noriinu ロダンのココロ研究会


 AERA-net(2008年8月〜2009年4月は週刊AERAに「ロダンのココロ句」として、2001年4月〜2004年12月は週刊朝日に「ロダンのココロ今日このごろ」として、2001年3月までは朝日新聞土曜朝刊、2000年3月までは同金曜夕刊)に連載中の内田かずひろ作「ロダンのココロ」を研究します。ただいま、会員募集中。会員・非会員に限らず、謎・疑問(あるいはその解明)・提案などありましたら、掲示板に書いてください。みんなで追究していきましょう。

今回(3月3日)のロダン評
(お嬢さんと散歩。猫とたわむれるが急に去ってしまい、「自由でいいな」と思うお嬢さんと、「身勝手な」と思うロダン。「みがっても じゆうにみえる うららかさ」)
 のりーぬ:猫と犬は世界が違うのでしょうね


《お知らせ》
 2009年4月、「ロダンのココロ句」がAERA-net(http://www.aera-net.jp/magazine/rodin/)でネット連載
 2009年6月、「ロダンのココロ夏」(朝日文庫)発売です
 2009年4月、「ロダンのココロ春」(朝日文庫)発売です
 2008年8月、「ロダンのココロ句」として週刊AERAに登場!!
 2004年12月、「ロダンのココロ今日このごろ」終了しました
 2004年7月、「ロダンのココロ5」発売です
 2002年9月18日、「ロダンのココロ4」発売です
 2001年4月から、「ロダンのココロ今日このごろ」として週刊朝日に引っ越しました
 2001年3月22日、「ロダンのココロ3」発売です
 「ロダンのココロ」研究会専用掲示板を当ページに作りました。MIUホームにある掲示板のうち、「ロダンのココロ」関係のものはこちらに移してあります。(2000.7.21)

「ロダンのココロ」連載リスト1(1996.04.05〜1997.10.03)
「ロダンのココロ」連載リスト2(1997.10.17〜1999.04.16)
「ロダンのココロ」連載リスト3(1999.04.23〜2000.10.07)
「ロダンのココロ」連載リスト4(2000.10.14〜2002.03.15)
「ロダンのココロ」連載リスト5(2002.03.22〜2004.12.24)
「ロダンのココロ」連載リスト6(2008.08.11〜   )
 1996年4月の連載開始から現在までの各回の内容を一言説明。以下の研究文中で「#???」となっているのは、これのリスト番号を示しています。

「ロダンのココロ」の謎
 「ロダンのココロ」には、いろいろな謎があります。みなさんはリストアップされた数々の謎を解決できますか?


掲示板 「ロダンのココロ」の感想、疑問などお書きください

   登場人(犬)物
   ロダンのココロ研究会について

登場人(犬)物
ロダン
 主人公。「ロダン」という名前は「考える犬」だからと思われる。新聞連載開始時には「物思う犬の哲学漫画」と紹介されていたし。日本犬のように見えるが、ラブラドール・レトリバーらしい。性別♂。年齢?歳。お嬢さんにほのかな恋心があるよう(#38)で、人間なら20代くらいか。いやにじじむさいところもあるので、年寄りかも。
 好きなこと・散歩、嫌いなこと・雷(#57)、雨、花火、尊敬の対象・電車(#86)。首に巻いているえんじ色の格子のバンダナがトレードマーク。「奇妙な博多弁を話す」となっている。作者が福岡市出身だからのようだ。

【ロダンの家族】
 ロダンを飼っている家族(父・母・娘の3人家族)はそれぞれの名前はもちろん、名字さえわからない。この漫画で唯一名前がついているのはロダンだけなのだ。(本編以外では、「ロダンinイギリス」でマイケルという名のブルドッグが出てくる)

お嬢さん
 当然のごとくビールを飲んでいる(#14)ので、20歳以上なのは確か。おそらく短大卒のOLで、21、2歳というところでは。「恋人はいない」と父親に言っている(#36)が、クリスマスに向けマフラーを編むくらいのボーイフレンドはいる(#79)。

だんな
 会社にはスーツで行くが、家の中、散歩には和服姿というのは磯野波平と同じパターン。趣味は囲碁と釣り(#58)、プロ野球観戦(#12,#191)。お酒に弱いらしく、泥酔して帰ることも(#40,#72)。ロダンに一目おかれているが、時に幻滅されることも(#98,#115)。

奥さん
 ロダンと最も長く接する時間が多い(にしては、他の2人に比べて影が薄いような…)。趣味はバーゲン(#49)、井戸端会議(#44)。

坊ちゃん
 隣の男の子。2000年4月(#191)からの新キャラ。大阪から両親と引っ越してきた。両親は今のところ、登場していない。両親以外に家族がいるかは不明。

三郎さんとシロ
 『まんがライフ』に連載中の同じ作者の「シロと歩けば」に出てくる飼い主と犬。しばしばエキストラとして登場。(#44,#68,#B)。ただし、名前は出てこない。三郎さんのお父さんも何回か出てきた。だんなに間違われる(#59)、寒そうに歩く姿(#173)、マスクをしてロダン家の前を通る姿(#189)。

お客さん
 奥さんの友達。散歩が中止になるので、ロダンとしては嫌な客(#19,#71)

奥さんの妹
 丸顔なので、奥さんの方の妹であろう。娘2人(小学校低学年と、小学校高学年か中学生というところ。と思っていたら、七五三で着飾っている。っていうことは、3歳と7歳?)と3人で登場(#31,#125)

だんなの弟
 角顔なので、だんなの方の弟であろう。奥さんと子供2人(小学校低学年と、小学校高学年か)の4人(#A)。子供の言葉が、「はいっとった」「ここのオイさん」「すごかろー」「きまえよかねぇ」といったところから、九州方面(たぶん作者の出身地である福岡市)に住んでいるようだ。しかし、正月に兄のところに福岡からわざわざ来たのだろうか。
 《追記》この兄弟は作者が『まんがライフオリジナル』に連載している「ピヨピヨぶらざーず」の兄弟でした。兄の方は作者(福耳が特徴)らしいです。(下の「作者」も含め情報を提供してくれた山本広明さん、ありがとうございました)

山形のおじさん
 「やまがた」と書いている袋を持ってきて、「久しぶり」という点(#21)から後で出てくる「山形のおじさん」という人物に間違いないと思われる。お中元でサクランボを送ってきた(#110)。なお、神戸におばさんがいて、牛肉が届いたこともある(#53)。

作者(めがねの兄ちゃん)
 自転車の修理を音楽演奏とロダンが勘違いした回(#90)と、パチンコで負けてがっかりする姿(#98)が見られる。ゴミ捨てで怒られる場面も(#165)。(情けないことでしか出てこないのは作者の照れ?)福耳が特徴。
 福耳の人といえば、#47で煙草の吸い殻を捨ててロダンにほえられるおじさん(40、50代くらい)もそうなのだが、これも作者ということだろうか。


ロダンのココロ研究会について
 会長・がんこいぬ、事務局長・のりーぬ。「ロダンのココロ」を心から愛する人(および犬)たちによる研究会です。略称は「ロダココ研」。
 なお、「ロダンのココロ」の略称を「ロダココ」(ガラかめ方式。「ガラスの仮面」→「ガラかめ」とする方式)にするか「ダンコロ」(ところてん方式。「日いづる処の天子」→「ところてん」とする方式)にするかで研究会で論争が起きましたが、多数決により「ロダココ」となりました。

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