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「レイクエルサルト釣行記」 [メキシコ在住・MS様]
2006年10月 メキシコ、レイク・エルサルト


初日、夕食前に記念写真

2日目夕日です

セニョールMSに待望の50cmUP

ガイドのハビエル

ボート

50UP 二人で

サボテン

日程: 2006年10月12日PM〜14日AM
釣行者: T氏、小生(MS)の二名(ともにメキシコ在住)

2006年10月12日よりエルサルトロッジに二泊し、T氏とともにバス釣りを楽しんできました。
T氏は前回八月に続き二回目(すっかりレイクエルサルトにはまってしまったようです)、私は初の釣行。
朝早く二人で車にて出発、12時ころ到着してまず昼食。他の2グループの釣果を聞くと、どうもいまひとつのよう。何でも9月ころに来たハリケーンや例年にない雨季(7〜9月)の雨量のせいでレイクが大増水して数、サイズともに低調とのこと。
まあ、エルサルトだからなんだかんだいって釣れるんでしょう、とバスボートにて出発。

<一日目>
昼食後、昼いちで出船。予想に反して非常に食いが渋い。ガイドのハビエルはバイブレーション、クランクベイトを指示しシャローを流してゆくが、同行T氏は4匹、私はボーズ(2匹ばらし)に終わる。サイズも35cmが頭で、さえない結果。

<二日目>
私はなんとか午後に小物を一匹、T氏はクランクベイト(ファットフリーシャドなど)で5、6匹。ただし底が台地状に盛り上がった水深4mのポイントでは約50cm(メキシコではこのサイズは珍しくないので測ってません)を頭にまずまずの型が釣れました。
しかし、低調・・・・。

<三日目>
午後は車で帰宅のため移動。よって、昼食まで半日の釣り。
私はスピナーベイトで50cmを頭に4匹、T氏は1匹という釣果。二人でリベンジを誓い、納竿となりました。

<総括>
釣行二回目のT氏(前回8月釣行でベストシーズンでないのにかかわらずロクマルニ本)、他の方の釣行記等情報でもこんなポテンシャルのレイクでないのは明らかです。
ただ、今回シャローには大きいバスはおらず、水質、水通しのいい場所に限ってある程度の型(といっても50cm程度までですが)が釣れる傾向がありました。
レイク周辺の牛を放牧している柵が水没している箇所がいくつもあり、今回の増水が例年にありえないレベルのものであることがわかります。また、私たちがよくいくメキシコ内の別の湖ではひとつのポイントで入れ食いになることがありますが今回は散発的にしか釣れずエレキで速めのスピードで流しながら拾ってゆくという釣り方になり、手返しよく潜らせてアピールできるクランクベイトは必須だと思います。トップにはまったく反応なしでした。今後釣行を計画されている方は情報収集して、この増水による不調から回復してからをお勧めします。

●ヒットルアー:
ファットフリーシャド3/4oz、スピナベ1/2 oz以上、バイブレーション1/2oz以上など。今回はヒットなしでしたが他にも大き目のセンコーワームに5/0フック、

●タックル:
高価で軽量なロッドはむしろ避けたほうがいいと思います。運搬中のダメージや釣り自体でもガイドやブランクが破損する危険があるため。底もの、巻物用にMH二本(20〜25lbライン)、ビッグベイトなどにH一本(25〜30lbライン)、トップ、シャロー用にM一本(16lb位)位を最低でも持ってゆけばOKと思います。根がかり自体は少ないレイクなので今回は、もっとライトタックルでも十分という結果になってしまいましたが・・。リールは気に入っているものでOKですが上記ラインが十分巻けるものが必要です。

●ロッジ、食事など:
思っていた以上に快適でロッジが出してくれる食事も非常においしかったです。メキシコ料理というよりアメリカ、日本よりの客を意識してかインターナショナル料理で、ドリンクも船上、ロッジ内で24時間飲み放題!ロッジも二人相部屋でしたが十分快適でした。



[サイト管理者より補足]
残念ながらエルサルトにしては珍しく非常にタフだったようです。「たとえどんないい場所でも釣れないことはある」というのが「釣り」というものですが、まさに「運が悪かった」としか言いようがありません。増水が必ずしもマイナス要因になるとは限らないので直前に何か大きな気象の変化があったのかもしれませんが、いずれにしても実質2日の釣りで正解にたどり着くのはなかなか難しいというのも事実でしょう。

この方々はメキシコ在住(羨まし〜〜い!)でエルサルトへ行くのはある程度時間はかかるもののメチャメチャ大変というわけではないようです。「また行けばいい」という感じでしょうから今回のような短い釣行でもいいのですが、日本から行く皆さんはさすがにそうはいきません。なかなか行く機会のない所だし、万一短い釣り時間なのにハズしてしまうとリカバリが効かないので、やはり最低でも実釣丸3日(全日程7日間)、出来れば実釣4日半はとれる日程(全日程8日間)にすべきでしょう。

この方は根がかりが少ないレイクとお感じになったようですが、水位が高い状態だったし今回釣ったエリアや深度がたまたま障害物の少ないところだったからではないかと思われます。立ち木の多いレイクなので、これから行く方は基本的にはある程度根がかりするレイクという認識でいたほうがいいような気がします。


メキシコではこんなのが相手! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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