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トップ > 釣行記・お便り > 2010年2月 メキシコ、レイク・エルサルト

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「レイクエルサルト バス・フィッシング・ツアー2010」 [千葉県・ケンイチ様、埼玉県・ミッキー様]
2010年2月 メキシコ、レイク・エルサルト

■日程

  2010/02/06 成田/ロサンゼルス  大韓航空
ロサンゼルス/マサトラン  アラスカ航空
エルサルトロッジ チェックイン (泊)
  2010/02/07 終日釣 エルサルトロッジ (泊)
  2010/02/08 終日釣 エルサルトロッジ (泊)
  2010/02/09 終日釣 エルサルトロッジ (泊)
  2010/02/10 終日釣 エルサルトロッジ (泊)
  2010/02/11 AM釣  エルサルトロッジ  チェックアウト
マサトラン/ロサンゼルス アラスカ航空
エアポート・マリオット  チェックイン(泊)
  2010/02/12 ロサンゼルス/成田(2/13)  大韓航空


■メンバー

私(ケンイチ) 39歳 ITメーカ勤務 妻子持ち 英語力なし
18歳から愛知県でバス釣りをはじめ、大学時代は琵琶湖、上京後は霞ヶ浦や福島水系をフィールドとする。ワーム系の使い手で、スロー&ディープなねちっこい釣りを持ち味とする。

ミッキー 47歳 ITソフトウェア会社勤務 妻子持ち 英語力なし
関東出身ということもあり、相模湖や河口湖などクリアレイクのフィールドでバス遍歴を重ねる。
釣り方に信念がなく、リグチェンジを絶え間なく繰り返すドライな釣りスタイルが持ち味である。


■動機

 2009年夏、いつもの神田の某居酒屋にて。前回の2008年2月の強烈な体験から1年半が過ぎ、表面上は平穏な毎日をつつがなく過ごしながら、内面では心の深底で静かにふつふつと沸いていたメキシコへの渇望が、ハイボールを燃料にしてついに全面沸騰し、我慢の壁がメルトダウンした。しかし残念ながらミッキーの勤めるソフトウェア会社がリーマンショックの余波で先行きに不透明なため、「慎重」を人生の訓戒とするミッキーの連鎖爆発が鈍い。しかし既にメルトダウン後の放射能をぶちまけている私の衝動は、もはや暴走の域に到達しており、その日の夜、ミッキーの都合も確認せずAccess殿へ禁断のメールを入れてしまったのであった。


■2回目について

 2008年2月に引き続き2度目の遠征となる今回は、見るもの聞くもの全てが初めての前回とは違い、既に基準値があるため、ある意味冷静で、ある意味強欲といえる。それでもなお我々をメキシコへ突き動かすのは、あの強烈な刺激を再び実感したいという純粋な釣りへの渇望である。ターミネーターやエイリアンなど、映画も1より2の方が難しいものである。
 確かに実際に行ってみた印象も、空港の諸手続きやロッジのシステム、湖の雰囲気など前回ほど新鮮な印象はなかったが、同宿の宿泊客やガイドなど人間に関する部分は全く新たな出会いがあり、我々の旅に前回とは違った色彩を添えてくれた。
 また釣りに関しても、前回試せなかった面白系のルアーやワームを今回は色々試したが、やはり勝負どころでは実績のあるいつものアレを使ってしまうことになり、2年たってもやり方は変わってない。ただ同じルアーを使っているはずなのに、別船のアメリカンは9lb 67cmとか釣ってくる。これこそが釣りの深遠さであり、また行きたいという気にさせられる最大の魅力ともいえる。つまり2度目の釣り旅行は、ウルルン滞在記的な出会いと発見の旅から、釣りそのものに旅の目的の主体を置く色合いが濃くなり、例えるならば、いつもよりちょっと遠い釣り場に時間とお金をかけてもう一度行く、という感じが、このニュアンスを言い得ている気がする。


■往路・復路

 最近こちらのサイトで話題の大韓のロッドケース課金の件、我々もしっかり1万1千円課金された。チェックインカウンタでは、巨乳のKさんに籠絡されそうになりながらもミッキーが最大限の営業交渉力でネチっこくネゴったが、奥の別室で協議してもらった結果、スポーツ用品割引を適用した結果が1万1千円らしく、自信満々だったミッキーもKさんの巨乳の前にひれ伏すしかなかった。ミッキーと私のロッドケースを一つにまとめておいたからまだよかったものの、前回のように2つ持ってきていたら2万2千円となっていたところで、私の安竿一本分が無意味に消えるところだった。ちなみに帰りのマサトランでは、ロスで乗り換えるということを強調したお陰か、課金はされなかった。


30分にわたる課金交渉も失敗に終わり

 大韓の機内は相変わらずの狭さで、まさに座棺である。ただエンターテイメント機能が充実しており、映画や音楽がオンデマンドで楽しめるようになっていた。ミッキーは映画を4本も見てしまい、その後眼底疲労から来る頭痛と尻痛に悩まされていた(因果応報)。

 またロスの空港の改装工事が終了しており、ピンクのライティングを基調とする低予算映画の近未来宇宙ステーション内部のような雰囲気に変わっていた。再預け入れでロッドケースだけはアラスカ航空のカウンターまで手搬送となり、アラスカの大物預け入れでは中身までしっかり調べられた。



セクシーなライティングのブラッドレ−ターミナル

 帰りのブラッドレーターミナルでは、これまたロッドケースのみ大物預け入れカウンターまで自分で運ぶルールになっており、ブラッドレーの正面出発入り口から向かって左端にあるカウンターまで手搬送する。



ロッドケースはNO3のアラスカ航空まで手運搬


■ロッジやスタッフ

 前回の「起きまちょ〜」のスタッフの方から今回はレイモンド氏が全体の進行を取りまとめていた。しかしこのレイモンド、2日目は寝坊したらしく5:30にようやく登場するし、昼のシエスタ後の出発時間はいい加減だし、全てがきっちり予定通りに進まないと気が済まないミッキーは、常にイライラしていた。そんな彼には沢木耕太郎の深夜特急のような放浪の旅は無理だろう。ご飯は相変わらずのメニューと相変わらずのおいしさで文句は付けようがない。部屋の雰囲気もそのままで、シャワーの温度調整が難しいのもそのままだ。またトイレだが、流れが弱いのもこれまた相変わらずで、4日目、私が便秘で貯め込んだモノを満を持して一気に放出したところ、文字通り見事にフン詰まってしまった。一日に5回は催すミッキーは錯乱し、ロッドの先で粉砕しようなどと暴徒と化している。制止する私の腕を振りほどき、タンクの水を限界すれすれまで流し続けた結果、便意の一念岩をも通し見事深淵に吸い込まれていったのであった。


■ガイドについて

 今回はポンシアーノ氏がご担当。ミッキーと同じ歳だが、見事な恰幅と貫録である。それに比べるとミッキーはアメリカ人が描く風刺画に描かれているキツネ顔の貧相な日本人にしか見えない。常に温和で英語が全く駄目、グランデにしか興味がなく、「♪グランデ〜グランデ〜」と陽気なラテンポップを口ずさんでくれる。前回のアルベルトの魔性のゴールドフィンガーほどではないが、アトラド(根がかり)の回収とバックラの修復はマイスター級。我々の燃料であるテカテ・シルベスタと、ミッキーが持ち込んだウイスキー用のコーラを常に大量に持ち込んでくれていた。前回同様、今回も日本人の肝臓の強さをメキシコ中に知らしめたに違いない。時期的にバンビーノ(スポーニング)のエリアがお好きらしく、チャロ(シャロー)の岸沿いでフルーク御指定が多かった。針外しや餌の付け代えなど黙っていると全部やってくれる。


ガイドのポンシアーノ(47歳)とガトーフィッシュ(キャットフィッシュ)


■湖のコンディションについて

 前回は全く当たらなかった漁師の網に、初日と二日目、見事に当たった。想像よりもはるかに多数の網が縦横無尽に張り巡らされており、釣りをする場所を探すのに苦労するほどである。ポンシアーノですら何度も場所を探しながら右往左往するほどだ。近くから来るアメリカンはこの情報を確認した上でやってくるようだが、遠い極東からフィックスドチケットでやってくる我々にはどうしようもない。これには参った。お陰で釣果の方も網の日は一日平均20本/人程度と振るわない。また前回よりもかなり減水しており、出発するボート場がやけに遠い。お陰でどこに行っても立木が露出しており、キャストがうまく決まらないと苦戦する。


ポンシアーノが指差す先のバンビーノエリア(ネスト跡)

 全体的には産卵後のバスが多い時期に当たっており、我々はもっぱらバンビーノ後の魚ばかり釣れた。ポンシアーノがそういうエリアを好んでいたのかもしれない。結論から言うと大物で7lb63cm程度だったが、後半に一緒になったクリントイーストウッド風アメリカ人のおじいさんは、9lb67cmを釣っており、その他のメンバーも8lb66cmなど、やはり大きさの割には痩せている。ポンシアーノが言うには、私の63cmもバンビーノだったら10lbだろうとのこと。しかし痩せていようが相変わらず筋肉質なファイトは健在で、35cm程度の魚でも激しくファイトする。ここの魚に比べると河口湖のバスが雑巾にしか思えない。トップでも55cm以上の大物が出るのも以前のままである。また気候は、朝は8℃位〜昼は28℃位まで温度が変動するのと、たまに大雨に降られるのも前回同様だった。


■釣り方について

 2008年から引き続き、ドシャローのフルークと、かけ上がりのカロリーナ(キャロまたはスプリットショット)でマグナムリザードが定番なのは全く変わっていない。魚もいい加減スレないのだろうか?アメリカンもフルークとセンコーを好んでいるようだった。朝イチのポッパーご指名も変わらず、ペンシルやサミー、スイッシャーなども使っても釣れるには釣れるが、大物の癇に障るのはポッパーらしく、ポッパーが強かった。シケーダーも投げてみたが、メキシコにセミがいないためか何も起きない。

 その他、今回特に面白かったのは曇りまたは雨の日のエスピネルベ(スピナーベイト)だった。立木の間を投げては巻き投げては巻きで、中〜大型が釣れまくった。3本釣るとアームがVからIになってしまうので、スペアがないとハッピータイムはすぐ終了してしまう。また前回よかったサスペンドミノーだが、今回の魚はさらにスローな動きを好むらしく、フルークの方がよかった。フルークではレンジが上すぎる時には、ワッキーがよかった。
ラインについては全て25lb、一本だけ持っていたスピニングには25lbのPEラインに25lbのショックリーダーを直結した。慎重すぎるほどラインとノットの確認を行い、ライン切れは2回だった。
フックは#5か#6に限る。最初にフルークを#4のスゴイフックを付けて使っていたが、グランデがかかった際に見事に伸ばされバレた。久々に地団駄を踏んだ。プラグやポッパーのフックは太軸の物に全て交換して臨んだ。
ロッドはMHかHの安竿×3本、リールはカルカッタとアブのレボ、その他に今回はスピニングタックルを加え、計4セットを持ち込んだ。


■■実レポート■■

■到着日(成田〜マサトランまでの道中の内容は今回は割愛します)

 いつものことだが、私は飛行機のイスが嫌いである。開高健先生も書いておられたが、まさに座棺である。妙に座面が高いため、足が浮き気味になり、背中と腰にメタボ気味の体重が圧し掛かるため、うっ血する。痛い。あまりにも辛いので、これを快適にするグッズ(特に背中)を開発するベンチャービジネスを本気ではじめようかと機内で思案にふけっていた。横のミッキーはMJ様のThis is itを見ながら上機嫌にリズムを刻んでおり、私の深遠な発想の世界とは程遠いところに存在しているようである。仕方がないのでまた瞑想にふける。
 会社の後輩たちは、前回の時はまるで植村直巳がマッキンリーに遠征するかのような称賛を惜しみなく表してくれたものだが、2回目ともなると、「また行くんですか?へー」的な冷遇さで迎えられ、単なる迷惑な有給野郎に一瞥を付すのみだった。あいつらはもう私がアマゾンのネグロ川にでも行かなければきっと満足してくれないのだろう。そんなことを考えながらイマカツ様の黒帯Xをチンマリと見ていた。


大韓航空のエンターテイメントシステム

iPODで黒帯]を鑑賞

 9時間+2時間の飛行による全身の倦怠感と、完徹によるぼんやり感を伴って降り立ったメキシコは、期待通りの青空と乾いた暑さで我々を迎え入れてくれた。空気は埃っぽく遠方に目をやると白くかすんでおり、汚れた年代物の車が現役で道を走っている。太すぎるおばさんのタンクトップの原色や、早口のスペイン語など、間違いなくここはメキシコだ。そんな感慨にふけっていると、笑顔のナイスなNikoさん見つけてくれ、前回同様ダッジのピックアップでロッジまでドライブ開始。途中飲み物は好きか?と聞かれたので、テカテのシルベスタ(銀色)のが好きだと答えたら、途中のコンビニで8本も買ってきてくれ、連続27時間不眠状態で3本も飲むことになった(別にそんなに飲まなくてもよかったという意見もある)。


ロッジスタッフのニコさん

途中で寄ったコンビニ

 その日は20人もロッジに宿泊する予定とのことで、連続27時間不眠状態(ミッキーはそれに頭痛と尻痛)の我々の今のテンションで、はたして世界に立ち向かえるのか?といきなり不安に襲われたが、着いてみればほとんどメキシカンのツアー客?で、勝手に身内で盛り上がってくれていたお陰で一戦を交えることなく夕食は終了した。このメキシカン達、夜中までラジカセ持ち込んで散々騒ぎ散らした揚句、次の日は朝が早すぎて誰も起きてこないという連中で、おそらくメキシコは日本と戦争しても勝てないと思われる。この日だけスイギスがおり、トルティーヤチップスをボリボリ食いながら、メキシカン野郎どもをギラギラ見ていた。結局疲れすぎのため、あまりしゃべることなく部屋に戻り爆沈する。


到着の夜の巨大ステーキとトルティア


■Day1  晴れ、漁師のネット多数、50cm以下2人で合計34本

 結局、メキシカンの大群は一人も起きてこず、テニスのシュテフィー・グラフ似のアメリカ人夫婦と、全身タトゥーを背負った無愛想なアメリカ人若者二人、と我々で出発。寒がりな私は前回の反省からズボンの上からレインパンツを履き、頭にはニット帽、ダウンジャケットという冬装備で朝のロングバモノスに備える。今回お世話になるポンシアーノと固く握手を交わし、真っ暗な中、出船。大減水のお陰でネットを引っかけないよう確認しながらそろそろ行く。こっちは期待で胸がパンパンになっており、朝焼けの始まりかけた朝の紺色の静謐の中、爆走するボート上でポッパーロッドを早くも握りしめていた。


幻想的な暁の朝

この旅の1stフィッシュ

 やはり朝一はシャローでトップの指令が下りた。新調したセクシーブルーのPOP-Rをキャストする。期待を封じ込めた静かなポップサウンドが静寂の湖面に響く。2,3度目のキャストの後、2年間待ったデカバス特有の小さいお迎えが水面に出た。2年ぶりの50cmは官能すら覚えるファイトで、このために遠路はるばる時間とお金をかけてここまできたんだぁー!と叫びたくなるほどの鋭い電流が全身を駆け抜ける。久々にみるゴーマル様を前に、興奮で膝が笑っていた。

 ちなみに我々のルールでは45cm以上が釣れたら、釣れたほうもそうじゃない方も二人で酒で乾杯するルールを前回と同様に適用しており、先ほどのゴーマル様のお陰で朝の6時からテカテビールを飲むこととなる。前回の釣行後からウイスキーに覚醒したミッキーは、テカテの代わりに8オンスの錫製高級スキットルボトルをおもむろに取り出し、ウイスキーをコーラ缶に注ぎ込んでウイスキーコーラを作って飲んでいる。朝から上機嫌(ラリっている)である。


ウィスキー&コーラで超ご機嫌

 その後日が高くなりシャローを中心に回ったが、ポンチアーノに伝授されたフルークの呼吸をマスターしたミッキーが爆発し、前回の自己記録をあっさり初日の午前中で塗り替えた。二人で20本程度釣り、午前の部を終了し、ランチ、シエスタ30分。シュテフィー・グラフさんがまだ馴染んでない我々に気を使って色々話しかけてくれるのがうれしい。


シュテフィー・グラフ似のご婦人とタトゥーの青年

 午後はかけ上がりのカロリーナとドシャローのフルークでまったりと過ごす。いかんせん網が縦横無尽に張り巡らされており、釣り場がない!唯一生き残っていた産卵場に何度も入り直し、他のボートもうじゃうじゃいる中、しぶとく釣った。しかしこの場所は相当有名な産卵場らしく、減水で干上がった岸には、地雷でも爆発したのかと見紛う程の大穴(ベット)がそこら中に開いており、メキシコバスの掘削力に感心する。ちなみにこの場所は今後も毎日行くことになるため、我々はフルーク牧場と命名した。結局午後は二人で14匹程度にて帰還。宿に帰ってみると、日系3世(勝手に推測)のやたら喋るおじさん一人で来ており、2009年のエルサルトの夏の暑さはすごいだの、10lbを5本釣っただの、カエルがどーのこーの、とにかくよく喋る。一人で来ているもう一人のアメリカ人とテーブルが相席だったため、そのアメリカ人は打つ相槌も既に手持ちが切れていた。何もしゃべらず部屋に戻る。



Day1の ランチ/ディナー&スープ


■Day2  晴れ、漁師のネットさらに増加、60cm以下2人で合計43本

 この日はレイモンドが寝坊!ミッキーは3時ごろから準備万端なため、5時5分の時点で相当イライラしており、呼ばれる前から食卓に座ってシリアルをむさぼり食べている。結局6時に出発で、ボート場は既に白んでいた。

 前回ロクマルが出ていないミッキーのために、昨日から前席をミッキーが担当していたのだが、朝イチからミッキーのポッパーにチョボッというデカバス特有の波紋が。いきなり絞り込まれ、緩すぎるドラグはジージー鳴りっぱなしだ。トップで大物なんぞ釣ったことがないミッキーは明らかに半信半疑だが、一瞬見えた魚体は超デカイ。まさにオヤジの太モモだ。なんとかネットインして測ったところ夢のロクマル!お陰で昨日に引き続き6時からドリンカー。まさに夢見心地である。


トップに出た60Cm(本人初となるロクマル

 その調子で次のフルーク牧場でもミッキーは55cm、50cmと両型を叩き出し、完全に釣りの神が憑依している。それに比べこっちは全くパッとせず、ポンシアーノも後ろの釣れてない私のためにいい場所を提供しようと頑張ってくれるが、そんなことはお構いなしに私のベスポジに前からフルークを投げまくるミッキーは爆発し続け、ついに私の堪忍の緒が切れる。ロクマルが釣れたら交代するルールに基づき、前後交代を断行。その後私にも55cmが出るが、イライラしていると魚は寄りつかないの法則通り、その後もパッとしなかった。午前中24本で帰港。優しかったシュテフィー・グラフはいなくなっており、代わりにクッキーを焼くのが上手そうな巨漢夫婦が登場、日系3世は相変わらず一人で今日のロクマルについて喋り続けている。

 午後は多すぎる網のため釣る場所がない!仕方なく午前中も行ったフルーク牧場に行くが、他のボートもずらっと岸際に縦列し、岸に向かって一斉砲撃するノルマンディー海戦状態。その後も網の隙間を狙ってウロチョロ移動するがパッとせず、日本から持ち込んだデカチューブなどで楽しみながら午後は二人で17本にて帰還。食堂は相変わらずお寒い雰囲気なので、他の皆さんがどうだったのかも聞けずに就寝。何となく気疲れした一日だった。



Day2の ランチ/ディナー&スープ

 その夜、少々考えてみた。日本の釣りとは違いここではガイドに釣れるところに連れて行ってもらって、我々はそこで言われたように釣るだけなので、本来のバスフィッシングで要求される戦略的な要素がない。三浦沖の乗り合い釣り船そのものだ。そのため釣れないと、湖の状態が悪いのか?ガイドが悪いのか?とまずは考えてしまう。しかしこの状態でもロクマルを釣っている人もいるし、もう少しキャストが上手ければ木立の際にいるデカバスが食ってきたかもしれない。コンディションやガイドのせいにする前に、チットはやることあるだろう!と、甘い考えに慢心していた自分に戒めを与えた。


■Day3  晴れ、漁師のネットは見事に消える、59cm以下2人で合計66本

 この日は待ちに待ったネット消滅!湖面に浮く忌々しいペットボトルの大群は一夜にしてすっかり姿を消し、いよいよ禁漁解禁といった感じだ。否応なしに期待が高まる。朝のサミーの首振りも心なしかイキがいい。
そんな中、ミッキーの様子がおかしい。キャストにも精彩がなく、なぜかソワソワしている。どうも強烈な便意を模様しているらしく、ロングバモノスの突き上げる刺激に直腸が限界を迎えたようだ。ポンシアーノは「バーニョ(bano=トイレ)」と言って、上陸可能な浅場のある丘にボートを寄せた。タイガーがいるぞ!の冗談にノーリアクションのミッキーが、メキシコの大地にグランデを残したことは言うまでもない。


丘の上のバーニョ

丘の上からの眺め

 シャローでフルークを投げていた私にデカバス特有のいきなりの重量感が襲う。その横でミッキーの竿先をみると、これまたデカバス特有の潜水艦走りで横に走っている。大物ダブルヒットで二人とも大いに気合が入るが、私の糸のテンションが急に弛んだ。「はぁ?」と思いすぐに回収すると、#4のフックが見事にくの字型に伸ばされており、ボー然自失。その横でミッキーは59cmの良型をキャッチしており、昨日に引き続き釣りの神に守られている彼の背後に差す後光が眩しかった。その後も私がバックラを直している間に、私のポイントに投げたミッキーのフルークに55cmがヒットし、昨日に引き続きイライラが私の心を蝕んでゆく。


釣りの神降臨(59cm)

もうだめだ

その後移動したフルーク牧場で58cmをはじめ14本も釣れたが、心が病んでおりイマイチ楽しめない。そんな私を見かねたのか、ポンシアーノが次に移動した先で出した指令は「ディープでカロリーナ」。性格の暗い私にぴったりの大得意なパターンである。いそいそとタックルを取り出し、2本の木の間にキャスト、フォールでゴン!喰った喰った!大喜びしながら30分で6本釣ってニコニコランチ。クッキーおばさん夫婦はここでお帰りになり、日系3世は相変わらず喋り続けている。

 午後はまたフルーク牧場に入るが、ここでエレキが上がらなくなる不具合が発生。ポンシアーノは叩いたり引っ張ったりするが、ビクともしない。こう見えて理系工学部の私もペンチで色々試してみるが、どこかが引っかかっており、これまたビクともしない。最後にはエレキを外して、エンジンで移動後にロープで立木に固定して釣りをするという手漕ぎボートの釣りスタイルに行き着いた。そんな形で釣りをしていると、すぐ先にいるアングラーズインの金持ちガイ二人組が、ワンキャストワンバイトを繰り返しており、やけくそポンシアーノが宿敵アングラーズインのガイドにスペイン語でどうやっているのかを根掘り葉掘り聞いていた。どうやらテキサスでセンコーを使っているらしく、あまりに釣れているため、明日絶対行こうぜとポンシアーノに依頼をした。立木につながれ成す術のない我々は、まるでスーパーの軒先につながれた飼い主の帰りを待つワンコ同然だった。この日は二人で仲良く33本×2人で合計66本にて帰港。


エレキマウントが上がらず

食堂に着くと、なんと前回の2008年にお世話になったマイク(我々がドクと呼んでいた「バックトゥーザフューチャー」のエメット・ブラウン博士に似た紳士)が例の日系3世と話しているではないか!日系3世の喋りが凄まじいためか、マイクは我々に気がつかない。明日になったら話しかけようとドキドキしながら部屋に戻った。



Day3の ランチ/ディナー&スープ


■Day4  曇り時々大雨、ネットなし、63cm7lbはじめ59本

 この日は朝から曇っており、暗い。朝一のほとんどバックウォーターとも言える右岸最奥の場所でポップに56cmが出るも、ポツポツと雨が降りはじめ、そのうち大雨に。するとポンシアーノからエスピネルベ(スピナーベイト)の指令が出る。実は私、スピナーベイトでほとんど釣ったことがなく、唸りながら半信半疑でキャスト。木立の林立するシャローの木の間を縫うようにボートは進みながら、ひたすら木の間を正確にキャストし続けるうちに、勝手に重くなるデカバス特有のアタリがきた。総じてエスピネルベには出る魚が大きく、立ち木打ちの繰り返しで、いいところに入ると47cmクラスの元気な魚がバンバン出る。正直今回の釣りで一番楽しかったのがこの瞬間だった。しかし難点は日本のエスピネルベはアームが弱いのか、メキシカンバスのパワーが強すぎるのか、3匹釣れるとアームが伸びてしまい、金属疲労ですぐに弱る。持ち込んだエスピネルベをほとんど使い切ってしまった。ちなみにバーブレスにすると、あの強力な首振りでまず上がらない。怒涛の入れ食いでバモノス。すっかり大物に目覚めた私は、その後のエリアである「2つの塔」でも、11インチのデカワームをカロリーナで男引きし、AMの部終了。なんとなく感触をつかむことができた。


早朝のテカテサイズ

今回も仲良く記念撮影

 ランチ時、ついにマイクが我々に気付き、以前会ったコンピューター会社の人だよね?と探りを入れてきた。あなたに教えてもらったフルークが定番になっているぞと返したところ、たいそう喜んでくれた。なんでも11月から毎月通っているらしく、すっかりハマっているご様子。前回は11月にはアラスカでキング釣りをやるんだと言っていたのだが、こっちの方が面白いのだろうか?

 PMの部は、AMの爆発に勝機を見出したポンチアーノに連れられて、急な駆け上がりのシャロー&立木の絡むエリアでひたすらエスピネルベ打ちを強行。立木を上手くかわしたロングキャストが決まると必ず高活性なバスが答えてくれて、楽しい。ミッキーはタイトなキャストが苦手らしく、ほとんどバックラの修理に追われており、徐々に機嫌が悪くなってきていた。その後の移動でもミッキーの18番のフルークを使える場面が少なく、私は得意のフォーリングで本数を重ねる。そして次に移動したのが、昨日みつけたアメリカン達がワンキャストワンバイトで盛り上がっていたキャロ牧場に、満を持して移動。
 ミッキーは相変わらずシャローでキャロを使って元気な魚の数釣りをしているが、大物に焦点をあてている私は、沖の立木を丹念にテキサスで縦に攻め続ける。そして遂にいきなりの潜水艦アタリが私の竿を引きこんだ。これは重い。ドラグは出続け、右に下に竿は取られっぱなしで、ポンシアーノも異変に気付きネットスタンバイで水面を凝視する。ボートをぐるりと一周して姿を見せた魚は、間違いなく今までのNo.1、まさにメタボオヤジの白い太ももそのものだ。ネットインした時には、恍惚で膝が震える。アフターで痩せていたが63cm7lbのビッグママ。昨日までのイライラはこの時点で霧散し、慈愛と慈しみの柔らかい光が私を包み込んでいた。



渾身の63cm、7lb(この旅の最大魚)

時間となり帰還後のボートランプでマイクにこの話をしたら、「グッドフィッシング」と一言、前回のお別れの時に私が彼に挨拶したフレーズを引用してくれた。コミュニケーションが貧しい前半とは違い、やはりこういう優しさが、旅に彩りを添えてくれる。この日は二人で56本。



Day4の ランチ/ディナー&スープ


■Day5(半日) 曇りのち晴れ、ネットなし、54cmはじめ40本

 いよいよ最終日、どんよりと曇った中でいつものポッパーでスタート。この日は左側の最奥のシャローだったが、鳥が多く、V字編隊で空を飛ぶ鳥たちや、白いペリカンの群れが水辺にたくさんいた。昼間の乾燥した砂塵の荒野の印象が強いこのあたりだが、夜明け後のこの時間に限っては青い水の臭いと湿り気があたり一面に漂っている。その時、そんなネイチャーな気分を一瞬で吹き飛ばす銃声が間近で聞こえた。静寂は一瞬で失せ、慌てた鳥たちが一斉に飛び立つ。空一面を覆う逃げ惑う鳥たち。銃声に目を向けると、我々のボートのすぐ先にいたボートで、アメリカ人がライフルを上空にめがけて狙いを定めていた。次の銃声が響いた後、V字編隊の鳥の群れから一羽がひらひらと落下を開始し、しばらくして水面に落ちた。こんな間近で銃声を聞くのも初めてで、またハンティングの現場を見るのも初めての我々は、しばらく釣りも忘れて呆然とその光景を見続けていた。ポンシアーノはハンターが嫌いらしく、「ピピ」(キチガイ)だとつぶやいていた。



静かな朝の湖にハンティングの号砲が・・・

 最終日の釣果は二人で40本と満足できる内容だった。ミッキーが飛行機に持ち込めない残ったウイスキーボトルをポンシアーノにプレゼントしていた。私もチップを渡しながら最大限の感謝を表現した。またこれで熱病のようなメキシコの日々が終わってしまう。確かに一回目の冒険的な要素は希薄となり、釣りにより重きをおく2回目の旅行であったが、楽しさの中に釣りの難しさを改めて発見・実感させられた。マイクも5ヶ月に渡り毎月通い詰め、日系3世も夏・冬とここのリピーターとなっているのも、今となってはよく理解できる。これは麻薬なのだ。より強い刺激を求め、より貪欲になってしまう。既に侵されかけている我々は一体この後どうすればいいのか?充実感の背後にべったりと張り付いた、執着に似た焦りのようなものを感じて、悪寒に震えた。



今回も帰りはマリオット・エアポートで一泊。 上質なベッドと旨いハンバーガは文明の味


■謝意
 二年前、自らの集大成として臨んだメキシコ釣行が、禁断のパンドラの箱を開けてしまう結果になるとは夢にも思いもしませんでした。帰国後いつものフィールドに戻り、メキシコ仕込のメソッドを駆使するも、ここは日本、そんなアグレッシブな魚はおらず、悶々とした釣りを余儀なくされ、酒を飲むたびに思い出話に浸り、写真を眺めては空虚な心を埋めていました。
そんな日々も限界を向かえ、いよいよ2回目のメキシコ行きを計画したところ、世界同時不況が発生。一時は見送りを考えましたが、周囲の応援と家族の理解、そして格安プランを提供してくれたAccess殿のバックアップにより、なんとか実現までこぎつけました。本当にありがとうございました。
この場を借りて感謝を申し上げます。



[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)

 あなたの本数:[ 120 ]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
  (※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz)
  1位:体重:[7]lb[  ]oz  体長:[63]cm
   ルアー:[マグナムリザード]  色:[ウォーターメロン  ]
   リグ:[テキサス     ]  バイト深度:[4]m
  2位:体重:[6]lb[  ]oz  体長:[58]cm
   ルアー:[フルーク    ]  色:[チャート      ]
   リグ:[ノーシンカー   ]  バイト深度:[0]m
  3位:体重:[5]lb[  ]oz  体長:[56]cm
   ルアー:[POP-R     ]  色:[青         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[0]m
  4位:体重:[5]lb[  ]oz  体長:[55]cm
   ルアー:[フルーク    ]  色:[チャート      ]
   リグ:[ノーシンカー   ]  バイト深度:[0]m
  5位:体重:[5]lb[  ]oz  体長:[55]cm
   ルアー:[マグナムリザード]  色:[ウォーターメロン  ]
   リグ:[キャロ      ]  バイト深度:[4]m
  50cm超の本数:[8]本 (うちロクマル[1 ]本)
 7lb超の本数:[1]本 (8lb台[ ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本)

 同行者の本数:[120]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
  (※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz)
  1位:体重:[6]lb[  ]oz  体長:[60 ]cm
   ルアー:[ポッパー    ]  色:[クリーム・黒    ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[0]m
  2位:体重:[6]lb[  ]oz  体長:[59 ]cm
   ルアー:[カットテール  ]  色:[ウォーターメロン  ]
   リグ:[ワッキー     ]  バイト深度:[0]m
  3位:体重:[5]lb[  ]oz  体長:[55 ]cm
   ルアー:[ジャンボフルーク]  色:[白         ]
   リグ:[ノーシンカー   ]  バイト深度:[0]m
  4位:体重:[5]lb[  ]oz  体長:[55 ]cm
   ルアー:[ポッパー    ]  色:[クリーム・黒    ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[0]m
  5位:体重:[5]lb[  ]oz  体長:[55 ]cm
   ルアー:[ジャンボフルーク]  色:[白         ]
   リグ:[ノーシンカー   ]  バイト深度:[0]m
 50cm超の本数:[12]本 (うちロクマル[1]本)
 7lb超の本数:[0]本 (8lb台[ ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本)

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [ ドシャローのフルーク、駆け上がりのリザード、朝のポッパー  ]

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
   [ 同上                            ]

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [ スイムベイト、ラバージグ                  ]

●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
   [ フルークのチャートと白、マグナムリザード(ウォーターメロン)]

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
   [ フルークはノーシンカーでトゥイッチ             ]



[サイト管理者より補足]
メキシコで釣りして一度その味を知ってしまうとやっぱり抜け出すのはほとんど無理みたいですね。みんなそうなんですよねえ(笑)。私達もそうでしたけど、「一生に一度!」のつもりで行ったんだけど、行ったらあの満足感が頭にグッサリ突き刺さって忘れられなくなっちゃって、日本の釣りなんか減らしてもいいから、高いタックルなんかもう買わなくてもいいから「またメキシコ行ってもっとデカいの釣りて〜〜っ!」って考えるようになっちゃうんですよね(笑)。
この方は「前回のメキシコに行ってから、遊びに関する時間と金の考え方がいい意味で変わった」とおっしゃってました。たぶん「ちょこまかした遊びや楽しみ、中途半端な遊びや楽しみにいくらお金や時間を使い続けても、結局、トータルですごいお金や時間を投入したわりには一生記憶に残る強烈な興奮や達成感や充実感は残らない。一生記憶に残る体験をしてこそ人生だし費やした時間もお金も生きる。どうせならそういう使い方にしたい」というようなことなんじゃないかなと勝手に想像してます。たぶんメキシコに釣りに行ったことある人はそれわかると思います(笑)。

Day2の夜に「日本とは違ってガイドに釣れるところに連れて行ってもらって釣るだけだから、釣れないと湖のコンディションやガイドのせいについしがちだけど、自分自身はきちんとやることをやっているのかと自分を戒めた」という感じのことをおっしゃってますが、これはすごく大事な考え方だと思いますから皆さんも頭に置いてて下さいね。
確かに
湖のコンディションは重要な要素だし、ガイドにも得意な釣りとそうでない釣りがあったりします。でもそれよりもずっと釣果に影響しているのは実は「私達自身」だったりするんです。
そもそも私達日本人はメキシコの釣りなんてやったことないわけですから、メキシコのレイクがどういうものか、どういう釣り方が効果的なのか全然知らない超初心者みたいなもの。いつも池原ダムで釣りしてる人がいきなり初めての霞ヶ浦に行って釣りするようなものです。
他の国からひょこっとやってきただけの私達日本人がちょこっと釣りしたくらいで、効果的なルアーとか釣れる場所とか釣り方のコツとかつかめるわけないし、その日の状況やバスの動きなんか分析出来るわけないんです。私達の浅知恵だけで釣りしたらズタボロになるのは目に見えてます。だからこそガイドを雇って釣りするわけです。確かにガイドもハズすことありますけど自然相手なんだからそんなのは当たり前。湖のコンディションやガイドを疑う前に、まず「自分はちゃんと釣りが出来てるのか?」って考えてみて下さい。「ガイドが勧めるルアーを使ってるか、動かし方をしてるか、そしてガイドが示すスポットにちゃんとキャストしてるか」。特にキャストの精度と動かし方は釣果に大きく左右します。ちょっと極端な言い方ですけど、釣れないのは「単に自分がヘボいせいだ」と考えたほうが正しかったりします。ガイドに釣りをさせてみるといいです。立ち木の間でも岸ギリギリでも平気でスポーンとキャストをきめたり、同じ場所を釣ってもガイドだけ釣れたりします。私なんかそれを見ただけで「あ、私が悪うございました」って心の中でつぶやいちゃいました(笑)。


現実にこんなのを狙えるレイク! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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