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海外釣行記 メキシコ、レイク・エルサルト
トップ > 釣行記・お便り > 2007年3月 メキシコ、レイク・エルサルト、レイク・コメデーロ

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「MEXICO・・・・」 [宮城県・小野寺様]
2007年3月 メキシコ、レイク・エルサルト、レイク・コメデーロ

MEXICO・・・・
バサーなら誰しもが憧れるモンスターバスの聖地

60UPぼっこぼこ!
一日数百本!
自己記録更新なんてらくしょー!

今回、俺もそんなことを夢見ながらメキシコ釣行に挑んだわけなんですが・・・
いや・・・結果から先に言ってしまうのはやめておきましょう(笑

兎に角
俺もバス大好き人間
一度は聖地と呼ばれるメキシコで一発やったろーじゃないの!
と燃え上がったわけなんです・・・
それが1月・・・
行きたいのは3月・・・

はっきり行って、2ヶ月で全部済ますのは「無茶」ってもんである・・・

ほんと・・・Access!海外バスフィッシングのスタッフの皆様にはご迷惑お掛けしました・・・
こんな駄目学生の俺のために、貴重なお時間を大量消費してすんませんでした・・・
これが戦乱の世ならば「ハラキリ」逝っとくべきなんでしょうが・・・
ボクまだ死ねないので「ハラキリ」は勘弁してやってください(汗

というわけで、前振りはこのぐらいにしておいて・・・


4月8日
成田

今までの妙に精神疲労がでかい深夜帯のバイトに耐え、なんとかこしらえた遠征費用

サンジューマンエン
きょえー・・・

学生さんは暇はありますがお金はありません
どっかい行きたいとなるとバイトしかないんですな・・・
これって世の常ですわなハハハ・・・

まぁ
予定では4月8日〜4月15日まで日本にいないことになる
そのうち、釣りをするのは4日半

「まー楽勝でしょ!」

なんて高を括っていたわけなんですね。

今回は俺と「信頼と実績の眼鏡ブランド」ことキクちゃんがメキシコに挑むわけである(だるいので彼は以後、「眼鏡」で)

この「キクちゃん」
俺がメキシコに誘った際、二つ返事でOKした少しぶっ飛んでる人間。
メキシコ行くために会社を辞めた彼・・・果たしてエルサルトは彼に微笑むのでしょうか・・・

同日14:55分
定時どおり、成田からロスへと向かう飛行機へ搭乗

しかしまぁ・・・大韓航空のスッチーさんたち・・・皆、美人でもうこりゃあー・・・
どこぞの「Air New Guinea」のサイババスッチーとは大違い・・・
真剣に口説いたろか?と思うぐらいに好みの人がいたぁ・・・
茶髪のギャルも悪くはないけど・・・やっぱ黒髪っすよ

最初っからビールビールビール時々ワイン+ウィスキー
タダ酒は飲めるだけ飲みましょう!
これ、世の大学生の基本です

周辺の席の人達とは、年も近い+酒のせいで速攻打ち解け、10時間半のロングフライトもな〜んも苦になりませんでした(笑

あっという間にロス


十時間ぶりのニコチン!

俺、チェーンスモーカーなもんで、飛行機の中では多少疼くことはありましたが、なんとか持ちこたえることに成功
眼鏡は寝れない+初飛行機のため、トイレ行きたかったけど隣の人に気を使って10時間トイレいってないとか・・・
無茶苦茶に顔がむくんでて少しかわいそうでしたが・・・・そんなこたぁしったこっちゃありません 笑

ロスについたら「レイク・エルサルト」はすぐそこだ!

っつー具合にテンション上がりまくり+お腹が空いたのでスタバにて、でかいサンドイッチとコーヒー

眼鏡と言えば・・・なんか萎縮してしまって、俺が「食べないの?」と聞いても「いやいらないっす」と、お腹が減ってるはずなのに我慢・・・
多分、注文のときに英語話すのが嫌だったんでしょうね・・・

そんなこんなで搭乗時刻も迫り、搭乗ゲート前に行って見ると・・・到着時刻が1時間ほど遅れるとか・・・
しかたなしに喫煙所でタバコ片手に(眼鏡は吸いません)、メキシコでの目標なんかをちょっと話したり・・・


戻ってみると・・・・さらに1時間くらい到着時刻遅れてるし(;´Д`)

まぁしかたなしに、搭乗口のとこにいる係員さんに話しかけるも・・・
話しかけた瞬間に「Sorry I don't no」と笑顔でスルー

・・・ちょ
まだなにも言ってねぇよ・・・とイライラ・・・
しかしなんだか白人さんってのはお高くまとまってるなぁ・・・と嫌な気持ちになりつつ、飛行機を待つ
1時間半ほど遅れて、マサトラン行きの飛行機に搭乗成功!

さー待ってろ15lbオーバー!

とテンションは上がらず、さすがに前日(飛行機乗る前)から寝てない状態ではまずいと思ったので寝ることに・・・
気がついたら到着
荷物をサクッと拾い、ゲートから出ると、なにやら名前を書いたボード持った人がたくさん・・・
どれかな〜なんて見てたら、一人がこっちに近づいてきて、「佐藤サンディスカ?」と・・・

「いや・・・小野寺ですが・・・」

というと、俺の名前が書いてあるプレートを出してきたんで少し安心。

それから、車内のことは記憶にありません・・・ドライバーの人がでっかいマリオっぽいな・・・ということ以外・・・
あと、名前忘れてしまったんですが、白人のおじいちゃんが2人乗ってまして、いろいろ話しかけられたんですが、脳味噌がフリーズしてて「エヘヘ、YESYES」しか言えずに爆睡

20:00過ぎ
ドライバーの人に起され、ロッジについたらしいことを知り、荷物を部屋に入れ、夕ご飯まで待機


この時点で真っ黒けな眼鏡・・・

部屋に関しては言うことなし!
「期待しないでくださいね」と言われましたが・・・・屋根あってエアコンシャワーがついてるだけで充分かなと・・・
でもなんでかゴミ箱がない・・・
ベッド、俺の家にある「陥没してるベッド」とは比べ物にならないぐらいにふかふかでした。

で、ご飯だとかでさっきのおじいちゃん達が呼びにきてくれまして、食堂へ移動

あれ・・・食堂になんかちっこいマリオみたいなのがいる・・・・と思ったら、ロッジのスタッフのロベルトさんという方でした。(このちっこいおっさん・・・もの凄い下ネタ好きで、俺と微妙に気が合いました(笑)
スィギスさんはなぜか不在

その日は遅めの夕ご飯+ビールで締め

どうやら日本人の方も泊まってるとかで、ロベルトに紹介され、軽く挨拶
・・・やっぱり状況はよくないとか
・・・・昨日からネットが入ったとか

まぁ、ここまで来てネガに入ってもしゃーねーべ!と眼鏡とテンション上げつつ、部屋に戻り、タックル組んで早めに就寝
・・・しかしこの「ネット」というのが偉い厄介なものだとは、このとき知る由もなく


釣行1日目

朝の3時頃に目が覚め、iポッドでひたすらloco frankの「START」をひたすらリピート
遠征初日の朝にこの曲を聴くことで、釣りモードに移行するのが儀式的なものになっており、ノリノリな気分でタバコをふかす。
もちろん、タバコは「LUCKY STRIKE」
釣り師の魂でしょ(笑

4時半前後
ノックされ、あけると・・・ちっこいマリオ・・・ではなくロベルトがオレンジジュースとコーヒーをもって来てくれたので、両方とも一気飲み!
眼鏡は辛そうにチビチビと・・・

食堂に移動し、朝からビール&ドカ食いをすると・・・
「・・・どんだけ喰うんすか」と眼鏡・・・男の子はご飯ちゃんと食べないと駄目なのよ?

5時半
皆集まったので、ボートランプに移動

きたきた!これだこれ!
この夜明け間際の漲る空気!

ガイドを紹介され、一番先に湖面へ滑り出すバスボート
朝の空気を引き裂きつつ、プレーニング
思わず「うおおおおおおい!」と絶叫し、ガイドのおっちゃんはびびる 笑

ポイントに到着し、「ルアーはどれがいい?」と聞くと「トップ」とのこと・・・
おっちゃん・・・わかってんね♪
とニンマリ

が・・・・・・・・・
でねぇ!
ほんとに冗談ではなく「でねぇ!」

ここぞって場所にはほんとに超ピンスポ、丁寧に攻めるも・・・正に「ナーダ」
そして・・・朝一に一番聞きたくない名前が・・・

「スェンコー」
・・・Ω\ζ°)チーン

・・・わかりましたよ、初日は超素直になってやるって決めてたし
てなわけで
眼鏡はセンコー、俺はハゼドンマグナム

・・・釣れまてん('∀`)

眼鏡はセンコーに変えて速攻で1本
俺は「ナーダ」

・・・・ミーちゃん助けて(彼女)


なんとか・・・捕獲


日も高くなり・・・

「カロライナ」

だそうなんで、キャロライナをリグり・・・・・・ていうか俺、去年の高滝湖で初めてキャロライナ覚えて、それ以来使ってないんだけど・・・大丈夫かしら?と思うも、気持ち!気持ち!で押さえ込み、水中の立ち木群へぶちこみ〜♪


速攻できちゃうこのクォリティ!

結構あたりがあり、キャロもおもしろいな・・・と思い始める俺

しかしあっつい・・・
ガイドのおっちゃん、30分ごとくらいに飲み物は?と聞いてくるので「ビアー」と親指を立てるのが初日からお約束に(笑

初日
しゅーりょー

この日は様子見ということで、お互い20本くらいで了


一日ですっかりまっかっか♪

今回、15lbオーバーをぶち上げる以外の目標として、日に焼けるというのも楽しみのひとつ!
男の子はやっぱまっくろじゃないと!

夕食を食べに行き・・・・日本人の方々と少しお話
やっぱ厳しいんだとか・・・

この日はビール飲んで泥のように眠る・・・ことはなく、眼鏡と遅い時間までくだらない話をして盛り上がってました(笑


釣行2日目

ロベルトのドアノックの音で目覚め、寝癖を直す間もなく朝ごはん
やっぱり少し疲れてる・・・わけもなく、朝からビール&ドカ食い

「イキマチョー」

の声で車に乗り込み、いざエルサルト!

朝からガンガントップで攻めるも無反応・・・

えー・・・

で、今日はガイドのおっちゃん、でかいの狙いだ!とかで

「スイムベイト」

・・・・・はぁ
メキシコでこれか?
勘弁しろよ・・・と思うもやっぱでかいの一発かましてから、心に余裕のある状態で攻めたい!
素直に従い、水深10m弱くらいのディープをスイムベイトのスローロール

隣じゃ
漁師さん網上げしてるし・・・

正に「無の世界」とはこれのこと

基本、野池人間な俺
こんだけ深い場所を攻めるのは去年の池原以来・・・
東北在住のため、底付近の釣りはロックフィッシュで鍛えてあるから、らくしょー!
と思ったけど・・・
ロックの底ベタスイミングとはまた違う感覚
スローロールってのはこんだけ辛いもんなのか?
な〜んにも感じない「無の世界」を延々とスローで探る・・・
たまに没した立ち木が触れる程度のもので、それ以外の水中情報は「ナーダ」
やっぱり底のゴツゴツ感がないと不安になるっていうか・・・

次第に意識は妄想の世界へと旅立ち、帰ったら彼女となにして遊ぼうとか、大学やべーよなー・・・などなど、妄想に耽る俺

しかし

「グニ」

という妙な感触で現実に引き戻される。
いろんなものが染みこんだ体ってのは「おりこうさん」なもんで、脳が脊椎を通して各器官に指令を送る前に、体が勝手にフッキング!

「ん〜?」

ただ重いだけ
な〜んにも引かない。
ガイドのおっちゃんは「グランデ?グランデ?」を連呼してるけど・・・

「・・・・チキータ?」

と疑問符がつく、微妙な返しをする俺
で、途中で微弱な抵抗を見せるので魚だとわかり、こんな細かいのいらんわー!とか言いながらグリグリ巻くと・・・

ドバドバドバッ!

と、そこそこのサイズがエラ洗い
あー・・・残念、君じゃないんだな〜・・・とか言いつつ、ぶっこ抜き!

あぁなんだ、割かし普通のサイズじゃん

とここで一つ重要なことを思い出す

「魚の写真が全然ねぇよ!」

ということで急遽、この魚の写真を撮るも・・・

「ちょっと〜万世さ〜ん、笑ってくださいよ〜」

と眼鏡に怒られたので微妙にうれしそうな表情

サイズは・・・多分、口開け52〜3じゃないかな?
重さ?・・・多分6lbとかそこいらだったきがする・・・

生意気に聞こえるかもしれませんが・・・俺、10lbオーバー以外興味ないすから
50前後じゃ日本の野池でも普通に釣れます。

こ こ は メ キ シ コ だっっ!!!

この程度で満足できるほど、俺は人間できちゃいねぇ!
渋い渋いとわかってても、気持ち、心構えがでかいのを呼んでくれる・・・やっぱり釣りって精神論になっちゃいますよね(笑

というわけで

午前の部は終わり
ロッジに戻ってお昼

全部食べつくすのはあたりまえ!おかわりもあたりまえ!
ぜっかく作ってもらったご飯
笑顔でおかわり♪

これは人としてあたりまえの行為です(笑
しかし、飯うまいですな、このロッジ

ビールも水のように流し込み、午後の部スタート

「ナーダ」


午後
立ち木群にテキサスリグをぶち込みまくり、機械のごとく大量水揚げするも・・・
40ぐらいじゃ写真とりません・・・
一発、良いサイズをかけるも25lbフロロブチキレBYEBYE・・・

リザルト

俺:記憶にございません
眼鏡:謎

夕ご飯時、スィギスさんが部屋に来まして・・・スイムベイト・・・・・・くれました
なんでも、変な匂いのする液体を流し込める最新型だとか・・・

スイムベイト嫌いになりそ・・・


2日目も終わり、なんとなく「ナーダ」な雰囲気なんじゃないかと思い始めてきた俺達

眼鏡の「60UP」の夢・・・叶うのでしょうか


3日目

今日も「イキマチョー」の声でエルサルトへ・・・

午前中

「ナーダ」

この「ナーダ」
「ない」とか「駄目」とかいう意味で俺の中でのマイブームなんです(笑

お昼時
ビールを飲みつつ、テレビに見入る俺
眼鏡は部屋で休んでいるとかで・・・


スィギスのおっちゃんが俺に提案・・・

「近くにな、すんげぇ釣れる湖あるんだよ。コメデーロっていうんだけど、知ってるか?」

「レイク・コメデーロ」
知らないわけないです
俺の心の師匠・村田基大先生が・・・・ビデオでボコスカ釣ってたところ・・・
ていうより、徳永さんのバカラックよりも、村田大先生のビデオ見て

「ぜってぇ行ってやる!」

と、煮えたぎってた中学生の頃・・・
個人的にはバカラックよりも行きたかった湖
超いきてええええええええええええ!

俺「・・・え?い、いけるの?マジ?」
ス「マジ」
俺「おk!行くぜ!・・・いや行かせてください」
ス「おk、落ち着け、ただ・・・追加料金かかるぜ?大丈夫か?」
俺「ノープロブレム!」
ス「ヘヘヘヘ」

と指を妙な具合に組み合わせ、ニヤニヤするスィギスのおっちゃん・・・・(この人も相当なスケベさんです)

てな感じで、眼鏡もノリノリなので明日はコメデーロ♪
iポッド拡声器?みたいなのでアヤヤの「めっちゃホリデイ」を大音量でかけ、二人して馬鹿になる(笑


午後の部スタート

スイムベイトディープパターンで即

ガイドのおっちゃんの「ネット?グランデ?」を、悪いが断り
がっつりハンドランディング!

やーっぱでけぇバスは自分の手で掴みとらにゃ!

てな具合で

どらああああ( ゜д゜ )

やっぱテンションがノリノリだと魚も来てくれるんですよ(笑

これは「自分に優しい計り方をすれば60ジャスト」
「ストイックに計ると60ないね♪」なサイズ

メジャー置いた段階で「はいっ65cm!」みたいなわかりやすいサイズが欲しい(笑
ウェイトは多分7lbとか・・・すいませんちゃんと計ってません(笑

だ が

これで満足できるほど俺は人間できちゃいない!!

このノリで一気に10lbオーバー!
一目で超えたとわかるごっついグランデが欲しいっ!!
貪欲なまでの釣欲をっ!!

と気持ちを高めて投げ続ける
が、チキータ連打でスイムベイト終了


俺は疲れたので後ろへ移動
眼鏡とガイドのおっちゃん

水没した墓地?と雄大な景色(笑

眼鏡のエルサルトの魚で唯一、写真を撮らせてくれた一枚
「60獲るまで写真は撮らないすから!」
お前・・・俺以上に強情な奴だな・・・
60でなかったらどうすんの?(笑

前日の「ブチキレグランデポイント」でDEEPX−200に来た50弱
やっぱフロリダブラッドはかっこいいっすね!

この日は珍しく、一番遅くまでやらせてくれたガイドのおっちゃん
だがしかし・・・・もう少しボケて欲しいなぁ(笑


テキーラ一杯で即死した眼鏡

眼鏡が部屋で死亡してる間、俺は馬鹿みたいに飲んでました(笑
注がれるままにホイホイと・・・
やっぱメキシコと言えば「テキーラアミーゴ」でしょ(意味不明)

でもなぜか・・・テキーラ用のグラス
日本より遥かに長いのには・・・気づかない振りをしときましょう(笑

おいしかったね♪で充分でしょう。


そしてあくる日
釣行4日目

今日は「レイク・コメデーロ」

ロッジからは一時間半ほどの距離にあり・・・ついた場所で既にボイル連発

やっべ・・・のってきた!


ボートランプに居た子供とおっちゃん
今回、一番好きな写真かな
やっぱ子供ってかわいいっすよね♪
ただ・・・スパニッシュわかんないから、この子が一生懸命はなしかけてくれるんだけど・・・
受け答えできない。「伝えたいことが伝わらない」
それがもどかしいですなやっぱり。


出撃

・・・・・・コメデーロのガイドさん
おっちゃんではなく「おじいちゃん」なんですが・・・そしてなぜか既に息が荒い。
エレキを下ろすのも「はぁはぁ・・・ぜぇはぁ」
眼鏡も俺も一抹の不安を覚えました、これには・・・


コメデーロならば!と
村田大先生にあやかって、一発目はウォーターランドの「テクノスィッシャー(村田せんせのサイン入り)」
こいつでもの凄いスプラッシュを上げまくる!
だが・・・「ナーダ」


今回の船
魚探がついてたので、水深を確認・・・

は?
・・・・ハ、ハチジュウ?!

足下80ftてなんだそれは・・・
深すぎやしないかい?


このおじちゃん、連れて行ってくれるところぜ〜んぶがディープエリア。
ルアーを聞こうにも「はぁはぁはぁ・・・」なので聞くに聞けない・・・どうする?俺
釣れるには釣れるがみんなガリガリのチキータ・・・

・・・ガリガリ?

そうか・・・まだ回復してないんだな?
というわけで、おじちゃんに「なだらかなバンク沿いを流したい!それかブレイク!
できれば立ち木が絡んでるようなところ!深いところはやーよ」と・・・

おじちゃん「はぁはぁ・・・」言いながら連れてってくれました!理想的な場所にっ!


一発でしょ〜
てな感じで50ぐらいの捕獲

やっぱり予想的中でこのサイズが1キャスト1フィッシュ状態
だがしかしドアフター・・・

ちとウンチク

釣れて来るチキータ(と言っても40前後の個体)
全部ガリガリなわけです。
ということは、産卵に関与してると考えていいんではないかと・・・時期的にも。
てーことは、グランデサイズとなると、場所によっては産卵して間もない個体もいるはず・・・もしくは回復中の個体も。
そういう連中が着く場所ってのは、スポーニング前に通過したセカンダリーポイントであったり、産卵場から一段落ちてるようなところ、それ付近の障害物。
となるとシャロー・・・なだらかな場所かブレイクがあるバンク沿い・・・

さすがに一日だけという限定された中で、回復してバンバン餌追ってるような魚を探すのは博打のようなもの・・・特にフロリダブラッドは回遊性がめっちゃ強いとか・
・・池原ダムなんかもそうらしいっすよ。
産卵期を終えるとストラクチャーにはつかずにいろんなところをフラフラ回遊するんだとか・・・
メキシコはどうだか知らないけど・・・

なによりもコメデーロが広すぎる。
探し回っていたらあっというまに一日が終わり、60はおろか、まともなサイズなしで終わる可能性が大。
なによりも眼鏡に60UPを獲ってもらいたい・・・
それだったら、一番「ロクマル」の可能性が高いってのは前記したような場所・・・
そういう場所をおじちゃんに頼んでランガンor時間帯を変えて入りなおす。
うまくすりゃ回復した10lbも出るかも?

といった具合にポイント選択したわけです。
終わり。

やっぱりこのポイント
正解のようで・・・いいサイズが選んで釣れるんですわな。

俺は水中立ち木の中にぶち込みたいので「1ozジグ+8インチリザード」
眼鏡はバックシートで俺の取りこぼしを狙うという意味で「キンクー7インチネコorデスアダー6インチヘビーダウンショット」

アフターの魚は基本、あんまり追わない+上を意識してぼんやりと中層に浮いていたりする

そんなわけで俺はラバジを水中立ち木の枝に引っ掛け、シェイクシェイク
あたらなければ即回収、即次の繰り返しでテンポよく。

眼鏡はフォール重視でバンクに投げて、ゆっくりとバンピング

馬鹿話に花を咲かせながら、二人とも真剣に・・・

眼鏡「きましたよ」
俺「マジ」
俺「でかい?」
眼鏡「わか・・・・ん?」
俺「ん?」
眼鏡「・・・でかい・・・・かも?」

ズッギュンズッギュンと水面に突き刺さるティップ・・・でかいんじゃねぇか?

魚が浮いた

俺「あ・・・これいってるわ(60超えてるってこと)」
眼鏡「え?!マジすか?マジスカ!?」
俺「うん、長えもの、この魚」
眼鏡「え・・・え・・・どうすりゃいいすか?ネットは?!」
俺「この船ネットないみたいだね〜」
おじちゃん「はぁはぁ・・・ぜぇぜぇ・・・(心配そうに)」
眼鏡「じゃぁ・・・じゃぁ抜きます!!!」
俺「落ち着けって(笑)ちゃんと俺が獲ってやるから」
水面に出るも抵抗を繰り広げる魚
眼鏡「うあ・・・でか・・・・」

がっつり

俺「はい60おめでと〜♪」

眼鏡「・・・」
眼鏡「・・・・うあ、でかっ!」
俺「これは超えてるだろ」

というわけで
これ

口閉じ、尾開きで・・・正真正銘の60cm
ウェイトは・・・痩せてたんで・・・・いくつくらいでしょうか(笑

60cm

眼鏡はこの魚のために会社をやめ・・・ニートに戻ったわけである。
自分のホームフィールドにマンネリを感じ、俺のメキシコ釣行に二つ返事でのってきた彼。
渇望していた「ロクマル」と言う名の夢。

「60獲ったら・・・釣りやめるかもしれないっすわ」

行く前にそういっていた彼

俺「釣り・・・辞める?(笑)」
眼鏡「・・・・・やめれるわけないじゃないすか」

小刻みに震えながら、生意気そうに笑う眼鏡。

とりあえずは・・・あとは俺が10lb獲ればいいんだな?(笑
というわけで続行


55かそこいらの魚

このときは10lb以外は眼中になし!
たった一匹・・・・・
そいつを獲るために一投、一投全力DEATH!


細かく細かく打って行く俺。

そして終にグランデがかかる・・・が
速攻で立ち木に巻かれる・・・背筋300kg超えフッキングでも駄目なのか?

ジグを咥えたバスが異物を取り払おうと、巻いた立ち木付近で強烈エラ洗い・・・・
あー・・・めっちゃでかいやん・・・・

このグランデブチキレが俺のリズムを次第に崩し始め、焦りが募り、ラインブレイク連発。
25lbがバッツンバッツンブチキレまくる・・・

どうしろってんだ?これは・・・

一旦狂い始めたリズムは回帰することなく狂い続け・・・
気がつけば午後2時・・・
午前のパターンは風が吹きはじめと同時に崩壊。
様々なパターンを試すも空回り・・・


「ソロソロニエテキタゾ」

午後4時
Time Up!

ふー・・・
まぁしかたあるまいな・・・・眼鏡が60獲れただけでも良しとしようじゃないか!とは素直に思えず・・・
その後、ロッジに戻り・・・
スィギスのおっちゃんに

「どうだった?」

と聞かれたんですが・・・やっぱ楽しかったことには変わりなかったんで

「眼鏡も60獲れたし、行ってよかったよ!ありがとう」

と言うと・・・・また指を例のカタチにして「ヘヘヘ」と笑うおっちゃん・・・・
下ネタ世界共通ってのはまぁ・・・わからなくもない(笑


釣行最終日(半日)

この日は最終日
観光にしようかどうか迷ったが、最後まできっちりやるかということになり、「レイク・エルサルト」へ
最終日だけは、大好きなトップ、クランクベイトで押し通すが・・・・


なんだかもう燃え尽き症候群に(笑

この日、唯一写真を撮った魚
ぷりぷりのはち切れんばかりな魚体が美しい・・・
次来るときまでには10lbになっとけよ〜(笑


最後の最後・・・ダムサイトのガレ場で・・・

フットボールみたいな体型の、明らかに「超えてる」サイズのバスが追ってきたが・・・
一瞬、俺の前で止ると「まだまだ甘え〜よ・・・」と言いたげに去っていった・・・

ハッ・・・また来いってか?
上等!また来てやるよ!

この日
俺のメキシコでの釣りは幕を閉じた。


ガイドのおっちゃんと・・・・
名前は確か「ミゲルさん」だったかな?

このままやられっぱなしで終われるか・・・
またいつの日か・・・・・って言葉は嫌いなので、
来年また来るぜ!(笑)

最後はロッジでお昼を食べて皆さんにご挨拶
スィギスのおっちゃんはどっかに出かけてるとかで・・・


二人だけの「お決まりショット?」

異常に太陽がでかく感じる国「メキシコ」
次は・・・・・・・・・
15lbオーバーを腹いっぱい喰ってやるからなっ( ゜д゜ )
しかしまぁ・・・綺麗な「青」ですな
(被写体は不細工ですがね・・・たはっ)

その後は特になにもなく、無事に日本に帰ることができました。
ロスで泊まったホテルに「Drペッパー」が売ってたのはちと感動・・・
ロス→日本の飛行機の機内は爆睡・・・あたりまえか(笑)


今回のメキシコ

俺的には初体験な釣り方や、いろんなことを吸収できたんで、10lbは出ませんでしたが・・・まぁ良かったかな?と
でもやっぱり釣りたかったなぁ・・・・

一応、タックルも軽く書いておきますね(俺の)

ロッド:デストロイヤーフェイズU(THP)F4−66X「マキシマム・ハイパーサイクロン(笑)
デストロイヤートマホークGT3F4−66GTR「紫龍66」
デストロイヤーオロチF6−72DG
予備:エクスプレッション706

リール:アンタレスDC7×2
アンタレスDC

ライン:GT−R「HM」22lb600m
バリバスかどっかのフロロカーボン25lb300m

てな具合です。


最後にSPECIAL THANKS!

今回のこのメキシコ釣行、「Access!海外バスフィッシング」のスタッフの方に協力していただかなければ叶わなかったものと思います。
ほんと、計画性のない無鉄砲な駄目学生相手に懇切丁寧にいろいろ教えてくださってありがとうございました!
個人ではかなり大変な海外送金やらその他諸々・・・・マジ感謝してます!
釣行記も「すぐ書きますね♪」なんて調子良いこと言って、長い間待たせてしまいまして・・・やっぱ「ハラキリ」ですかね?(笑)
そしてこの生意気な釣行記!+文章力のなさ!
読んで不愉快になってしまった方ごめんなさい・・・・でも俺は悪くありません(笑)
また・・・来年の一月あたりに眼鏡としてお世話になりますんで・・・その時はよろしくお願いしますね♪

「SENSE OF WILD」の高橋正樹さん
こんな金の無い貧乏学生に超かっこいい服を提供してくださって・・・マジ感謝っす!
メキシコはタンクトップ!って調子こいてたら真っ黒けになってしまいました(笑)

今回、メキシコ釣行に関わってくれた方全てに最大級のRESPECTを・・・

やっぱ期待持ちすぎはいけないんでしょうか?(笑



[サイト管理者より補足]
学生さんはほんとに元気! 少々の無鉄砲さも若さの特権。でもさすがにいくらなんでも
 60UPぼっこぼこ!
 一日数百本!
は期待しすぎかも(爆笑)。「期待しすぎはダメよ」って言っといたのに(笑)。

一般的に日本人のメキシコへの期待はものすごく強い傾向があります。「よくある質問」や釣行記の補足にも何度か書いてるし、お手伝いする方には必ず釘を差しておくんですが、「適度」ならいいんですけど「過度」な期待はやっぱりあんまり良くないような気がします。スローな状況だった時に冷静に釣りが出来なくなってかえって釣果を下げる方向に行ってしまいがちですから。「
燃え尽き症候群」にもなりがち(笑)。
でも文字や言葉でいくら説明したとしても、普通はビデオやテレビ番組のイメージが頭にあるのでどうしても「ああいう釣りが出来るのかも」って過度な期待をしちゃうのは仕方ないかもしれません。もちろん気持ちはよ〜く理解出来ますよ、私達もそうでしたから(爆笑)。期待出来るレイクだからこそわざわざメキシコまで行くわけだし、期待しないで行く人なんか誰一人いないと思います。けど、プロが何日もロケしていい場面だけを集めたものと一緒になるわけないんです。だから「過度」じゃなくて「適度」な期待にとどめておくほうが釣果を下げるリスクは減るような気がします。

それにしても学生のうちにメキシコに行けるなんてほんとに羨ましい話。学生の皆さん。お金がないのはよくわかります。でも時間はかなり自由になるはずですからがんばってバイトしてぜひ行ってみて下さい。社会人になると行きたくてもなかなか休みがとれなくなりますよ。

エルサルトは地理的にはマサトランからコメデーロへ向かう経路上にあります。このロッジは要望があればコメデーロにも日帰りで連れて行ってくれますが、ロッジ側の都合もあるので事前に確認しておくことをお勧めします。コメデーロに泊まることは出来ないので、コメデーロに泊まりたい方はコメデーロのロッジを使って下さい。


現実にこんなのを狙えるレイク! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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