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トップ > 釣行記・お便り > 2014年6月 メキシコ、レイク・バカラック

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「バカラック一人旅 2014年6月19日〜25日」 [千葉県・ケンイチ様]
2014年6月 メキシコ、レイク・バカラック

浅草橋の某居酒屋にて。釣り友のミッキーは今年2月のエルサルトを最後に、薄給を言い訳にして4年間の禁メキシコに入ることを宣言しており、また最近では役員就任と娘の大学入学資金のプレッシャーから睡眠障害を患っており、家でも耳栓をして寝ているという統合失調症一歩手前の状態。この状態で無理矢理誘っても、おそらく睡眠不足とユルい腹のせいで一日中トイレの心配を訴え続けることになり、釣りよりもウ○コの思い出しか残らないであろうことは明白だ。仕方がないので今回は一人で行くか、と腹を決めてその夜アクセスさんにメールを送る。

どうせ行くなら3回も行っているエルサルトではなく今回はバカラックにしようと思い、アクセスさんのご尽力のお陰で宿も行程も目途が立ったので、2週間で準備完了。しかし今回は一人、ましてや初場所ということもあり、今までと違った緊張感が不安を増長させる。
当日の夜、羽田空港に着くころにはすっかり意気消沈し、空港の居酒屋で一人で飲んだくれてしまった。つくづく自分の弱さを再認識させられるのが旅というものだなぁと、この歳になって実感させられる旅立ちとなった。


【旅程】

6月19日 早朝0時羽田発 →18日夕方 ロス着(デルタ) ハシエンダホテル泊
6月19日 午後ロス発 →エルモシージョ乗換 →ロスモチス着(エアロメヒコ) ロッジへ
6月20日〜23日 4日間終日釣り :レイクバカラックロッジ
6月24日 早朝発 ロスモチス →エルモシージョ乗換 →ロス(エアロメヒコ)、
       同日夕方ロス発 →25日22時羽田着(デルタ)

※前回の要点だけをまとめた釣行記が面白くなかったとの不評を多数から頂いたので、今回は以前のように開高健風の紀行文形式に戻しました。長文ですがご容赦ください。
※また今後バカラックへ行く皆様のために、あまり情報のないバカラックへの移動過程を詳細に記しておきます。参考にされてください。


【初日:羽田〜ロス】

羽田空港の国際線ターミナル、昨年仕事でマレーシアに行った際に使ったことがあったが、その時はガラガラだった空港が最近では増便のおかげで平日にも関わらず人が多い。最近できた空港という事もあり、お店の趣向が凝っている。東京駅では行列一時間の六厘舎が並ばずに食べられたり、おでんの日本橋おぐらが予約なしで入れ、青山のスギノコが普通の居酒屋扱いだった。時間があったので一人でビールと刺身、焼き鳥を満喫し、その流れでいい気分でデルタのカウンターに並んだところ、いきなり現実と直面することになった。お楽しみの手荷物預けで、しっかりと手荷物2個目料金として1万円徴収された。ちなみにエアロメヒコでも行き&帰りでそれぞれ5千円、帰りのデルタも1万円取られたので、荷物だけで3万円!今までの手荷物史上最高金額を弾き出すこととなった。貧乏釣り人には痛すぎる。

目まいを覚えたまま飛行機に乗り、暗い飛行機の中でアナと雪の女王を見た。不安と出費で凍り付いた気持ちが思わず癒される。結局この歌が今回のツアーの全行程にBGMのように頭の中で鳴り続けることとなった。さすがアナ雪!映画館で合唱する人の気持ちがしみじみと分かった。暗闇の機中で一人、泣きながら歌いたくなる気持ちを禁じ得なかった。少しも寒くないわ。

一日戻って18日夕方にロス着。前回のトランジットではここの入国と荷物で手間取り、結局乗り継ぎの飛行機に乗り遅れた記憶が沸々とよみがえる。しかし今回はなんとか40分程度で完了し、前回も使ったハシエンダホテルの巡回バスを待つ。しかしこのハシエンダ、なんという人気だ。他の送迎バスがガラガラなのにハシエンダバスは大混雑。私の乗ったブラッドレーの乗り口で満車になり、以降の乗り口は乗車拒否でそのままスルー、もちろん私は立ち乗り。スペイン人の団体旅行客がワーキャー大騒ぎしている中、夕方のロスの街をバスはひた走る。

着いたホテルの受付にも長蛇の列ができており、既に憔悴しきった私は生気がない充血した眼で順番を待った。ようやく私の番が来たが、なんと予約が入っていないとのことで私の疲れはピークに達し、私の中の暗黒部(ダークサイド)でシスが目覚めつつある気配を感じた。知らないうちにBGMはアナ雪のあの曲から、暗黒卿(ダースベイダー)のテーマに切り替わっていた。結局は日本人ならではの名前の前後入力ミスというオチで私の予約を見つけてくださり、ようやく部屋に入った後から記憶がない。ロスの夕方の喧騒が子守唄のように眠りを誘っていた。


【2日目:ロス〜ロッジ】

時差のお陰でド早朝に起床。やることがないので午前中に空港へ行くことにする。今日の勝負はエルモシージョでの50分しかない乗換だ。ターミナル2のエアロメヒコの受付で50ドル払っている時に聞きつらいメキシコ英語をうっかり聞き逃してしまい、受付の後の荷物を自分でX線のカウンターまで運ぶことを知らず、そのまま置いて立ち去ったら空港職員にマジ切れされた。しぶしぶ半泣きで運んだ後、今度はセキュリティーチェックでうっかり水をバックに入れているのを忘れたまま通過しようとしてまた怒られ、人で溢れかえっている出発ゲートで待つこと2時間。時は折ワールドカップで盛り上がっているスポーツバーにはとても入る気にはなれず、空いているレストランに座り孤独な時を過ごす。昨日からスムーズにいかないことが多すぎて、心はすっかりヤサグレている。エピソードVのアナキンもこんな感じだったのだろうか?自分が認められないのは今も未来も辛いに決まっている。


心もビールも黒い

かわいい飛行機に乗ってエルモシージョへ1時間で到達。焼けそうな地上に降り立ち、滑走路を歩いて空港の建物へ入る。ここからがスピード勝負だ。恐ろしく小さい入国受付であれこれ聞かれた後、コンベアで荷物を受け取ると、次はいつもの赤と緑の荷物検査ボタンが待っていた。前回に引き続きハズレの赤が付くが、ちょうど検査場が混んでいたのでこっそりスルーして次の荷物乗り継ぎコーナーへ脱出。荷物を乗り継ぎのコンベアに乗せると、いよいよメキシコへ入国。そのまま歩いて出発のセキュリティーチェックを通過し、次の飛行機を待つ出発ゲート前へ。その間、飛行機降りてからわずか20分程度。乗り継ぎが50分しかないので心配だったが間に合ってほっとした。もし間に合わなかった場合、今日は同じ飛行機はもうないので、このフロム・ダスク・ティル・ドーン(タランティーノ監督)に出てくるような砂漠の街で一晩過ごすのかと思うと、悪寒が走る。気分はすっかりアナ雪に戻っていた。少しも寒くないわ。


エルモシージョ空港の出発ロビー

また一時間程度でロスモチス空港へ到着。国内線なので荷物を受け取るとすぐ出口。長い竿を持っているので目立つのか、すかさず「バカラックか?」と尋ねられ、そうだ、と言うとそのまま何も言わずに4人がかりでバンに連行された。行先やロッジの確認を怠ったまま乗せられたので不安だったが、疲れているので勢いに任せることにした。しかしなぜ4人も乗っているのか?聞けばロッジのオーナーにコック、手伝い、ドライバーというメンツらしく、全員が町から移動するという状況から考えると、客は私一人に違いない。それとなく聞いてみると、案の定その通りとのこと。私一人だけのために大人4人が4日間面倒を見てくれるのかと思うと、うれしさよりも申し訳なさが勝るのが正直なところだ。また常連のアメリカンが一人もいないことから察するに、釣りの方も相当タフに違いない。気負いすぎて気が滅入りそうだったので、仕方なくロッジに着くまでにパシフィコライトを4本飲んで酔っ払うことにした。
遠くを見やると、バカラックの方角に暗雲が立ち込めている。ロッジに向かう道中、遠くに見える雲の中を雷光が何回も光っていた。私はターミネーター1のエンディングを思い出していた。あのラストの暗雲は今から人類が経験することになる未来への不安を象徴していた。サラ・コナーの諦めにも似た気負いが少しだけ分かった気がした。

3時間ほどのナイトドライブの後、レイクバカラックロッジに到着。入り口にはウェルカムマルゲリータを持った妖しげな若い女性が待っていた。まさか酒に何か盛られているのか?と疑うほどの妖艶な微笑みの中、ドキドキしながらグラスを受け取り部屋に入ったが、その後も何も起こらなかった(当たり前だ)。

しかし部屋が広い。エルサルトロッジの部屋の倍はある。風呂の水圧がイマイチなのと、トイレに紙を流せないのは変わらないが、調度品が凝っていて面白い。エアコンが大音量なので、寝られるかどうか心配だったが、全く杞憂に終わった(全日バタンキュー)。怪魚釣り師の鵜山さんが以前泊まった部屋らしく、ワンバイト・ワンフィッシュのいつものシールがエアコンの脇にこっそり貼ってあった。


ロッジの部屋

ちなみに今回持ち込んだタックルは以下の通り

 1. キャロ用  ヘビー7フィート ベイト 25ポンド・フロロカーボン
 2. テキサス用 ミディアムヘビー6.8フィート ベイト 25ポンド・モノフィラメント
 3. キャスト用 ミディアムヘビー5.1フィート ベイト 22ポンド・モノフィラメント

ロッドは全て2ピース、PEは枝スレするので除外、フックはいつもの5号・6号のオフセット。

全くウキウキしないままタックルを全てセットして寝る。


【3日目:釣り初日】

5時に例の妖しい女性に起こして頂き、一人だけの朝飯を食べる。時差と不安で食欲がない。青い蛍光灯の光に、蛾が一匹まとわりついている。その羽音が誰もいない食堂中に響いている。なんなんだ、この孤独は。俺は一体何をするためにここに来ているのか?と立脚点を見失いそうになりながら、食事を終えて部屋に戻る。

他に客がいないので私の都合で全てが動く。準備完了して部屋の外に出ると全員がゾワゾワと動き出す。
車で池まで移動すると、今回のガイドのエリが待っていた。このエリ氏、28年もバカラックでガイドをしているらしく、ほぼ漁師全員とお知り合い。どの漁師もエリィー!と声をかけてくる。また18歳の息子さんもビックバスロッジで同じようにガイドをしており、息子さんとも一度湖上でお会いした。去年のWorld Bass Fishing Championshipで優勝したロシアチームのMosin Andreyが今年の2月に自家用ジェットでバカラックに来た際に、このエリがご指名ガイドだったとのことで、そんなガイドがシレっと付いちゃうあたり、さすがたった一人の客だ。
ちなみにこのAndreyさんがどこで・どうやって・どんだけ釣ったのか、場所を移動する度にいちいち聞いて教えてもらい大変勉強になった。しかしやっぱりうまい人は違う。このバカラックで一日平均100本は釣っていたらしい。他の人は釣っている人でも50本程度という状態だったというので、来れば誰でもホイホイ釣れる程、メキシコ釣りは甘いもんじゃないことを再認識させられた。


ガイドのエリ

初日の朝一はいつも緊張するものだが、今回はこの広大な池の上で釣りしているのは私一人、ガイドは大ベテラン、慣れない疲れと緊張でもたれている胃袋が痙攣しそうだ。まずは2日前に12lbが上がったという場所でボートを停められ、随分オープンな場所だなぁと思いつつ不安を感じ地形を聞けば、4mのカケアガリが水中に横たわっている場所らしく、ところどころ立木が生えており、その周りがいいとのこと。ご指名はいきなりのテキサス。朝一にテキサス。バカラックで一投目がテキサス...。通り過ぎる強風に淡い期待は瞬時に脆くも吹き飛ばされ、出して用意していたハードベイトの入っている箱をそっとしまってルアー袋を取り出す。

一投目、しっかり底を取りゆっくり動かしていると、いきなりガツンとメキシカンな鈍重なアタリ。その後の潜水艦走りに合わせて右に左に大暴れして抜きあげると、軽くゴーマル超えのグッドサイズ。疲れと緊張に興奮までもが入り混じった胃袋がついに痙攣を開始、朝飯で食べた卵焼きとベーコンを戻しそうになる。ガイドもハイタッチで大喜び、今日のチップは70ドル越えだな!と先制の伏線を張り始めている。さすが老獪なベテランガイド、このあたり油断できない。2投目もいきなりガツンと吸い込まれドタバタやっていると、背後で「おまえ、まさかプロだな?」と、ハスラー2のポールニューマンのような疑いの眼でエリが睨んでいた。ここのポイントは地形的には本湖の脇に位置しており、上空から見るとちょうど池が細くなるところで、水も風も流れており、ハンプとカケアガリと水中の木が絡むナイスなポイントで、その後も毎日通うこととなった。

その後3か所ほど場所を変え、結局午前中はテキサスを投げ通し9本で帰還することに。しかし日が昇ると暑い!2月のメキシコより確実に暑い。そんな中、午後の部のスタートはいつにする?と聞かれ、いつもなら3時スタートと言うところだが、どう考えてもこの灼熱地獄に耐えられそうにないので、エリお勧めの4時にさせてもらった。ロッジに戻ると、芝生の中庭の真ん中に屋根付きの素敵な昼飯コーナーが用意されており、食事をしながら池を眺めることができるという最高のロケーション。しかし食事はボリュームが多すぎて、残せない性格のため全部平らげ腹一杯に。あの毎回すぐに出てくるワカモレとチーズが乗っているトルティーヤチップスが、カルビーポテトチップス一袋に相当する量で、食前にこれ全部は無理ですよ〜と言う勇気もなく、疲れと満腹で即シエスタ。


素敵なランチ

午後、15時30分にロッジ出発。なんというカンリエンテ(暑い)。まるでお盆時期の昼過ぎの新橋をスーツを着て歩いているようだ。おまけに1mm位の小さな虫に刺された手の甲が猛烈に痒い。アラスカの帽子の上から刺してくる蚊も痒かったが、メキシコの虫も半端ない。その日以降、アラスカで買った虫除けクリームを毎日塗ることとなった。釣り始めてしばらくするとバカラック名物の午後の風に乗って暗雲があっという間に辺りを覆い、ゴロゴロと嫌な音がそこら中から聞こえはじめた。それどころか大雨がドバドバ降り始め、30秒に一回の割合で周辺に雷が落下するという地獄絵図の様相を呈してきた。頑張って釣っていると、横の丘に至近距離で雷がズバーンと落下するのを見て、笑っていたエリもさすがに退散。雷雲の中、炭素棒を振り回しているのは滑稽を通り越して自殺行為だ。その後ボート場近くの岸打ちで一匹釣っただけで午後は終了。

ロッジに帰ってみると、やはり私一人。グチャグチャのレインウェアを干して、食堂の青い蛍光灯の下、一人で夕食を頂く。まだこちらのペースに体が馴染んでいないため、昼の太陽による疲れと倦怠感が混じり合って、ツラい。グッタリと食堂の壁に貼ってある大物記念の写真を眺めていると、ほとんどが5月に釣られた物ばかりのようだ。今回のターゲットは大物狙いなので、そう考えるとこの時期は悪くないようだ。釣れて陽気なアメリカンの写真から元気を少しだけもらい、勢いの弱いシャワーを浴びて、寝る。


立ち込める暗雲

【4日目:釣り2日目】

出航時、昨日はほんのり明るかったのに今日は暗い。どうやら曇っているようだ。悪くない天気にいい予感を感じながらスタートするも、釣れない。結局午前中は1本しか釣れず、ボートの上に渋いムードが流れる。せっかくなのでエリ推薦のスクランジャーを練習することにした。このスクランジャー、使ったことがないので適正なウェイトが分からず、1/4オンスから試すもトレーラーのフルークがデカすぎるのか首を振らない。もう一個サイズを上げて3/8にチェンジしたところ、軽快に首ふりを開始した。シャローでしか使えないフルークをボトムでスイスイ泳がすことができる。なるほど、これは釣れそうだ。ちなみにロシアのAndreyも使っていたようだ。しかし予感とは裏腹に午後も一本しか釣れず、渋すぎる現実にクラクラになりながらこの日は終了。ロッジのメンバーも全員口を揃えて明日頑張れ!と励ましてくれるが、こちらは辛すぎる現実に意識が朦朧としており、メモを書く余裕も無くしたのか、ほとんど記録がない。

洗面所で顔を洗っていると、洗面所の横の窓ガラスの外側に小さなヤモリが止まっていた。漆黒の暗闇の中、洗面所の明かりにつられて虫が窓に集まってくるため、その虫を待ち構えて、虫が来るや否や一瞬で捕食する。こちら側はうるさいエアコンの効いた快適な世界、あちら側は食うか食われるかの厳しい世界。私の中でエアコンの騒音と都会の喧騒とがハレーションを起こし、怠惰な日常生活と自然界の厳しい現実が、この窓を隔てた外側と内側に象徴されているかのように思えた。自然界を相手に、人間の期待や思い込みなど通用しない。


【5日目:釣り3日目】

夜中に大雨が降りはじめ、凄まじい閃光と爆音で睡眠どころではない。そのお陰でその日の湖は水が濁りまくっており、どこも水が悪い。水のいい場所を探して色々やってみるが、カケアガリにハンプにディープフラット、サスペンド、ボトム、トローリングと何でもやったが、なんと午前中はコンプリート・ボーズ! エリもこの頃にはさすがに焦ってきており、28年のバカラックガイド歴でも、一日丸ボーズだったのは一回だけだ!とのことで、おまけに、もしなんならガイドを変えてもらってもいいとの弱気発言まで飛び出している。ちなみにこの日は日曜日だったため、日帰りの地元釣り客が2艘ボートを出しており、すれ違い際に釣果を聞いたところ、案の定ボーズとのことで、皆苦しんでいるようだ。ちなみにこの時期は数こそ出ないが、出ればデカイとのことで、やはり大物狙いの時期としては間違いはないようだ。

気休めに今年の2月のエルサルトも渋かったよ、という話をしたところ、実はエリも昔エルサルトで働いていたことがあるとのことで、その頃からのガイド仲間から情報を聞いているらしく状況は知っていた。何が問題なんだろうかと聞いてみたところ、エルサルトはバカラックより狭い上に5件のロッジがあり、少ない優良ポイントをみんなが叩くので、そりゃー釣れなくなるよとのこと。さらにスイギスのことも知っており、彼は目つきがヤバい、と二人で爆笑していた。

午後は作戦を変更し、暑いのと水の濁りがマシという理由で、日陰の垂直岩盤をチェックしていくことにした。流しながら岸際からデープまで落としていた時、久々にスドンとメキシカンバイトがきた。久々にキャッチしたグッドサイズ(ゴーマル少々)のバスを前に、喜びのハイタッチ。午前中までの暗雲が一気に霧散した。


うれしすぎる久々の一匹

その調子で流していくと、ポンポンと3本続いてキャッチしペースを掴んだ感じ。調子に乗って同様のエリアを探っていると、岩盤の沖に立木が絡んでいるエリアがあり、立木の根元にキッチリ落とすと、なにやらずっしり重くなった。アタリかと思ってガツンとセットしたが、木に引っかけた時に特有のグニグニ・ズリズリ擦れる感じが竿から伝わってきた。「ごめんエリ〜、木だよ〜」と竿を立ててグニグニ動かして根掛りアピールをしたところ、なにやら全く笑ってくれない。それどころか猛然と船を勧めてラインを掴んで絡んでいる立木の真上から慎重に外しにかかっている。ラインをフリーにして見守っていたところ、木から外れた瞬間に強烈な潜水艦走りで竿先が絞り込まれる。スロー!スロー!とネットを握りしめたエリが見守る中、頭の半分くらいは「やっぱり木じゃないのか?」と疑ってしまうような重すぎて動かない物体と格闘しつつ、まるでGT釣りのようなポンピングを繰り返し、ようやくネットに入ってきたのは間違いなくロクマル超えのデカバス、7lb。久々のオヤジのふくらはぎに似たデブバスを前に二人で大興奮。笑いながらも「これは70ダラーサイズだな!」と叫ぶエリのしたたかな伏線がいやらしい。


立木に巻かれた7lb

その日の夜は大好物のタコス!どうやら私が何かしら残すので、ロッジの皆さんが私の趣向を研究してくれているようだ。ペロッと完食して部屋に戻ろうと歩いていると、キッチンで私の食べ終わった皿をオーナーとシェフが現場検証していた。いいロッジだ。随分と体も慣れてきたが明日はもう最終日、奇跡は最後にやってくることに期待して就寝。


【6日目:釣り四日目(最終日)】

最終日の朝、いつもより早めに食事を済ませて出発。見慣れた未明の移動だが、今日がいよいよ最後かと思うと愛おしい気持ちが湧いてくる。エルサルトと違い、こちらには漁師の船の数が圧倒的に多く、遠くで漁火のような光を灯した船たちが湖面に街の明かりのように浮かんでおり、まるで夜明け前の海にいるような幻想的な景色を作っている。モーターの音がうなりを上げる中、ゆっくりと夜が明けていく。

午前中は沖のハンプに立木が2本生えている大場所で粘る。ポンポンと6本程度悪くない50センチ前後の魚が釣れ続けガイドの話も弾む。この場所でAndre氏は100本近くエンドレスで釣り続けたらしいが、風呂に入っていなかったらしく体臭が臭くて困ったとエリが苦笑い。耐えられないので、こっそりボートの向きを自分が風上になるように向けていたらしい。その後、今日行われるメキシコ戦ワールドカップのラジオを付け始め、陽気に歌っていた。丘の向こうからは、どこかの家からドンドコ太鼓を打ち鳴らして応援している音が聞こえていた。

そしていよいよ最後の午後が来た。午後からはエリ以外にもう一人、行きのドライバーだった若いお兄さんが乗り込んできて一緒に釣ることになった。恐らく私にグランデを釣らせたいためにロッジから派遣されたのではないかと思われた。このお兄さん、大変面白くて個人的に好きなタイプ。G−Loomisのロッドとカルカッタコンクエスト200というタックル一本だったが、恐ろしくうまい。キャストは飛ぶし、手返しも早い。午後の強風が吹き荒れる中、バックラで苦しむ私を横に、あっという間に3本ゲット。釣りながらエリにも細かく指示を出していた。
夕方の雲が強風に乗って頭上を覆う頃、ラストチャンス狙いで、初日の最初に行った実績のあるエリアに移動することになった。見上げると夕日のオレンジが黒い雲の合間から差しており、強風の吹く湖面のさざ波にキラキラと照り返っていた。

沖目に船をセットし釣り始めた早々、場所をチェックしていたドライバーのお兄さんとエリがポンポンと2本釣り上げる。残り時間もあまり残っていないため、全員の緊張感がピークに到達しており、ケンもこっちに投げろ、あの遠くの小屋の方だ、そっちじゃない右だ、と細かく指示が飛ぶ。期待に応えようと頑張るが時間だけが過ぎ、太陽はそろそろ地面近くに落ちて茜色が濃くなってきた。そんな中、いきなり重くなる大物特有の強烈なアタリがあり、すかさずセットしたが場所が悪く水中の立木に巻かれた。全員絶叫しながらドタバタと船を動かし真上からラインを外そうと10分程頑張ったがどうにも外れず、泣く泣くラインを切った。重い沈黙が降りる。

焦りが遠ざかり諦めのムードが漂い始め、ガイドもドライバーもキャストが止まり、ボートに当たるチャプチャプという波の音だけが鮮明に全員の耳に聞こえる。気分を変えようと逆サイドの岸側のハンプに向かって投げたところ、運悪くこのタイミングで根にかけてしまった。動かないしなる竿先を確認し全員失笑する中、エリも既にボートを動かす気力を無くしているため、仕方がないのでラインを切るつもりで強引に寄せてみたところ、重いながらもゆっくりと寄せることができるようだ。その調子で抜き上げようと思い、重い物を相手に2〜3回寄せて巻いてを繰り返していた時、突然水面に巨大なバスが飛び出してきてエラ洗いの強烈なジャンプ。全員のテンションは一気に最高潮になり、絶叫の中、なんとかネットイン。軽く60cmは超えている8.5lb。今回最大のビックワンをキャッチし、ワールドカップのゴール以上に全員で大絶叫し、ハイタッチしてビールで乾杯した。これが釣りの醍醐味、興奮だ。余韻を噛みしめながら顔を上げると、夕日に照らされたみんなの笑顔がまぶしかった。今回の釣りはこれで終了した。

みんなで捕った8.5lb、もうお祭りだ

【7日目:帰路】

帰路はメキシコ発アメリカ着、同日アメリカ発という鬼のようなスケジュール。最後の朝ごはんを食べていると、なにやら皆さん全員でガタゴトと椅子やら机の片付けを開始している。どうやら私が帰ったら次の客はいないらしい...。結局、最後まで一人だった。ちなみに最終の夜ご飯の際に例の女性がチップと書いてあるカゴを食後に持ってきて、そちらに女性へのベッドメイキングを含む5日分のチップをまとめて払うというシステムだった。


出発の朝

ロスモチス空港まで例のドライバーに送ってもらい、行きと同じ工程を逆にたどりロスに到着。しかしロスでは入国ゲートが大渋滞しており、カウンター到着まで45分。荷物をピックアップしてからターミナル2から5へ歩いて移動し、混んでいるデルタの受付で待たされ、さらにそこからセキュリティーチェック突破まで1時間という大渋滞。結局、飛行機降りてからセキュリティー終了まで2時間以上かかった。ロス空港、あなどれん...。そのままぐったりして羽田便に搭乗し、日本へ。


ロスモチス空港出発ロビー

日本着が22時30分だったが、荷物が長いので結局ロッドを受け取ったのが23時20分過ぎ、最終に近い混雑した電車に大荷物を持って乗りこみ、家に着いたのは深夜1時。すでに疲労は極限状態で、風呂にも入らず即死。次の日がお休みでなければ、このパターンは辛すぎる。


【感想:旅を終えて】

今回は特に一人旅ということもあり、今までの釣り旅よりも濃厚な時間が過ごせた。日本で働いていると、どうしても効率や対価といった価値観が優先されるが、そんな基準はこういった旅には邪魔なだけだ。不自由さと孤独と不安を、身銭を払ってじっくりと噛みしめることこそが、この旅の醍醐味と言っても言い過ぎではないだろう。その中で自分の小ささを認識し、周りの人に頼り助けられながら、目的を叶えるために徒労とも思える自分のためだけの時間を費やすことで、人は他人への感謝と自分なりの生き方の指針を形成してゆく。私が釣れずに焦っている傍らで、ラジオの音楽を聴きながら陽気にラテンポップを口ずさむエリを見ながら、この純粋で豊かでシンプルな生き方に対して、私は嫉妬に似た口惜しさを禁じ得なかった。

エルサルトとどちらがよいかと聞かれれば、確かに6月のバカラックは数は釣れないが、魚のサイズと思い出の粒は確実にデカい。帰国してもまったく消えない、まとわりついた余韻が糸を引くような濃密な体験をしたいのであれば、私は迷わずバカラックを推すだろう。



[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)

 あなたの本数:[ 23 ]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK)
  (※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります)
  ---------------------------------------
  1位:体重:[ 8.5 ]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[ 63 ]cm
   ルアー:[ センコー     ]  色:[ ウォーターメロン  ]
   リグ:[ テキサス        ]  バイト深度:[ 4 ]m
  ---------------------------------------
  2位:体重:[ 7 ]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[ 60 ]cm
   ルアー:[ リザード     ]  色:[ ウォーターメロン   ]
    リグ:[ スプリットショット   ]  バイト深度:[ 1 ]m
  ---------------------------------------
  3位:体重:[  ]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
    リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  4位:体重:[  ]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
    リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  5位:体重:[  ]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
    リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
 50cm超の本数:[ 10〜(グランデ以外は測ってない) ]本 (そのうちロクマル[ 2 ]本)
 7lb超の本数:[ 2 ]本 (そのうち8lb台[ 1 ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本、11lb以上[ ]本)

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
    [ センコーのテキサス、リザードのキャロ               ]

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
    [ 深部に面した急なカケアガリ、もしくは同様の垂直岩盤 水深4m以上  ]

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
    [ シャローとハンプ:フルークやトップやスピナベやバイブレーションやスイムベイト系  ]

●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
    [ センコーのウォーターメロン、マグナムリザードのウオーターメロン  ]

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
    [ 12月〜2月と違ってフルーク等シャロー系は全滅、ロングキャスト&ディープがメイン  ]



[サイト管理者より補足]
飛行機に乗る時の荷物への課金は頭の痛い問題です。特にここ最近は日本−アメリカ間の長距離国際線でさえも以前2個までだった無料の受託手荷物が1個に減らし、たとえオーバーサイズではない規定内のサイズ/重量の荷物でも2個目には課金するというところが増えてきているようです。つまり、スーツケースとロッドケースを持っていれば、たとえ2ピースロッドしか入れていない短いロッドケースであっても2個目の荷物として課金される可能性が高くなってきたということです。
こうなってくると、2人で1つのロッドケースを使って課金を折半できるならまだしも、1人で行く場合は課金全額を自分1人で背負い込むことになり非常に負担が大きいです。もはやロッドを持っていくことは現実的でない言っていいかもしれません。

アメリカのホテルの予約で姓と名を逆にしていたとのことで、こちらでもダブルチェックしておけばよかったなと思いました。リピーターさんでしたので航空券の推奨候補は提案はしたものの航空券やホテルの実際の購入手続についてはお任せしていたんですが、こちらでもチェックするようにしておけば現地でお困りになることはなかったでしょうからね。今回はホテルだったので大した問題にはなりませんでしたが、もし仮にこれが航空券予約でのミス、しかも乗継時間にあまり余裕がない便の予約でのミスだった場合、最悪乗り継げないということにもなりかねないので、読者の皆さんも予約時には注意してくださいね。
実際、つい最近ですが初釣行の方がアメリカでの乗継便の航空券予約で姓と名を逆登録をしてしまったということがありました。初釣行者だったのでもちろん私達が全てダブルチェックするようにしていましたからすぐにミスを発見して対処し解決しました。「本人が気付かないことでも他人は気付く」ということはこれに限らずよくある話なので、そういう意味でも私達のサポートは釣行者のお役立てているのかもしれないなということを再認識しました。

エルモシージョでの50分という乗継時間に不安を感じる読者の方もいるかもしれませんが、エルモシージョ空港は国際空港ですがロサンゼルスのような巨大空港ではなく日本の地方空港と同じレベルの小さな空港ですのでそんなに時間はかからないんです。この方が20分くらいだったとお書きになっているように、通常はそれくらいの時間しかかかりませんので過度に心配する必要はありません。

エルサルトとバカラックとどちらがよいか」というのはなかなか難しい問題で、各個人個人で判断が分かれると思います。
今回この方の総本数は23本。普通なら強い不満を感じてもおかしくないくらいの数にもかかわらず、「
余韻が糸を引くような濃密な体験をしたいのであれば迷わずバカラックを推す」とまで書いてあったので理由を聞いてみたんですが、「奥が深いというか、まだまだ攻略し甲斐がある気がする。今年2月のエルサルトの記憶はあまり残ってないが今回のバカラックは濃い余韻がしっかり残っている。ただ、客観論ではなく完全に好みの問題」との趣旨のお答えでした。さらに「初めての人を連れていくなら私もまずはエルサルトに連れて行く」ということもおっしゃっていました。バカラックは玄人受けするレイクなのかもしれません。
この方はすでに3回エルサルトに釣行してエルサルト慣れしてきてるはずだし、前回2月の釣行では思ったような大物に恵まれなかったようです。そうした中で、これまで行ったことがないバカラックに、しかも初めて単独で釣行し、総数は少ないものの全23本中に50センチオーバーが少なくとも10本、うちロクマル2本という非常に高い大物率、そして最後の最後に今回の最大魚である63センチ、8.5ポンドを釣るという劇的な幕切れですので印象が強かっただろうと思います。それもバカラックにポジティブなイメージをお持ちになった
理由の1つかもしれません。
ただ、1つだけ心配なのは、この釣行記を読んでいる皆さんが上記のような非常に高い大物率がバカラックでは当たり前なのだというふうに捉えてしまわないかということです。こうした非常に高い大物率になることは非常にめずらしいことなのですから。
これまで何組ものメキシコ釣行者をサポートし、釣果も見てきた私達の意見では「純然たる大物の確率なら、しいて言えばバカラックのほうがちょっとだけ上かもなあ。でも差があったとしても大した差ではなさそうなので、費用とかも合わせて総合的に考えればコストパフォーマンスはやっぱりエルサルトかな」という感じです。バカラックはもちろんいいレイクですがエルサルトに比べて費用がかかり過ぎるんです。「お金に余裕がある人なら最初からバカラックでもいいけど、そうでなければまずコストパフォーマンスがいいエルサルトに2回くらい行ってメキシコの釣りを理解し、バカラックの検討はその後でいいんじゃないかな」というのが私達の考えです。

帰国して帰宅なさったのが夜中1時だったこともあってか、この方は今回の旅程について「
このパターンは辛すぎる」とお感じになったようですが、読者の皆さんに誤解を招かないようにちょっと解説をしておきます。
会社の役員で大学入学のお子さんを持つお友達がいるということを考えればこの方も決して若いわけではないようだし(40〜45歳くらい?)、釣行記でも往路のロスのホテル到着時には既に憔悴しきっていたとか、ロス1泊後のフライトだったにもかかわらずロスモチス到着時に行先やロッジの確認を怠ったまま車に乗せられて不安だったが疲れのために勢いに任せることにしたといった記述があるので、この方はかなり疲れやすい体質なのかもしれないなという気がします。「
このパターンは辛すぎる」とお感じになったのはそれが影響しているのかもしれません。
今回のこの旅程で使ったフライトは「都心に比較的近い所に住んでいる方(空港から帰り着ける方 ※この方もそうです)」がバカラックへ釣行する場合のフライトの選択肢としては、無駄が少ない非常にいいパターンじゃないかと思います。確かに出発は夜中ですが、逆に会社が終わってから出発というのも可能だし、往路のロス泊によりある程度時差ボケや長旅の疲労も回復した状態でメキシコに入れるし、復路はロス泊不要だし、帰国が夜遅めで帰宅も遅くなるとはいえ、すぐバタンと寝てしまえばある程度まとまった時間睡眠をとってから翌朝の出勤ができます(もちろんメキシコからの長時間フライトなのである程度疲れるのは当然。でも復路の機内でも可能な限り眠ることで疲労の回復をより早めることができる)。そしてこのパターンの何よりのメリットは、現地滞在時間を長くできるため釣り時間を長くとることができることです。このパターンだからこそバカラック釣行では通常は釣り3日間しかできないことが多い「全日程7日間」という日程の中に1日長い「釣り4日間」を押し込むことができるわけです。メキシコでロッドを振っている時間がいかに貴重かは言うまでもありません。長いフライトと夜遅い帰宅で疲れるという部分は確かにあるでしょうが、「1日長く釣り時間をとれる」というメリットはそれよりずっと大きいのではないかと私達は考えています。


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