海外釣行記（メキシコ）－「バカラック釣行」

海外釣行記　メキシコ、レイク・バカラック

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「バカラック釣行」　[大阪府・Ｎ様]
2008年12月　メキシコ、レイク・バカラック

去る、１２月２７日から３０日までレイクバカラックにバス釣りに行ってきました。その釣行記をレポートしたいと思います。今回、いくつかトラブルがあったのでそのことを先に少し、ＪＡＬ便でメキシコシティーに入国し、１泊してから、国内線でクリアカンに入る予定でしたが、国内線で預けたはずのロッドがロストラゲージして、ロッドを持たず、ビッグバスロッジに到着しました。幸い、スペイン語が堪能な現地在住の日本人の方がおられたので、ロッジに頼んでロッドを借りることになりました。ロッドはヘビーって書いてましたが日本で言えば、低弾性のカーボンロッドでジグやテキサスには厳しい感じがしましたが、明日から憧れのバカラックでできると胸を弾ませ寝ました。

２７日初日、真っ暗な中ロッジの四駆に乗りスロープへ、ここで初めてガイドと対面する。名前は聞いたけど（プリモ）って言ってた、プリモはスペイン語でいとこの意味で、日本で言えば太郎みたいな感じか。すぐに荷物を積み、出陣・・・でも本当に真っ暗な中ガイドはボートで進んでいく。風も冷たく１０℃を切ってるように感じる。
最初に着いた場所は、ウエルタと呼ばれる場所でした。ベイトはピチピチと跳ねてますが全く当たりもなく、セメンタリーに移動、ここで同行のＡ氏にファーストヒット、沖にある立木群で出た初めて見るバカラックバス。でも大きさは４０ｃｍぐらい。私も岸の立木で初バスを取るもののこれも４０ｃｍぐらい。この後グアジマスに移動してバイブレーション（ＴＤバイブＵＳトレイル）に連続ヒットするものの小型ばっかりでした。

午後はセメンタリーの入口の５ｍフラットに入るものの、テラピアの群れに当たったのか、もうラッシュ。最初は初めてのテラピアに喜ぶものの、肝心のバスが釣れなくてトホホ。夜に宿では別のグループが９ポンド半ばを釣っていた。ルアーはバイブレーション・・・

２８日、この日はセメンタリーの中にあるブッシュを朝から打っていく。コツコツ、Ａ氏にポンポンとヒットする、しかし相変わらず４５まで、３ポンドに満たない。これはやばいなあと思いつつ時間は午前を終了。午後からはセメンタリー対岸のアシとレイダウン混成エリアに行くものの釣れない。ガイドはまたここの沖にある、テラピアポイントに行こうとする。ここでもテラピアがヒット、ガイドは今晩の飯にするみたい。さすがにこれには、私たちは腹立たしくなりました。場所を変わり、今度は最初に入ったウエルタの入口、隣でＡ氏のロッドがしなった。あっグランデ（大物）。しかしこの魚、いとも簡単に２５ポンドライン切っていきました。さすがにＡ氏も凹んでいました。こうしてまた釣れない時間が・・・。

ウエルタの入口

夕方になり、終了３０分前、ボートスロープから近い岩盤のエリアで私がＢカスタム２１ｇグリーンクリスタルを８ｍの中層を引いていると、急に重みが軽くなった。とっさに思いっきりフッキングすると柔らかめのロッドが弧を描くように曲がる。これは良いバスだなあと感じていました。３分ほどのやりとりで上がってきたのが６０ｃｍ８ポンドでした。さすがに８ポンドでも引きました。

６０ｃｍ８ポンド

この日、宿のオーナーフェリペに頼み、ガイドの変更を頼みました。ガイドの名前はポンチョです。あとこの日はロストラゲージのロッドが空港から送られてきました。そしてこの日は他のグループが１０ポンドオーバーを４本程キャッチしていた。ルアーはバイブレーションとセンコー。ただこの日、宿の釣果表を見ていると１２月２０日を境に全く１０オーバーがこの日まで釣れていないことがわかった。この日は何十年ぶりにラスベガスに雪が降ったそうな。

２９日は新しいガイドが来た。ポンチョは今江克隆氏のお手伝いしていたガイドさんです。朝一にスイムベイトで、いきなり４ポンドを釣らしてくれるものの、この日も全く当たりもなく、午後は本当に私はノーフィシュ、Ａ氏もチビのみ。このままでは本当にやばい。

３０日最終日、午前中はブッシュや立木を打つものの４５ｃｍまででこれはやばいなあ。その日の午後、Ａ氏がふとガイドのポンチョにスイムベイトで釣れるところをまわってとリクエストをする。ガイドはまずウエルタ対岸の水中岬でスイムベイトを投げ出す。するといきなり私に５ポンドがかかる。これはいいよかなあっと思うが後が続かず。
その後ウエルタの上流の大きなワンドへ、ここは今江さんが１０ポンドを釣った場所らしい。しかしここでも良いサイズがかからず。逆にガイドのポンチョが５ポンドクラスを釣ってしまう。さすがにこれはＫＹだと悟ったのかこっそりリリースした。そしてまたポイントを移動、またウエルタ対岸の水中岬でスイムベイトをキャストする。するとＡ氏に大きな当たり、硬いエキストラヘビーのロッドが大きく曲がる。これは大きいなあ。１０ポンドはありそう。必死で飛ばないようにコントロールするものの、一気にジャンプ。でかい・・・ポロっとルアーは外れまたまたＡ氏は大きい魚をロス。

ウエルタ水中岬

そして最後にセメンタリー対岸の５ｍフラットへ。ここでスイムベイトをキャストし続けると今度は私に大きな当たり。これは良い引き必死でやりとりすると６１ｃｍ８ポンドがかかる。その後６ポンドもゲットするものの、１０ポンドはかかりませんでした。

セメンタリー対岸　６１ｃｍ８ポンド

こうして４日間のバカラック釣行は終わりました。正直悔しかったですけど初めて行って６０ｃｍが２つ取れたのは収穫でした。反省点では早くスイムベイトのパターンに気づけば・・・スイムベイトはストームのワイルドアイです。あとはやっぱりガイドの技量に大きく左右されます。１組の日本人グループは３匹の１０ポンドと数匹の９ポンドゲットしていました。

［以下アンケートより抜粋］
●釣果はどうでしたか？（わかる範囲、概算でも構いません）

　あなたの本数：［　２０　］本
　大物ベスト5　（体重順でも体長順でもお好きに）
　　（※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意　1lb=16oz）
　　1位：体重：［　８　］lb［　　］oz　　体長：［　６１　］cm
　　　ルアー：［　　ストームワイルドアイ　　　　　］　　色：［　パールホワイト　］
　　　リグ：［スイムベイト　　　　　　　　］　　バイト深度：［　５　］m
　　2位：体重：［　８　］lb［　　］oz　　体長：［　６０　］cm
　　　ルアー：［　Ｂカスタム　　　　　　］　　色：［　グリーンクリスタル　］
　　　リグ：［　　　　　　　］　　バイト深度：［４　］m
　　3位：体重：［　６　］lb［　　］oz　　体長：［　５２　］cm
　　　ルアー：［　ストームワイルドアイ　　　　　］　　色：［　パールホワイト　］
　　　リグ：［　スイムベイト　　　　　　　］　　バイト深度：［　５　］m
　　4位：体重：［　５　］lb［　　］oz　　体長：［　４８　］cm
　　　ルアー：［　ストーム　ワイルドアイ　　　　　　］　　色：［　シルバーフレーク　］
　　　リグ：［スイムベイト　　　　　　　　］　　バイト深度：［　］m
　　5位：体重：［　４　］lb［　　］oz　　体長：［　４５　］cm
　　　ルアー：［　センコー７　　　　　　］　　色：［　ウォーターメロン　］
　　　リグ：［　ノーシンカー　　　　　　］　　バイト深度：［　３　］m
　50cm超の本数：［　３　］本　（うちロクマル［　２　］本）
　7lb超の本数：［　２　］本　（8lb台［　２　］本、9lb台［　］本、10lb台［　］本）

　同行者の本数：［　２５　］本

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　シャローと水深５から８ｍ

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的？
　　　５－８ｍ　スイムベィト　大きなバイブレーション　スピナーベイト　２１－２８グラム　センコー７インチＷＭ

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　シャローは大きなボイルがあるが全く反応せず　トップはだめ　ミノー

●今回のベストルアーは？（名前/大きさ/重さ/色　※複数回答可）
　　　ストーム　ワイルドアイ　５・６インチ　シルバーやパールホワイト系
　　　センコー７インチウォーターメロン　ノーシンカーで５から８ｍまで落とす
　　　プラグのカラーはクロームブルーバックが圧倒的

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか？（テクニック、トラブルやその対処等何でも）
　　　現在は水位が満水近く　さらにベイトが多くバスが飽食状態　なかなかマッチザベイトは釣れない

［サイト管理者より補足］
ここ数年かなり好調なバカラックですが、今シーズンは水位が下がるのが遅く、ベイトが多すぎてなかなか難しかったようです。水位はもうこれから夏に向けて下がる一方ですけど、今後の釣果がそれにつれてどう変わっていくか予想するのは自然相手なだけに難しいです。もうすぐ爆発しそうな気もしないではないですけど（笑）。

この方はメキシコシティー経由でクリアカンに向かっていますが、JALのマイレージが溜まっていたのでメキシコシティー線を使ったとのこと。メキシコシティーからクリアカンへはメヒカーナ航空を使っています。
荷物を預ける以上は荷物が迷子になってしまう可能性をゼロにすることは出来ません。こればっかりは運なので、もしそうなったらまずとにかく空港係員に探してもらい、それで見つからなければ係員や迎えの人に相談して後日ロッジに届くようにしましょう。ロッジからの迎えの人はそういう場面を経験しているでしょうから、対処方もわかっているはずです。

現実にこんなのを狙えるレイク！日本では出来ない釣りにチャレンジ！　※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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今回の釣行記もぜひ参考に。「役立つサイト」目指してます！　→今日のバスサイトランキング

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