番外編 ネコ本
猫派か犬派かと聞かれれば、AKIは間違いなく猫派です。
飼ったことはないのですが、猫を見るとさわりたくなるし、ネコの本はつい手に取ってしまいます。
そして不思議なことに、ネコの本には旅心をそそられる本が少なくありません。
なぜだろう?と思ったのですが、考えてみると犬はたいてい家にいますが猫は町中にいるんですよね。
猫がたくせんいる町は、それだけ包容力と人情味があるような気がするので行ってみたくなるのでしょう。
ニッポンの猫
岩合光昭
新潮社/2000年刊行
新潮文庫/2003年刊行
動物写真家、岩合光昭氏の名写真集が最近文庫になりました。沖縄から北海道まで、日本中の猫の写真が納められています。大自然の中の猫、町中の猫…どの猫の表情も魅力的なのは、猫を見つめる岩合氏の視線が暖かいからでしょう。背景の景色も美しく、旅心をそそられる写真集です。
京都 猫町さがし
甲斐扶佐義
中公文庫/2000年刊行
京都の「ほんやら洞」の店主が撮った猫の写真のあれこれ。モノクロの写真からは、観光地ではない京都の路地裏の雰囲気が伝わってきます。京都のような古い町に猫の姿はよく似合うような気がします。ほんやら洞界隈はAKIも学生時代によく行っていた場所なので、懐かしい景色がいっぱいでした。
ネコ路地へ行こう
森田奈央
小学館文庫/2001年刊行
地図雑誌「ラパン」誌に連載された「猫町地図」を編集した1冊です。浅草、月島、神楽坂など東京の下町を中心に13の町のネコ散策が楽しめます。ネコがたくさんいる町は人情味があってあたたかい感じがします。手書きの猫マップがあるので、これを見ながらネコ探検がしたくなります。
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