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トップ > 釣行記・お便り > 2011年2月 メキシコ、レイク・エルサルト

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「2ピースロッドは墨西哥入拳の夢を見るか」 [東京都・S様]
2011年2月 メキシコ、レイク・エルサルト

■概要

単独釣行 釣り4.5日間 2月下旬〜 エルサルト懲りずに3回目
NRT→LAX 大韓航空(大韓HPより購入)
LAX→MZT アラスカ航空(アラスカHPより購入)
LAXホテル ハシエンダ(エクスペディアより購入)
利用ロッジ エルサルト・ロッジ(ロッジとのやりとりはAccess!海外バスフィッシングさんに全てお願いしました)
タックル 全て2ピース、スピニング無し、ライン/フロロ25lb、ナイロン22lb

 2011のゴールデンウィークにバカラックへ釣友と行くつもりでしたが、諸般の事情により友人が断念する事となりました。また、職場の寛大なお許しをいただけたので、航空券のバカ高いゴールデンウィークを外した結果、またもエルサルトへ単独釣行となりました。
 ご一緒したことのあるmakooさんはよくご存じなのですが、よく海外で釣りをしようと思ったなと言われるほど英語が全くできなかろうが、ヘタの横好きであろうが、ちょっとしたきっかけさえあれば行けてしまうところがメキシコの怖いところです。Access!海外バスフィッシングさんのおかげで、まとまった休みさえなんとかしてしまえば、そんな釣行が組めてしまえます。しかも安上がりに。単独釣行ですとちょっと高めになってしまいますが、それでも安い航空券さえ取れれば驚く程安く上がると思います。

 第一目標は口閉じ尾の真ん中で計って60cm超、これがクリアさえできれば重さは4lbだろうが5lbであってもかまいません。第二目標が9lbです。これも9lbあれば60cmをクリアできる可能性が高いんじゃないかという理由です。いい加減、そろそろなんとかしたい目標です。決して達成できない壁ではないと思ってますが、果たしてどうなることやら。
 今回用意したタックルは以前のものを流用、消耗品を買い足した程度です。ラインはナイロンを22lbとしたのはノーシンカーの5インチセンコーのワッキーを投げられるギリギリの太さだからで、フロロ25lbを選択したのは立木に巻かれても、ある程度はラインブレイクを回避できる太さと投げやすさの妥協点です。25lbだろうが切れる時は一発で切れますが、オカッパリじゃありませんし、獲れる可能性を少しでもあげつつも、ある程度はキャストできないとお話しにならないというのが本音です。もうちょっとキャストの腕があれば30lbにしたいというのが本音です。個人的にはナイロンはGT−R ULTRAに絶対的信頼を寄せているのですが、フロロは地道に各社を試してみてニューFCスナイパーを選択しました。
シンカーは1/2ozと5/8ozを中心に、3/8oz、3/4oz、1ozを少しずつ用意。3/4oz以上はエルサルトの午後対応用、深場用です。ネイルシンカーと糸オモリも少しばかり。
ワームはセンコー5インチを中心に7インチを少し、zoom社のマグナムリザード、スーパーソルティーフルーク、マグナムフルークのみを用意しました。ワームはウォーターメロンを中心にしています。必要があればワームダイでチャートリュースに染色すれば良いのでカラーバリエーションはあまり増やしませんでした。スイムベイトは個人的に良かったことのあるバクラトスイマーと定番のワイルドアイ・スイムシャッドを準備。今時期の出番は少なそうですが、番外としてジャバロンも1パック用意してあります。
ハードルアーはポッパー各種の他、スーパースプークとトリプルインパクト105、この他、期待しているものとしてライブサミーを追加しています。ラトルトラップことバイブレーション各種にサーフェスからディープまでのクランクベイト、スプーンビル系統を少々といったところです。


■NRT→LAX→MZT→ロッジ


トム・ブラッドレー

 おなじみの大韓カウンターでスーツケースとロッドケースを預けます。LAX到着同日にアラスカ航空へ乗り継ぎのため、アラスカのeチケットも大韓のカウンターに出してタグを付けてもらい空港コードを目視確認しておきます。これがないと手荷物再預け入れ所で受け取ってくれません。23kgを500g弱超えたスーツケースに145cmのロッドケースを見せると、係官にロッドケースにバズーガ経の最も太い持ち手部分にメジャーでをあてられてしまいました。これまではサイズを申告するだけで通してくれていたのですが今回は様子が違います。これ程厳しいチェックなのだから搭乗便は相当混雑しているのだろうと予想されましたが、あにはからんや機内は3人掛けを1人で占有できる程ガラガラでした。どうもロッドケースのチェックが相当厳しくなっているようです。
機内食の出るタイミングが離陸後2時間後くらいと判っているので昼食はとりません。腹ぺこで迎えた機内食は、これまたおなじみのビビンバに、コチジャン1本を追加してもらっての昼食兼夕食としました。国営ならではなのか、前回無くなっていた機内用スリッパが復活していましたがアイマスクは無いままでした。機内では用意しておいたアイマスク+マスク+イヤーウィスパー仕様でひたすら寝て過ごしました。

 LAXのトム・ブラッドレー到着部分は工事がほとんど終了しているようで、見違えるとまではいきませんが雑然とした様子はほぼ無くなっていました。大韓のアテンダントに聞いたところ、ESTA正式導入のおかげで入国審査カードの記入は必要無く税関申告書のみの提出でいいそうです。実際はどうなのかと思っていたら、ESTAの申請時のプリント提出は求めらませんでしたが、乗り継ぎのアラスカeチケットの提示を求められました。とはいえ、さほど手間取ることもなく入国審査は進みました。手荷物を取ろうとするとロッドケースはスーツケースと一緒にターンテーブルをグルグルと回転していました。今回もオーバーサイズ用エレベーターでは来ませんでした。ケースを開けてみたところ、ラップでまとめ緩衝材を詰め込んだロッドは梱包時のままのようで一安心です。税関申告所を抜け、手荷物再預け入れ所でロッドケースも問題なくそのまま預かってもらえました。
一服ついて落ち着いたところでターミナル3、アラスカ航空のカウンターへと向かいます。カウンター前にいた係官にeチケットを見せると自動発券機を使うよう指示が。以前はカウンターに行くよう指示されましたし、自動発券機を試してみてもダメだったので半信半疑だったんですが、やってみると問題なく画面が進んでしまいました。ナイフとか持ってないよね? 等を選択してパスポートを通すと発券できてしまいます。以前は途中で止まってしまったので、どうせできないだろうとタカをくくっていたのでここらあたりは曖昧です。おそらくはアラスカHPから直接買うと自動発券機が使用できてしまうのでしょう。LAXは2Fにも灰皿が追加されており、アラスカカウンター近くにもありましたので発券後にも一服。すんなりとセキュリティーチェックを終え、ここからロッジまでちょっと時間がかかるので、搭乗待合室にあるバーガーキング内で腹ごしらえしていると流暢な英語で呼び出しアナウンスがありました。指定された窓口に行って事情を確認すると、これまた流暢すぎる英語に四苦八苦しながら理由を聞いてみると、いえ、正直聞き取れた自信はありませんが、どうやら日本人が自動発券機利用した場合はパスポートと本人確認が必要ということのようでした。おかげですっかり冷めてしまったポテトを搭乗待合室で食べるはめになってしまいました。呼び出しが面倒な人はカウンターで発券してもらえばすむことですのでご安心を。
LAXでは機内の窓際に居たカップル達から、放り投げられるスーツケース等を見ての「オーマイゴッド」とかいう言葉が聞こえてきてしまい一抹の不安がよぎります。せっかく見ないように通路側をとったのに。アラスカ機内では流暢すぎて聞き取れないアナウンスや、ヤンチャにカートをシートにぶつけられるのにも慣れてしまっていました。
メキシコの税関申告書は以前と様式が異なっていましたが、事前に該当情報を確認しておいたので迷う箇所はありませんでした。

 MZTではターンテーブルというかベルトコンベアをロッドケースが流れてきて無事ピックアップ、入国ルーレットはまたもグリーンでチェック無くパスできてしまいました。ここでレッドのランプが付くとスーツケースを開けられての荷物チェックが始まるのですが。これ、やっぱり運試しでしかないと思います。ちなみに入国カードの半券ですが、以前はパスポートにホチキス止められましたが今回はホチキス止めされませんでした。無くすとメキシコ出国時に面倒そうなので大事にパスポートに挟んでおく事にしておきました。
到着ロビーに着くとアメリカンっぽい人に声をかけられました。どのロッジへ行くのか聞かれたので、エルサルトロッジを予約してある、貴方が送迎をしてくれるのかと聞いてみると違うとのこと。しかし親切にもスィギスに電話してくれ、あと15分でスィギスが来るから待つようにと教えてくれました。飛行機が少しばかり速く到着したようです。15分経たずにスィギスが到着、これで一安心です。タクシーとかに乗せられると不安なんですよね。
スィギスがマサトランの市場でロッジの食材購入するに付き合ってから一路ロッジへ。車内で聞いてみたところ、湖の状況はミディアムとのこと。ホントーですかねぇ? 2月上旬には記録的寒波がメキシコに到来していましたし、他ロッジの状況をHPで眺めていてもハードルアーは期待できないっぽいと判断してたんですが。

 ロッジでは全室にゲストが入っている満員御礼状態でした。子供を2人含むアメリカンな16人組とメキシカンな6人組と4人組もいて余分の椅子が無い状態でした。メキシカン4人組はバスボート所有者で持込とのことです。同じ食卓についたアメリカンに聞くと、大仰なジェスチャーを入れてくれながら魚はとてもスローと嘆いてくれました。こういうのって結構楽しいんですよね。ご陽気で気の良いアメリカンに身振り手振りを交えながらキャロをどう引いたかとか、ガイドはどこを狙ったとか、センコーをどこに投げたのかとか教えてもらった他、エルサルト4回目という長老格にも聞くと、こんなスローなエルサルトは経験がない、朝でもポップRやイエローマジックで釣れないのは初めてだと言われてしまいました。アメリカンなグループの本日の最大魚はセンコーのキャロで6lb8ozだとか。こいつはどうもカケアガリか馬の背みたいなところで獲ったみたい。ネットが入ってないらしいという点だけが唯一聞けたプラス要因です。


マサトランの市場でロッジ食材用エビを買うスィギス

■釣り1日目AM 気温10度


お久しぶりのエルサルトの朝

 時差ぼけのためか4:00くらいに目が覚めてしまい、室内で水を飲みながらタバコをふかしてコーヒーとオレンジジュースが来るのを待つことにしました。気温はロッジの柱にある温度計を毎朝AM5:15〜5:30くらいに確認したものです。記憶が確かなら今朝は平均気温くらいのようです。風はありませんが雲もありません。オリオンの三つ星を確認しつつ、盛大に放射冷却しただろう湖面を思うと少しだけブルーです。
朝食はシリアルが無くなっていましたが、バナナと甘い焼き菓子がカウンターに常時置かれているようになっていました。もしかしたらアメリカ団体様用の対策で、普段はこれまで通り焼き菓子がなくてシリアルが出るのかもしれません。アメリカンに挨拶しながら卵とハムやベーコン類のワンプレートを腹に詰め込んで、しばしのトイレタイム。単独釣行での数少ないメリットがこの独占トイレタイムです。

アメリカンの準備ができるのを待って6:10ロッジ出発、ボートランプに着くとボートが14艇も並んでいて壮観です。前回ガイドしてくれたラモンがいたのでお勧めというポップンイメージ持ってきたよとか話しながら軽く挨拶、どうやら覚えてくれていたようです。クリスはどうやらいないみたいでした。今回のガイドはビクトル、ご一緒した事のあるmakooさんのガイドだったとすぐ判りました。パニョタイム(大きい方)のあるガイドのはず。パニョが何日目にくるかと思いました。軽く握手して挨拶後、ビッグバス以外は要らないよと話しつつボートへと移ります。しかし出船風景のすごいこと。近くのプロバスアドベンチャーのボートも次々と出船しており、早朝の湯気の出ている湖面にエンジン音が響いて、なんだかどこかの大会のようでした。

 いつかに撃った記憶のあるシャローに着くと、予定通りビクトルからポッパーの指示です。魚探は12ft。エルサルトの朝はトップから始めるのがセオリーですよね。どれが良いかとマグナムポップR、イエローマジック、ガニッシュ、ポップンイメージ、ポップマックス、シャワーブローズ等々から選択してもらうとガニッシュ、こいつがいいとのこと。ビクトルはポッパーについてはこだわりが少ないっぽいです。早速撃ち始めるもののバイトが全くありません。何度か失敗しつつも岸ギリを撃っても反応無し。ポップンイメージやトリプルインパクト105に変えても沈黙したままです。ビクトルに魚はシャローにいないの? と聞いてみると、バスがとてもスローだ。2週間前までは悪くなかったけれど、今はベリースローとのこと。そりゃないですよ、と内心思いつつも撃ち続けたものの反応が無いまま陽が昇ってきてしまいました。ビクトルから予測通りノーシンカーセンコーの縦刺しワッキーへのチェンジのアドバイスがありました。早めにトゥイッチしてみたり沈めたりと試行錯誤を続けてようやくチキータ(小物)1本。沈めてのゆったりしたトゥイッチで食ってきました。バスの状態を観察してるとビクトルが写真撮る? と。チキータの写真は要らないから、バスの状態確認しない時はどんどんリリースして構わないとオーダーを。少しは大物狙いのみでいいと判ってもらえたでしょうか?

 その後は垂直岩盤や立木をセンコーとシンカー付きフック仕様のフルーク(5インチスーパーソルティーフルーク)で攻めるもバイト無し。反応薄すぎです。沈めても表層でもダメ。30ft近いところも反応がありませんでした。カケアガリをリザ(zoom社マグナムリザード)のテキサスで撃ってポツリポツリと釣れるのみです。底をとっても立木に沿って落とし込んでもチキータばかり。バモノス(移動)した馬の背らしきところをリザ・カロリーナ(キャロ)でズル引きしてようやく50超のサイズがかかりました。ようやくのエルサルトらしいサイズなので魚の様子を見ていると、再び写真撮る? とビクトルが聞いてきます。この大きさならノーピクチャーサイズだからリリースして構わないと話すと、ちょっと不思議そうな様子でした。ビクトル先生、この程度はエルサルトじゃ珍しくないじゃないですか。納得してもらうためにメジャーを取り出して60を指さし、60cmオーバーか9lb以上が欲しい魚と説明。60釣ったら拳をバスの口に入れてテカテを飲みたいこと、60未満でも9lbならとりあえずは納得できると思うと話すと、ビクトルから無茶なこと言わないで欲しいというオーラを感じましたが、ここだけは譲れないところです。
結局午前は10本のみ。まさかエルサルトでチキータの数を素で覚えてる事になるとは思いもしませんでした。今朝はどうもシャローがハズレっぽいです。ベイトもいないのか、魚っ気が全くありません。かといってディープもハズレっぽくて、結局地形を丹念に探るしかないような感じでした。


■釣り1日目PM


子牛と母牛の会話っぽい鳴き声をバックミュージックにキャスト

 正直なところレポートから抹消したい午後です。シエスタをゆったり入れて14時にロッジを出発し、ストップフィッシングまで取れたのは3本のみ。ネットでキャッチしたチキータ1本の他、2本は40すらありませんでした。もちろん写真を撮る事も無く終わりました。
 ビクトルはそこそこ風のある中をエレキでボートポジションをしっかり保ってくれ、10lb実績ポイントや8lbが釣れた経験があるという馬の背をはじめ、立木+カケアガリ、カケアガリ、立木、ワンド、シャロー、垂直岩盤、シャローに続くフラット等々を回ってくれましたが、立木+カケアガリをリザ・カロリーナで1本のネットサイズの後は夕方まで完全に沈黙、この1本は計ってみたんですが54cmをちょっと切るノーピクチャーサイズ。55あるかないかくらいという見立ては間違ってはいませんでしたが、重さはデジタルスケールで量らずとも6lbちょっとくらいと判ってしまう程度です。腹が膨れているものの肛門は赤くなく、魚体もほとんど傷のない、これからのスポーン組ではないかと思える魚でした。
リザやフルーク、センコーだけでなく過去に良い思いをしたスピナーベイトからダイバジン・ヘビーヒッターやブレードクランクを始め、CB100、CB200、CB250、CB350、リバイアサン、ステイシー、DEEP−X200、マッドペッパーマグナム、TDバイブ、レッドアイシャッド等々もポイントにあわせて投げてもみました。特にシャローは交通事故的にでもぶつかれば良い反応があるんじゃないかと思っていたのですが厳しい状況です。ナベやクランクを底や立木にぶつけてもぶつけずとも反応なし。フルークだけじゃなくマグフルーク(7インチマグナムフルーク)も試してみるもののアタリ一つありません。正解にかすりもしないまま、夕方にウェイト付きのフルークを沈ませずに使って2本追加したところでタイムアップです。
 ちなみにビクトルが回ったポイントは、以前も別のガイドが実績ポイントとして話してくれたところばかりなので、サイズ重視にシフトしてくれたとみて間違いないと思えました。

 冬時間のエルサルトは、だいたい10時前後から微風が吹き始め、午後以降は風が吹きっぱなしとなると思います。そこそこの重さのシンカーがないと午後はちょっと深いと底を取るのが実にキツいです。午前だけなら軽いシンカーでもなんとかなると思うのですが。また、魚の状態が悪くなければ、バイブやクランクで型はともかく数では良い思いができるはずなんですが、ネットが入っていないのに表層から底までやってもお手上げ状態でした。深いところではボートポジション27ft前後から水深42ft前後くらいをキャロで撃ってアタリはありませんでした。攻め方を外してるのをひしひしと感じます。

 ボートランプに戻るとアメリカン団体客のうち最年少、14歳というボーイが10lbという魚を釣ってきました。ロストして現物のジグヘッドは見られなかったものの、重さのないプラスチックジグヘッドにリザをセットして立木の絡むシャローで取ったとエキサイトしながら説明してくれました。こちらもシャローも捨てきれなくて結構やったんですけれどねぇ。プラスチックジグヘッド・・・今ひとつイメージがわきません・・・。写真を見せてもらうと、魚をキャッチした時にボートが流された事を考慮に入れても、深場とはとても思えない緩やかな斜面に立木のある背景です。透明度の関係からかネストは見ていないらしい事も確認できました。釣ったリザのストックを見せてもらうとSalleemanderというYUMのリザードでグリーンパンプキンカラーでした。他のアメリカンは10インチのリザードで6lb3ozを釣ったそうです。アメリカンの長老格に聞くと、ティラピアのボイルを1回も見なかった、ちょっとおかしいと思う、午後は7本で最大4lbだった。しかし1艇30本ちかくというボートもあったとのことです。長老格のお手上げのジェスチャーがさすがは本場モノと変なところで感心したり。
 チキータでもネットで取った魚は写真撮っておけば良かったかな? という不安を感じつつ1日目か終わってしまいました。部屋で書いたメモにこうあります。15時まで1本、17時50分〜18時で2本、18時以降ノーバイト、なんなんだ、コレ。


■2日目AM 11度


スィギス健在ナリ、頑張ルノ図

 風のない、穏やかな朝イチなのにポッパー無しでした。ビクトルのポイント選択はシャロー、指示のあったリグはウェイト付きフックのフルーク。まあ昨日の今日ですから状況的には妥当というか無難な選択でしょう。朝イチのシャローはやはり捨てがたいものがあるので、ここは素直に従います。しかし、沈めてからトゥイッチしても、表層でもバイトなく、横刺しワッキーのセンコー落とし込みに変えてようやくチキータ1本。もう1本追加するもののアタリが続かずバモノスとなりました。渋いです。カケアガリでリザ・カロリーナ、ボートポジションで28ft、撃ってるところがおそらくは15〜20ft前後でチキータ1本追加、単発で続きませんでした。3本とも肛門が赤くパンパンに腹が膨れていました。昨日のチキータも肛門は赤いのが混じっていたのですが、ここまで腹は膨れていませんでした。傾向がさっぱり把握できません。バモノスして馬の背をリザ・カロリーナで撃ってチキータ2本追加。1本は確認する前にリリースしてしまいましたが、もう1本の肛門は赤くないし痩せていました。どうにも傾向が把握できません。昨日もそうでしたが、朝イチはベイトが接岸してないのかティラピアのボイルやバスのライズがありません。少し深い、といってもせいぜい20ftくらいですが、ここらの方がバスの活性が高いようではありました。カケアガリに続いているシャローフラットをリザ・テキサスでようやく本日のネットサイズ。ビクトルは7lbくらいというのですけど、ちょっと怪しい感じです。少し膨れているけれどあっても5lb後半くらいでしょう。55超えたかなといったところ。シートに座ったままでの低速エンジン航行でバモノスした立木+カケアガリでチキータ1本追加。こちらはガリガリに痩せていました。
 バモノスしたダム近くの島の垂直岩盤をフルークで攻めるもノーバイト、立木+カケアガリに移動してセンコーワッキーでチキータ1本追加。ここで11時過ぎなのでボートランプ近くの馬の背+カケアガリでリザ・カロリーナの指示です。帰着時間調整ポイントとは言え、以前にガイドのラモンが10lbポイントと言っていたところなので結構真面目に攻めましたがノーバイト。水深3〜4mといったところなので、ものは試しとプロップジグで横を、ワイルドアイ・スイムシャッドで縦を探ってみたもののノーバイトのままAMタイムアップ。AMは8本だけというていたらくでした。

 ボートランプでアメリカンに聞くと9lb5ozを釣ったとのこと。リアリィ? とか言いながら釣ったというセンコーを見せてもらうとYUMのディンガー7インチ。フックの刺し跡は縦刺し、ノーシンカーとのことです。ポイントはシャロー、時間は10:30くらいとのこと。写真を見せてもらうと魚体の傷の付き方からしてネストに居たんじゃないかという魚でした。背景から見ても確かにシャローです。大体6lb台あたりから魚の顔つきが違ってきて7lb以上だと良い感じがしてくるのですが、この魚はとても良い顔つきでした。他にも1艇40本以上釣ったというボートがあり、こちらはセンコーワッキーしかせず、サイズは3lb台が最大だろうとのことでしたが、こちらは数もサイズも出てないのでちょっとブルーです。スッポ抜け含めたバイトを10回しか感じなかったという有様でしたし。ただ、どうもアメリカンとこちらの撃ってるポイントは大差ない様子でした。


■2日目PM


午後の風が当たりにくいワンド内のカケアガリ

 午後はボートランプからさほど走らないカケアガリ、立木の様子からして馬の背かフラットになってるだろうと思しきポイントから始まりました。指示通りのリザ・テキサスで思い出したようにチキータが釣れましたが、ネットサイズ1本のみの4本だけ。
 これ以降はアングラーズインのボートが帰着調整によく使う立木、カケアガリ、馬の背、シャローのあるポイントを始め、他のシャロー、垂直岩盤、馬の背、カケアガリ等々をバモノスしまくり、リザ、センコー、フルーク、ナベ、ラバジの他ハードルアー各種、スイムベイトまで文字通り手を変え品を変え撃ち続けたものの、強烈な日差しが無ければ津久井湖かと錯覚しそうな程ノーバイトが延々と続いてしまいました。魚がいないのではなく、口を使ってくれないんじゃないかと思える時もあれば、魚がいないんだろうと思われるポイントもあり、状況の推測だけはいろいろと浮かんでは消えるのですが、釣れないことには推測も確認もしようがないわけで。集中力が切れそうになるのを耐える時間がとても長かったです。

 16時過ぎにワンド内のカケアガリをシンカー付きフックのフルークで攻めてノーバイト。ティラピアのボイルとバスのライズを今回初めて遭遇できたからか、ビクトルからバイブレーション! と力強く指示が。ビクトル選択のランリンバイブとTDバイブを投げまくるも反応無し。結構期待したのですが、早引き以外にも小細工を取り混ぜつつ、底に沈めてのリフトアンドフォールもバイトがありません。ボートの後ろで水音がしたので波紋の向こうにフルークを投げてようやく40切ってる腹ボテチキータを1本追加できました。チキータなのに3時間近くノーバイトだったので嬉しいと思えてしまったのが悲しいところです。どうも食い方からしてベイトが浮いてきているようですが続きませんでした。他のシャロー+立木やカケアガリにバモノスしても反応が無く18時前となってしまいました。次のバモノスが今日最後だろうからビッグワンポイントへ連れてって欲しいと依頼したものの、ビクトルは諦めムードを醸し出しています。というのも、本日午後から釣り始めたというメキシカンのボートから1艇2本だけという情報を聞き出しており、他のアメリカンボート艇のガイドからも1艇5本とか、4lbが最大などと数もサイズも出ていないと聞いていたためです。夕マヅメ時を諦めるなんて事ができるくらいならエルサルトに来てませんってば、セニョール・ビクトル。それにアメリカンだって9lbオーバー釣ってるんですからラストまであがき続けますよ。

 帰着調整に使われたのはアングラーズインのボートが帰着調整するのによく使うポイントでした。岸から沖にかけて立木があり、カケアガリ、フラット、馬の背等が絡んでいます。シャローもあってポイントとしては素晴らしいもののアングラーズインやプロバスアドベンチャーを含め、ボートが多いのが玉に瑕というところです。大物実績はあるものの、今の時期はプレッシャーが高すぎるとビクトルは判断していたようです。ムーチョボート、ノーグッドなんてガイドから初めて聞きました。ビクトルはあっちにリザ・テキサスを投げろと指示し、ボートが風に流されないよう立木にロープを絡めて固定しようとしているのでこちらが見えていません。あえてビクトルの指示する方とは違う立木に向かってリザ・テキサスをキャスト。実は指示があったのは確か馬の背のはずでしたが、風が強くて距離があるので届かせるのがかなり厳しかったのです。なので、確かカケアガリ+フラット+立木と昼に説明してくれたところにキャスト。こちらなら風が強くても余裕で届きます。立木に沿って落とした2投目、底を取ってズル引きし始めると重くなるだけのバイト。フッキングと同時に立木から引き離すと、重さだけで写真サイズはありそうと判ります。二度目の追いフッキングの余波をかって一気に寄せてはしたものの、ボート近くで横に走られボート手前の立木に巻かれてしまいます。フィッシュ、ツリー、ライン、リムーブボート、とか叫んだものの、ビクトルは振り返ってフィッシュ? と聞き返されしまいました。立木でラインを切ろうとするかのようにエラ洗いした魚に気づき、慌ててネットを持ち出すビクトル。いや、ネットじゃなくて。立木にライン巻かれてるんだってば。ムーブ、ムーブボートと再度叫んだところ、ようやくネットを離してロープをほどき始めました。その間にボートのリアデッキからフロントデッキに動き、巻かれたラインを左手伸ばして1本でロッドを保持しつつ、なんとか立木からラインを外したのもつかの間、最初に絡んでいた立木の横に走られ、さらにボートから離れた立木に再度ラインを巻かれてしまいます。ラインが立木に擦れる甲高い音をバックに、ようやく動かしてくれたボートが立木の真上に動いてくれました。再びフロントデッキからリアデッキに回り込んで魚をボート下に突っ込むところまで寄せるのにどれくらいかかったでしょうか。ここからは無理せずに立木をかわしつつもいなしてネットランディング。思わずビクトルとハイタッチして喜びました。近くのメキシカン艇に向かってバスを持ち上げ、ヒャッハーとかビクトルが叫んでいたものの、こちらはささくれだったブレイク間際まで消耗したラインに気づき、よく獲れたもんだと背筋が寒くなりました。もう少し大きければ間違いなく切られてたというのが微妙なところです。


ようやくノーピクチャーじゃないサイズ、もうワンサイズ上が欲しいとビクトルに注文してるところ

 メジャーをあてると58.5cm、ビクトルが口を開かせて尾を曲げて64cmとか宣言するものの、念のため口閉じ尾の真ん中で計り直してみても58.5cmは変わらずです。持参したデジタルスケールで重さを量ると1回目が8lb11oz、2回目が8lb9oz、3回目が8lb10oz、これは風で揺れるボート上の計測で失敗経験があったための再計測です。目標には足りませんでしたが、それでも苦しい中だったので嬉しかったですよ?
 その後チキータを1本追加してタイムアップ。ボートランプに戻ると、他は5lb台、1艇15本程度が最高だったとのこと。

 夕食はステーキが出された他、食事後には生演奏が入りました。ロッジ満員御礼公演のようです。楽しいムードの演出にスィギスも張り切ってましたし、食堂のクーラーボックスにはペプシとか炭酸飲料系がたくさん入ってましたし、フローズンマルガリータのおかわりも何度も出てきます。これまではあんまり炭酸飲料の数は無かったような気がしますので、ちょっとサービス面の充実に頑張ってる感じでした。なお、食事は日本人の口に合わないようなものは出てこないと思います。

夕食時のメキシカンな生演奏

■3日目AM 10度


プロバスアドベンチャーのウィンドブレーカーを着たビクトル

 朝イチはシャローをフルークの指示。シャローは外してる気がするのですが、一発があるかもしれないとの話です。フルークをキャストしている間、ビクトルはトネ・スプラッシュやイエローマジックなんかの次にスレッジをキャストしているものの反応は皆無。こちらもフルークも沈めてタナを変えてみるもバイト無し。困った時のセンコーワッキーに変えてようやくチキータ1本です。立木に沿って落としてようやく食わせたものの後が続かず陽が昇ってしまいました。ここらあたりが単独釣行の弱みです。何か別のことを試すにしてもガイドと2人だけなので試せる範囲が狭いのです。単独釣行の最大のデメリットはコストではなくここにあると思っています。
 バモノスしたカケアガリをフルークで攻めて1本チキータ追加。昨日の最後のポイント近くにある立木+カケアガリをリザ・テキサスで2本、馬の背で2本のチキータとふるいません。リザはビクトルがスレッジ等を投げてる間にジューンバグ、グリーンパンブキンとカラー変更を試してみたもののウォーターメロンレッドと大差なしでした。今回は他のタイミングでも似たような事をやっているものの、エルサルト釣行1回目の時のような、特にジューンバグが強いと感じる状況はありませんでした。経験上、スレた頃でのワームカラーの変更って地味に効くと思うんですが。個人的にはこういう時こそ手数の多さが重要かと思っていますが効果なし。バモノスした別のカケアガリでマグフルークを試してみるべしとビクトルから指示が出るもののバイト無し。垂直岩盤をフルークノーシンカーとマグフルークで攻め、ノーシンカーフルークでチキータ3本追加。沈めるとアタリがないものの表層でチキータが反応します。どういうことかと思っていたら、鳥がベイトを補食しにボートから少し離れたところにダイブしてきました。どうやら垂直岩盤近くにベイトが回ってきたみたいなのですが、ベイトがいなくなったのか鳥が飛んでいってしまうとアタリもなくなりました。後になってから、ここでハードルアーを試しておけば良かったとは思ったものの文字通り後の祭り。派手な音を立てるクランクでも引いてみたかったタイミングでした。
 次にグランデ実績があるという馬の背ポイントや岬のカケアガリを回ったもののチキータ1本追加のみ。大きくバモノスした本湖に面したワンドでセンコーの指示。ワンドはハズレの気がしていたのでチキータは要らないと言うと、8〜9lbの実績ポイントとのことです。8〜9lbあれば60の可能性があるわけですから張り切ってセンコーをキャストするものの、落とし込み後の放置でチキータ3本追加したのみ。バックラしてラインを引き出してたら食ってきたので調子に乗ってみたものの、その程度で午前が終わってしまいました。

 ボートランプに着くもののアメリカンが帰着する気配がありません。昼食を一緒のテーブルでと誘ってくれたメキシカンと食べているとアメリカンが戻ってきました。聞けば今日のAMがラストだったので12時まで粘らせてもらったようです。今日は2lb台中心で最大4lb、どのボートもトップではダメだったそうで、1艇10数匹が最大だったとのことでした。今まで同じ食卓で楽しませてくれたことや情報交換してくれた事にお礼を言ってお別れです。結局アメリカンの団体は、時刻不明、カケアガリをリザ・カロリーナで8lb2oz、AM時刻不明瞭、たぶんAM9時くらいにリザ・テキサスで10lb、AM9時前にシャローのノーシンカーセンコーワッキーで9lb5oz、PM14時前後のシャローでリザ・プラスチックジグヘッドで10lb。16人組とはいえ悪い釣果ではないと思われました。昼食時にメキシカンに名前を聞かれて教えたものの、発音できないから、今からお前のメキシカンネームはマリアーノだと言われ、以降マリアーノ・サンと言われ続けてしまいました。ウケたビクトルにまでマリアーノ・サンとか言い出す始末でした。


■3日目PM


特定日にはカウボーイ愛好家達がロッジ近くを走ってるらしいです

 今日は風がちょっとだけ強い日でした。いつぞやのようにエレキを全開にしていても見る間に流される程ではないにしろボートが結構流されます。3/4ozのシンカーに変え、15ft前後の立木+カケアガリをリザ・テキサスで攻めてチキータ4本、20ft前後のカケアガリにバモノスしての3/4ozラバージグ+リザでチキータ1本追加。以降は垂直岩盤でセンコーやフルークを試すも不発、ビクトルにハードルアーを次々と変えて試してもらったもののバイトなし。今日のビクトルはともかくバイトが無いとポイントを変え続けるガイド特有の作戦のようでした。
 続いてどシャロー、カケアガリや馬の背、30ft近い深場も攻めたものの不発ばかりです。しかしいずれもビッグワンポイントとのこと。最後にワンドのカケアガリをリザ・テキサスで攻めてチキータ2本追加。午後はチキータばかりで7本と貧果です。ともかくもタナを変えつつあれこれと試し、かつバモノスが多すぎてメモしきれませんでした。確実なのはエルサルトで1日釣りをしてガイドがネットを使わなかったのは今日が初めてという事だけです。ビクトルは立木なんかを中心にセンコーワッキーやフルークを中止に撃って10本以上は釣っていたのですがチキータばかり。メキシカン達も1艇10本超程度。うーん、厳しいです。


■4日目AM 11度


右のメキシカンが、私のメキシカンネームをマリアーノと名付けた陽気な人

 実は4日AMについては湖上メモを無くしたので詳細不明なところがあります。間違っているところがあるかもしれません。キャッチしたのはたぶん20本中盤くらい。ビクトルが1回だけネットを使ったもののノーピクチャーサイズのチキータ。55cm強、6lb台だろうと思われるのが最大。朝イチのシャローをウェイト付きフックのフルークで数本獲った後、シャローフラットとカケアガリでリザ・テキサスで取ったものがほとんどだったと思います。比較的良かったのがカケアガリに続くフラット、水深2m前後でバイトが集中したはずで、垂直岩盤はベイトが回ってこなかったのか全くアタリがなかったと記憶しています。
昼近くになってから20ft前後のカケアガリをバクラトスイマーでチキータ1本追加。スイムベイト系は今回この1本しか取れませんでした。ちなみに同ポイントではジャバロンのテキサスでバイトがあるも乗らず壊れてしまいました。ビクトルに投げてもらったリバイアサンでチキータ10本くらい。ステイシーで数本。スレッジでは釣れず。ゴミと化したネットのアトラート(根掛かり)が5回以上はあったと思います。ここらあたりから少し魚の反応が良くなってきた気がしました。確かメキシカン組は1艇20本超だったと思います。


■4日目PM


ボートランプにてビクトルと

 アングラーズインの帰着時間調整ポイントで始まりました。立木+カケアガリ+シャローフラットをリザ・テキサスで5本のチキータ。馬の背周辺でアトラートしたのをビクトルに外してもらっていたのでボートが風で岸側に流されました。さっきまで撃っていた馬の背に近づき、ポイント潰しちゃったと思いつつタバコに火をつけるため風下に顔を向けたところ、馬の背を立派な鯉が泳いでいました。最初は鯉だと思ったのですがここはエルサルト、よく眺めると見たことのないデカバスがペアリングしていました。馬の背前にある倒木際をゆったりと回遊している様子です。ビクトルにビッグフィッシュ、ビッグフィッシュ、ビッグフィッシュと連呼して指さして見てもらおうとしたもののアトラート外しの最中だったので間に合いませんでした。倒木脇までボートを移動してもらい、ロッドを水中に入れて倒木と比較、メジャーで該当部分まで測ると、さっきの魚のサイズは80くらいあるサイズです。どれだけ小さく見積もっても70を超えているのは確実だとしか思えません。ビクトルにここを覚えていて欲しいとしつこく念押しました。今となっては8lb10ozなんてチキータにしか見えません。ビクトルがバモノスしようと言うものの、あと少しあと少しと言いつつしつこく周囲をバクラトスイマー、ジャバロン、リザ・テキサス等で狂ったように探りまくるものの全くアタリなく撃沈です。
 ようやく渋々とバモノスしたカケアガリのリザ・テキサスで50あるかないかのチキータ1本。あのサイズを見た後だと50くらいのなんて2lb台くらいにしか見えません。シャローをノーシンカーセンコーの横刺しワッキーの放置で2本追加。どうも今日は水深1.5〜2m前後の調子が良く、カケアガリ+フラットじゃないとダメっぽい様子です。ここで使ったのはビクトルの制止を振り切ってセンコー7インチ。ビクトルは5インチじゃないとダメだと思っている様子ですが、7インチだと反応が違うかもしれないと思って試してみました。しかし5インチとの差があるようには感じませんでした。似たようなポイントに連れて行ってもらい、ジャバロン140の1/4ozテキサスでチキータ1本追加、カケアガリ+フラットリザ・テキサスとリザ・カロリーナで7本チキータ追加、うちビクトルがネットを使ったのが3本。水深1.5〜2.5m前後が良い感じで20ft以上の深さだとアタリが激減しました。最終日前日になってようやく手応えを感じました。

ボートランプに着くと私一人です。陽気なメキシカンは午後クリアカン行きでお別れしましたし、他のメキシカンな客は自分のバスボート持込みでしたが、本日最後のためボートの片付けで戻ってくるのがとても遅くなるとのことでした。
 メキシカン達の片付けが予定より遅くなっているというので、先に一人で夕食を採っているとどうしてもあのデカバスの事が気になってしまいます。少なくとも長さではロッジのトロフィーサイズすら霞んでしまいました。
 今日はビクトルに数でも型でも釣り負けてしまいました。ビクトルはリザ・カロリーナで55以上、7lb台くらいのを1本獲っています。写真撮ろうとしてたんですが、こちらを気遣ってリリースされちゃいました。やはりガイドは釣りが上手いしポイントを熟知しています。ガイドに釣りをしてもらうと、撃つポイントの再確認ができたり、自分とは違うテキサスやキャロの使い方をしてくれたりもするのでとても参考になります。短時間でも良いのでガイドにも釣りをしてもらう方が圧倒的に効率的だと思います。面白いと思ったのはガイドのリザのカラーセレクト。過去、ウォーターメロンシードが最も消費した事がありましたが、ビクトルはウォーターメロンレッドがベスト、ウォーターメロンシードはベター、ジューンバグとグリパンはダメとのことです。他のガイドでもウォーターメロンは変わらないものの、他のウォーターメロンベースのカラーでは良くないと思ってると説明してくれました。センコーはウォーターメロンカラーであれば、ソリッドでもなんでも良いが、ともかく5インチがベストで6インチはベターとのこと。他のガイドでもディンガーはダメだとか、5インチにこだわるとか7インチでも良いとかいろいろとある様子です。ただしウォーターメロン一択は一緒とのこと。ビクトルは汎用性の高さから5インチが良いと思っているみたいです。また、ビクトル自身はマグナムフルークを多用してましたが、こちらもともかくウォーターメロンが良いとのこと。ただし他のガイドでホワイトが良いという人もいるらしく、ビクトルの好みとしてはスーパーソルティーフルークについてはチャートリュースとウォーターメロンがあれば良いらしいのですが、マグフルークもフルーク5インチもウェイト付きのフックがあると便利とのことでした。マグフルークに使えるようなウェイト付きの6/0以上のフックって日本で売ってませんよねぇ?


■5日目AM 気温11度 釣り半日


強者どもの夢の後

 今日釣りをするのは私一人です。バスボート所有のメキシカンは20時間かけて帰宅するようです。5:30くらいに起き出してきたバスボート・メキシカン達の対応もあってロッジ出発が遅れてしまい6:15出船。こちらは5:30には準備ができていたんですが。最終日で時間が無く目標未達のため余裕がありません。その程度のことは気にしないのが正しいのですけれど、まだ60を獲れてないので焦りがでてしまいます。
 ビクトルにデカバスポイントに行ってもらうものの、近くのシャローから開始しようとのアドバイスがありました。やはり朝イチはシャローが鉄板と思っているようです。あのデカバスのマイグレーション範囲とも思えたので素直に従ってフルークで攻めるアタリがなく、センコーに変えるも同様でした。ビクトルはポッパーからスプーンビルまで試していたものの全くアタリなし。朝からバスの位置が違うと意見が一致してカケアガリ+馬の背+フラット+ウィードに行こうという事になりましたが、その前に例のデカバスポイントへ向かってもらいます。デカバスポイントは岸側がシャロー+馬の背、沖側が馬の背+シャローフラット、横は僅かにカケアガリがあるとビクトルに詳しく説明してもらいました。実に良く知っています。しかしビクトルはアングラーズインが毎朝毎夕と連日叩いているので、朝イチでもこの時期はかなり厳しいと考えているとのことでした。リザ・テキサス2投目でバイトがあって心臓がバクバクしてましたが、フッキングだけで魚体を水面に引きずり出してしまうほどのチキータでした。30分程粘ったもののチキータ3本追加したのみです。今日が最終日のため、泣く泣く行きがけの駄賃代わりに近くのカケアガリ+立木にバモノス。水深12ft前後のリザ・テキサスで3キャスト3連続キャッチ含むチキータ5本、100m程移動した水深6ft前後のシャローをリザ・テキサスで2本チキータ。フラット+カケアガリに変え、水深15ft前後でバイトが集中してリザ・カロリーナで4チキータ。うちネットサイズ1本。昨日夕方の感触の良さは、まだブレていないようです。アタリが止まったところでビクトルのパニョタイム発生。たしかmakooさんも最終日にパニョられたような気がします(帰国後に確認したらやっぱりそうでした)。ボートを牛がいるところにつけてくれたのはせめてものサービスでしょうか? 水面を覗き込むと1.5cmくらいの子バスのスクールがいて、少し大きめのティラピアに追われて逃げまどっていました。透明度の関係からか見える範囲にはネストありません。想定通りスポーン第一弾はとっくに終了していました。移動する前にビクトルに16本か17本かと聞かれましたが、メモだと15本だと思うと答えます。どうもビクトル、自分も釣ってるとカウントが判らなくなるっぽいですね。

 時間が少なくなってきているので意見が一致した、カケアガリ+馬の背+フラットのフラット部分にグラスが絡んでるポイントに連れて行ってもらいました。以前、クリスが強いこだわりを見せていたポイントで、クリスからも10lb実績があると聞かされていたところでした。クリスと狙っていた時はカケアガリ+立木、またはカケアガリ+ウィードでしたが、今はカケアガリではなく水深15ft前後、ボード側からポイントを見ると順に、立木+馬の背に続いてフラット+ウィードのあるポイントが中心です。ビクトルにテキサスとキャロとどっちが良いか意見を求めるとカロリーナとのアドバイスです。素直に従ってカロリーナで馬の背の向こうに投げてからウィードまで引いてくると大きなバイト。立木が込み入ってないからいなせちゃうsosoサイズだなぁと、ボート手前に少し残っている立木に潜られないよう一気に引きずり出します。水面を割った魚を見てビクトルがネットを掴んでくれました。ゴリ巻きしていたのでチキータだと思っていた様子です。57cmちょっと、7lb6ozと最終日でようやくの写真サイズ2本目です。それなりに嬉しいんですが、あの超ビッグサイズを見てしまうとチキータっぽく感じてしまうのが寂しいところです。


写真サイズ2本目

 一服ついてからキャストすると2投目で再び強いバイト。56cm、6lb3oz。これくらいのはノーピクチャーで通してきた重さなんですが、ポイントの読みが2人して当たったという事と2本だけじゃ寂しいだろうというビクトルの薦めもあって写真を撮ってもらう事にしました。


56cm、6lb3oz。読みが当たってビクトルと一緒にニヤけてます

 この後の30分程の間にネットサイズ2本を含むチキータ4本と、1本のネタチキータを追加したところで、スレたのか魚が移動したのかアタリが無くなってしまい、そのままタイムアップとなってしまいました。最後まで60欲しいオーラを出し続けて粘ったのですが。


ネタチキータ。立木に絡まれたのを外した際にフックオフしたものの、ビーズのところでラインにひっかかってました。
フック以外でバスを釣ったのは初めてです


ビクトル。実はリザやマーカーダイをいざという時用に持参してくれていました

 ボートランプに戻ってビクトルと握手してお別れです。ビクトルは気の良いガイドでした。ロッジでシャワーを浴びてから慌ただしく荷造りし、予定より5分遅れの11:50にロッジ出発となりました。
 こうしてまたもダメダメな結果で終わってしまいました。最終日になってようやくエルサルトらしい釣りができましたが今回も目標未達。例え5lbでもまっとうな60cmオーバーが釣れてくれれば満足できたのでしょうに。シエラかエルサルトの神様はもう1回来いと言っているのでしょうか?

 ビクトルとの意思疎通は3日目にはかなり良くなりました。例えば、ビクトルが指示するポイントがどうなっているのかこちらが把握できていない時に、こちらから聞く前にどういった案配の地形で、狙い所はどうとか察して話してくれるようになったり、釣れそうじゃないと思っているポイントでは、ビクトルがいくつか試して欲しいと思っている釣り方を話してくれたりもしました。これは前回までと一緒です。ガイドを途中で変えるかどうかという点については、ガイドと釣り方がどうしても合わない事もあるでしょうから一概には言えないと思いますが、ここら辺りは考慮しておく必要があると思います。しかし今回はフッキングダコもできず、チキータの数を覚えていられるという状況で困ってしまいました。左脇腹にロッドエンドがぶつかりすぎて痛いということもありません。しかし、アメリカンの10lbの例もあるので、必ずしもスローで釣れないという状況でもなかったのだと思います。私が釣れなかったのは単に私の釣りの幅が狭かっただけ、ヘッポコなだけです。前回からちっとも釣りの腕が成長できてません。結果的にはスィギスの言うとおり「ミディアム」な状況だったのではないかと思っています。時期的にはシャローが正解だと思っていたのですが沈めても放置してもダメでした。しかしアメリカンはシャローでしっかり取っています。本当の正解、60オーバーが獲れるポイントは最後まで判りませんでした。私にとっての今回のニアピンは、水深1.5〜2.5m前後のシャローフラット+カケアガリもしくは馬の背+カケアガリ等でした。
 また、予測通りハード系はダメでした。スイムベイト系はもう少し頑張ってくれると思ったのですが、速い動きにはあまり反応してくれませんでした。しかし、数狙いに徹すればある程度はハードルアーやスイムベイトでも楽しめたと思います。


ご陽気なメキシカンたち

午前の湖面は穏やかです

午後のエルサルトだいたいこんな感じです

パニョタイムの岸辺

■ロッジ→帰国

 復路ではドライバーのロベルトが弁当のナチョスを忘れてくれましたが予定よりも早く到着。ロベルトにお礼を言って別れました。最終日に半日釣りをされる方は、ナチョスを弁当にしてもらう事をお忘れなく。また、必ずロッジを出る前に弁当のナチョスをもらっておく事をお勧めします。明日はマサトラン市内で祭りがあるので、明日だったら10:30にはロッジを出ないと間に合わないタイミングだったとのことです。ムーチョ・トラフィックでなかったのだツイていた、ということにしておきます。
 アラスカのカウンターはとても混雑しており、他の客達の荷物は下着までスーツケースから出されてチェックされていましたが、こちらは釣り道具と替えの下着くらいしか無いと判ると、それ以上は見ようとはしませんでした。荷物2つ目の課金なし。あれ? 規約は変わってなかったような。幸運にも浮いた分をアラスカ機内のチーズバーガー代にあてました。空腹だったからかチーズバーガーの美味しかったこと。ちなみに下着と釣り道具しか無い事を見たアラスカ係官達に笑われてしまいました。まあ、何しに来たんだとは思うでしょうねぇ。しかしマリオーネには困りました。MZT内でマリオーネと聞こえる度に反応してしまいます。

 メキシコからアメリカへの再入国審査では税関申告書にホテル名のみ書いて提出しましたが、以前と違ってホテル名だけでなく、ホテル住所も書いていないとダメとの事でした。優しい係官に当たったので追記させてくれましたが、他の旅行者は列から戻って追記させられている人もいました。なお、入国審査ではメキシコでもアメリカでも、名前は?、どこから来た?、どうしてアメリカ(メキシコ)へ?、今日トランジットなんだな?、釣りに来たんだな?、明日発の便で日本に帰国するんだな?、程度ですんでいます。
 ホテルではチェックイン時の部屋希望の確認程度、つたない英語でモーニングコール頼んだり、バスソープが無かったのをもらいましたが困るにまで至ることはありませんでした。英語で唯一困ったのは、往路のアラスカ搭乗前に、どうして呼び出されたのか理由を確認しようとした際ぐらいでしょうか。
 宿泊したホテルはハシエンダ、近くにジャンクフード店、ファミレス、スーパーと揃ってる便利どころです。また、バスを呼び出す面倒さが無いので、初回の人にはなかなか便利なところだと思います。少し古いホテルですけれど。部屋ではジャンクフードを食べつつ、釣りの余韻に浸る暇もなくケース内の水分を飛ばすために釣り道具をひっくり返してました。余談ですが、トラベロッジはハシエンダから歩いていける範囲でしたので、資金節約が主眼なら、シャトルバスの呼び出しが必要なようですがトラベロッジも良い選択だと思います。

 それにしても、あの超デカバスが夢に出てきそうです。いろいろと落ち着くことができたら、ああいうサイズのデカバスを狙ってみたいものです。今回の8lbがチキータにしか見えないようなやつを。



[以下アンケートより抜粋]
●釣りの開始および終了時間は?
   開始時間(ボートランプ発):[06]時[15]分
   終了時間(ボートランプ帰着):[17]時[30]分

●早朝と昼間の気温はそれぞれどれくらいだと感じましたか?
   早朝:[10〜12]度くらい (天気:[晴れ])
   昼間:[25]度くらい (天気:[晴れ])

●雨が降った日は何日くらいありましたか?どんな降り方でしたか?
   雨が降った日数:[0]日
   降雨時間:[ほぼ終日 or 半日程度 or 2〜3時間 or 1時間以内]

●水のにごり具合(もしくは透明度)はどんな感じでしたか?
   [50〜80cm程度]

●漁師の網はどれくらい見かけましたか?
   [全くありませんでした]

●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
 あなたの本数:[   ]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
  (※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz)
  ---------------------------------------
  1位:体重:[8]lb[10]oz  体長:[58.5]cm
   ルアー:[マグナムリザード]  色:[ウォーターメロンレッド]
   リグ:[テキサス]  バイト深度:[1.5〜2.5]m
  ---------------------------------------
  2位:体重:[7]lb[6]oz  体長:[57]cm
   ルアー:[マグナムリザード]  色:[ウォーターメロンレッド]
   リグ:[カロライナ]  バイト深度:[1.5〜2]m
  ---------------------------------------
  3位:体重:[6]lb[4]oz  体長:[56]cm
   ルアー:[マグナムリザード]  色:[ウォーターメロンレッド]
   リグ:[カロライナ]  バイト深度:[1.5〜2]m
  ---------------------------------------
  4位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  5位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
 50cm超の本数:[?]本 (うちロクマル[0]本)
 7lb超の本数:[2]本 (8lb台[1]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本)

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [シャロー〜水深2.5Mまで、マグナムリザードのテキサスかキャロ]

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
    [カケアガリに続くフラット、立木やウィード、岩のプラス要因がある水深1.5〜2.5M前後]

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [ポッパー含めたハードルアー全般]

●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
   [マグナムリザード、ウォーターメロンレッド]

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
   [午後は風のため5/8〜3/4ozシンカーがあるとキャロ等がやりやすいので、ぜひ多めに用意してください。
    ワームはセンコー、マグナムリザード、フルーク以外は必要のないタイミングでした]



[サイト管理者より補足]
初回の釣行の時はメキシコについてほとんど知識がない状態でおっかなびっくり相談してこられたこの方も、今ではすっかりリピーターになりこれで3回目。英語が必要なロッジの手配以外は航空券の手配も釣具の準備もすっかり手馴れたものです。
この方は魚の体重ではなく体長重視の方ですが、目標は「ロクマル」とか「9ポンド」と言っているように、もうそんじょそこらの魚では満足出来ない体になってるようです(笑)。たぶんみんな同じだと思いますが、メキシコ3回目くらいになるともう頭が完全に「メキシコ」ベースになってしまいます。釣行1回目の初日は「50センチ」でも大喜びだったのに最終日には50センチくらいでは写真を撮る気さえしなくなり、2回目では「55センチ」以上ありそうな魚じゃないとまじめに計測しようと思わなくなり、3回目には「ロクマル」が釣れないと「不満」にさえ感じてしまう(笑)。私達自身もそうでしたけど、みんなそんな感覚になるんじゃないかと思います。
今回はだいぶタフだったような感じですけど、8ポンド10オンスが釣れてるし、他にも7ポンド6オンスも釣れてなかなかいい魚をゲット出来ています。でも3回目のリピーターさんなのでそれで満足というわけにはいかない体になってしまってたはずだなというのは私達としてもわかる気がしますね(笑)。メキシコはそういう場所です。
この方もおっしゃってるように、英語が苦手でも問題なく釣行出来るし、きちんと選んで自分で手配すれば費用もかなり安く済ませることが出来ます。釣行1回目で「50センチバスを写真も撮らず計測もせずに針から外してすぐにポイ」する感覚になってしまうレイク。あなたも一度は体験してみて下さい。知らないままで終わるのはもったいないですよ。

ロサンゼルス空港でのメキシコ線チェックインですが、この方もおっしゃっているように自動チェックイン機を使っても出来る(以前はダメだった気がする)ようですが、あとで呼び出されたりもするようなので今のところ日本人は自動チェックイン機を使わずカウンターでチェックインしたほうが無難な気がします。

マサトラン入国のところで「入国ルーレット」という記述がありますが、これは税関通過時に押して赤(荷物検査)か緑(荷物検査なし)のランプがランダムに点灯するボタンのことを言ってます。これまでの釣行記でも何度か出てきているものです。ボタン式からルーレット式に変わったというわけではないので初めての方は間違えないようにしましょう。


現実にこんなのを狙えるレイク! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。


今回の釣行記もぜひ参考に。 「役立つサイト」目指してます! →今日の
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