海外釣行記 2005年11月 メキシコ、レイク・エルサルト |
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「メキシコ釣行記」 [岐阜県・井上様]
2005年11月 メキシコ、レイク・エルサルト
今回の日程は 延べ8日間。メキシコでは4日半釣りをしました。
(5日連続で釣りをやり続けたことはもちろん生涯一度も無い。こんな日程は釣り人以外がみたら、かなりのおバカ日程だが、滞在中、全く飽きることは無い、多分何日いても足りないと思ってしまうような場所である)
1日目 出発 移動
2日目 釣行初日
3日目 釣行2日
4日目 釣行3日
5日目 釣行4日
6日目 釣行5日(半日)移動
7日目 ロス 宿泊 移動
8日目 移動 帰国
まず出発にあたって現地までの道のりがとても長い。
自宅発〜中部国際空港〜成田空港〜アメリカ ロス〜メキシコ マサトラン〜車で約2時間〜レイクエルサルト着
自宅を出発してから現地に着くのにほとんど丸1日は掛かる。今回の旅では移動が一番辛かった。
<タックル>道具
現地ではもちろん何も売っていないため、日本で全て揃えなければならないので荷物がとても多くなる。
ロッド:計6本
ベイトタックル:
●630MH 必要
●660H 必要
●580V 必要(TW用グラスロッド)
●720MH 必要
●760H あまり必要ではなかった
スピニングタックル
●630ML 絶対に必要(なかったらやばかったかも)
メキシコだからと言って特別ガチガチなロッドの必要性は感じなかった。今回は満水でヘビーカバーが少ないことから、ラインブレイクやフックが伸びる原因になるだけで必要性は無い。
ルアー関係:
これが一番重かった 現地で売ってないからかなり余分に持って行った。結果的には、ゲーリーヤマモト、ズーム、デプスが強かった。
ライン:
もったいないけど2万円分位は持って行った。30ポンドまで用意したが雨季も終わって満水状態だったので20ポンドで充分だった。
愛用のロードランナー |
ちょっと持ってき過ぎ! |
長い移動を経て、旅1日目は終了。ロッジに着いた時には夜だった。
ロッジに到着すると、まずマルガリータが出てくる。マルガリータは毎回釣りの後にも出てくるのだが、本当においしい!
これからBARへ行くときは、ジントニックでなくマルガリータを注文すると思う。
ロッジマネージャー、スタッフなどと挨拶を済ませ、夕食後、相方とお酒を飲みながら明日の釣りの準備を行う。(でも私は、あまり酒は強くないから、少し抑えつつ)
明日の釣行のことを喋りながら前日の準備は、期待感、ワクワク感と想像が膨らむ。(これは釣り人にしか分からない興奮かも?)
ここ数年は、仕事も忙しいこともあり(言い訳!)適当な準備になってしまっていたので、この時間は本当に久しぶりでとても有意義なものだった。
やはり折角の楽しみをなくしてはもったいないと思った。これから毎日4時45分起きになるので、疲れもあり早々と寝てしまった。
メキシコでは、日本では考えられないくらい、健康的な生活を送っていた。なので体はとても快調だった。
メキシコ 海沿いの町マサトラン |
滞在したロッジ。周りには何も無い! |
ロッジ前の道 |
ロッジ横の民家 |
ロッジ裏の野生の王国 |
放牧の馬、牛が多い |
マルガリータ |
食事 |
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<釣行 初日>
ロッジのスタッフが、4時45分に起こしに来てくれる。
そのときに毎回暑いコーヒーと冷たいオレンジジュース(何故かペアで)を持ってきてくれる。
寝起きの喉の渇きを潤すオレンジジュースと、目覚めのコーヒーとで一度に2度おいしい組み合わせだった。
湖は、車で10分程走った所にある。タックルを積み、同じロッジに宿泊中のアメリカ人の方と一緒に移動。
アメリカ人の方は、7インチのセンコーが良い教えてくれた。私達は5インチしか持っていないと言ったら、気前よく沢山くれた。(なんて良い人たちなんだ〜と感動!)
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ロッジが管理するスロープ。ここでガイドと待ち合わせ |
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今回の釣行のボートは15ftのアルミボート。ロッジの保有するボートでは良い方の物。日本ではあまり人気の無いボートだが、ここでは快適だった。金持ちのアメリカ人などは、ロッジに年数回の釣りの為にバスボートを保管してもらっている人もいるみたい。スケールが違う! |
まだ、薄暗い中いざ出船!さすがにテンションが高くなる。
まずはトップウォーターからと思いPOP-Rをキャスト 5、6投目で40cm位のバスが釣れた。サイズに関係なくメキシコ初バスは嬉しかった。(でも、すでにバックシートの相方は2匹以上釣っていた)
とりあえずキャストしていれば、ポツポツ釣れる、でもバックシートの相方の方がやはり釣っていた。
先頭でキャストしている私の方が釣れているのであれば、先に投げているのだから釣れるのは当然だが、後でキャストしている方が釣っているのでは、これは私自身に問題が有ると悩む。
問題は基本中の基本を怠ったことにあった。琵琶湖のオープンウォーターでの釣りが長い私は、岸(岩盤)ギリギリにキャストしていなかった。おまけにアクションのテンポも速くなって言って、活性のすごく高いバスは取れても、ちょっと活性が低いバスだと釣れていなかった。
メキシコで改めて1投の大切さを最認識して、その後はトップウォーターを岸に当ててから落とすか、ギリギリにキャストして、少し待ってから1アクション、2アクションとやっていたら、40〜50cm前後のバスが結構釣れた。
メキシコのバスは本当に引きが強いのでPOP-Rのフックは伸びてしまった。
メキシコといえども、適当では釣れないことが分かった。
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丸呑みされたPOP-R。日本では最近使う人が少なくなったけど、やっぱり超一級ルアーだった。メキシコでは使いこなすため真剣に1投、1投丁寧に動かしていた。良い勉強になった。相方とメキシコ人は巧みであった。 |
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このサイズが結構釣れる。やはり日本とは次元が違った!50cmでは写真も取らなくなる程(ガイドは50cm位だと”No ネット”と言ってネットをボートへ片付ける。60近いと「グランデ(スペイン語で大きいの意)」と言ってネットを出す。ガイドの掛け声が大きさの基準になるため、ちょっと緊張する) |
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55cm位。こんなサイズがトップでよく出た! |
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主なトップウォーターのエリア。
牛、馬が野鳥が水辺に沢山いる。
釣果よりも、この大自然の中で釣りが出来るだけで満足かも知れない。 |
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ボコボコでた岩盤エリア。でも3日目以降は? |
初日の釣果は、なんと相方が初日からいきなり11ポンドを釣った。
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相方の高橋君の11ポンド。某ハンドメイドルアーにて! |
彼は今年の6月に続き2回目の釣行で、連続で10ポンドオーバーを釣ったことになる。メキシコへ行けば10ポンドは誰でも簡単に釣れるイメージだが、実は簡単ではない! 50upは沢山釣れるけど!
私は7ポンド位が最高であった。
2人で60オーバーが1本、50〜50後半が15本位、40cm以上は30本位でだったと思う。
その他、良かったのは、ロングカーリーテールワーム、ZOOM マグナムリザードのヘビキャロ、テキサス、クランクベイト、バイブレーション(ラトルトラップ)、センコー。ワームも同様で、超、超、超スーパースローで無いと大きいのは釣れなかった。
相方はメキシコが今回で2回目で、そのことを肝に銘じているのでやはり釣果は良かった。
メキシコへ来て、初日は学んでばかりだった。
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エルサルトのメインベイト「テラピア」。これをバスはメインで捕食している。朝、夕まずめは、岸際のテラピアをボコボコ音を立てて追っかけていた。こんなの食べているから、そりゃ大きくなるわ! |
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小さな島。周りの山の先端には十字架が立っている。 |
<2日目>
昨日、トップウォーターでの釣果が良かったので、また朝一はトップから写真のような立ち木周りを探る。
相変わらずPOP-R、ザラスプーク、サミーなどでポツポツ釣れる。でもちょっとイマイチ! 立ち木エリアから、葦と岸沿いの木がオーバーハングしている小さなワンドエリアに移動。
移動すると、岸沿いの所々で「ボコッ!ドッバン〜!」とバスがテラピアを捕食しようと水面を割って出ている。
活性が高そうなので、ここでは遠投が出来て(POP−Rは遠投が難点)アピール力のあるdeps
バズジェットを選択。相方はラッキークラフトのBULLをキャスト! このルアーを見たときは、バズジェットのパクリで、サイズをひとまわり大きくしただけだと馬鹿にしていたが、このルアーは凄かった! ビックベイト並みの水のうねりと引き波に加えて、音も凄い。
言うまでも無く、先頭の私よりも先にデカイのを釣っていた。
このワンドは2人でやかましいルアーを投げ続けても、とにかくデカイバスが沢山釣れた。
私は9ポンド(60cm弱)、相方は8ポンド(60cm弱)を筆頭に7ポンド、6.5ポンドとグッドサイズが沢山釣れた。
初日は慣れるのに必死だっただけに、エルサルトの凄さをついに体感出来たことに満足!
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今回大活躍のdeps バズジェット。最終的にはボロボロになって、いい味が出た。
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ラッキークラフト BULL。この音が後から聞こえるたびに、私はビビッていた。似ていてもタイプが違ったので、結果的に両者が良い結果になった。
この2つは、使い分けて使えば効果的!
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バズジェットで釣れた9ポンド
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deps のバジリスキーをはじめて使ったが、これも良かった。パタパタアクションも良いが、ポッパー的に使うのがベストだった。
すごく良い音が出せる。引っかからないし。岸にキャストしてから水辺に落とし、ちょっと間をあけてポップ音1、2発で「ドバ〜ン」とバスが出ていた。
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私はdepsの信者では無いけど、太いラインと硬めのロッドに遠投性能、強度を考えると必然的にこれになってしまった。今回ちょっと信者になってしまったかも! フックも伸びなかった(POP-Rなどは伸びたので交換していた)
トップウォーターでデカバスとのファイトの興奮を残しつつ、移動!
ポイントについて水中を覗くとびっくり! なんと水中に”十字架”が沈んでいる。(日本に帰ってから写真を皆に見せると、不気味といっていたが、そのときは凄く感動していた。でもちょっと怖いかも)
このエリアは比較的浅めのフラットなエリアで、水中には十字架を初めとして障害物が多い。テキサスリグ、ヘビキャロなどで釣った。
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水中に沈んでいた十字架の写真。ロケーションだけでも充分楽しめた。
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なんと、十字架についていたバスをビックベイト ラスタマンでゲット! 55cm位のナイスサイズだった。この時はまたまた興奮していた。
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2日目までによく使用したワーム
ZOOM
マグナムリザード(これは絶対に必要)、ギドスリンガー9.5インチ、
ブラッシュホッグ
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ラバージグも結構使用した。トレーラーはZOOMのスーパーホッグ。
相方は、トレーラーに、マグナムリザードのフォーミュラー漬けをセットして沢山釣っていた。写真は無いけどお勧めです。
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エルサルトでは「スイムベイトはストーム」と言うぐらいメジャーなので、持って行った方が良い。立ち木が多いディープエリアを攻めるのに都合が良い。ロストしても価格が安いのも魅力。
でも、私はなぜかテラピアばかり釣っていた。
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スイムシャッドで釣れたテラピア。目がかわいかったので掲載。
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2日目は10ポンドオーバーは出なかったけど、最高で9ポンド! 全体の釣果としては初日と同じ位釣ったと思う。
<状況が一変した3日目>
これから超ハイプレッシャーな状況に陥ることも知らず、朝一は感じの良い立ち木がらみの岬へ到着。(このエリアは3日目以降毎日入ることになる人気スポット)
トップウォーターをキャストしたが今ひとつ出ない。プラグは不発だったので実績が高かったマグナムリザードのヘビキャロに変更。30〜40cmクラスが10本程釣れたが、サイズがいまひとつのため移動!(午前中で、結構釣れたのは、結局ここだけだった)
2日目にグランデサイズを連発したワンドへ移動。単発では出たがサイズがイマイチ。明らかに昨日とは状況が違った。(さすがに連日のグランデラッシュは無かった)
そのころから、昨日までは無かった、岸から少し離れた立ち木に縛ってあった水中の網を気になり始める。
次に移動したポイントで状況の異変に気付く。岸から沖へ向かって50m位の長さで水中に網が張ってある。それも見渡す限り網だらけである。
どうやら、今日からテラピア漁が解禁らしく、ありとあらゆる場所に刺し網が入っていた。11月〜5月まで、決まった日数を行うらしい。
昨日までは日が完全に昇るまではトップなどハードプラグで結構釣れたが、今日はたまに釣れる程度。
ワームで超スローに動かしても釣果は良くない。明らかにコンディションが変わってしまった。
結局午前中は2人で30本弱(日本では満足かも知れないが、昨日と比べると半分以下)で終わり、ランチタイム。
いつものように、昼食と昼寝を済ませ午後に突入!(メキシコは昔スペインの植民地だったので、シエスタ(昼寝?又は長いお昼休憩が必ずある)
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午前最後にヘビキャロで釣った写真。50cm弱位。
午前中はリザードのヘビキャロに助けられたが、サイズはこの位まで!
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ランチタイムの風景。
食事はタコスとサルサソースなどメキシコ料理がメインで、全てが本当においしかった! |
午後はメキシコ滞在中でも最悪の釣果だった。結果から言うと私が3匹、相方が15匹位だった。(私が特にひどい)
釣果の差は、スピニングタックルを使うか、使わないかが大きな違いになった。
例えば、同じブラッシュホッグを使っても、スピニングタックルはジグヘッドで10ポンドナイロンライン、ベイトタックルは、テキサスリグで20ポンドフロロカーボン、基本は動かさない位のスローが良いのだが、スピニングでは釣れるのに、ベイトは良くてバイトがあるだけで全く載らない。(もちろんフック形状にも問題あり)
相方はこの日最高の8ポンドを上げる。私もベイトでは全く駄目だったが、スピニングで6.5ポンドを上げた。
この日はスピニングタックルの重要性を感じながらも、メキシコへ来てスピニングを使わないと釣れない状況を認めることが出来ず敢え無く終了した。
また、厄介なことに、これだけ状況が変わって釣れないと言っても、釣れれば50cm以上の確率が高いし、そんな感じがポツポツと続いてしまうので、判断に迷ってしまっていた。
(日本であれば充分満足だが、メキシコでは目標の基準が10ポンドになってしまうため、必然的に50cmが小さく思えてしまう錯覚を起こす。今回メキシコ釣行が初の私は翻弄されていた。)
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相方の高橋君が釣った8ポンド |
<4日目>
スピニングタックルの必要性を感じながらも、まだベイトタックルでのストロングなスタイルに未練があり、4日目は実績が高いリグなのにあまりやらなかったセンコーのワッキーリグをメインに行う。センコーについては書いていないが、今回の釣行で実績は高い。(結果的に最終日はスピニングタックルをメインにするのだが、このときはまだメキシコ流のワッキーリグを使いこなしてなかったため、折角なのでワッキーを4日目のメインとしていた。)
朝一もやはり昨日同様に活性が低い。トップでは殆ど釣れない。すぐに、センコーのワッキーで急深の岩盤エリアを攻める。このエリアは2日目まではトップで良く釣れた場所。アクションはある程度沈めてから上へゆっくりとしゃくる感じで行う。これは活性が低かったが効果的だった。やっていればポツポツ釣れる。
でも、1匹釣るたびにロストしてしまうのが難点だったので、センコーより硬めのdepsのキンクーに変更。チューブを入れ、大きいマス針に変更していた。
岩盤エリアを流していると突然デカイあたりが来たが、外れてしまった。
ガイドがリグを見て「フックを変えろ」といってきた。私のタックルを明けて取り出したのは5/0のオフセットフック。それをワッキーチューブの真ん中にぶっ刺した。ちょっと不恰好だが、デカイのが掛かった時にマス針ではフッキングが悪いのと、一瞬で丸呑みするので、長さが短いマス針ではラインが歯に当たりラインブレイクの確率が高いため、5/0のフックを使用する。おまけに、チューブの真ん中をフックが貫通するため、ワームのロスが殆どない。
今回、私はグランデまでは行かなかったけど良く釣れた。お勧め。ちなみにガイドは私のタックルで8ポンドを釣った。メキシコガイドは普段釣りをしているわけではないが、本当に上手だった。
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これがメキシコ流。ネイルシンカーを入れるか入れないかはお好みで!
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夕暮れ時はトップウォーターの反応が良くなり、50upが結構釣れた。
相方はスイムベイトをキャストしていたら突然の強烈なバイトにロッドごと持っていかれ、慌ててネットで回収した場面もあった。(さすがメキシコ)
最後の夕暮れ時を満喫しながら4日目終了。
この日は釣り方を変えたこともあり、前日ほど悪い結果にはならなかったが、やはり2日目までの釣果程には至らなかった。
結果は、相方がラバージグ&マグナムリザードで釣った8ポンドが最高。ガイドが8ポンド、私が6.5ポンド、50upが15本程釣れた。
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釣れない間に、記念撮影! |
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私の記念撮影した場所の後で釣った、相方の8ポンド(写真は違うけど)。ビデオで取ったものも多く、写真が無いものが多い!
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明日は10時で終わりなので、
これが最後の夕暮れ時 |
<5日目 ついに最終日>
あっという間に最終日を迎えてしまった。最終日の今日は午後の3時ごろロス行きの飛行機に乗らなければならないので、10時で終了する。
私自身は今回の釣行で最高が9ポンド(1本)。贅沢は言わないが出来れば最後グランデサイズが欲しいところだった。
朝一は、まずトップを投げるもイマイチ。今日は最初からスピニングメインで通すつもりでいたので、すぐにスピニングに変える。リグはデスアダーの1/16のジグヘッドの中層釣り。普段、私は春先の琵琶湖で多用するリグなのだが、なぜか今回の釣行では初の試み。
岬の沖に点在する立ち木の横をスイミングで通すと、1投目から強烈なバイトがあり、ものすごい勢いでドラグが出る。遠くの方でバスが跳ねるとデカイ! ガイドも「グランデ」と言ってネットを持ち出した。
ラインがナイロンの10ポンド。日本で使用するラインに比べれば十分太いのだが、こちらでは細い。エルサルトのバスは引きが本当にすごい。40cmで琵琶湖の50cm並みの引きがある。3日前にガイドに「このラインで10ポンドを釣る気があるのか?」と言われたくらい。おまけに、このサイズは食った瞬間丸呑みの確率が高い。私も実際飲まれていて、ラインが歯で擦れていた。(危なかった!)
このバスを釣るか、バラすかでは天国と地獄の差はある。ドラグも瞬間的に走られると切れる可能性があったので、緩めにして手で調整して、巻くときだけドラグを少し閉めてを繰り返し、2,3分の格闘の末、無事ランディング。測ってみたら9.5ポンド! 10ポンドには届かなかったけど大満足だった。
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満足の9.5ポンド 動画で取ったので横向きの写真が無く、動画から強引に採取したのでレトロな写真になってしまった。 |
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9.5ポンドのデカイ口 |
メキシコでスピニングタックルを使用するのは、今までは少し抵抗があったが(別に嫌いではないが)、ライトタックルで切れるか切れないか緊張しながらの長時間のやり取りは最高であった。
この一匹から、その後、中層釣りが見事的中! 後半食いが渋っていたディープの岩盤エリアでも、際に投げてもバイトしなかったが、そこから中層をスイミングさせると、岩盤と乗っているボートの中間の何も無いところでラインが当然走り出し、9ポンドバスを追加した。
その後も、一気に手持ちのデスアダーが無くなりかける程、面白いくらい釣れた。
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本日2本目のグランデ!9ポンド |
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今回、大活躍のデスアダー。テールを蛍光ペンで塗ったものが特に効果的だった。最初は「折角買ったから使ってみよう」程度だったが、最後の方は真剣に毎回塗っていた。これは本当にお勧め! |
9時45分でついに終了! やっとパターンにはまったと思ったら終了してしまった。あと一日あればもっと釣れてたかもと思う気持ちも少しあったが、結果的には私は9.5ポンドまで釣れて大満足! 終わりが良かったのでさらに気持ちよく終わることが出来た。
今回の状況は、エルサルトとしては良くないコンディションだったと思うが、簡単にバカバカ釣れなかったのが、逆に色々と考えることが出来てとても楽しく、学ぶことも多かった。
あと、相方がボートの上で I pod にスピーカーを付けて音楽をかけてくれた(もちろん支障の無い音量で!)。何百曲のある中で、たまにロッキーのサントラが流れる。この曲が流れるたびに、昔、バリバリのスポーツマンだった頃、この曲が流れると腹筋運動を連鎖的にやっていた自分を思い出した。私はなぜかこの曲が流れると大きいバスが釣れていた(血が騒ぐ?)。日本に帰ったら、私もIpodを買おうと思った。
音楽をかけながらの釣りは、なかなか最高だった。
相方は今年の6月にもエルサルトで釣りをしているのだが、その時の釣果と比べると今回はそれには及ばなかったものの、それでも日本では味わうことの出来ない釣果だった。なかなか簡単ではなかったことが逆に良かったと思う。
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お世話になったロッジマネージャーとガイドと記念撮影!
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午後からマサトランを出発。夜7時頃にロスへ到着。ロスのコリアンタウンでうまい焼肉を食べると決めていたので、モーテルに荷物を置いて、コリアンタウンのおいしいと思われる焼肉屋へ到着。空腹を我慢してお店の扉を置けると、なんとオーダーストップで終わっていた。愕然と肩を落としてお店を出ようとすると、裏に焼肉屋があると店の人が教えてくれた。
喜んで裏へ回ったら、表の高級感のあるお店と違って、古い感じの味のある穴場的なお店だった。日本であればこんな雰囲気のお店はおいしいはずだが、ここは見た目通りにもの凄くまずかった。肉がゴムかと思うほど硬く、味が無かった。今回の旅の最後の晩飯をまずい焼肉で終了して、良い(?)思い出とした。
<最後に>
この度は、Access!海外バスフィッシングの方には本当にお世話になりました。
メールなどのやり取りをしていたのは、相方(高橋)の方でしたが、出発2週間位前になると「準備は進んでいますか?
何か質問などありませんか?」などご連絡を頂いたり、驚いたのは飛行機出発前に電話で「問題はないですか?」と連絡があったことです。
本当に親切に対応して頂きありがとうございました。
あと、出発前にスピニングタックルを強く進めて頂いたことにも感謝しています。(これが一番かな!(笑))
ありがとうございました。
終わり!
[サイト管理者より補足]
同行者の高橋さんは今年6月の釣行での10ポンドに引き続き、今回は11ポンドとのことで羨ましい限りです。2回行って2回とも10ポンドを釣るなんてのは非常に幸運なことです。ご本人は10ポンドが釣れるのは当たり前と考えているかもしれませんが(笑)。
メキシコと言えどもスピニングタックルを用意しておくことは極めて重要です。この方々は当初はベイトオンリーで考えていたようでしたので、「スピニングとジグヘッドを絶対に持っていって下さい」と強くお薦めしました。それが功を奏したようでこちらも胸をなでおろしているところです。
テレビやビデオでしかメキシコを見ていない日本人は概してメキシコに極端とも言える期待をしがちですが、日本だろうがメキシコだろうが釣りは釣りです。なかなか喰わない時もあります。そういう時にスピニングタックルがものをいう場合もあるのです。これからメキシコに行く方は必ずそれを頭に入れておくといいと思います。
もちろん、日本のように3インチのようなミニワームやミニプラグまで使う必要はないと思います。
メキシコではこんなのが相手。日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
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