海外釣行記 メキシコ、レイク・コメデーロ |
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★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから
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「年末年始はコメデーロ」 [鳥取県・門脇様]
2007年12月(年末年始) メキシコ、レイク・コメデーロ
はじめに
今回初めての海外遠征ということもあり、Access!海外バスフィッシングさんに問い合わせ相談させていただきました。数々のフォローをして頂き、この場を借りてお礼申し上げます。
いきさつ
2007年4月、バスを釣るのに刺激が薄れるのを感じ始めて1年が経った。
いつも行くところはアベレージが40はあり、一日やれば10本〜20本は釣れ、50upが混じるという悪くない湖。
でも何かが足りない、そう思い始めたときにふと脳裏に『メキシコ』という文字が浮かんだ。更にルアマガの記事で今江さんのバカラック遠征の記事に背中を押された。
その日の夜、友人Sさんに一緒に行かないかと相談したところ、すぐにOKの返事をもらい、早速計画に移すことに。
けれども、メキシコにバス釣りに行くに当たって、何をどう準備すればわからずただただルアマガを眺めていた。
そこに、このサイトのURLが書いてあったので早速アクセス。釣行記を見て、先輩達の準備手順を参考にし、サイトの方に相談する事にした。
目的地はこのサイトの方から穴場というアドバイスをもらい、レイクコメデーロ。
ロッジの手配は重要な上に不安要素がたくさんだったのでスタッフの方へお願いし、その他のことは自分で手配することにした。
航空券は事前に押さえといてもらい、10月の時点では後はただただ行くのを待つのみだった。
今回の日程 |
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12月29日(土) |
18:30 成田発(シンガポール航空)
同日11:25 ロス着。この日はロス観光。 |
12月30日(日) |
10:40 ロス発(アラスカ航空)
14:15 マサトラン着 |
12月31日(月)
〜1月3日(木) |
4日間釣り |
1月4日(金) |
14:15 マサトラン発(アメリカン航空)
15:10 サンホセロスカボス着
18:25 サンホセロスカボス発(アメリカン航空)
20:00 ロス着 |
1月5日(土) |
13:00 ロス発(シンガポール航空) |
1月6日(日) |
17:55 成田着 |
12月28日(金)
今年の仕事もこれで終わり。
荷物の最終確認もしないといけないので、定時で即帰宅。というより今日は一日明日からのことを考えていると、仕事が手につかなかったのが正直なところ。
今年の年末年始は念願のメキシコで釣りをして年越し、これほど幸せなことはない。
大きく膨れ上がる期待を胸にそっとしまいこんで、いい夢が見れることを願って就寝。
12月29日(土)
18:30発の飛行機だったけれど、年末のピークということで早めに成田空港へ、14:00に到着。
さすがに人が多い。いつもスーツケースだけなのに今日はバズーカもあり、荷物を預けるときに少し不安にかられる。
受付の人には釣り用の竿ですと伝えると、長さが227cmあったため、別の受付へ行くよう指示され、そこでX線を通し、無事預け入れ完了。
待ち時間は食事を摂ったり、免税店を眺めたりであっという間に出発時刻。無事に搭乗した。
今回僕達が使用したのはシンガポール航空。
年末の上、土曜でピーク中のピーク。飛行機のチケットを取るのもやっとの事だった。
コメデーロまで同日着なら乗り換えのことも考えないといけないので、たいてい大韓航空になるけれど、今回はロスで一日過ごすので、機内の設備と航空会社の信用と言う面でシンガポール航空に。
釣りもしたいし、ロスも観光したいと欲張りな旅。釣りをしに行くんだから、ロスで一日使わずに釣りを一日増やすべきという声もあったけれど、行くなら色々な物を見て、色々な刺激をうけて、経験を積みたかったのでこのような日程に。
結果的にはすごく自分の為になり、後悔はしていない。ただやはり、帰ってきた今となると、釣りの日数はあればあるだけいいと実感した。
シンガポール航空は初めての利用。アテンダントの方も、接待も、機内設備も、機内食も文句なし。
アルコールの種類もとてもたくさんあり、ワインにカクテルを飲みすぎてしまうほど。
お酒のつまみになるようなお菓子、果物などを常に持ってきてくれとても快適な空の旅だった。
機内では映画を見たり、本を読んだり、ロスのこと、釣りのことを計画していたらあっという間にロスに到着した。
最初にスーツケースを回収し、大型荷物エレベータへ向かい、バズーカを回収。
ロスの空港では大型荷物のエレベーターが二箇所あると聞いていたけれど、現在空港は工事中のため、入国審査入って左手側のエレベーターしか使用されていなかった。
とりあえずホテルへ向かいチェックイン。この日は一日ロスを満喫。
12月30(日)
朝9時にロスの空港へ向かい、手荷物を預けた。
友人Sはスーツケースが重量オーバーしており、25ドルのチャージを払うことに。
バズーカは特に問題なく受け入れられ、スムーズに搭乗。
飛行機の中では疲れの所為か、搭乗すぐに寝てしまい、起きたらマサトランに着いていた。
ゲートを出ると、ツアー会社の青年が『KADOWAKI DAICHI』と書かれたプレートを持って待っていた。
その後、運転手を紹介され、ロッジへ向かうことに。
15分ほど走ったところでこの青年は降り、その後ロッジまで一時間半舗装された道路を、更に一時間半舗装もされていない悪路をドライブ。
途中エルサルトを眺め、メキシコの風景を楽しんだけれど、さすがに疲れて寝てしまって、気付いたらロッジに到着していた。
到着するとすぐにオーナーのデビーとジェームズが迎えてくれ、部屋へ案内された。
デビーの話によると二日前から日本人が二人来ているらしい。
部屋は広く、飲料水も用意してあり快適 |
毎日3食頂く食堂 |
荷物を置いてすぐに食堂棟に行くと、日本人の方二人がお酒を飲んで談笑していた。
簡単な自己紹介をして、気になる釣果を聞いた。
トップとスピナベがメインで、特にチャグバグというポッパーが釣れるとのこと。
釣果は数はいくらでも、サイズは最大が8ポンドと聞き、明日が待ち遠しくなった。
晩御飯のメニュー
ステーキ、サラダ、ポテト、デザート
食事の後、先に来ていた日本人の方にタックルを見てもらいアドバイスをもらった。
この日はあれやこれやと準備をして、寝たのは1時。
12月31日(月) 釣り一日目
時差の所為か朝4時半に目が覚めた。
朝タックルをスタッフの方がボートまで運んでくれるとのことで、部屋の外に置いといて、5時過ぎに食堂棟に行き朝食を。
ここコメデーロはタックルは毎日部屋まで持ち帰らず、ボートに置きっぱなしに。ラインの巻き換えや、メンテナンス等の時はそのタックルだけをシエスタ時か一日の釣りが終わった時に持ち帰る。けれど一日の釣りが終わると、ボートは牽引してロッジの脇まで持ってくるので、ロッジに帰った後タックルの整理などしたい時はすぐにできる。
釣りが終わるとロッジの横にボートを |
食堂棟。通路は綺麗な花道 |
朝食のメニュー
ベーコン、ウインナー、トースト、ホットケーキ、サラダ
朝はさすがに肌寒くトレーナーがないと厳しいくらいの気温。だいたい10度くらい。
5時45分に出発し、5分ほどでボートランプへ。
僕らのガイドはチャイロ。
初めてのメキシコで、状況もわからないのでとにかくこの日はガイドまかせにすることにして出発。
50馬力のエンジンで、結構早い! そしてとにかく寒い!
この日はシャツ二枚、ジャージ、ウインドブレーカーの4枚だったけれど、少しごつめのジャンバーでもいいと思った。
寒さになれていない方は、真冬の日本の格好をおすすめします。
ガイドのチャイロ
寒くてガイドはニットかぶって手袋です |
コメデーロの日の出 |
20分くらい走って漸く最初のポイントへ到着。 空はまだ真っ暗で、湖面の状態も確認困難な状態。
最初のポイントは立ち木の多い、3m〜5mの大き目のワンド。
スピナベ、トップ、ミノーと色々試したけれど反応がない。
日が顔を出し、少し明るくなった頃、友人Sがスピナベでファーストヒット。40センチの初メキシコバス!
それからは立て続けに何匹かスピナベとミノーで釣れ、8時頃に移動。
友人Sがスピナベで
これくらいが今回の釣行のアベレージ |
テラピアはスピナベでもプラグでも釣れる… |
次のポイントは立ち木がびっしりの奥の深いワンド。
ガイドにおすすめのルアーを訊くと『スピナベかテキサス』との指示。
スピナベで何本か釣るもサイズがのびないので、黒の6インチリザードのテキサスにかえてみる。
あたりは格段に増えるも、やはりサイズが伸びないので、昨日先に来ていたMさんとIさんのおすすめだったポッパー(POP-MAX)へ変更。
数は釣れる。けれども結局サイズは伸びずにシエスタの時間に。
ロッジに戻るとジェームズにお昼は何時から出るか訊かれ、MさんとIさんは2時出発との事なので、僕らも合わせて2時にした。
日が昇るとさすがメキシコ、とても日差しが強い。まだ半日しかしていないのに、顔が薄っすらと赤くなっていたので午後からは日焼け対策をすることに。
お昼のメニュー
バスのフライ、フライドポテト、パイ生地でマメや野菜を包むもの(メキシコ料理だけれど名前を忘れてしまった…)、サラダ、デザート
基本的に朝食とお昼ご飯は毎日ほぼ一緒、けれどおいしい!
2時までMさんとIさんから体力持たないから昼寝をするようアドバイスをもらったけれど、僕らは全く疲れがなく、ロッジ周辺を散策。
定番のサボテンがあったり、ロバがいたり、牛がいたり、岩の上にトカゲが日光浴をしていたりと日本にいたらなかなかお目にかかれない光景だった。
この子はステーキにはならないらしいけど… |
ブタの大家族がいたり |
2時になり午後からの釣りがスタート。
シェードになった立ち木エリアをせめていく。日が昇ると食いが渋くなり、数もあまり釣れない。スピナベとテキサスを引いて4時までに15本程度。
サイズも伸びないのでガイドにどのルアーがおすすめか訊くとやはり黒のリザード。試しにグランデを釣って見てと竿を渡すと、一投目からヒット!しかもでかい!
あきらかに50後半はあろう魚だったがラインブレイク。ここで初めてガイドの上手さを実感した。
日がだいぶ傾いてきた4時半頃。そろそろいいかな、と思いPOP-MAXを投げるとぼこぼこ釣れる。しかもいいでかた。日本のバスも見習えといわんばかりだった。
45cmクラスのスクールがいて、そこへなげるとみんなで取り合い、ダブルヒットもしたけれど、暴れすぎてボート際で1匹に。。。
友人SもスピナベとジャイアントドッグXでで50近い良いサイズを立て続けに上げていた。
5時45分になり、本日の釣りは終了。
ボートランプに着くと、トレーラーが用意してあり、僕らを乗せたままボートは陸に上げられそのままロッジへ。ガイドにチップを払い、明日もよろしくと言って夕食をとった。
このサイズがトップに入れぐうからオモシロイ |
夕食のメニュー
メキシコ料理(春巻きみたいなもの)、サラダ、マッシュポテト、デザート
この日は年越しなので、食事の後みんなで花火を上げ、飾り付けしてあった風船を割ったりして海外の年越しを楽しんだ。
日本の年越しとは全然違い、ホントに年越しパーティという印象。けれど、さすがに明日も朝早いので9時半には終わり、それぞれの部屋へ戻った。
1月1日(火) 釣り二日目
新年明けましておめでとうございます。
いつものようにジェームズが起こしに来てくれ、みなさんに新年の挨拶。
今日も5時45分に出発。(ちなみに朝食は毎日ほぼ同じメニュー)
20分くらい走って、着いた最初のポイントは昨日より開けた、立ち木がそこそこあるシャロー。
この日も日が顔を出すまではバイトはあるものののらず、明るくなった頃からトップで釣れ始めた。
午前中は昨日とは全く違う雰囲気のポイントで、あまり立ち木の多くない小さなワンドをまわった。
ガイドのアドバイスはスピナベ。その指示に従うも、このとき既にトップ中毒に陥っており、数投してすぐにPOP-MAXにチェンジ。
友人SはジャイアントドッグXに換え、大きな岸際の立ち木横へ投入。すると水しぶきと共に5.5ポンド、55cmのいいサイズが上がった。
その直後、僕のPOP-MAXにも5.7ポンド、55cmのバスがダイナミックに食ってきた。
友人Sの5.5ポンド |
POP−MAXに食ってきた5.7ポンド |
その後僕はPOP-MAX、スピナベ、友人Sはテキサス、スピナベでながしていき午前は終了。数は30匹程度。
お昼のメニュー
昨日と一緒
シエスタの一時。MさんとIさんと |
ダムのガードマンも釣り好きらしい |
午後2時。昨日より明らかに日差しが強くなっている事を感じ、出発。
シェードになった立ち木のからむ10mくらいの大きなワンドへ。
昼までもトップに出るがあまりのらず、漸く1匹。その後テキサスを投げるも手返しが悪くスピナベへチェンジ。シェードと立ち木が絡むところはトップで流した。
夕方までは10本しか釣れず、昼間の厳しさを痛感。
夕方になるとやはりトップの反応がよく、POP-MAXで6.8ポンド、58cmをあげ。最後の一投で投げてダメだと思い回収中のPOP-MAXに7.1ポンド、58cm釣れこの日は終了した。
最後の一投の7.1ポンド |
風もほとんど吹かず、ほぼ毎日べた凪 |
晩御飯のメニュー
手作りハンバーガー、サラダ、デザート
この夜、ジェームズにグランデを釣るための秘訣を訊くと、ライトテキサスで黒の6インチリザード、3mくらいの立ち木エリアでリフトアンドフォールでの捕獲率が高いと聞き、明日これで勝負する事にした。
1月2日(水) 釣り三日目
最初二日間はまだまだ日数はあるし、楽しんで釣りをしようという気持ちだったが、さすがに明日で終わりと思うと、10ポンドをまだ釣っていないプレッシャーがじわじわと圧し掛かる。
今日は完全に10ポンド狙い、10ポンドを獲るために自分のスタイルをしまい、ガイドのアドバイス通りにすることにした。
朝一はやはりトップの指示。
友人Sはプロップダーター、僕はPOP-MAXでながしていく。何本か釣ったとき、友人Sが55cm、5.5ポンドを、その直後に僕が6.8ポンドをあげた。
更に友人Sがでかいのをかける。竿が今までに見たことないくらいに根元から曲がっている。
相当でかかったが、ランディング時にネットにルアーがひっかかり、魚だけがさよなら…
ガイドも9ポンドはあったと言う。痛恨のバラシにみんな揃って相当ブルーに。。
友人Sの5.5ポンド |
こんな子バスはプラグで永遠に釣れる… |
この日はガイドまかせにする予定だったけれど、どうしても自分達の考えのもとポイントを選びたかった。やりたかったのはシャローに隣接する岩盤エリア。
そういう感じの横を通るたびに日本語であそこをやりてーと話しているとガイドに伝わったのか、その様なポイントを選んでくれた。
僕らの予想は半分当たり、釣れるサイズは明らかに大きくなった。けれどどでかいのは釣れない。。
午前は40匹程度でシエスタに。
お昼のメニュー
パン、フライドチキン、サラダ、マッシュポテト、デザート
今日はIさんとMさんの最後の日で、お昼にはいつかの再会を胸にさよならをした。
今日は残すところ明日だけとなったので、昼食後すぐに出発する事に。
午後からもシャローに隣接する岩盤エリアを中心に回った。
夕方までは特にパっとする魚は現れず夕方を迎えた。
4時ごろになり、広大な5〜3mの立ち木群を僕はアマゾンペンシル、友人Sはスイムベイトを使用した。
スイムベイトにはすぐに反応がありいきなりいいサイズをかける。しかしこれも5.5ポンド。
アマゾンペンシルでも50アップを釣るも3ポンドオーバー。
だいぶ空が暗くなってきた頃に岩盤で形成されたワンドへ入る。
友人Sはいきなり5.3ポンドをプロップダーターで釣る。僕は何気なく反対岸の方へPOP-MAXを投げると何もないワンドのど真ん中でバイト。
最初はそんなにでかくないと思っていたけれど、あげてみると6.9ポンドのいいサイズで本日の釣りは終了。
あと一日。まだ手に出来ていない60アップ、10ポンドというプレッシャーが更に重くのしかかる。
二人同時に釣る事がよくある
日本じゃそうそうない |
スイムベイトの反応はよかった |
今夜の夕食は僕達だけになったので、ガイドの人たちも一緒にとった。
夕食のメニュー
ロブスター、エビフライ、えびのサラダ、デザート
夕食後、リビングのテープルのコメデーロの地図を見ながらジェームズに一年を通じたコメデーロの状況、現在の状況、グランデの動きを聞き、明日のプランを相談した。
ジェームズは明日の朝ガイドに今夜話し合ったプランを説明してくれるとの事。それを聞いて安心してこの日眠りに着いた。
夕食は毎晩お洒落でとてもおいしい料理 |
1月3日(木) 釣り四日目
いよいよ最終日。期待と不安を胸に出発!
今日は今は涸れている、コメデーロの主流の上流部からすることになった。
この日はリリーパッドもある今までにないとても新鮮なエリアだった。友人Sは得意のジグでどんどん釣る。しかしサイズが伸びない。
とにかく魚影は濃いエリア。テラピアのネットも多く、テラピアのスクールもあちこちにいる。しかもでかいのがボイルしている。
小さいのも多いけれど、でかいのも確実にいるエリと確信したとき、友人Sが6.8ポンド、58cmをしとめた!
それからは数釣りを楽しみ、こんなことしている場合じゃないと焦りつつついにお昼になってしまった。
ジグでしとめた6.8ポンド |
バスは生活の一部となっている |
この日持ち帰ったバスがどう処理されるか気になったので、ロッジに帰った後ガイドについていってみることに。
(ここでは40cmくらいのバスを7匹くらい持って帰り、次の日のお昼に自分達のおなかに入る事になる。)
ガイドは持ち帰ったバスをロッジの裏へ持っていき、見事なナイフさばきでバスをさばいていた!
頭を落とさず、尾ヒレから内蔵を傷つけることなくナイフを入れ、そのまま綺麗に皮をはいでいた。
頭と中骨と皮だけになったバスがバケツに入れられていくのがとても不思議な光景だった。
見事なナイフさばき |
頭と皮と内蔵だけになった薄っぺらいバス達 |
一時半、日が傾くまでは恐らく無理だろうと思いつつ午後の釣りスタート!
夕方まではテキサス、スピナベを中心に使用。 しかし数も釣れず15匹程度。
夕方になりここでのMVPルアーPOP-MAXにチェンジ! その直後友人Sがテキサスで6ポンドを釣る。
その後友人Sはビッグバドに、僕はPOP-MAXに願いを詰め込んで投げたが、結局サイズは伸びずに、長い様であっという間だった夢の4日間が終了した。
ロッジに帰るとアメリカの方が二人来ていた。彼らは一週間釣りをするという、なんとも羨ましい…
今夜は最後の日ということもあり、10ポンド獲れなくて残念パーティを開いてもらい、次回リベンジを約束した。
さよならを言った今回最後のバス |
必ずリベンジしに来る! |
晩御飯のメニュー
ステーキ、ジャガイモのグラタンみたいなもの、サラダ、デザート
1月4日(金) メキシコ出国日
今日は釣りもないので少し遅めの七時起床。
この時間なのに湖面に立っていないことがこの旅の終わりを実感させる。
9時になり、ドライバーが迎えに来て、お世話になったロッジのみんなに再会を約束し、さよならをした。
空港には12時に着き、搭乗手続きをし、ロビーへ。
すると先にコメデーロを後にしたMさんとIさんがいた。ロスまでの空路は同じだったみたい。
その後は飛行機の出発が少し遅れるも、無事出航し、サンホセロスカボスでもすんなり乗換えをしてロスに到着。
相変わらず工事をしていたので、入国審査出て左手側の大型荷物のエレベータ前で待ち、バズーカも無事回収しホテルへ向かった。
まとめ
今回のメインとなったルアー:POP−MAX、ジャイアントドッグX、プロップダーター、スピナベ
気付けばメガバスに偏った結果になったけれど、とにかく色々なプラグで釣れた。4日間を通じて釣った魚の8割はプラグ。
ワームは手返しが悪い上、2、3匹に1本でなくなるのでほとんど使わなかった。というよりプラグで釣るほうが面白くて…
サイズはピンキリだけれど、持っていったほぼ全部のプラグで釣る事は出来た。
プラグでも日本の賢いバスを怒らせて釣る動きをするもの、ビッグベイトやS字等の特殊な動きをするものは反応が良くなかったように思う。
カラーに関してはワームは黒、プラグはクランク等はチャート系、トップはナチュラルなメタリック系のカラーが良かった。POP−MAXはナチュラルではなかったけれど…
スピナベはチャートかホワイト。ブレードは日が昇るまではシルバー、昇った後はゴールド。
全体的に魚影はとても濃く、どこに行ってもサイズを選ばなければいくらでも釣れるといった感じ。
ラインは20ポンド以上ないと厳しかった。とにかく立ち木が多いけれど、その立ち木が乾いているので擦れるとすぐに痛んでしまいこのくらいの太さがないと安心できない。。
ガイドは全く英語も喋れなかったけれど、ジェスチャーで伝えたいことは伝えられるし、冗談も通じて楽しい釣りの時間をすごせて満足!
バスボートもたくさん |
釣れるワームは持っていくのを忘れても
ここで買える(日本と同じような価格) |
オーナーのデビー(右)とジェームズ(左) |
MVPルアー |
それから、今回僕達はバズーカを自作し、持って行ったのでこれから自作しようかなと思う人へ参考になればなと思います。
今回はバズーカを近くの釣具店まで買いに行ったところ、在庫がなく、入荷するころには出発に間に合わなかったので急遽手作りになってしまったのだけれど、
特に問題もなく、竿も折れる事もなかったので、簡単に作成法を紹介します。
バズーカを買うより安くつくので、費用をおさえたい方にはいいかなと思います。
用意するもの:
Φ100mmの水道管(一番長い竿の長さプラス20cmくらい) → 1500円
その水道管の蓋×2 → 500円/個
マジックテープ → 1000円
合計:3500円くらい
水道管の蓋がきついと思うので、パイプ側を少しやすりがけし、蓋が外れやすくする。
※マジックテープA(くっつく方)、B(くっつかれる方)で以下表現します。
蓋の側面、底面にテープBを貼り付ける。 パイプ側にもテープBをぐるり貼り付ける。
あとはテープAをパイプ側のテープBにくっつけ、そのまま蓋を押さえるようにし、パイプ側のテープBまで回してくれば梱包完了。
マジックテープがはずれるのが不安な方は僕らのようにクロスにすると何かの拍子にマジックテープが外れるということはまず起きません。
蓋の底面と側面にマジックテープをはる |
片方からだけはがせるようにする |
封状態 |
Φ100mmで竿8本余裕で入ります。
非常にわかりにくい説明になりましたが、何かのお役に立てれば幸いです。
最後に:
行く時期を考えれば相当安く行けるので、年数回少し遠出するような方ならぜひぜひ行くべきだと思います。
わからないこと、海外が初めて、等不安な事はたくさんあるかもしれませんが、それで立ち止まっているのなら、このサイトのかたに相談してみてはいかがでしょうか。
きっと想像以上の結果と、楽しさが待っています。
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:約150本
大物ベスト5の体重、体長(体重順でも体長順でもお好きに)、ルアー
1位:体重 7lb 1oz、 体長 58cm、 ルアー:POP-MAX
リグ: バイトした深さ: m
2位:体重 6lb 9oz、 体長 58cm、 ルアー:POP-MAX
リグ: バイトした深さ: m
3位:体重 6lb 8oz、 体長 cm、 ルアー:POP-MAX
リグ: バイトした深さ: m
4位:体重 6lb 8oz、 体長 cm、 ルアー:POP-MAX
リグ: バイトした深さ: m
5位:体重 5lb 5oz、 体長 cm、 ルアー:POP-MAX
リグ: バイトした深さ: m
50cm超の本数: 50アップはたくさんいて数えていません。本(うちロクマル 本)
7lb超の本数: 1本(8lb台 本、9lb台 本、10lb台 本)
同行者の本数:約150本
大物ベスト5の体重、体長(体重順でも体長順でもお好きに)、ルアー
1位:体重 6lb 8oz、 体長 58cm、 ルアー:スピナベ
リグ: バイトした深さ: 1m
2位:体重 6lb 1oz、 体長 cm、 ルアー:ラバージグ
リグ: バイトした深さ: 3m
3位:体重 5lb 5oz、 体長 55cm、 ルアー:スイムベイト
リグ: バイトした深さ: 1m
4位:体重 5lb 5oz、 体長 55cm、 ルアー:X-80
プロップダーター
リグ: バイトした深さ: m
5位:体重 5lb 5oz、 体長 cm、 ルアー:スピナベ
リグ: バイトした深さ: m
50cm超の本数:こちらも50アップはたくさんいて数えていません。本(うちロクマル 本)
7lb超の本数: 本(8lb台 本、9lb台 本、10lb台 本)
●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は何ですか?
ワンドの入り口の立ち木。スピナベかポッパー
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的だったと感じましたか?
小バスの釣れないところ、水通しのよいところ。ポッパー、スピナベ
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は何ですか?
日本のタフコンディションのバスに対して反応のいいルアー(IMA●ATSU、INS●IRE)
●あなたが選んだ今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 複数回答可)
POP-MAX(YIB?かグアニウム系)、プロップダーター(グアニウム系)、ジャイアントドッグX(グアニウム系)
[サイト管理者より補足]
シンガポール航空はサービスにも定評があり人気の航空会社です。ただ残念なことに日本からのロス行の便としてはロス到着が最も遅く(時期にもよるが正午前後)、メキシコのレイクまで同日着したい場合はなかなか選びづらい航空会社です。でも、レイクや日程によっては運良く午後に乗継便がある場合もありますから、そういう場合は利用してもいいでしょう。もちろんロスに1泊してからメキシコに向かう場合はどこの航空会社を使っても問題ありません(ぜひBASS
PRO SHOPに行きましょう)。
メキシコといっても山間のダムの冬の朝は10度くらいになりますし、日によってはそれ以下になることもあります。ただ気温が低いのは一般的に早朝だけで、陽が昇ると気温もどんどん上がっていきます(写真でおわかりのようにこの方も昼間は半袖になってます)。早朝にボートで湖上をぶっ飛ばしている時の寒さをやり過ごして風邪を引かないようにするのは非常に重要ですが、そのためにぶ厚い防寒着を持っていくのは荷物的に苦しいので私達は重ね着して一番上にウインドブレーカーを兼ねてレインウェア(もちろん上下必須)を着ることを勧めてます。
以前にも塩ビ管でロッドケースを自作してた方がいますが、今回この方はマジックテープをうまく使ってますね。「あ、なるほど」と納得。我々庶民にとってはこの方のような「自作」は十分検討する価値があると思います。建材屋やホームセンターが近くにある人は簡単に出来るでしょう。確かに市販のもののようにストッパーで長さを調節出来る便利さはありませんが、逆にストッパーという機構がないので力がかかっても絶対縮みませんからロッドの安全性は市販のものより高いのではないでしょうか。
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
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