人に対する彼の質問は、日本の食事の中で何が好きですか?
というものでした。

彼は多分はじめて話すネイティブに、まず キーワードとなる言葉を発声しました。
Japanese food !

このキーワーズが外国人に通じました。
これでこの中学生の会話はほぼ成功したと思って見ていました。

続いて彼は緊張して、
 What do you like ? と尋ねました。
外国人は Sushi、...とこの中学生に答えました。
見事に通じました。 見事です。
彼はキーワードをまず相手に伝えることで、はじめてのフリートーキングに成功したのです。