海外釣行記　メキシコ、レイク・エルサルト

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★★ 釣行記や写真を頂き感謝！先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「エルサルト再び Wooooo !!」　[東京都・K.O様]
2008年2月　メキシコ、レイク・エルサルト

　2006年12月にこのサイトを通して初めてエルサルトに行き今回は2回目の挑戦です。
　今回もロッジの予約、航空券の手配、ロスでのホテルの予約を手配をして頂きました。ロッジの送金は自分でしましたが意外と簡単にできました(記載の仕方はAccess!海外バスフィッシングのスタッフに聞きましたが)。
　Access!海外バスフィッシングのスタッフの方々本当に有難うございました。

　2回目のメキシコ挑戦ということもありエルサルト以外の湖も検討しましたが、金銭的(1人の場合割高)な関係もありエルサルト(エルサルトロッジ)に落ち着きました。

【準備】
　12月の初旬よりこちらのスタッフとメールのやり取りを始め、2回目という事もありロッジの予約、航空券の予約発券まで12月中にすべて整いました。

【タックル】
ロッド
　メガバス　F5　1/2-68Xti
　メガバス　F4-65XDti
　メガバス　F4-64TX(グラスロッド)
　メガバス　F3-610(スピニング)
　Fish　Arrow　MC-67X
　シマノ　　7フィート

リール
　シマノ　アンタレスDC7
　シマノ　メタニウムMG
　シマノ　メタニウムXT
　ダイワ　TD-Ito　103M
　ダイワ　PIXY
　ダイワ　TD-イグニス2506C

ライン
　20lb・25lb・PE15lb(スピニング用)

【移動往路】
・自宅〜成田空港〜ロスアンゼルス空港
　今回バズーカーはJALABCサービス(空港宅配便)を利用し事前に発送。当日空港カウンターにて引取り、破損もなく一安心。
　大韓航空のカウンターにて荷物検査、特に中を開けられることはなく通過。預け荷物には最終地であるマサトラン(MZT)の札を付けてもらう。　
　機内では日本人の常務員が数名いるのでこちらも安心。
　機内にて入国カードをもらいますが復路(マサトラン〜ロス)の為に余分にもらうことも忘れずに。

　定刻にてロスアンゼルス到着、KE001便は早朝にロスに着くため入国審査のゲートは比較的すいている。15分ほどで入国ゲート通過、入国カードの半券をパスポートにホッチキスで留めてもらう。
　スーツケースを受け取りバズーカーはカウンターの一番はしにサーフボードとかと一緒に置いてありました。中を開けられた様子もなく無傷だったので一安心。
　税関も問題なく通過、税関を出て突き当たると左が出口、右が乗り継ぎ通路となっているので右へ(All　connecting　Flight)。道なりに歩いていくと再預入れカウンターがあるので荷物のタグを見せ『トランジット　メキシコ　マサトラン』と強くアピール、特に問題なく通過でき係りの人にデルタ航空はターミナル5へ行けと指示される。シャトルバスを使いターミナル5へ行こうと思い近くの案内係にたずねたら歩いていけと言われる(笑)。

乗り継ぎ通路

ターミナル5は右へ2つめ

　到着出口を出て右に歩いて行くとターミナル4がありその次がターミナル5、歩いて5分もかからなかった。デルタ空港のカウンターは2階にあるのでエスカレーターで2階へ。

・ロスアンゼルス空港〜マサトラン空港
　2階に上がりデルタ航空のカウンターは大きく3つに分かれている。エコノミーは一番右の青い看板が立っているところに並び手続きをする。ここで入国カードの半券はチケットにホチキスされる(搭乗時に回収される)。
　定刻どおりロサンゼルスを出発、機内座席は1列+2列の計3列の小さい飛行機だった。日本国内でもこんな小さな飛行機には乗ったことがなかったので少し不安だったが2時間ちょっとのフライトなので我慢。

デルタカウンター

デルタ機

・マサトラン〜ロッジ
　メキシコ入国はスムースに、荷物(バズーカ)も開けられた様子もなく無事に手元に。
　到着ロビーを出るとロベルトが自分の名前の書いてある紙を持っていてがっちりと握手、約1年ぶりの再会だ！！　
　運転手が顔見知りのロベルトで安心したのか車を走り出してすぐに暴睡、あっという間にロッジ到着。　
　ロッジに着くと定番のウェルカムマルガリータをロベルトが持ってきてくれ一日のスケジュールとチップの説明をしてくれた。

　一日のスケジュールはこんな感じ。

 　5:00　　起床(スタッフが起こしてくれる)
　 5:15　　朝食
　 6:00　　湖へ向け出発
　 6:10　　釣り開始
　11:50　午前釣り終了
　12:00　ロッジに戻りランチ
　13:30　午後釣り開始
　18:20　釣り終了
　18:40　夕食

　夕食のため食堂に行くと日本から来ていたTさんMさんがいたので早速湖の状況とヒットルアーを聞く。英語がほとんど話せない自分にとっては生の情報は本当に助かった。状況もいいようだし明日からの釣行に期待大だ。


【釣行】
・1日目
　ロッジから湖までは車で5分ほど、湖に着くと今回のガイドであるポンシアーノが待っててくれました。
　早速ボートにタックル等を積んで出発、ここで本日最終日のTさんMさんとはお別れ(短い期間でしたけどいろいろお話できて楽しかったです)。
　
　ポンシアーノが最初に向かったのはシャローワンドエリア、エンジンを止めポッパーかバズベイトの指示。
　早速バズベイトで数投するが反応がないのでPOP-MAXにチェンジ、2投目でいきなりボコッと出た！！ なかなかの引き、そしてジャンプ。ポンシアーノがネットを探すが『ノーネット！！』ネットを積み忘れたらしい(笑)。慎重にやりとりしてなんとかハンドランディング。初フッィシュが55cm6.3lb幸先がいいぞと気合が入る。
　その後もトップで1匹センコーで数匹釣るもチキータばかり。
　このワンドで釣っている間にロッジのスタッフがネットを持ってきてくれた。前回来た時にはなかったが、ガイドはみんなトランシーバーを持っていてスタッフや他のガイドと情報をやり取りしているようだった。

55cm 6.3lb

ポンシアーノ

　陽ものぼり始めたので移動、次に向かったのは3mの立ち木群。ポンシアーノの指示通りスピナベイトで攻める、数投ごとにコンスタントに40cm後半の良形が釣れる。
　ポイントを変え指示通りキャロライナ(リザード)、クランク、テキサス(リザード)とチェンジするが、どこに行ってもコンスタントに釣れる。午前を終了して33匹なかなかいい感じだ。

　午後からはテキサスで6〜7mをスローに攻める。ポツポツと釣れるがチキータばかりだ。センコーノーシンカーにチェンジするがチキータがすぐに食ってきてしまう。
　夕方朝一のシャローワンドに行くも風が強くてTOPが使えずスピナベイトで数匹釣って本日は終了計49匹。

バレンタインケーキ

・2日目
　本日からロッジも満室になりボートランプもごったがえしている。朝一前日のシャローワンドに行くも、すでに先行者が(同じロッジのボート)。頭を抱えるポンシアーノ・・・。とりあえず投げてみるがポッパーで1匹釣れたのみ、先行者が撃った後では厳しいだろう。
　移動し始めるとあちこちで漁師さんがネットを・・・、今日からテラピアネット投入(ついてない)。
　前日の立ち木群を攻めるもいまいち、挙句の果てはエンジントラブルもありリズムが悪い・・・午前終了して10匹。

　午後からはボートを変えてスタート。

立ち木群

午後以降のボート

　ワンドを中心に攻める、ここで初めてラトルトラップ(バイブレーション)の指示が。ラトルトラップは前回の釣行でもかなり釣れたので少し多めに用意していった。ブザービーターのサイレントタイプ(反射板入り)を選ぶ。これがコンスタントに釣れる。エルサルトでのラトルトラップは高速巻きが基本なのでかなり疲れるのでギア比の高いリールで使用した方がいいかも。

　夕方シャローワンドにてラトルトラップで爆釣、56cm6lb、55cm5lb、40cm後半が立て続けに釣れた。

爆釣エリアにて

56cm 6lb

　ラトルトラップに食ってくるバスはやる気のあるやつばかりなので引きも半端じゃない。2日目にして腕はぱんぱんだ。
　本日合計40匹。


・3日目(最終日)
　今日もロッジは満室、昨日のこともあり一番にボートを出す。
　例のシャローワンドに行くのかと思いきや何故か岩盤エリアに。しかしこのエリアボートがよく通るわきにあるので引き波がすごくてとても釣りにならない。ポンシアーノにTOPでできるところに移動してくれと頼む。
　移動してやってきたところは昨日の夕方爆釣したワンドだった。POP-MAXで攻めるも不発。するとポンシアーノがタックルBOXの中からこれを使ってみろとペンシルベイト(ギガンテス)を取り出した。
　早速付け替えて1投目に54cm6lbが出た。GJポンシアーノ。その後ラトルラトルトラップに変えて52cm5ポンドも。なかなかいいワンドだ。

54cm 6lb

　この日もラトルトラップ中心にかなり釣れた、しかし60cm10lbオバーが・・・。
　18時になり時間的にも最後のポイントポンシアーノが移動した先は岩盤の先端、そして着くなりポッパーの指示。
　POP-MAXを投げボコ、ボコ、とねちねち攻めるすると『ガボッ！！』出た！しかもでかい。ポンシアーノが始めて『グランデ！』と叫んでネットを用意。そして出てきたのは60cm7.3lb今回の最大魚だった。

60cm 7.3lb

　その後同じポイントで40cm、30cmがトップで釣れた。以前10lbがトップで釣れた1級ポイントだったみたい。

　初の60cmに大満足で感無量だったがポンシアーノは『モアグランデ』と言って最後の最後真っ暗になるまで粘ってくれた。ムーチョグラシアスポンシアーノ。
　本日合計44匹。


【移動復路】
・ロッジ〜マサトラン
　3目目釣り終了後、夕食を済ませた後アメリカ人グループ4人と一番近い町にあるJRホテルへ移動。実はダブルブッキングしていたらしく3日目の朝スィギスより何とかならないかと頼まれ、次の日は釣りもなく移動のみなので快く承諾。

JRホテル

　翌朝8時にスィギスがホテルまで迎えにきてくれていったんロッジに戻り遅い朝食。ロッジに向かう途中、空港へは午前釣りをしているグループと一緒に送って行ってくれると説明される。
　そしてスィギスが『午前中ひまだからハンティングでもしないか？』。 ハンティングって銃で撃つハンティングなのかと聞いたら、『そうだ』と。
　面白そうなので連れて行ってもらったらこれが本物の散弾銃とか(笑)。基本的は操作方法を教わり、そしたら『鳥を撃ってみろと』。無我夢中で撃って3羽撃ち落してきました。まさかこんな経験するとは思わなかった。

ハンター	お世話になったロッジの中庭

　その後アメリカ人2人と空港までまで送ってもらう。

・マサトラン〜ロスアンゼルス
　マサトラン空港での荷物チェックはスーツケースを開けられ中を調べられるが問題なし。40分遅れで出発しロス到着。荷物を受け取り、税関を抜け到着ロビーへ。
　到着ロビーを出て右方向に案内板があるのでホテルを選びそこから宿泊先のハーワードジョンソンホテルを選び電話。デルタ空港のターミナル5にいることを伝える。

マサトラン上空

到着ロビーのホテル案内パネル

　到着出口を出て右方向にへ行くと「HOTEL & Courtesy Shuttles」と書かれた赤い看板があるのでそこで待ちます。いろいろなホテルのシャトルバスがくるので注意が必要かも。
　20分くらいしハワードジョンソンのシャトルバスがやってきたので乗車しホテルへ。


【ロス観光】　
　アナハイムまでバス、電車を乗り継いで行ってきました。
　アメリカンプロレスWWE『RAW』を観戦してきました。アナハイムにはディズニーランドやメジャーリーグのアナハイムエンジェルスもあるのでせっかくロスで乗り継ぎするなら1日観光するのもいいかも。

エンジェルスタジアム

WWE観戦

【最後に】
　今回は3日しか釣りの日程が取れませんでしたがガイドにも恵まれ大満足の釣行でした。
　2年前までは「メキシコなんて夢のまた夢」と思っていましたが、このサイトを通じでこうして2回もメキシコに来て釣りをしています。決して夢じゃないんです。これを読んでいるみなさん、興味があったらこちらのサイトに相談してみてはどうでしょうか。

　Access!海外バスフィッシングのスタッフのみなさんありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。



［以下アンケートより抜粋］

●釣果はどうでしたか？（わかる範囲、概算でも構いません）

 　あなたの本数：133本
 　　大物ベスト5の体重、体長（体重順でも体長順でもお好きに）、ルアー
 　　　1位：体重　7lb　3oz、　体長　60cm、　ルアー：POP-MAX
 　　　　リグ：ポッパー　　　　　　　　　バイトした深さ：　2〜3m
 　　　2位：体重　6lb　3oz、　体長　55cm、　ルアー：POP-MAX
 　　　　リグ：ポッパー　　　　　　　　　バイトした深さ：　1〜2m
 　　　3位：体重　6lb　0oz、　体長　56cm、　ルアー：ブザービーター
 　　　　リグ：ラトルトラップ　　　　　　　　　バイトした深さ：1〜2m
 　　　4位：体重　6lb　0oz、　体長　54cm、　ルアー：ギガンテス
 　　　　リグ：ペンシル　　　　　　　　　バイトした深さ：1〜2m
 　　　5位：体重　5lb　0oz、　体長　55cm、　ルアー：ブザービーター
 　　　　リグ：ラトルトラップ　　　　　　　　　バイトした深さ：1〜2　m
 　　50cm超の本数：　6本（うちロクマル　1本）
 　　7lb超の本数：　1本（8lb台　　本、9lb台　　本、10lb台　　本）

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は何ですか？
・1〜3ｍのシャロー、朝のTOPの反応は良かった
・ラトルトラップ、スピナーベイト、キャロライナー、センコーノーシンカー

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的だったと感じましたか？
・シャローでのＴＯＰまたはラトルトラップ

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は何ですか？
・ビックベイトには反応なし

●あなたが選んだ今回のベストルアーは？（名前/大きさ/重さ/色　複数回答可）
・POP-MAX(マットタイガー)
・ブザービーター(サイレントタイプ、反射板の入ったやつ)
・マグナムリザード8ｉｎ(メロンウォーター)
・センコー５ｉｎ(メロンウォーター)



［サイト管理者より補足］
この方の前回のメキシコ釣行は「初挑戦、1人、英語が苦手」ということで最初はかなり不安な様子でしたけど、いろいろ細かくアドバイスをしていくうちにだんだん不安も解け、特に問題もなくあっさりと1人で釣行して帰って来ました。「メキシコ釣行は意外と簡単」というのは、今回もまた1人での釣行でなおかつロスの観光までしてくる余裕さえあるということが物語ってますね。1度行けばこの方のようにリピーターになっちゃうくらいすばらしいメキシコ釣行。「メキシコなんて俺には・・・」なんて漠然と躊躇してるのは本当にもったいないことですよ。

このロッジは元々他のロッジより安いですが今回読者特割でさらに安かったし航空券もかなり安いものを見つけられたので、1人での釣行にもかかわらず費用を非常に安く抑えることが出来ました。必要ならロッジの予約も航空券探しも私達がサポートしますから、皆さんもメキシコにぜひ行ってみて下さい。

この方はプロレスファンで観戦は前回からの懸案だったんですが今回実現して良かったです。
それにしてもメキシコでハンティングが出来たのはなかなか貴重ですね。射撃場ならまだしも、ショットガンを獲物に向けてぶっ放す機会って日本じゃ普通ありませんからね（笑）。


現実にこんなのを狙えるレイク！ 日本では出来ない釣りにチャレンジ！　※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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今回の釣行記もぜひ参考に。 「役立つサイト」目指してます！　→今日のバスサイトランキング

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