海外バス釣りツアーを格安簡単に実現! - Access!海外バスフィッシング

本物見たことある?ガチでこのデカさ!各種画面サイズ対応
日本初!実際に行った釣行者の釣果統計データ
経験者だから語れる「なぜそこか」「そこに行く価値」

最新トピック
日本最多の海外バス釣り釣行記集
疑問点の答えと解説。モヤモヤがスッキリ解消!
困ったら相談しちゃおう!経験者に聞くのが一番の早道!ご意見ご要望もどうぞ
ツアーよりずっと格安!あなたも出来ちゃう個人手配
計画・予約・釣行の流れと注意点
海外での釣りで心がけること、注意点
海外釣行に必要なもの、用意すべきもの
空港のある都市・そこから行く釣り場
フィッシングガイド・フィッシングロッジ一覧
よく使う英語の単語とフレーズ
海外釣行関連の電話帳とリンク。日本の釣りサイトへのリンク


サイトマップ

トップページ


 
 
海外釣行記 2005年10月 メキシコ、レイク・エルサルト
トップ > 釣行記・お便り > 2005年10月 メキシコ、レイク・エルサルト

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「夢のフィールドでの幸せ」 [神奈川県・キムラ様]
2005年10月 メキシコ、レイク・エルサルト

今回も、またまた「Access!海外バスフィッシング」のスタッフの方々にお世話になる事になりました。本当にありがとうございます。
今回は初の単独釣行となり当初は若干の不安はありましたが楽観的な性格の私なので気になりませんでした。

「喰えない魚をなんでわざわざメキシコまで」、「今年3回目??はぁ!?」という感じで周辺の方々の私を見る目は白い(汗。
「今年3回目か…なんだか有り難味が薄れちゃうな…キャンセルできたらするのに…。航空チケットは格安航空券なのでキャンセルできないし取り合えず行ってみるか…。行けるうちに行っておかないとな…。」
最初はそんな感じでしたが出発日が近づくにつれてテンションが上がってくる。

釣行日程  10月5日〜10月13日(釣り5日半)
湖、ロッジ  エルサルト(パパロタ ロッジ)
航空会社  大韓航空、アラスカ航空
ホテル(ロス)  ハワードジョンソンホテル 


出発日10月5日


アラスカ航空

メキシコのツーリストカード

事務所

壁にプラグ、右下がワーム

12時過ぎに成田空港に到着し宅配業者に運んでもらった荷物を取りに行く。
そこで早くもトラブル発生。搭乗手続を済ませている途中でロッドケースの蓋が割れていることに気付き、宅配業者にクレームを言いに行った。帰国後に補償してもらうことになったが、荷物引渡しの際に何も言われなかったので少し不愉快になった。

なんとか無事に搭乗手続き、出国手続きを済ませ大韓航空KE 001便で定刻から20分ほど遅れて15時に成田を発つ。
ロスまで9時間近くのフライトとなるが3回目となれば機内での過ごし方は慣れたもの。約8時間半のフライトで8:40にロサンゼルス空港に到着。今回も入国審査に問題なくスムーズに通過。乗り継ぎ便への荷物の再預け入れもスンナリ受け入れてくれた。

次に乗り継ぎ便のアラスカ航空のカウンターのある3ターミナルビルで搭乗手続きを済ませる。この3ターミナルはロサンゼルス到着ターミナルの出口を出て左に100mほど歩くところにあるから楽である。しかしマサトランへの同日着の便はアラスカ航空のみになったらしいので今後の値上がり…というか格安チケットの値段に影響しそうで、その辺は残念である。
定刻から20分ほど遅れて11:40頃にアラスカ航空AS210便で出発。そこから約2時間のフライトでマサトラン空港に15時20分ごろに到着する。今回は入国審査が3ゲートあった(係官が3人いた)ので1時間以上掛かるまでは混雑しなかった。

ゲートを出ると私の名前を書いてあるメモを持ったドライバー(名前は失念)を発見し合流する。少し油断してる隙にポーターが勝手に荷物を運んでいる。チップが欲しいのである。車まで荷物を運んでもらいチップを1ドルだけ払ったところ、なにやらブツブツ言いながら戻って行った。思っていたより少ないんであろうが勝手に運んだんだから当然だろ(プッ)って思った(笑。

途中パパロタロッジの事務所に寄った。中にいたのは予約マネージャーのハビエル
。事務所にはルアーも置いてあったが、プラグ(新品らしき物はない)やリ
ザード、センコー等のワームのパッケージが少しあった程度だった。「せっかくだ
から何か買おうかな…」ということで、チャートカラーのセンコーと勧められた
マーカー塗料を買おうと思い値段を聞くと「お金は要らない」といわれて結局タダ
でもらってしまった。丁寧に御礼を言っておいた。また、そこで私のライセンス
(入漁券)もドライバーに渡された。
事務所を後にし空港から2時間ほどでロッジに到着しスタッフの歓迎を受けシヌエが私の部屋にマルガリータを持ってきた。しばらくすると部屋にマネージャーのスィギスも訪れオーバーゼスチャーで歓迎(笑。筆談で簡単なスケジュール等の確認をした。私の少し後にアメリカ人が10人どの団体で来ていた。明日からまた長い釣行が始まる。今回は力まずにノンビリ釣りを楽しもうと思った。

今回の私のテーマはノンビリと自然に…。

タックルは前回の釣行以降に購入したものがほとんどであった。
ロッド
  バスワンXT1552−2
  テムジン アマゾンフリップバリスタ74XXXH
  テムジン アマゾンフリップ70XH
  テムジン スタリオン68MH
  ロードランナーVOICE660H
  テムジン コブラ65M
  テムジン スティード66M
リール
  コンクエスト250DC(22lb)、コンクエスト200DC(22lb)、
  メタニウムXT(25lb)、メタニウムmg(22lb)、アンタレスAR(16lb)
  アンタレス5(16lb) ※ラインは全てナイロン


釣り1日目


51cm
(センコー4 ウォーターM/レモン)

6時に起床し朝食を済ませボートランプに7時前に到着。
ガイドは、やはり前回と同じポンシアーノで再会の握手を交わす。
今回は、とりあえずルアー選択、エリア等に関して指示に従うことにした。
(前回も別に反抗していたわけではないが笑)
早朝は、やっぱりトップと行きたい。しかしPOP−MAX、ZERO−ONEバズ、ザラスプークを投げるが反応が全く無い! 前回もトップの反応は芳しくなかったのだが、「朝一なんだから一回ぐらい反応があっても良いのに…」と思いながらリザード、センコーのテキサスで、シンカーは1/2と3/8をセット、センコーは1/4。場所を3回ほど変えて、立ち木周りをフリッピングで誘うと直ぐ喰ってきてファーストフィッシュが釣れた。いきなり50UPのバスである。さすがエルサルトだ。

その後は水中に立ち木が沈んでいるエリアでずる引きし「チョンチョン、スゥー、ポーズ」のテンポで誘う釣りで50UPと40p前半の2匹を釣る。しかし、もう11時である。
「メキシコでこんな数か…まずいな」と思っていた(汗。そして、まだ魚を一度も掛けていないタックルを使いたくなり、スタリオン+200DCにリザード6インチテキサスで探る。11時過ぎ頃だったと思う。「あー、また根掛り…」と思った次の瞬間強烈な生命反応が! えらく重い引きである。それほど暴れていないがドラグからラインが出て、なかなか寄ってこない。何とかボート近くまで寄せて魚が見えた…「ナンジャこのアタマ!これメチャクチャデカイぞ!」直ぐにポンシアーノがランディングネットですくってくれたが入りきらない。そのままボートデッキに上げた。
紛れも無く「人生最大魚」である。体長を測ると67p。秤にかけると11lbジャストだった。少し痩せていたのでこんなものだったがプリスポーンだったら13lbぐらいはあるバスであろう。初日にまさかの10lbオーバーを釣ってしまった。「どうせ釣れるなら最終日近くに釣れたら、もっと嬉しかったのに…」と贅沢でバチアタリなことを思っていた(笑。


67cm 11lb(リザード6インチ グリーンパンプキン)

午前はその後、45p、37pが釣れただけだった。

午後は3時過ぎ頃から始めるが相変わらず喰いが悪く、4時ごろまで42〜45pが3匹釣れただけであったが突然スコールのような豪雨。レインウエアはロッジに置いてあったのでズブ濡れ状態になり岸に上がって雨宿りをする。他の多くのアングラーもレインウエアを積んでいないようで雨宿りをしていたが一向に止む気配は無いので今日は早めに切り上げ5時半にはロッジにいた。

今日の釣果
51p、52p、42p、67p、45p、37p、42p、43p
計8匹


2日目


58cm 8lb
(リザード6 グリーンパンプキン)



ほぼ満水のエルサルト

今日は自然と早めに目が覚めて5時に起きてしまっていた。外に出て、まだ真っ暗な空を見ると星は出ていない。「今日も雨か…」と覚悟する。当然レインウエアを持っていった。ボートランプには7時に到着し、「今日もシャローをトップから探ろう…」と思っていたが、ポンシアーノはいきなり「リザード」と言う。今日は早めの勝負か。シャローでリザードのテキサスで45cmを釣り早々にディープエリアに移動。
1/2ozテキサスのリザードを投げると、しばらくして明確なバイト。あわせを入れる。「ん!? 結構強烈な引きだな。」 アマゾンフリップが弓なりになっている。グランデかもと期待。魚体はまだ見えないがボート下まで寄せると強烈な抵抗を見せドラグからラインが出てガイドを擦り付けながらロッドはビュービューと音をたてている。たまらない瞬間である。ナイスファイトを見せてくれたバスは58cmの8lb。もちろん私にとっては充分な大きさではあるが大きさの割にはかなりエキサイトな1匹だった。というか、昨日の67pを除けば重さでは以前と比べたら最大魚。

今日は午前中から雨が降ったり止んだりといった天気だった。午後は沈黙でチキータ3匹。ボートランプに戻ると今日もアメリカ人客たちがグビグビ缶ビールを飲んでいる。私を見つけると退役軍人のようなオヤジが今日も「ノメノメ」とビールを私に差し出す(笑。「俺は1フィッシュで1本飲むんだぞ!」と自慢なのかなんなのか分からないが言っていた(笑。

今日の釣果
45p、58p、42p、35p、52p、49p、40p、32p、42p、40p
計10匹


3日目

今日は7時半から始める。ん?ガイドのポンシアーノがフェンウイックのロッドを持っている。なるほど…数が出ないから魚を探してくれるようだ。
しかしポンシアーノも釣れない。午前中は45cm〜28cmの小バスが3匹釣れただけでどんどん渋くなっている。前回の釣行では反応の良かったストームのスイムベイトでディープを探るが41pが1匹釣れただけだった。
「10lbオーバーが釣れたのは良いけどメキシコで、この数じゃ…。」

午後は3時半から始めるが風が強く湖上も荒れている。雨も降ったり止んだりしてハッキリしない天気である。
何度か移動し同じロッジのアメリカ人のボートもいるエリアに入った。それまでセンコー、リザードメインのローテーションだったので、まだ使っていなかった5インチのパワーホグを投げる。すると即バイトがあった。デカイ!強烈な引きである。ロードランナーVOICE660HがUの字を描く。10lbクラスか!?
近くにいるアメリカ人客もこっちを見て騒いでいる。更に締めていたドラグから強烈な力でガイドにラインを擦り付けドラグから出てゆくビュービューといった感じの音が鳴る。私の体内ではかなりのアドレナリンが分泌されていたと思う。
しばらく格闘し無事ネットに収まった。体長こそ60cmだが形が良く9.5lbだった。


60cm 9.5lb(パワーホグ5 パンプキンシード)

やはり気になるようで隣のボートが「何ポンドだ?」と聞いてきたので「ナインハーフポンド」と伝えると「イイナア、ヤッテラレナイゼ(笑」って感じで即エリアを移動していった。
「数は出てないけどこれで十分だなぁ、3日間の日程でも良かったなぁ」と思った。
その後は40cm台が4匹釣れただけで渋いのは変わらず。

今日の釣果
45p、41p、28p、60p、42p、45p、49p、41p、
計8匹


4日目


53cm 5.5lb
(エスドライブ ビックバイトチャート)


きれいな虹

今日はスィギスが朝のスタートから同乗。ボートランプの右側のエリアを試しにトップで探ろうというのだ。スィギスにはタックルとザラを渡し、私はPOP−MAXで探った。スィギスのザラには出ず、私のPOP−MAXには2回出て2バラシだった。トップに出る魚は、まだバイトが浅いしサイズも小さいと感じた。するとスィギスが「ポッパーはこう使うんだ」と実演してみせた。「いや…分かってる。分かってるけどこのポッパーはネチネチと…」と言おうかと思ったが釣らせたい一心で言っているので「OKOK!センキュー!」と感謝した。
そしてスィギスは30分ほどで降り、通常のポンシアーノとの2人で別のシャローエリアに移動。これで釣ったことないけどエスドライブ投げてみよっか。水質は前回よりかなりマッディーなのでビックバイトチャートカラーを投げてみると1投目から喰ってきた!。合わせを入れるとポンシアーノは「フィッシュ!?」「グランデ?」と聞いてきたが私は「フィッシュ!」「ん〜NO〜、いや、分からないなぁ」とゼスチャーで会話する。結局、ネットでランディングしてもらったバスは53p5.5lbのきれいな魚だった。この魚も嬉しい。釣れてなかったルアーで釣れると嬉しいものだ。しかも日本でこれくらいのが釣れたら絶叫するサイズである(笑。
しばらくするとまた雨が降ってきた。まさかメキシコでこんなに雨に遭うとは思っていなかった。よくわからないが雨季なのか?と思ったぐらい。貯水率は95%でほぼ満水、水もマッディー。そういえばロッジのレストランのテレビを見てると豪雨での災害のニュースも見かける。
午前中は今日も3匹だった。

ボートランプに戻ると若いアメリカ人客が私のタックルに興味津々の様子で「テ・ム・ジ・ン!?バスプロショップでは見ないな…」と言い、ポンシアーノが「これで良いサイズが釣れた」とばかりにエスドライブを投げて動きを見せた。アメリカ人は「おー」「うんうん」と反応。そして私も記念撮影に混じって3台のカメラで替わる代わる撮影。彼等の釣りは今日が最後らしい。残念なことに私のカメラでは撮らなかった。

午後はワームのサイズをダウンし4インチのセンコーでシャローを探ったが釣れるのは小バスのみ。ポンシアーノはグランデ狙いから少し数を釣らせようとしたのかもしれない。しかしトップへの反応が良くはなっていて本気に食いに来るバイトは少ないが出ることは出る。着水と同時に30cm横で出たり、デカダンスを垂直に50p飛ばしたりしている。私は「そこじゃねーだろ(笑」、「何やってんだよ(笑」てな感じで楽しめた。ポンシアーノもトップへの様々な反応を見て笑っていた。しかし午後は40UPが1匹で38p〜今回最小の28pまでの6匹であった。

今日の釣果
53p、52p、35p、40p、35p、37p、28p、35p、38p
計9匹


5日目


53cm 6lb
デカダンストーイ(チャート系)

51cm
(リザード5 グリーンパンプキン)

48cm
デカダンストーイ(チャート系)

50cm
デカダンストーイ(チャート系)

今朝は団体で来ているアメリカ人が帰っていった。やはり平均して貧果だった様子でイマイチ元気が無かった。偏見かもしれないがアメリカ人は釣れてると、はしゃいでいるので分かりやすい(笑。大きさでは10lb…1本、9・5lb…2本、9lb…1本が釣れていた。これでパパロタでの客は私一人になった。
今日も雨が降ったり止んだりするハッキリしない天気だ。数も釣れてはいないが自然が相手なので仕方が無いとは思っている。ただ、まだトップで釣っていないことにフラストレーションを感じていた。昨日から反応は良くなっているがバイトとバラシだけ。しかし朝一で45cmだがやっとトップで釣ることができた。その後はリザード等で51p、35pを釣っただけだった。

ボートランプに戻ると迎えの車がまだ来ていなかったのでデカダンストーイで陸釣りを始めたところ、3投目で出た。うわっ!デカイぞこれは!。ドラグからラインが出て、なかなか寄ってこない。ロッドはUの字を描いている。グランデ確定である。ポンシアーノが慌ててボートからネットを持ってきてランディングしようとしていた。なかなか寄ってこないので私は岸から後退りしながら岸に寄せ、あと2mのところまで寄せた…すると横からトロロという若いウオッチマン(?)が手でラインを持ち引っ張った…その瞬間ラインブレークしてしまった。
私は呆れた…そして次に怒りがこみ上げてきた。私は彼とは目をあわせられない。彼は悪気があってやったことではないのは分かっているが、この遣り切れない無念さを呑み込むには時間が掛かった。デカダンスもロストしてしまったわけだし…。
しばらくしてロッジからシヌエが迎えに来た。ポンシアーノはシヌエにゼスチャー付で事の成り行きを説明している。シヌエは「そっかー…残念だったね…でも午後頑張ればイイさ!」と励ましてくれた。私は意気消沈してロッジに戻った。

午後は3時半から始める。ボートに乗り込むとさっきグランデに持って行かれたデカダンスが置いてあった。ポンシアーノが湖上を指差して「あそこに浮かんでいたんだよ」と言っていた。そんなわけで私はルアーも見つけてくれたことだし逃がした魚にとらわれていても良いことはないと思い気分を切り替えることにした。
出ることは出るし、もうシャローでのトップウオーターを楽しもう。ポンシアーノも反応の良さは目の当たりにしてるし私がトップで釣りたいのを感じているようでシャローをまわってくれた。(※注 言えばちゃんと好きなエリアに行ってくれます)。しかし切り替えた…とはいえ正直言い、さっきの出来事を少し引きずっている自分であった。気を取り直しデカダンスを結びキャストを繰り返すとバイト!。さっきのより小さいが結構なサイズだろう。良いファイトを見せ上がってきたバスは53p6lbのきれいな魚だった。そこからはデカダンスのみ。最大は、その53pで数こそ5匹だったがもうひとつの念願だったトップウォーターゲームを楽しめた。

今日の釣果
45p、35p、51p、53p、48p、35p、37p、50p
計8匹


6日目(AM11時まで)

今日が最終日。「もう終わりかぁ…」あと数時間で夢のステージともお別れである。
11時にはボートランプに着いていなければならない。スィギスは午前中にマサトランに行ってしまうとのことで、ロッジで別れの挨拶を交わす。7時半から始め、最初のポイントに着いたところで私の忘れ物である帽子をトロロが申し訳なさそうに届けてくれた。ポンシアーノはゼスチャー付きで「グランデを逃がしたトロロが忘れ物を届けに来たよ」と言っている(笑。本当に申し訳なさそうな様子で私は笑顔でお礼を伝え、心の中で「気を遣わしてゴメンね…」と謝った。
そして釣りを始めると今日もデカダンスの独壇場。サイズこそ小さいが立て続けに4匹釣る。そしてトップへの反応が鈍くなってきたので最後に3日目に9.5lbが釣れたエリアに行きリザード、パワーホグで52cm、30cmを釣る。残された時間はもうほんの僅かなので最後にもう一回岸際にデカダンスを投げると即バイトがあり45cmが釣れた。結局この魚が最後の魚になり終了した。
ボートランプに戻り迎えの車を待つが、なかなか来ない。後から聞いたら当番はトロロだったという。来辛いのであろう。私はポンシアーノにロッジまで送ってもらい彼等と別れ、ドライバーにマサトラン空港まで送ってもらった。

今日の釣果
43p、37p、44p、42p、52p、30p、45p
計7匹


釣りのまとめ

今回はハードルアーで釣るというこだわりはなかった。ソフトルアーで釣ることの楽しみと奥深さを琵琶湖のヘビキャロで少しは知ったせいである。結果論ではあるが、ソフトルアーで11lbや9.5lb等も釣れたわけでハードルアーを投げ倒していたら今回の活性から推測すると散々たる有様だったろう。また画像にもあるワームをチャートに染めるペイント塗料も今回のようなマッディ状態で、とても効果的に思えた。後半のトップウオータゲームも、かなり楽しかった。


右がマーカー塗料とテールを染めたワーム

釣れた本数だけ見れば「超」が付くほどの貧果で一匹一匹が記憶に残ってしまうような数である。今回初めて日本野鳥の会御用達のカウンターを持って行ったが、結果からいえば要らなかった(苦笑。しかし朝、日中、夕方と満遍なく釣れて飽きることなく、かつ緊張感が途切れることなく釣りに集中でき、10lbオーバーも釣れて私は十分満足している。


ルーバ

また、私は釣行の際、根掛りルアー回収器を必ず持って行くが今回も活躍してくれた。私の使用している物は「ルーバ」というもので糸を伝ってルアー先端のスナップを溝に引っ掛けて回収するものであるが、テキサスリグでもかなり効果的であるので持っている方は是非携行されることをお勧めする。そのお陰でロストしたリグは6日間で2セットのみである。
このことは無数の立ち木が点在するエルサルトで釣りをされたことがある方なら驚くかもしれない。ガイドに回収を任せると、なんのためらいも無く手元で切ってしまうので、根掛りはほとんど自分で外した。貧乏くさいと言ってしまえばそれまでだが、ワームだからといってもタングステンシンカーは高いしフックも通常日本で使っているものより大きいので高い。それに大事なフィールドを少しでも悪化させない意味でも回収できないよりは回収できた方が良い。私はそう思う。

次はいつ行けるか分からないが、私はまた必ずメキシコに帰ってくる!グランデ君、待っていてね!(笑。
(※50p以下は計った魚もありますが大体の魚が目検討の数値です。)


マサトラン空港からロスアンゼルス、そして日本へ


吉野家の牛丼

アラスカ航空AS283便で定刻16時15分より20分ほど送れて16時35分に出発。ウインドウサイドを見ながら「もうメキシコともお別れなんだな…」と郷愁(?)にふける。18時半にロスアンゼルス空港に到着。そこから各ホテルへの迎えを要請する電話でシャトルバスを呼び、今日の宿、ハワードジョンソンホテルに着いた。
夕食は私的に定番になっている「吉牛」で済ませた。前回まではなかった割り箸が今回はあったので食べやすかった。米は少しパサパサ目だが美味い。
22時には就寝し、翌朝の9時のシャトルに乗りロスアンゼルス空港に到着。スンナリ搭乗手続き、出国手続きを済ませ大韓航空のKE-002便で成田へ出発。約11時間のフライトで翌13日の15時20分に成田空港に到着。自宅には19時30頃着いた。
それから2日間はボーッとしていた(笑。



[サイト管理者より補足]
年に3回も行った方は今回が初めて。そりゃ、周りの人も白い目で見ますよね(笑)。それだけメキシコに魅力があるということなんでしょうが、何とも羨ましい話です。
念願の「10ポンド」を上回る「11ポンド、67cm」を達成していただき、私達も非常に嬉しいです。
今回かなり数は少なかったようですが、ここまで少ない数字は私達も初めてです。さすがにこの方は今回3回目なのでチビバスは相手にせずデカバス狙いに絞っていたそうなので、数が犠牲になるのは当然なんですが、それにしても厳しかったようです。水が前回と違って「マッディー」だとおっしゃっていることや、ニュースで豪雨の災害が出ていたこと、終盤トップへの反応が上向いてきたこと等を考えると、到着直前に大雨とか嵐とかがあって沈黙してしまっていた可能性が高いです。メキシコと言えども自然が相手ですから、そういうことも当然あり得るわけです。
でも、その少ない数の中に「50センチオーバーが12本、うちロクマルが2本」もいるというのが、逆にメキシコのスゴさを物語っています。
ああ、今すぐ行きたい〜!!


11ポンドはこれよりずっとデカい! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。


今回の釣行記もぜひ参考に。 「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング

このサイトを友達にも教えてね!(クリック!)

| ページ先頭へ |


| 最新トピック(トップページ) | 釣行記・お便り | 都市とフィールド | ガイド・ロッジ |
| 個人手配 | 旅の流れと注意 | 釣りの注意 | 必要なもの | よく使う英語 |
| 電話帳とリンク | よくある質問 | 何でも相談・ご意見 | サイトマップ |

Copyright(C) 2001-2012 Access!海外バスフィッシング All rights reserved.
本サイトへのリンクは自由です。