海外釣行記（メキシコ）－「楽園に再び」

海外釣行記　メキシコ、レイク・エルサルト

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★★ 釣行記や写真を頂き感謝！先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「楽園に再び」　[茨城県・TAKU様]
2010年1月　メキシコ、レイク・エルサルト

今回もAccess!海外バスフィッシングのスタッフさん全面協力を得て、単独メキシコ釣行が出来たことを本当に感謝しています。かなりおっちょこちょいで、慌て者スパーアナログ人間の私が１人メキシコに行けたのも今までの先輩方の釣行記があったからこそだと思いますのでヘッポコバサーの私の釣行記などつまらないと思いますが、メキシコ行きを悩んでる人がこんな私でも行けたんだと安心してもらえたらと思い楽しんできたメキシコを伝えられたらと思います。

今回は一緒に行ける人がいなく、今年はメキシコは無理かなーと諦めかけていましたが、行けるときに行かないと、とまた今回も梅酒の力を借りてAccess!海外バスフィッシングさんにメールをいれました。人生ノリが大事だと思います。３ヶ月以上前にお願いしたこともあり昨年より大分安く手配してもらいました。感謝！それでもAccess!海外バスフィッシングさんは、さらに安く仕上げようとしてくれましたが、小心者の私は前回の飛行機と同じじゃないと不安だったので大韓航空～アラスカ航空にしてもらいました。

前回、持って行ったけど一本も釣ることの無かったお気に入りの７ｆロッドを持って行きたかったのでバズーカーの長さは、２２５ｃｍになってしまいました。その為、成田で一万千円の課金をされました。１６０ｃｍ以内ならＯＫとの事ですが、それだと限られてしまうし、これから行く人は課金を覚悟するか１６０ｃｍに抑えるか無事に通過できることを祈るかの３つだと思います。大韓航空のビビンバは、やっぱり美味しいです。

ロスの入国もスムーズにいきバズーカーは、この看板の下に置いてありました。

乗り継ぎの荷物を預ける所で荷物を再預けしようと係員に渡そうとするもアラスカカウンターに行けと促がされる。

なんかただ面倒臭いからのようにみえたが私は成田でマサトランまでの課金をされていたのでまぁいいかとアラスカカウンターへ向かう。でも運よく日本で課金されずに済んだ人は、ここで再預けしてしまえるよう粘ってみて下さい。
ビルを出て上の階の左側の方にアラスカ航空のターミナル3があります。

そして着きました。マサトラン！こんな感じで人が待っています。
そしてお迎えの車でロッジへ向かう。２時間くらい。

ロッジに着く壁の絵が新しくなっていた。食堂のバスも３匹に増えていた。

ロッジがいっぱいだった為、私とアメリカ人２人の３人は、ロッジから車で２，３分位の処にある離れみたいな場所に泊まることになった。こっちのが広いし綺麗だが食事はロッジに行かなければいけなかったので少し不便だった。

釣り１日目。またまた来ましたエルサルト！今回は、どうなるのかワクワクしてカウンターまで用意して張りきってました。ガイドは羅門（ラモン）！
最初のポイントでポッパーとのこと、チキータ１匹、少し不安になる。センコーでポツポツ、キャロでポツポツ、最悪のペースかなと思うも７．２ｌｂ混じりの午前中に２８匹。

午後は連れて行ってもらったキャロエリアが入れ食い！４０～５０のサイズが連発で初日で腕や背中が痛くなってきた。合計７０匹だった。

釣り２日目。この日の朝のスタートは早かった。怖いくらいに暗い中でのスタートで気分も高まる。羅門は、またポッパーを勧める。私はペンシルでいいか？と聞くもポッパーがいいと言う。しかし出ない！出れば文句ないんだけどな～！アジで！いまいちのが何本かでトップ終了。すぐにセンコーやキャロ！たまにグッドサイズも混じるが少し面白くないと思った。羅門にはデカイのが釣りたいと言ってあったので、羅門の考えだから仕方ないな～と思うも迷う。
この日はもうカウンターは使わず、ほっぽっていたが羅門がチェックしてくれていて今日も７０匹は越えたと言われたが、このままこの釣りで５日間やるのかなと不安になった。ハードルアーでデカイの釣りたいな～！！

今夜からロッジに泊まれる。ばたばたしたが嬉しかった。

釣り３日目。いい加減にペンシルで釣りたかったので、朝一にポイントに着くとペンシルを投げる！たまたまかもしれないが、自分のリズムにあっているのか、グッドサイズがトップに連発で嬉しかった。トップが終わるとすぐセンコーかフルーク！確かに釣れるしグッドサイズも混じるが感覚が麻痺してきていて５０ｕｐでもポイッ！になってきてしまう。もっとコミニケーションがとれたら釣果はもっとすごい事になるんじゃないかと思う。
午後にキャロで７．４ｌｂを釣ってホッと一息！

明日はビッグが釣りたいな～！！何のために持ってきたのか７ｆロッド！１本も釣ってない。今回も１匹も釣れずに終わるのか課金の原因でもあったのにトホホ！！

釣り４日目。今日からガイドはシーサーになった。いい感じに落ち着いてるオッサンで期待できる。朝一はペンシル！連発！！次にセンコー！もう～と思っていると又すぐバイブに変更。え～７ｆロッド使えるんすか～（嬉）。これがまた入食いの入食い！そのかわりサイズが小さいのも混じるが面白い！でも少しこの釣りでいいのかと疑っていると６０近いサイズがボート際までチョイス！信じますシーサー！！

午後は少しキャロもやった。６ｌｂクラスも混じり、５０ちょいはルアーについてきた藻のごとく捨てられていく！日本じゃあり得ない自分でいるのが怖い！バイブを投げるようになってからは、左手も痛くなってきて、既に私は千代の富士状態（体力の限界！）だった。
そんな時、立木の向こうで５５クラスのバスをかけ、それが立木に巻かれた！シーサーは『巻け！巻け！！』と言うが、千代の富士の私はなかなか引きずり出せない。なんとか立木から出てきたと思ったら、２本の６０ｕｐがそのバスの口についてるバイブを奪おうとまとわりついて水面まで顔が出てる。私もシーサーも唖然！！ネットで３匹すくえるんじゃないかな～なんて思ってたらバレて３匹共消えた。スゲーの見たな！シーサーも興奮していて、『今の２匹は９ｌｂはあったな！ここはいいエリアだ。明日の朝はここでトップをしよう』と言ってくれた。ものすごい期待が高まる。今日は１００匹なんてもんじゃないくらい釣った。メチャメチャ楽しかった。

釣り５日目。今日が最終日。気合も入る。朝一のトップエリアでグッドサイズ連発！５匹目くらいでビッグサイズ！ガリクソンだったが６０あった！嬉しい！！

さらに同サイズヒットもボート際でバラシ！それからも投げればガバッ！投げればガバッ！！やっぱエルサルトはこうでなくちゃと思っていたら岬の先端でトップに体全部出して横っ飛びのグランデバイトもラインブレーク！２５ｌｂなのに！日が昇ってからはまたバイブ！５連続ヒット位は何度もあり、笑いが止まらなかった。シーサーは立木の間を縫うように操船して四方八方にキャストする。なんかハンティングみたいで最高に楽しかった。６ｌｂ～７ｌｂクラスがたまに混じるから一瞬たりとも気が抜けない。

ある岬の先端にバイブを通すと重たいアタリ。私はゴリ巻きしているとシーサーが『巻くな！巻くな！！』と慌てている。よくみるとフック１本だ！私のお気に入り７ｆロッドの弾力で（笑）浮かせてネットインすると６１ｃｍの８ｌｂだった。ありがとうシーサー！

これで課金されても持ってきたかいがあるってもんよ！（泣）しかし最終日にこんな調子良くなって罪だな～と思う反面、５日という日程がとれたからこそ、こんなに楽しい１日に当たったと思うべきなんだろう。その後も終わりまでマシンのように、餅つきの２人のように、ひたすらバスを釣りまくった。ありがとうシーサー！この２日間は最高に楽しかったよ。

帰る日。ゆっくり目覚めてタコスを食べ空港へ送ってもらう。
疲れからか体調が悪く、飛行機の中はグッスリ！ロスに着きシャトルを呼ぼうとするも、去年あった電話をするパネルの所が工事で立ち入り禁止になっていたので自分の電話からかけた。ホテルに着くも調子が悪く、食事もとらずにひたすら寝る！

また帰る日、そのかいあって少し調子も良くなり、また美味しいビビンバを食べながら無事に日本へ帰ってきました。

■感じたこと

言葉、ルアーの選択
最初の３日間のガイドの羅門は決して悪いガイドじゃないと思います。ただ自分のやりたいことを上手く伝えられず、リズムが合わなかったのが残念！！もし私が英語が話せたら釣果もアップだったと思う。

大
トイレの大は紙を脇のゴミ箱に入れることになっているが、どうしても抵抗があるので私は細切れで少し少し流した。１回も詰まらせなかった。俺マジ、スゲーから！
慌てちゃいけないので、その間に釣行記の下書きを書くのを進めます。

どこでもべープ！
虫に非常に刺され易い私は、今回も初日にウッカリしてシエスタの時、７箇所くらい刺された。２日目からは虫除けスプレーをした後、足首にどこでもべープを撒いて一回も刺されませんでした。刺されやすい人は持っていったほうが良いですよ。メキシコは蚊も強烈です。

メキシコ入国カードは英語で書いてあるため訳がわからなく、前回は困りましたが今回はネットでメキシコ入国カードの書き方と検索して日本語の紙を持っていったので問題ありませんでした。英語がわからない人は、用意したほうがいいです。

電話
私はドコモのＦ０１Ａですが、ロッジの外だったら、大体支障なく電波が入りました。部屋の中でもたまにメールできました。

最後にAccess!海外バスフィッシングのスタッフさん、次回のチャンスがあったときはまた面倒をみてください。今回も親切、丁寧に色々ありがとうございました。

私みたいな人間が一人で行けるのだから、アクセス海外バスフィシングのスタッフの方のサポートがあれば、きっと誰でもメキシコに行けると思います。行ける状態にあるのに迷っていたらもったいないですよ。

ヘッポコバサー卓！！

［以下アンケートより抜粋］
●釣果はどうでしたか？（わかる範囲、概算でも構いません）

　あなたの本数：［　４００以上　］本
　大物ベスト5　（体重順でも体長順でもお好きに）
　　（※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz）
　　1位：体重：［　８　］lb［　　　］oz　　体長：［　６１　］cm
　　　ルアー：［　バイブ　　　　　］　　　　　色：［チヤート　　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　　　　　　　バイト深度：［　２　］m
　　2位：体重：［　７　］lb［　４　］oz　　体長：［　５７　］cm
　　　ルアー：［　リザード　　　　］　　　　　色：［メロンレッド　　　　　］
　　　リグ：［キャロ　　　　　　　］　　　　　　バイト深度：［　５　］m
　　3位：体重：［　７　］lb［　２　］oz　　体長：［　５８　］cm
　　　ルアー：［　バイブ　　　　　］　　　　　色：［チャート　　　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　　　　　　　バイト深度：［　３　］m
　　4位：体重：［　７　］lb［　２　］oz　　体長：［　５８　］cm
　　　ルアー：［　リザード　　　　］　　　　　色：［　メロンレッド　　　　］
　　　リグ：［　キャロ　　　　　　］　　　　　　バイト深度：［　５　］m
　　5位：体重：［　７　］lb［　　　］oz　　体長：［　６０　］cm
　　　ルアー：［　ペンシル　　　］　　　　　　色：［　金黒　　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　　　　　　　バイト深度：［　０　］m
　50cm超の本数：［　３５　］本　（うちロクマル［　２　］本）
　7lb超の本数：［　５　］本　（8lb台［　１　］本、9lb台［　］本、10lb台［　］本）

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［　シャローのバイブ、ブレイクのキャロ　　　　　　　　　　　　　　　］

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的？
　　　［　同上　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　］

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［　スピナベ、クランク　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　］

●今回のベストルアーは？（名前/大きさ/重さ/色　※複数回答可）
　　　［　コンバットバイブ、チャート。リザード、メロンレッド　　　　　　　］

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか？（テクニック、トラブルやその対処等何でも）
　　　［　ガイドにルアーの選択を通じるように言う事｛笑｝　　　　　　　］

［サイト管理者より補足］
1人だったからというのはありますけど、それでも400本以上というのはやっぱすごい！そりゃ腕も痛くなりますね。「５０ちょいはルアーについてきた藻のごとく捨てられていく！」という感覚は確かによ～くわかります。メキシコを経験した人じゃないとわからないでしょうけど、ほんとに日本とは別世界。特に50センチでさえほとんど釣れない関東のアングラーにはまさに「夢のような経験」としか言えない幸せです。

必ず課金になるわけではないものの、大韓航空はロッドケースに対する課金の扱いが以前より最近は強くなってきたのかなという感じはします。ただ、課金されることがあったのはこれまでのところ往路の日本でのチェックイン時だけで、アメリカからの帰国便のチェックインでの課金はこの方も含めてこれまでありません。現在の航空会社の規定上では課金になっても仕方ないんですが、より規定に忠実になる傾向がある日本とある程度アバウトな対応をするアメリカの違いでそうなるんでしょう。
でも大韓は元々航空券が他の航空会社に比べると安い航空会社なので、依然としてメキシコ釣行で使う航空会社の最有力候補であることに変わりはありません。

写真の服装を見ていただけると朝と昼の気温差がかなりあることがわかると思います。朝はきちんと防寒出来る服装ですが、昼間は半袖やＴシャツや上半身裸というものまであります。この方の感触では早朝12度、昼間28度程度とのことでしたが、1月の穏やかな晴れの日であればこんな感じになると思います、もちろん天候や寒波によっては朝もっと寒かったり昼間も軽装にはなれない状況もありえます。朝はある程度寒く、朝と昼の寒暖差も大きいということに注意し、体調を崩さないようにしましょう。

英語が苦手でロッジの手配が出来ない人や安い航空券探しをやったことがない人には私達が協力します。誰でも格安釣行を自作出来ますよ。手配さえ終わってしまえば実際の旅行自体は実はすごく簡単！初心者でも英語が苦手でも1人でも結構あっけなく出来ちゃいます。英語が苦手なこの方ですら1人で行っちゃうし、もうリピーターになっちゃったくらいです。皆さんもやってみたらどうですか？

現実にこんなのを狙えるレイク！日本では出来ない釣りにチャレンジ！　※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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