2005年1月 アメリカ、レイク・ミード釣行記 |
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「ラスベガス レイクミード釣行記」 [愛知県・小山様]
2005年1月 アメリカ・ラスベガス、レイク・ミード
日程 2005年1月17日 6時間+2時間延長コース
釣り時間 AM7:00〜PM2:00
対象魚 ストライパー(運が良ければラージマウス)
ボート 3船(ガイド1人にゲスト2人)
メンバー 6人: 小山(コヤマ)、小山嫁(アイチャン)、阿部A(アベカカ)、上田(カヅ)、磯村(イソ)、井上(イノサン)
釣り開始の気温は測っていません。
釣り開始時の水温は12℃
天候は快晴で最高、風はほとんど無し
水は若干のにごりあり、何年か前の今江さんのビデオみたいに澄んではいない
にごりと澄んだ水の栄え目はわかるポイントもあり
地図も無く、レイクミードのどこから釣りを開始したかわかりません
まず16日、釣りを前日に控えてラスベガスに到着しました。途中のLA経由でイソのバズーカがJAL手配で紛失。アベカカと合わせてタックルが消えてしまい、メンバー総出で救出活動。現地ガイドの小野さん(旅行代理店が手配した人)の懸命の捜索で、日本から旅立っていない事が判明しました。到着はどれだけ早くても18日で釣り終了後・・・。あんまりです、JAL。バズーカは合計3本でコヤマとカヅのバズーカもLA経由の際に大変苦労しました。NW(ノースウエスト)の人はタックル(他荷物も)扱いがひどく、とてもイヤな気分でした。
まず、私のひとつの関門であった現地到着後、マイクさんへ電話をし、明日のスケジュールを確認する作業。事前の予約確認で教えていただいた電話番号にTELすると「こちらの番号に電話を」のアナウンスに戸惑う。やはり上手く聞き取れないので小野さんに聞いてもらう。その後、小野さんが再度電話すると、上手くマイクさんへつながりました。
即座に私に代わり「何時に待ち合わせ場所に行けばいいか?」と尋ね、待ち合わせ時間はAM6:00と教えてもらう。その後の質問が聞き取れず、隣でそわそわしていた小野さんが全て話をしてくれました。まだまだ勉強が足りません。
問題はそこから。
タクシーはレイクミードまでを朝早いこともあって嫌がり手配不可。現地のリムジンサービスをしているBELLという会社に電話して、$65.75で行きを手配しました。これは小野さんがいなければ本当に困る作業でした。最悪行けなかったかも?というくらい。ホテルのタクシー乗り場へ5時の手配でお願いしました。
急遽、イソとアベカカのタックルを購入すべく、スターダストホテル近くのウォールマートへ。アブガルシアの$30もしないスピニング用ロッドをアベカカは購入。ルアーフィッシング歴の長いイソはここでは買わないとこだわり、「BASS
PRO SHOP」というカジノ内にある大きな専門店に移動。が、日曜日で営業時間を終了しており、イソは結局ロッドを買う事はできませんでした。
※ラスベガスで釣具を購入するならこのBASS PRO SHOPがお勧めです。カジノ内の2階建てでアウトドア用品の全般が手に入ります。ロッド、ルアー、フライ関係、トローリング関係、全てのアイテムがかなりの在庫量で展示してあります。ショップオリジナルのリールやルアーもありました。結局ここへは後日(18日)来店し、たくさん買い物しました。
釣り前日は本当にあわただしい限り。大変でございました。
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17日、寝坊なく予定通り手配したリムジンに乗って待ち合わせ場所へ到着。
ところが、
マイクさん、他ガイド2名と挨拶をし、ライセンスを購入している際に、リムジンドライバーとマイクさんが少し口論。理由は「予定の時間に遅れていないか?」とマイクさんの言い分。「リムジンは時間通り到着したが何でだろう?」と思っていました。そうすると、今度はマイクさんとライセンスを販売している店主との完全な喧嘩状態。どうもマイクさんは朝早くにライセンスを購入させる為に店主をたたき起こし、少しでも早くに来て欲しかったようで、それでドライバーと口論。店主は当初マイクさんから我々が聞いていた$21では納得ができないらしく、「こんなに朝早くに店を開けさせられて、おまけに$21で、この後客が来るかも分からないのにふざけるなっ!」と怒鳴っていました。この会話は私も理解できました。カヅと私はこの会話を察知し、早急にお店をでたかったのですが他のメンバーは私以上に英語音痴なのでご飯を買おうとか、サングラスみたりとかのんびり。釣り前から精神的に疲れる内容でした。マイクさんは優しい人柄の方で、ある意味喧嘩と言うよりは一方的に言われている感じで、なんかとても申し訳ない気分でした。
さらにそこからマリーナへ移動。この際予定と違っていた点は、またリムジンで付いて来い、と言われた事。追加で$41を支払いました。
帰りに関しても、またこの場所へPM2:00に迎えに来い、とマイクさんとドライバーで話が決まり、帰りはちなみに$107支払いました。
現場に7時頃到着。手際よくそれぞれがボートを下ろし、実際に出発したのは7時20分頃。私とアイチャンはガイドのジャックさんの船に乗る。カヅとイノサンがマイクさん。アベカカとイソは名前を聞けなかったガイドさんでした。
ジャックさんはまず、トローリングをいきなり開始。「これで釣ってみないか?」と言われ、とりあえず見てみたかったので了承しました。ポイントまでの移動だったので逆に楽しみましたが、これで釣れたのはストライパーの1匹でした。サイズは50cm弱。後で考えればこれが一番大きかったと思えます。トローリングの仕掛けは針金で靴下なんかを干すハンガー形状に計5個のラバー系の魚さんルアーを付けたもの。4個が誘い用で5個目のセンターで少し長めのラインのルアーにバイトする仕掛け。引きはかなりのモノでした。
「ここ2日間、ラージマウスはこの湖で釣れていない」とジャックさん。ストライパー釣りと言ったはものの、ついつい負けん気が出てしまい、ラージに一旦トライさせてもらいました。
HPにありました「よく使う英語」のお勧めルアーの質問でワームだと教えられ、ワームを何度もキャストするが反応なし。メタルバイブレーションのスローローリングとかスピナーベイトとか時々ミノーとか試しましたが、全てに反応がありませんでした。実は日本で得意のバイブレーションに切り替えたとき、1回だけ反応がありましたがあわせられず・・・。でも、自分の中では「バイブレーションって奥が深いルアーだな」と再認識しました。
今回のガイドさん全てに言えることでしたが、釣り好きなのか、移動してさぁ釣ろうとすると、まずガイドさんがキャスティングしている事。ボート先端を陣取り、まず自分が一通り投げて、気が付くと移動、というパターンが3船ともでした。エレキが船の前でしか操作できないボートなのでしょうがないのですが、そしてひたすら移動する釣りなので解るんですが、一投目から投げさせてもらった事は結局ありませんでした。ガイドさんが投げるより更に岸際へキャストし、魚が反応しましたが、これも1回だけ。辛い。
時間は刻々と過ぎ、最後1時間を残して「ベイトはいるか?」と質問されました。「ベイトフィッシュが沢山いるエリアへの移動」と思い「イエス」と答えると「俺もその方が良いと思う、移動しよう」と水深100フィート?のフラットな湖底エリアへ移動し、この日初めてのイカリが下りました。
これは餌釣りの誘いでした。ジャックさんは餌釣りの仕掛けを急遽用意し始め、いきなりベイトの切り身を撒きはじめました。「え?」と思う瞬間。その後も「ベイトいる」と答えたのにひたすらルアーやワームで挑戦する私たちを見ながら、ジャックさんは約12匹は釣っていました。サイズは35〜40cm位。
撒き餌に寄ってきたストライパーは時折メタルジグやメタルバイブ、ワームに反応し、私もアイチャンも何とか疑似餌にて1匹づつ釣る事ができました。その後もベイトを拒みつづけましたが、あまりにも後ろでバンバン釣るので試しに餌をルアーに付けて挑戦。アイチャンは追加で3匹、私は追加で2匹を釣りました。これは正しい選択なのか?
結局、日本から持ってきたテンカラ道具はまったく出番なし。そのような状況を生み出す事ができませんでした。ジャックさんには途中、テンカラロッドを見せて、「これで毎週日本で釣りをしているんだ」と説明したが興味を持ってもらえず、移動の激しさと水深の深さに出る幕はありませんでした。
夏場の陸っぱりからのテンカラならいけると思うのですが。
あっという間に時間は過ぎ、これにて終了。PM1:45には車まで戻りました。その他のメンバーはPM2:00ギリギリでまた胃が痛くなる思い。
釣果としては
ルアー、ワームでのストライパーは私とアイチャンの2匹のみ。後は餌でした。餌で一番釣ったのはアベカカで6匹。
チップは各$40ほど渡しました。
とにかく精神的に疲れる釣りでした。釣れない、というより、日本での普段の自分が出せなかった事がフラストレーションためる原因だったかもしれません。帰国後2日連続で釣りをしました。
[サイト管理者より補足]
日本人にはめずらしく「ストライパー」をメインターゲットとしたレポートをいただき、感謝しております。
この方々はホテルからレイクまでの移動に「リムジン」をお使いになったようでゴージャス。羨ましい限りです。この方々のように大人数の場合はいいでしょうが、人数が少ない場合はやはりリムジンはどうしても割高になってしまいます。そういう場合には普通のタクシーやシャトルバンを利用すればより経済的に済ませることが出来ます。
1ピースのロッドを持参の場合、セダンのタクシーには乗れないことがあるのでシャトルバンのほうがいいでしょう。
後日ご本人にお話をうかがったところ、「ガイドともっとコミュニケーションをとるようにすれば良かった」とのことでした。一般的に私達日本人は言葉の問題もあってガイドとコミュニケーションをとることに消極的になりがちです。でも、そこを一歩踏み出して少し積極的になることで、お互いの意思が伝わるようになります。
「Yes」と「No」をはっきりさせるだけでも随分違ってくるものです。例えば「ベイトはいるか?」の部分のように、「どうやら餌釣りに同意してしまったようだ」と感じたら、すぐに餌を指差して「No!(違う)」と言い、ルアーを指差して「This!(こっち)」と言うだけでも事態は好転するでしょう。きちんとした英語なんか話さなくてもいいんです。単語1つでもいいから意思表示をするのが重要です。
皆さんもぜひガイドとのコミュニケーションを積極的に図ってみて下さい。小さなコミュニケーションでも、お互いの意図が伝わることでストレスの発生を大幅に抑えてくれるはずです。
このガイドサービスも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
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