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海外釣行記 メキシコ、レイク・エルサルト
トップ > 釣行記・お便り > 2006年7月 メキシコ、レイク・エルサルト

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「夢の湖 エルサルト」 [愛知県・村松様]
2006年7月 メキシコ、レイク・エルサルト

 釣行記を書くにあたり、今回の釣行に協力して頂いた家族・会社の皆さん・釣具屋のおばちゃん、そして何よりロッジ・ホテル・航空券の手配・アドバイスと何から何まで全て無料で行って頂いた"Access!海外バスフィッシング"スタッフの皆様に、まずもってお礼申し上げます。本当にありがとうございましたm(_ _)m

 バスフィッシングを始めて約20年。いつかは海外で"BIG BASS GET!"と夢を抱きつつも、なかなかそのような機会に恵まれませんでした。これまで釣り仲間達に「海外へ行こう!」と言ってきましたが返ってくる返事は「いつかね」「行けたらね」とアバウトな答えばかり。そんな中、今回同行してくれたKさんは「よし、行くか!」と突然ヤル気を見せてくれた。このチャンスを逃すわけにはいかない! Kさんの気が変わらないうちに時期・予算・場所の検討に入った。時期は7月・予算は25万くらい・場所は??? この予算でどこなら行けるのか、早速インターネットで調べ始めた。「10lbオーバーならやっぱりエルサルトでしょ!」と真っ先に調べ始めたが・・・やっぱり高いのね(>_<)、じゃあ仕方がないのでアメリカにしよう(別にアメリカが悪いという意味ではないのでお間違えなく)ということに。半分くらいアメリカで決まりかけていたにも関わらず、諦めの悪い私は、もしかしたらと思い検索し続けた結果、今回お世話になった"Access!海外バスフィッシング"のサイトにたどり着くことが出来ました。しかし最初は"無料"の言葉にかなり疑いを持っていたので(普通は疑うでしょ?)まずは釣行記をよく読ませて頂きました。"全て無料"、"10lb GET"、"エルサルト最高"などの文章を見ているだけで、疑っていたはずなのに私のボルテージはMAXに! 結局2月終わり頃から連絡を取らせて頂き、航空券が決まった5月終わり頃までの約3ヶ月間、本当に全てをお任せしてしまいました。予算もほぼ予定通りに納めて頂き、一度は諦めかけていたメキシコ・エルサルト釣行が実現しました。


7/7 出発〜エルサルトロッジ

 Kさんと9:00に駅で待ち合わせ。新幹線・成田エクスプレスを乗り継ぎ、12:00頃成田空港着。チェックイン後、餃子とビールで今回の釣行の成功と無事を祈りカンパイ。携帯電話のレンタル・買い物などを済ませ、14:55発KE001便にて、ほぼ定刻通りにロスへ向けテイクオフ。機内では熟睡・・・といきたかったが、遠足前の子供の様になってしまい、仮眠を少ししただけ。結局合計で2時間ぐらい睡眠を取っただけで、後は機内食(ビビンバなかなかうまいです)や映画を楽しんでしまい、そうこうしているうちにロスへ到着。

 長い廊下を歩き、まず入国審査、いきなりダメ出し。機内で記入した時、スッチーさんがチェックして大丈夫って言ったじゃない! 問答無用で"黄色の線にそって向こうへ行け"と言われ渋々奥まで行く(当然Kさんも後ろにいた)。着いたところで"乗り換えです"と言ったらあっさり「No problem. O.K」だって。Kさんを指さし"彼もいっしょ?"と聞かれ一緒だと答えると、無事審査終了。指紋は? 写真は? 何もないまま終わってしまった。奥の審査官はあまいのね(機内で税関申告書を書くときに、あらかじめ滞在地欄に"Transit"と記入しておけば問題ないです)。
 次は荷物のピックアップ。荷物はKさんがスーツケース、私がオーバーサイズの荷物と役割分担(行きも帰りもオーバーサイズはスーツケースを取ってから出てきたので待ち構えている必要はないと思う。オーバーサイズエレベーターは2つあり、自分の荷物が出てくるターンテーブルに近い方から出てくる)。エレベーターの前で待っていると"パカン、パカン"と何か筒のような物を落としたような音が。もしや・・・エレベーターが下りてくると、そこには私とKさんのバズーカが・・・。"「FRAGILE」って貼ってあるじゃないか! 投げやがったな、コノヤロー!"と言いたかったが私の語学力では無理なので、"それ、私のです"とだけ言って荷物を受け取った(泣)。その後税関申告書を渡し、"All Connecting Flignts"と書かれた通路を歩いていく。通路の坂を上りきった辺りで、"乗り継ぎ?"、"どこまで?"と係員が質問を浴びせながら荷物を強奪。半ば強制的に荷物を再預け入れした。日本の大韓航空カウンターでマサトランまでのタグを付けてもらったから心配なく渡す(?)ことが出来た。ただ、再預け入れカウンターといってもテーブルみたいな物はなかったから、荷物を持って行かれるときはちょっとドキッとした。

 一度ターミナルから出て一服し、そのまま左の方へ歩いていくとアラスカ航空があるターミナル3に到着。「Bag&Check」と書かれたカウンターへ行き、eチケットを見せるとあっさりとボーディングパスを発行してくれた。2階で出国審査を済ませ、突き当たりの中庭でスモーキングタイム。ここまでドタバタしているようだが、以外にマサトラン便出発まで時間がある。ドローンとしながら時間を潰し、ようやく出発。この辺りからだんだん意識がはっきりしなくなってきた。そして気付けばマサトラン空港へランディングしていた。


タ−ミナル3の中庭

マサトラン空港到着

 ロスとは比べ物にならないくらい簡単な各審査を受け、あっさりと入国。ついに来たゼーっ!ロビーに出てプラカードみたいな物を持った人を捜すが・・・いない。しばらく待っていると怪しそうな2人に声をかけられ「@¥*#%&>$」何言ってるのか全然分かりません。「I can′t English」と言って逃げようとしたが「&#;@`+<フィッシング♀∞§¢*スィギス☆※〒⊇≒」"ん? スィギス? そうそうその人だよ!"と言ったらここで待つように言われ、5分後ようやくスィギスと会うことができた。挨拶を交わし、車の中で最近のエルサルトはどうか聞くと「8lb easy」。何!8lbがイージーですと!マジで!!! はやる気持ちを抑えながらマサトラン市内のゴールデンゾーンでおみやげを買い、ロッジへ。寝ないようにと思っていましたが、気が付けばロッジの前でした。自宅を出てから約27時間、おつかれ〜。恒例のフローズンマルガリータを飲み干し、食事・シャワー・タックルチェックで限界です。おやすみなさいzzz。


7/8 釣行1日目

 限界が来て寝たにもかかわらず、朝3時に目が開いてしまった。ごそごそして時間をつぶしていると、ロベルトがオレンジジュースとコーヒーを持ってきてくれた。朝食を済ませ、5:50ついにエルサルトへ向け出発。日本だとすでに明るい時間だが、こちらはまだまだ暗いです。湖畔へ続いているらしき道に入っても、薄暗くてよく見えない。スロープへ到着し、周りを見てビックリ! 広大な牧場がそこにはあった。水面までは更に下、10m以上の減水でスロープ前の丘の上にはセメタリーが見える。セメタリーってポイントじゃなかったの? しかしここは夢にまで見たエルサルト。やっぱりジーンとしちゃいました。
 ボートに向かうとガイドを紹介された。僕らのガイドはアルベルト、笑顔が似合うナイスガイ。年齢は28歳で奥さんと小さな息子がいるそうだ。ここでのガイドになって3ヶ月らしいが、自宅が湖畔にあるらしく、地形には詳しかった。"英語はしゃべれる"と質問すると「少し・・・」。よかった!?僕らといっしょぐらいのようだ。僕らは"郷に入っては郷にしたがえ"で全てをアルベルトにまかせた。

 朝一、シャローエリアへ。トップの指示で私はジャイアントドッグXをチョイス。1投目からとはいかなかったが10投目ぐらいでエルサルトファーストフィッシュをキャッチ。いきなりの40up&すごい引きで今後がどうなるか楽しみになった。ルアーをローテーションし5匹を水揚げ、バモノス。
 次のポイントは幅が200mぐらい、真ん中に大きめの立木が並び、立木を挟んでシャローとディープが隣接しているところ、僕らはここをラトルトラップエリアと呼んでいた。今回の釣行でここには何度も入り直したし、他の船もよく集まっていた。それだけ良いポイントなのだろう。Kさんはここでいきなりの自己記録更新52cm・5lb。と思っていたのもつかの間、今回釣行で最大の63cm・7lb12ozをあっさりとGET。私はチキータ3匹水揚げでバモノス。
午前中も残り1時間となり岬まわりのディープエリアへ。ここで初めてテキサスの指示。バイトはあるもののフッキングまではいかず、午前の部終了。Kさん大満足、私まあまあのスタートじゃないですか。


丘の上のセメタリー(白いの)

ファーストバス

Kさん63cm 7lb12oz

 昼食後シエスタを取り2:30午後の部スタート。空には分厚い雲が覆っているし、遠くではカミナリが・・・。立木エリアに入りラトルトラップでエルサルト初の50up、53cm・5lb1ozとチキータ計2匹を水揚げ後、ラトルトラップエリアへ。
着いて早々、雨が降り出した。構わず釣りをしていると前方から"ジャー ジャー"と音が近づいてくる。ヤバイかもと思ったのもつかの間、あっという間にバケツをひっくり返したような雨とひどい風&カミナリに囲まれた。まさに暴風雨雷警報ド真ん中です。何とか上半身だけ雨具を着たが時すでに遅し、全身ズブ濡れに。アルベルトに帰ろうと言い、スロープへ戻ろうとするがあまりにひどい雨の為、前は見えないし体に当たる雨は痛いし・・・。仕方なくデットスローで戻るがラトルトラップエリアは最奥なので30分ぐらい雨に打たれ続けた。途中、この雨の中アメリカ人らしき人たちはまだ釣りを続けていた。クレイジーだよ、あんた達・・・。結局1日目はここで終了。計10匹水揚げ。
ロッジに帰ると停電していて、ろうそくの明かりを頼りに夕食を済ませた。当然部屋のエアコンも止まったままで、ベットの上でも汗でズブ濡れになってしまった。


53cm 5lb1oz

7/9 釣行2日目

 朝は曇り、何とか天気はもってくれるかな。初日と同じシャローに入り、恥ずかしながらも人生初のバズベイトでグッドプロポーションをGET。しかし、3匹でトップタイム終了、ラトルトラップエリアへ。
移動後、2匹追加するがどうも渋い・・・。またまたバモノス、ワンド&立木エリアへ。  
ここでもあまりに渋かったので、日本でやらないと心に決めたダウンショットワッキーを登場させてしまった。確かに釣れる、あっという間に5匹の水揚げ。しかし・・・こんな事をするためにエルサルトに来たわけではないだろ、狙うは10lb! 自問自答しながら釣っているうちに、午前の部終了。

 3:00午後の部スタート。ラトルトラップエリアへ。Kさんまたまたあっさり59cm・7lb4ozGET。私は8匹水揚げするもチキータのみ。何が違うの? だんだん悩みだす私。試行錯誤しているとまた雨とカミナリが・・・。またですか・・・。昨日みたいにはなりたくないので、徐々にスロープへ戻りながら釣り。スピナベで2匹追加し2日目終了。計20匹水揚げ。夕方のフィーディングタイム釣りたいのに・・・。
ロッジに帰り、やけ酒気味にビールとテキーラを飲み消灯。明日こそは!


私とアルベルト

きれいなロッジ(レストラン)

7/10 釣行3日目

 いつものシャローからスタートし、1匹出るが後が続かない・・・バモノス。
 次もシャローエリア。ここも出ない。あまり使いたくはなかったが、デスアダー6インチノーシンカーを試しに使ってみる。グッドサイズを5匹追加後、バモノス。
 初めて来る岬エリア。岬の周りを30mくらいあけて立木が囲んでいる様な感じ。ここでもデスアダーノーシンカーで攻めてみる。数投後、トゥイッチしてたデスアダーが持っていかれ思いっきりフッキング、瞬間に"デカイ"と確信。そいつは見事なまでに突っ走り、かなりきつく締めてあったドラグからラインを出していった。ついにやったかと思った瞬間、痛恨のラインブレイク・・・。アルベルトも「Maybe グランデ」と言っていた。逃がした魚は大きいと言うが、間違いなく今回の釣行で1番の魚だと思うし、ショックも大きかった。すぐに近くの立木で、ラバージグで50cm・4lbを上げるが、どうも満足できなかった。ここで午前の部終了。
 ロッジへ戻るバンの中、一緒になったアメリカ人のおじさん?おじいさん?(71歳と50歳のペア、釣り友達だそうです)2人組に釣果を聞いてみた。今回で6回目の釣行らしいが、今回は"ベリー タフ"と一言。しかし、さすがは6回目。前日には8lbをきっちり上げたそうです。

 2:30午後の部スタート。岬絡みのディープエリアでテキサス。チキータ2匹でバモノス、ラトルトラップエリアへ。
 ここなら・・・と思っていたが不発。そのままシャロー側へ移動。懲りもせずデスアダー投入。岸際からすぐに一段(40〜50cm)深くなっているようだ。魚も多く、騒がしい感じ。すぐにデスアダーが"ボコン"という音と派手な水しぶきと共に持っていかれ、竿は弓のようにしなった。ランディングすると自己記録を1cm上回る59cm・5lb10oz。ようやく自己記録更新! 一安心です。"よーし、この勢いで夕方のフィーディングタイムへGO!"と思っていたらまたまた雨・・・。少しの時間シャローゲームをしたが、雨がひどくなり終了。計12匹水揚げ。
 スロープへ帰るとやはりまわりの船も渋いらしい。その中でも僕らはいい方らしく、いろいろな人から質問を受ける。中でもデスアダーはいいらしく、アルベルトがボロボロのデスアダーをガイド達に見せて何か言っていた。私的には数も伸びず、大きさもイマイチ、どうも波に乗りきれない。夜、マッサージを受けリフレッシュして消灯。明日こそは!


59cm 5lb10oz

7/11 釣行4日目

 いつものシャローからスタートするが、何とか1匹のみ。なかなかトップへ出ないのでミノーへチェンジするもチキータ2匹。バモノス。
 シャローと急な落ち込みが隣接しているところで、シャローでチキータ2匹追加。ディープ側でディープクランクを引くとグッドサイズ、58cm・5lb1ozGET。しかし後が続かない。やっぱり波に乗れない・・・。またまたバモノス。初の岩盤エリアへ。
 何気なく魚探を見るとものすごい数の魚が写っている!それも中層に固まって!私はディープクランク、Kさんはスピナベでトライ。するとKさんにグランデらしき魚がヒット!しかしボート際で痛恨のバラシ・・・。このバラシを境にKさんはこの後バラシを連発する事となる。私もチキータ2匹のみ。そして周りは静かになった・・・。
 ラトルトラップエリアに移動すると例のアメリカ人2人組と遭遇。釣れていない事を言うとラトルトラップをくれた。なんと気前がいいんだろう!孫にお小遣いをあげるような感覚なのだろうか? 彼らは午前中6lbを頭に36匹釣ったらしい。それもバズとラトルトラップのみで。彼らは思いっきり釣りを楽しんでいる。私も早速ラトルトラップへチェンジし、午前中としては最高の11匹を水揚げした。
 ロッジに帰り昼食を済ませ、いつものようにシエスタ・・・と思っていたが、いろいろ考えていたら寝られなくなってしまった。流れは向いてきていると思う。残りはあと丸1日。最終日はたぶんドタバタしているから、のんびり釣りが出来るのは今日が最後。ガリガリ10lbを目指すのもいいが、思いっきり楽しみたい。あきらめた訳じゃなく純粋に釣りを楽しもう。そう思った。


58cm 5lb1oz.

ロッジの前で

 2:30午後の部スタート。岬が絡むディープエリアでテキサス。でもやっぱりあがってくるのはチキータ。しかし何故かうれしい。3匹追加でバモノス。
 初めて入る小さなクリーク。最初はテキサスで攻めていたが、あまりにもKさんがスピナベでバラすので、私もスピナベ(1/2oz)へチェンジ。すごく小さいクリークだけれど何故か今までと雰囲気が違う、いい感じ。フロントデッキの特権で先に攻めさせてもらう。徐々に奥へと進み、最奥までルアーが届く位置に来た。最奥までキャストし、何本か立木の横を通り抜け、後10m位でピックアップ・・・と思っていたら、いきなりズドーンと衝撃が走った。ヘビーアクションのロッドが大きく弧を描く。これはデカそうだと思いながらとりあえず立木から離す。途中、水中でヘッドシェイクしている姿が見え、思っていたよりもグランデ! 意外な大きさに思わず"でけー"と叫んでしまった。ここまで何度となくKさんのバラシを目の当たりにしてきたので"頼むからバレないで〜"と心の中で叫びながらの格闘。そして無事ランディングしたのは62cm・7lb7oz! ついに念願の60up達成です! アルベルトとテカテ(メキシコのビール)でカンパイ! うまい! 格別です。しかし、うれしさと同時に疑問がわいてきた。7lbでこんなに引くんだから10lbってどんなのよ? 想像がつきません。しばらく余韻に浸っている間にアルベルトといろいろ話をした。カンパイはスペイン語で"サルー"だとか、エルサルトのエルは湖、サルトはジャンプという意味だとか、ムーチョネットは4月までで5〜8月は入れないだとか・・・。ビールを飲み干しゆっくりと釣り再開。Kさんのリクエストでラトルトラップエリアへ移動するも1匹のみでバモノス。


62cm 7lb7oz

 先ほど60upを上げたすぐ近くの立木エリアへ入った。スピナベで手返し良く探っていこうと思っていたら5〜6投目でひったくるようなアタリ。強引に間合いを詰めながら先ほどよりは小さいかな〜でもナイスサイズだと思う、なんて余裕をかましていたらランディングしてビックリ。61cm・5lb15oz! 1日で2匹の60upなんてありえないでしょ! またまたテカテタイム。楽すぃ〜(^^)。
 その後はスピナベで2匹、シャローエリアで不発でストップフィッシング。スロープへ戻るとまだ他の船が戻っていないので、少しの間おかっぱり。乗り上げた古い船の下から50cmが切れるぐらいのバスを引きずり出し、本当にストップフィッシング。計19匹水揚げ。


61cm 5lb15oz

 ロッジに帰り夕食を済ませて部屋に戻るとスイギスが明日の予定を相談しに来た。その時7lbを取ったと言ったらすごく喜んでくれた。確かに3日目まで私結構ブルーでしたからねぇ。"次はいつ来るんだ?来年か?",、"今度はもっと友達つれてこい"、しばらく話をし本題へ。"アメリカ人ペアが11時に帰る。申し訳ないが一緒の時間でいいか"と言われ、"いいけど、僕らは時間がたくさんあるからその後買い物へ連れていってくれる?"、"O.K"、商談成立です。明日は最終日、思いっきり楽しもう。


7/12 釣行5日目(最終日)

 いよいよ最終日。いつも通り6:00にスロープを出発、いつものシャローへ・・・と思ったら違うシャローエリアへ。アルベルトも何とかもっと大きな魚を捕らせようとしているのが分かります。1匹でバモノス。
 次のポイントも初めて行くシャローエリア。かなり生命反応が濃い。バズベイトで1匹追加後、冠水したブッシュから58cm・6lb4ozを引きずり出し、この度最後のテカテタイム。ビールを飲みながら改めてエルサルトの空や自然を見回した。最高です! その後3匹を追加し、計6匹でストップフィッシング。スロープでアルベルトと記念撮影後、お礼と再開を約束しロッジへ。
 速攻で帰り支度を済ませ、ここでもスタッフの皆さんにお礼と再開を約束し、帰国の途につきました。


58cm 6lb4oz

テカテとすばらしい景色

マサトランのビーチ

スイギスと私

釣果報告

私・・・・・トータル67匹、うち60up×2本・50up×5本
Kさん・・・トータル71匹、うち60up×1本・50up×8本


まとめ

@今回僕らはガイドの方に実際に釣りをやってもらいませんでした。一緒にやってもらっていればもっと釣果は伸びたと思います。
A魚探に惑わされた感があります。魚探のフィッシュマークは気にしない方が良いと思います。
Bルアーは定番どころは押さえつつ、後は好きなルアーでいいと思います。ガリガリいくより楽しみながらの方が好釣果につながるような気がします。
C携帯電話を持っていきました(ドコモ)が、ロッジ周辺は電波の状態が非常に悪いです。通話料金&レンタル料も高いので、念のためくらいの気持ちでいてください。ドコモを持っていかれる方は前もって予約していくとレンタル料金がかなり安くなります。
Dマサトランでおみやげにコーヒーを買いたい方、町中では見かけることが出来ませんでした。マサトラン空港の2階にあります。
Eタバコを吸われる方、帰りのロス空港では喫煙場所が外にしかありません。出国審査を受ける前に十分補給していってください(^^)


最後に(言い訳?)

 今回の釣行で、私たちは60upを取ることが出来ましたが10lbオーバーは取ることが出来ませんでした。爆釣もしていません。しかし私は、かえってその方がよかったと思っています。初めての釣行で60up・10lb、しかも爆釣なんてことになっていたら、今後の日本でのバスフィッシングへのモチベーションがどうなってしまうか・・・。
大自然にふれ、すばらしい環境の中で思いっきりバスフィッシングが出来たことが何よりもよかったと思っています。夢へは徐々に近づいていければそれでいいと思います。それに、そのほうがまた行く口実にもなりますしね。まだまだ夢がつながっています。次に狙うは9lb&65cm! 待ってろよ、エルサルト!!



[サイト管理者より補足]
ロッジやガイドの手配のお手伝いがホントに無料なのか疑問に思うのは今ここを読んでいる皆さんも同じかもしれませんね。それが当たり前の神経でしょう(笑)。だた、「無料」には私達も条件を付けていて、サイトに掲載する情報を得るため「釣行後に少なくとも写真とアンケートへの回答をもらえること」としています(釣行記は任意です)。
それすらも嫌だという人(まずいませんが)にはいくらか課金してもいいかなと考えています。

釣行記には10ポンドやそれ以上のバスを釣っている人がいますが、行った回数、スキル、運といったもの恵まれないとなかなか釣れるもんじゃありません。「釣れなくて当たり前」なんです。63cm・7lb12ozを筆頭にロクマルが3本釣れたなら全然落胆する必要はないんですが、それでも何だか物足りなく感じさせてしまうのがメキシコ。それだけメキシコへの期待感が大きいし、実際にクオリティーも高いということですね。これが日本なら1回の釣行でロクマルが3本も釣れたらほとんどの人は「一生分の運を使い切ったかも」と思うでしょう。「メキシコ病」は怖い・・・(笑)。
ご本人もおっしゃっていますが、ちょっともったいなかったかなあと思うのはガイドに釣りをしてもらわなかったことでしょうか。でも次回はきっとこれを上回るいい釣りをなさると思います。

よほどスキルのある人や何度も行って慣れている人は別として、私達のような一般アングラーがいだくメキシコへの「高い期待感」はメキシコへ行く原動力である反面、冷静な釣りが出来なくなって釣果を落とす要因にもなる「両刃の剣」とも言えます。特に初釣行の場合、「冷静に釣りをする」は土台無理な話です。私達自身も最初はそうでした(今でもそうかも)(笑)。当然まだこのサイトは影も形もなく、テレビや雑誌や業者さんの宣伝に踊らされてツアーに大金をはたき、「デカバス入れ食いだぜ〜!!」と血管が切れるほど期待しながら出撃し、テレビや雑誌のイメージで釣りをして撃沈という経験も実際にしました(爆笑)。
「冷静になれないのが普通だし、知らないレイクなんだから、誰かよく知ってる人に判断してもらったほうがいい」ということで、ある程度はガイドにも釣りをさせて魚がいるか判断してもらうことをこのサイトでは推奨しています。その上で自分の判断を入れていけばいいわけです。これから海外釣行を考えている人は頭の隅に置いていて下さい。

でも、正直言って皆さんは幸せです。だって行く前に釣行記を筆頭に多くの情報を仕入れて行けるわけですから。このサイトを始めてから時間とともに強く感じてますが、私達が最初にメキシコに行った当初のような大ハズシをする人はもはやほとんどいなくなりました。初めての釣行で「7lb12oz(約3.5キロ)のロクマルを釣ってもまだ不満」というのは私達に言わせると「贅沢者ー!!!」って感じです(笑)。


メキシコではこんなのが相手。日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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今回の釣行記もぜひ参考に。 「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング

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