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2004年12月 メキシコ、レイク・エルサルト釣行記
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★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「エルサルト、パパロタロッジ最高!!」 [埼玉県・山下様]
2004年12月 メキシコ、レイク・エルサルト

まず最初に、Access!海外バスフィッシングのスタッフの方々に心よりお礼が言いたいと思います。HPからいきなりメールし、しかも他の方々の釣行記もよく読まず、訳のわからん質問ばっかりしたのにも関らず、懇切丁寧に様々なことを教えて頂きまして、本当にありがとうございました! 嫁共々、本当に感謝しております。

★平成16年12月21日 成田―ロス―ロスカボス―マサトラン―パパロタロッジ
「ドデカバス釣れるかなぁ!?」とはやる気持ちと、「新婚旅行やから!」ってとった長期有給休暇に「帰ってきたらクビとかなってへんやろなぁ」とビビル気持ちを半々くらい混ぜたような微妙な気持ちでエルサルトに向け出発。
右手には「何が入っとんねん!?」とツッコミがきそうなロッドケースを抱え、バックパックを背負い、真っ赤な釣り用の防寒着を着て成田へ。相当目立つ。道中多数の人に不信な目を向けられつつ成田到着。成田に着く頃には開き直ってしまい、全く周りの目は気にならなくなっていた。

今回の日程的には、まずエルサルトで3日半釣りをして、その後ロス・カボスというリゾート地でノンビリする予定で出発。エルサルトに同日着がしたかった関係上、大韓航空とメキシカーナ航空を乗り継いで行った。トランジットはロス。成田でチェックインする際に注意しておいた方がいいポイントということで、当サイトのスタッフの方から聞いていたことですが、機内預入れ荷物には最終到着地までのタグを付けてもらうように頼んだ方が良いと聞いていたので、その通りに伝える。これはロスでトランジットする際に最終着地のタグがついてないと再度手荷物検査でスーツケースは開けられるわ、ロッドは出さにゃならんわで、非常に手間&時間が掛かるのでめんどくさいから。事前に教えておいてもらって良かったぁとホッと胸をなでおろしつつ搭乗。ルアーはちなみに機内持ち込み荷物としては認められないのでお預け入れ荷物へ。

「機内では夕食後は酒でもかっくらってさっさと寝ることが釣りを快適にする秘訣!」と聞いていたので、嫁と二人で必死に寝ようと試みるが、二人とも挫折。目は爛々と輝くは、後ろに座っているアメリカ人の子供が凄まじく暴れるわで、『んなもん寝れるわけあれへんわ』って自棄になって起きていました。ちなみに機内食はピビンバでした。美味しかったです。

約11時間に渡るフライトを経てロス到着。イミグレーションで恐ろしい混雑に巻込まれるはず!とタカをくくっていたのが大はずれ。凄まじいスムーズさで通過。次の便まで4時間もある現実に少々打ちのめされつつ免税店巡りを敢行。まぁまぁ楽しむ。長いと思っていた4時間もあっちゅう間に過ぎ去り、メキシカーナ航空のメキシコシティ行きに搭乗。いよいよエルサルトやーって改めて気合が入る。
メキシカーナ航空は、ロス―ロスカボス―マサトラン―メキシコシティを往復している各駅停車みたいな飛行機で、エルサルトに行く場合途中でロスカボスに一回降りて、そこでイミグレーションを通り、再度同じ飛行機に搭乗し、マサトランに向けて飛ぶ。これも事前にスタッフの方から聞いていたので混乱せずにクリア。「聞いてなければきっと混乱していただろうなぁ」と今さら思う。

そして遂にマサトラン到着! ARRIVALゲートを出るとウサンクサイ、もとい、素敵なスマイルを湛えたメキシカンが僕達の苗字を書いたプラカードを持って寄ってきた。はっきり言って日本人なんてマサトランには来る人居てないから、速攻見つけてもらえた。思いのほかクッションの良い送迎バスで、約1時間半後パパロタロッジに到着! ロッジの副社長であるMr.スィギスがお出迎えしてくれた。ほんまに陽気でオモロイおっちゃんでした。ロッジ着いて即ロッドチェック。傷一つなく、安心する。その後晩御飯を食べて、マルガリータを飲んで速攻で就寝。多分7〜8時には寝てました。ロッジの部屋は二人部屋で、思っていたような不潔さは全く無く、若干エアコンがやかましいのと、朝晩の室温がメチャ寒い事を除けばはっきり言って無問題です。

★12月22日 曇り エルサルト
翌朝、5時15分にロッジのスタッフが起こしに来てくれる。起きると同時にコーヒーとオレンジジュースをもらう。メキシコの朝はかなり冷えると聞いていたが、実際かなり冷えるどころではない。それはもう、ほんまに「ムチャ寒い」といっても過言ではないほどに寒い。「こない寒くてバスさん釣れまんの?」って不安が脳裏を多いによぎる。

そしていざエルサルトへ。湖面はすさまじく湯気出てるし、「温泉か?!」と意味不明な言葉が口から漏れる始末。ボートランプには僕等が乗るボートと、ガイドであるハビエルさんが既にスタンバイしてくれてた。早速荷物を乗せて出船。相当寒い。まず朝一はボートランプのすぐ傍にあるマングローブ林へ。ガイドはポイント着き次第即一言。「センコー」。OKです。
センコー投入。まず僕が30〜40cm程度のバスを数匹ゲット。嫁は沈黙。僕だけ釣れる状況に嫁のストレス山盛になってきたところで移動。




かなりボートを全力疾走させて、一見リリーパッドと岬の先端がらみ以外はこれといったストラクチャーもない所で再びハビエルさんの寡黙な口が開く…「センコー」。「…ってそれしか言わへんのかえぇぇ!!?」って心でツッコミつつ言う事を聞かずにクランクを投げたりしてみた。そこへこれまで沈黙していた嫁から、「バックラッシュしたからタックル貸して」との要請。仕方なく貸した事を次の瞬間後悔することになった。僕が船尾から岬先端に向かってキャストして巻いている時、船首方向から「来た!!」との日本語。「ナヌ?!」と振り向くと嫁はんが「重い! めっちゃ重いよ!!」ってわめく。内心「木かウィードちゃうんかい」と思いつつちょっと余裕かまして、「落ち着きや」とか言ってたら、2分ぐらいの格闘の後上がってきた魚体を見て絶句。漫画なら目が飛び出してるとこでしたわ。嫁はん1匹目がいきなり8ポンドオーバー。
ヒットルアーはキンクー5インチのワッキー掛け。ハビエルさんが妙な気を利かせて「タックルは旦那さんのだから、半分は旦那さんの手柄でもあるね」とか言われて、「んなわけあるかい」って悔しくなった。負けられへんと必死で僕もセンコー投入するが釣れるのはコバッチばかり。腹立つから移動。そして次の場所でも嫁&センコー爆発。54cmの7ポンドオーバーを水揚げ。マジで僕の目が飛び出しそうだった。早朝の時間帯はやはり比較的食いが立つのだが、いかんせん気温が下がりすぎていることもありスローな釣りが効くようだった。日が完全に昇ってからはハードルアーがかなり効いてきて、僕はひたすらフラップスラップを投げ続けた。
午前終了まで40アップは数え切れない程釣り、最後の1投に僕も54cmのバスゲット。立ち木に巻かれて危うく切られそうになったけど、ハビエルさんがネットで無理やりランディング。気持ち良く午前の釣り終了。
ボートランプに戻るとスィギスが迎えに来てくれてた。ロッジに戻って昼食。昼食はサーモンのフライとサラダ、バターライス的な物、それとナッチョス&ビール。テカテっていうメキシコビールで、薄味やったけど美味だった。

午後は1時半からスタート。ハビエルさんボートぶっとばしてシャローエリアに到着。それにしてもエルサルト凄まじく広い。平日ってこともあり、僕等のほかには1隻も居ない貸切状態。ここでもとりあえず嫁はセンコー。僕はクランク。様々なクランクを試すが、どうもフラップスラップしか釣れない状況が続く。摩訶不思議である。ちなみにフラップスラップのカラーはギルカラー。エルサルトのベイトフィッシュは間違い無くテラピア。まさにマッチザベイト?! その後もセンコー、クランク、共に釣れ続ける。ちょっと飽きてきたからラバージグ1/4オンスにチェンジ。トレーラーにパワーホグ3インチウォーターメロンカラーを装着し、ボトムを取ってからホンガリング。すると50cmクラスのバスが何度もアタックしてきてはランディング直前でバラシ連発。まだまだ未熟な腕前でした。デカバスは比較的水深のある場所とシャロー隣接のブレイクラインでボトムからちょっと浮いたところでサスペンドしているようだった。
そして移動。次に入ったワンドがハードルアー天国のワンドで、ブザービーター入食いだった。なかでもタングステン入りのブザービーターが激釣れやった。ヒットしてくるのは全部40後半で、相当楽しんだ。

夕方16時半には日が暮れだし、17時にボートランプ帰着。スィギスに釣果報告し、ロッジへ。ビールを飲み、晩御飯を食べ、日本のバス事情や釣り場環境等について情報交換する。
ちなみにスィギスの自己ベストは12ポンドのバスやったって言うてましたわ。何か魚体が四角形やったらしい。いろいろ話して、ビール飲んで就寝。


★12月23日 曇り時々晴れ エルサルト
これまた極寒な朝。「どんだけ冷えんねん」とぼやきつつ出船。それにしてもガイドのハビエル氏は軽装。でもやはり寒さは一緒らしく、顔にT−シャツを巻きつけてボートをフルスロットル。かなり奥の方まで移動。「し、死ぬ…」と思うくらい体が冷え切った頃に停船。
いざ釣り開始! ハビエル氏曰く「センコー」。「やはり…。それしか知らんやろー?!」って思ってしまった。でもしばらくして、「ポッパー」って言ったから安心した。まぁそんなこんなでやはり嫁がまず最初に50アップをゲット。ちょっとやる気がなくなりそうだったから、持参していたビデオ係を買ってでる。するととたんに嫁さん緊張の為釣れなくなる。この日は嫁はセンコー中心、僕はハードルアー中心で攻める。ハードルアーはほとんどブザービーターを投げ通した。結果的に僕が7ポンドオーバーを1本ゲットした。2人で50匹くらいしか釣れなかった。

★12月24日 晴れ エルサルト
前日の夜から嫁が体調を崩し、何やら「しんどい」と言いだした。「んなもん気合や!」と無理矢理湖に引っ張って行って出船。しかし2匹目をゲットした時点でギブアップ宣言。「気持ち悪い」ということでロッジで休ませることに。嫁が寝てる間、一人でボート独占し釣り三昧。午前が終わったところでスィギスが「カナ(嫁)が病院へ行きたい」って言ってると告げられる。びっくり。「びょ、病院? 英語通じんの??」と相当な不安を抱えつつとりあえず近隣の病院までスィギスに運んでもらう。スィギスも多忙なはずなのに、快く町まで連れて行ってくれて、診察代も立替てもらい、しかも薬代も立替えてもらい、相当感謝しました。現地の病院は本当に廃墟のような所で、かなり怪しい雰囲気が漂っていた。医者はかなり「モハメド・アリ」に似てた。しかも作業着。大丈夫か!? そして看護婦はやたらと露出度が高い人と、スケスケの白衣を着た人の二人だけ。露出度が高い方はどう見ても看護婦とは思えへん格好だった。とにかく処方された薬を飲んで安静にしていたら嫁はん奇跡の回復! 「ヤブじゃなかったなぁ」と二人でびっくり。まぁ何にせよ良い経験をした。

午後からもそこそこ釣れたが、ビッグなのは釣れず。何よりびっくりしたのは、夜に今度は僕が嫁と同じ症状で発熱!! 嫁は既に回復していたので薬を分けてもらう。そして全力で発汗。気合で治ると自分に言い聞かせ就寝。

★12月25日 晴れ エルサルト―マサトラン―ロスカボス
奇跡は起きた。解熱完了! 体調完璧とは言えへんけど、とりあえず釣りは出来るまでには治った。ついに最終日。長いようで短かったエルサルト釣行。「今日こそ10パウンダーをゲットするぞ」と意気込んで出船。嫁さんいきなりガイドに「デカバスが釣れるポイントに連れてって」とせがむ。OKと快く言ってくれたものの、あえなく不発。この日は午前だけということもあり、気ばかり焦ってしまい自分を見失う。結局27匹しか釣れなかったけど、かなり満足感に浸りつつ釣り終了。二人とも「絶対また来よう!」と心に誓う。
ロッジで速攻荷造りして昼食。15時のフライトだったので13時にロッジ出発。本当に夢のような4日間が終わりを告げた。



ロスカボスのリゾートホテル

マサトラン空港に着き、次はリゾートロスカボスへ出発! ロスカボスは、カンクンと並ぶリゾート地で、エメラルドブルーの海に囲まれた物価の異常に高い街だった。特にタクシーがほんまに「アホか!」と思うくらい高い。ホテルでゆっくりして、街で買い物をして、ボーっと過ごした。ナイトクルーズやビーチで泳ぐ以外は特にこれといった楽しい物は無かった。まぁでも新婚旅行で来るのであれば、エルサルトだけではなくロスカボスでノンビリっていうのも良い思い出になること間違いなし。

でも次来る時はエルサルトで釣りだけ楽しみます!!!
エルサルト、パパロタロッジ最高!!! でした!!






[サイト管理者より補足]
最初「病院に行った」と聞いた時には驚きましたが、8ポンドをゲットし、無事に回復して釣行を終えていただいたのは何よりでした。
「おなかを壊したのではない」とのことでしたので、今回の原因はおそらく「疲労」と「気温の日較差」による「風邪」であろうと思われます。
メキシコ西海岸のレイクは海から離れた山間部に作られたダムのため、日本より南にあるメキシコと言えども気温の日較差が大きく、冬は特にそれが顕著になります。レポート中でも「朝はムチャ寒い」と書かれていますが、陽が上った日中は半袖でも釣りが出来るくらいですので早朝と昼の気温差が本当に激しくなります。日本からの長旅の疲れと釣りの疲れもあり、そうした寒暖の差で寒い思いをすると風邪をひきやすいのです。

海外への釣行は予想以上に疲れるものですので体調も崩しやすくなります。主な原因は
 ・睡眠不足
 ・時差
 ・気温差
 ・見知らぬ土地、言葉の壁の緊張やストレス
などです。自分ではどうしようもない事も当然ありますが、私達は次のようなことに気をつけています。
 ・飛行機でもロッジでも極力長い時間眠る
 ・「耳栓」と「アイマスク」は必ず持って行く
 ・飲み過ぎない
 ・多めに重ね着をしておく(暑い時は脱げばいい。寒いのに「もう着るものがない」は最悪)
 ・下着だけで寝ない

せっかく多くの時間とお金を使って釣りに行くのですから、日本を出発する時点から対策をとっておくことで、いい体調で釣りに臨めるようになります。皆さんも体調管理を十分心掛けて下さい。


メキシコでは女性にもこんなのが。日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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今回の釣行記もぜひ参考に。 「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング

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