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★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「釣行記(レイク・エルサルト)」 [神奈川県・K様]
2009年2月 メキシコ、レイク・エルサルト

4年前からこの季節になると、メキシコに釣りに出かけています。過去3年はレイク・マテオスを訪れていたのですが、思うところあって今回、はじめてレイク・エルサルトへ。エルサルト・ロッジに連絡を取ったところ、マネジャーのスイギスからAccess!海外バスフィッシングさまを紹介され、サポートいただきました。この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。

さて、どこまで参考になるかわかりませんが、せっかくなので、レイク・マテオスとエルサルトの比較をまじえつつ、釣行記を書いてみたいと思います。


■初日(日本時間2/15):成田−ロス

エア・チケットはノース・ウエストのマイレージ・プログラムで手配、取得しました。大韓航空の方が食事が好みなのですが、今回の計画が出発直前になってしまったため空きがなく、NWとなりました。エルサルトでメインとなりそうなルアーの手持ちに不足があったので、行きがけにロスに立ち寄り、バス・プロショップで買い物していくことにしました。というわけで、ホテルとレンタカーをネットで予約。ホテルは手ごろな値段のハワード・ジョンソンにし、レンタカーはホテルからすぐ近くのハーツを手配。

今回の釣りに持参したものは以下の通りです。

ロッド:
4本。6ftを2本に、6.6ftを2本。いつも3本なのですが、初めての湖なので1本増やしました。梱包用のビニールでくるんだ上、スポンジで自作したクッションを入れたロッド・ケース内に収納。今回も含めた過去4年間で特に破損はありません。

リール:
ベイトキャスティングを4つ。ラインは徳用の20pd600m。これでだいたい、釣行中に1回ずつラインの交換ができます。

ルアー:
スイギスのサジェスチョンとサイトの釣行記を参考に、トップウォーター、クランクベイト、バイブレーション、スピナーベイト、ジグその他、ひと通り持参。それにワームフックは5/0と4/0を山ほど、トレブル・フックも各種サイズを必要なだけ、またテキサスとキャロ用のシンカー(1/2oz、3/4oz)とビーズも山ほど。

ほか釣具関係:
偏光グラス、水温計、はかり、はさみ、メジャー、プライヤ、それにリール・メンテナンスの用具一式(毎晩注油する)

そのほか、帽子、タオル、サンオイル、軍手(指の部分をカットしたもの)、ウィンド・ブレーカー(朝いちの湖上はかなり寒い)、耳栓(機内用)、ipod、小説6冊ほど、携帯電話(海外用をレンタル)、デジタル・カメラ(と充電器)、国際免許証(と日本の免許証)、着替え4日分(釣りのあいだは日よけと虫よけ目的で、つねに長袖を着用)、洗面道具、ビニール袋たくさん(いろいろ重宝します)、その他、風邪グスリや持病のクスリにオキシドールやピンセット、包帯、虫除け、虫刺されのクスリなどを入れた救急セット。特にバンドエイドは山ほど持参します(手がボロボロになるほか、以前、ボートドックで転んであちこちひどくすりむいたことがあります。同じように血だらけになったほかの釣り人もいました)。ちなみにメキシコで虫に刺された経験はないのですが、以前、犬に触ってダニを移されてしまい、日本に帰ってから通院する羽目になったことがありました。慣れない国での動物との接触はご法度です。


■二日目(現地時間2/15):ロス

朝7時過ぎにロス着。朝が早いと税関の入国待ちの列も短くて助かります。携帯でホテルに電話し、到着ゲートを伝え、送迎シャトルを出してもらいます。ハワード・ジョンソンは空港から5分ほど。はじめてのつもりでしたが、ホテルに着いてから、数年前に宿泊したことがあるのを思い出しました。まだチェックインができなかったので、荷物を預ってもらい、歩いて5分ほどのハーツ・レンタカーのオフィスへ。

レンタカーを借り、ロス近郊の地図をもらってラスベガス方面に100キロほど行ったRancho Cucamongaという町にあるバスプロ・ショップへ向かいます。日曜だったせいか渋滞もなく、1時間ちょっとで到着。バスプロ・ショップを訪れるのは実に20年ぶり。以前、ミズーリのSpringfieldにある店(本店。当時はほか数店しかなかった)に行ったのですが、実に広い店で、バカでかい水槽にランカー・バスを泳がせていたりしていて、釣り人のためのテーマパークみたいに思えたものです。Rancho Cucamongaの店はそこまでの規模ではなく、店内に作られた池にでかいトラウトが数匹泳いでいましたが、感動はちょっと薄め。とりあえず、マグナムリザード(ウォーターメロンの8インチ)とスーパーフルーク(パールホワイト)、それにセンコー(ウォーターメロンレッドフレークの5インチ)を数袋、それにワームの着色剤(チャートリュース)を購入して(すべてスイギスのサジェスチョンどおり)、午前中には予定終了。

そのままホテルに戻るもちょっと芸がないので、眠い目をこすりながら少しドライブして帰ることに。とりあえずロス方面に戻りながら、映画に出てきた場所をいくつか回ろうと思いつき、大雑把な地図で少し苦労しましたが、ビリー・ワイルダーの名作、「サンセット大通り」ほか、いくつもの名作の舞台となったサンセット大通りへ。サンセット・ストリップと呼ばれる繁華街から、ハリウッドを横目に見ながらスターの豪邸が立ち並らぶビバリー・ヒルズへ。しばし映画の世界に思いを馳せながら、UCLAの前を通過し、今度はデビッド・リンチの作品で有名なマルホランド・ドライブへと向かう。数年前に訪れたゲッティ・セ ンター(美術館)の前をとおり、しばらく行くとマルホランド・ドライブにぶつかります。映画に出てきたような静かな、ロスの町を一望のもとに見下ろす山道をドライブし、ふたたび街へ。その後、サンタ・モニカへ回り、海沿いに沿ってホテルに戻ったのですが、思いつきながら、かなり楽しいドライブとなりました。夕飯は、ホテル裏にあるシズラーで適当に済ませ、寝不足なこともあって早めに就寝。

■三日目(現地時間2/16):ロス−メキシコシティ−マサトラン−レイク・エルサルト

朝5時起床。フライトは7時過ぎ。ホテル裏のセブン・イレブンでサンドイッチとコーヒーを購入し、送迎シャトルで空港へ。人が少なく、チェック・インと出国手続きも早く済むところが朝早いフライトのよいところです。アエロ・メキシコに搭乗し、昼過ぎにメキシコ・シティ到着。マサトラン行きのフライトが夜9時過ぎとかなり時間が空いているので、ダウン・タウンの博物館か美術館にでも行こうと思っていたのですが、なんと月曜日は公共の施設がすべて休館とのこと。というわけで、思い切ってティオティワカンのピラミッドへ出かけることに。

空港からタクシーでバス・ターミナルに行き、ピラミッドを通るバスを探してチケットを購入(いくつものバス会社のブースが並んでいる)。悪名高いメキシコ・シティの渋滞に巻き込まれながら、ピラミッドまではバスで1時間と少し。観光用ではなく、ピラミッドを経由する路線バスのせいか、乗客もみな地元の人たちばかり。渋滞中、バスにドリンク売りが乗り込んできたりするのですが、おどろいたのは、ギター弾きが二人乗り込んできて、いきなり気持ちよさそうに歌を歌いだしたこと。3曲ほど歌って去っていきましたが、チップを払ったのは一人きりでした(私ではない)。

世界第三位の規模を誇るピラミッドの遺跡はすばらしく、ピラミッドの頂上に立ち、心地よい風を感じながら、しばし、歴史のむこうに忽然と消えていったナゾの文明に思いを馳せたりしているうちに、あっというまに夕方。バスとタクシーで空港に戻り、夕食をとったりしているうちにマサトランへの出発時間となりました(レイク・マテオスの場合、最寄の空港はクリアカン。ロスからアエロ・メキシコの直行便があります)。ここまでの観光で、すでにかなり満腹状態ですが、いよいよ本番、レイク・エルサルトへ。飛行機へ乗り込むとすぐに寝入ってしまったのですが、機長のアナウンスの声で目が覚めました。前半を聞き逃したのですが、メキシコティにもうすぐ到着する、などと言っています。なんのジョークだ?と思っていたら、降り立ったところは本当にメキシコ・シティ。何かトラブルが発生したそうなのですが、何のトラブルか、フライト・アテンダントに聞いてもはぐらかして教えてくれませんでした。1時間ほど到着ゲートで待たされ、再出発。結局マサトラン着は12時頃となってしまったのでした。ごたごたで預け入れ荷物が心配でしたが、無事、飛行機とともに届いていました。

空港で出迎えてくれたのは、イウライール君(とそのつきそいの友だち)。昨年までアメリカに住んでいたという英語がペラペラの青年です。到着の遅れたことを詫び、一路、ロッジへ。空港からロッジは1時間半ほど。少しでも寝ておこうかと思いましたが、飛行機の中で爆睡したせいか目が冴えていたので、結局、荷を解いて釣りの準備をしたりしながら、朝まで起きていました。


■四日目(現時時間2/17):レイク・エルサルト(釣り第一日目)

5時30分朝食。スタッフがコーヒーを持って、5時すぎに部屋へ起こしにきてくれます。食堂でTVを観ながらコーヒーを飲み、三々五々集ってくる釣り客たちに挨拶。人数はだいたい10人ほどです。アメリカ人以外は私ともうひとりだけ。そのもう一人が、ポルトガルから来たアンドリュー君。
ポルトガルにバス・フィッシングがあるとは知りませんでしたが、ヨーロッパではどこでも釣れるそうです。ただし、バス釣り人口は多くなく、かなりマイナーだとのこと。アンドリューは研究熱心で、日本の釣り事情にも結構詳しく、ルアーメーカーやアメリカで活躍する日本人バスプロ名前はもちろん、琵琶湖という名前まで知っていたのには驚きました。

朝食で同席したのは、ミズーリから来た60歳前後の二人組、ジムとロジャー。二人はこの日が最後で、ジムが前日、リザードのキャロライナで11pd 8ozを釣り上げたとのこと。そんなことを聞くと、いやでも期待が高まります。
ところで信じられないような偶然なのですが、話をしているうち、ジムとロジャーが、実は私の卒業した大学の大先輩だったことが判明。イリノイの片田舎にある州立大学なのですが、それにしても世界は狭い。しかも、ロジャーが私と同じ寮に住んでいたこともわかり、朝からぜんぜん釣りと関係のない、ローカルな話で盛り上がってしまったのでした。

とまあ、延々、釣りと関係のない話ばかり書き並べてきましたが、いよいよここから釣りのお話。
朝食を終えると、6時前にバンで湖へ。湖はロッジから5、6分です。途中、下り坂のむこうに複雑な湖岸線の湖が見えてくると、気分は釣りモード一色。湖岸に降り立ち、スタッフのラモンからガイドのハビエル君、愛称ハビーを紹介してもらいますハビエル君は英語がOK。エンジンを始動させ、まだ薄暗い中をほかのボートと一列になって出航。遠くに目をやると、ほかのロッジのボートも続々と湖に繰り出していくのが見えます。この時期、水深は満潮時より25ft程度減水しており、6月にはさらに25ft減水するとのこと。ハビエル君はじめ、ほかのスタッフやガイドも口をそろえて言っていましたが、エルサルトのベスト・シーズンは、もっとも水位の下がる6月だそうで、昨年の6月に、1日でグッド・サイズを含む250匹を二人で釣り上げたとのこと(byハビエル)。

さて、まず入ったポイントは、本湖に面した、立ち木の並ぶ岬のバンク。ハビエル君からはセンコー・ワッキーの指示。そうか、エルサルトではいきなりソフト・ルアーか、、、と思いつつも、とりあえずはガイドのサジェスチョンに素直に従い、センコー・ワッキー(ウォーターメロンレッドフレークの5インチ、フックは5/0、ノー・シンカー。以降、センコー・ワッキーはすべてこれ)をセット。バンク沿いを30分ほどトウィッチしながら流すもバイトなし。

場所を移動するとのことなので、トップウォーターのハード・ルアーを試してみたい旨を告げ、ふさわしいポイントをチョイスしてもらいます。立ち木のあるシャロー・エリア。スプーク系よりもポッパーがよいというので、マイケル1/2ozをチョイス。しばらく立ち木の合間をバンク沿いに投げながら流し、30cm−45cmクラスを数匹キャッチ。この時期トップへの反応があまりよくないとのことで、確かに鈍い...スプークも投げましたが反応なし。同時期のレイク・マテオスは毎年、トップへの反応がすごくよく、6:00-8:00の時間帯にスプーク系のルアー一本で、50cmオーバー数本を含む15〜20匹を釣ることができる感じだったので、エルサルトでも同じような釣りを期待していたのですが、これは、今回はトップはちょっとあきらめた方がいいかな、と早くも心はギア・チェンジ・モード。毎日湖に出て、しかも小さい頃から湖を生活の場にして、湖のことを知り尽くしているガイド(親が漁師だったり、本人が以前漁師をしていた人たちばかり)たちの言うことが、たいていもっとも正しくて、ガイドを信頼することがいい結果(数&サイズ)に繋がることが多いです。むろん、これこれのルアーで釣りたい、とか、こういう釣り方がしたい、というのはとうぜんあるわけで、私の場合、毎年ひとつかふたつ、日本で一回も釣れたことのないルアーを持っていって実績君に格上げさせるのを密かな楽しみにしています(ちなみに今回の実績君仲間入りルアーはギルモア・ジャンパー)。

というわけで、ハビエルの勧めるまま、そうか、やっぱりこれか、と、フルーク(パールホワイトのノーシンカー。フックは5/0。尻尾をチャートリュースに染色。以降、スーパーフルークといえばすべてこれ)にチェンジ。使うのが初めてなので、数回、ハビエルに動かし方の手本を見せてもらい(トウィッチ、トウィッチ、ポーズ、トウィッチ)、トライ。と、7:30過ぎに今回の初50オーバーとなる54cmをキャッチ(5pdなさそうだったので、重量計測せずにリリース)。さすが、ご当地ヒットルアー。その後、フルークで数匹追加し、場所を移動。日が昇りはじめて徐々に暑くなってくる。こうなると、もう朝からビールですね。

移動先は、似たような立ち木のあるシャロー・エリア。スピナー・ベイト(3/4oz)、キャロライナ(ウォーターメロン8インチ。フック5/0、シンカー1/2oz。より戻しとシンカーの間にビーズ。リーダーは20pd60cm程度。以降、キャロライナといえばすべてこれ)で数匹キャッチ。9:30ころ、ブレイクの立ち木をラバージグ(3/4oz、ブラック、トレーラーはパワーホグ3インチ)でたたいて59cm(5pd 8oz)をキャッチ。

ハビエル君いわく、5pd以上ならまあグランデ...だそうなので、これが今回の初グランデ(確かに、5pdあたりを境に、違うサカナかと思えるくらいに見た目と重量感が変わる気がします)。レイク・マテオスでもそうでしたが、日が昇り暑くなってくると、ラバージグの立ち木叩きは大物狙いとしてけっこう効率がよい気がします(エルサルトではキャロライナ、マテオスではテキサスが主流ですが)。その後、場所を移動し、フラットなエリアでのバイブレーションで数匹を追加し、11:30、午前の釣り終了。

昼食とシエスタののち、13:30にロッジを出発。特に午後の釣りは、サンオイルを顔と首筋に塗るのが欠かせません。この日の午後はいまひとつ冴えず、午前と同様のルアーを使いまわしながら、大物ナシで終了。

初日の釣果は、50cmオーバー2本を含む30匹程度。昨年のマテオスでは毎日平均80本以上釣れたので、それに比べるとかなり数が少ないのですが、ほかの人に聞いてみると、それでもロッジで一艘あたりの数はいちばん釣れていたようです。ただ、大物の釣れる確率は、マテオスよりも高そう。ジムが、キャロライナで9pdと7pdを釣ったとのこと。彼はこの日が最後。ガイドのミゲールがとてもいいので、スイギスに頼んで交替してもらえとしきりに勧められたのですが、正直、9pdとか10pdあたりが釣れるかどうかは時の運だと思っているので、ハビエルで問題なし。

日本に電話したのち(携帯の電波が入ります。レイク・マテオスはロッジでは使用不可。ただし湖上のあるポイントで電波が入り、頼めばそこへ連れて行ってくれます)、翌日に備えて早めに就寝。


■五日目(現時時間2/18):レイク・エルサルト(釣り第二日目)

睡眠十分で気合が入った一日です。ビールも、デカイのを釣り上げるまでは飲まないようにしようと決心。余談ですが、大物を釣ろうと思ったら、まあ当たり前ですがとにかく集中して釣り続けることが大切(私の場合、デッキ・チェアに座ってビールを飲みだしたら、もうたいていダメです。おそらくキャストもいい加減になっているし、アタリのとり方も雑になっているはず。しかし炎天下に集中力を維持し続けるのはけっこう大変で、そのためにも十分な睡眠、シエスタ、帽子、日焼け止め、そしてビールに負けない心など、釣りと直接関係のないことがけっこう重要になってきます)。そしてもうひとつ重要なのが釣具のメンテナンス。特に、ラインとフック。ラインブレイクは実際何度か経験していて、根掛かりした後などは特に注意してチェックし、少しでも違和感があればすぐにカットしています。またフックも神経質なくらいチェックし、少しでも磨耗を感じたら即交換。次の一匹がとんでもない大物の可能性の高いメキシコだからこそ、いくら気を使っても使いすぎることはないと思っています。また、スナップ付のより戻しは、2年前にスプークにつけていたやつを伸されて以来、懲りて二度と使わないようにしています。

閑話休題。まずは前日の朝いちで入った岬のバンクへ。センコー・ワッキーで粘り、数匹キャッチののち、7時50分、60cm(5pd 8oz)をキャッチ。今回の初60オーバー。午前のグッド・フィッシュは残念ながらこれ1本。その後、あちこちをまわり、スピナー・ベイト、バイブレーション等で約20匹。

午後、小さな岬がいくつか連続するエリアへ。立ち木が林立し、風で小波が立っていてよい感じ。14:20、キャロライナで61cm(7pd 4oz)。水深15ftをスローにずる引き。そのまま流し続け、15:00、同様のエリアで53.5cm(4pd 7oz)を同じリグでキャッチ。

その後、場所移動。本湖に面した、波がばちゃばちゃと立っている日陰の岩盤エリアをスピナー・ベイト(3/4oz、ホワイト/チャートリュース)で流す。ボートを岸際に寄せてもらい、バンクと平行に前方へキャスト。水深15ft程度をブレードがぎりぎり回転するくらいの超スローでリトリーブして、16:05、54.5cm(6pd 10oz)をキャッチ(ちなみに今回の釣行でのスピナー・ベイトでの5pdを超えるグッド・サイズはこれ1本のみ。レイク・マテオスではスピナー・ベイトがメインで、これまでに私が釣った大物の大半はこれでした)。

その後、場所を移動。エルサルトから流れ出る2本の川のうち大きい方のロタ・リバーに向かい、17時過ぎより川のはじまりあたりの岬からワンド内のバンクを2往復ほどセンコー・ワッキーで丁寧に流したところ、数匹キャッチののち、2度目に入った岬の先端で17:55、60.5cm(7pd 1oz)をキャッチ。水深は約2ft。

この日の釣果、約40匹で、うち、50cmオーバーが5本(60オーバーが3本)。サイズ、数ともにこれくらい釣れるとかなり満足感があります。この2日間、定番ですが、水通しのよい岬周りのシャローがよかったです。


■六日目(現時時間2/19):レイク・エルサルト(釣り第三日目)

前日の反動か、旅の疲れか、いろんなマイナスの要素が重なった感じで、午前、午後ともグッド・フィッシュ(5pd以上、50cm以上)が釣れず、もっとも冴えない釣果の一日となりました。メキシコとはいえ、大した技量があるわけでなし、気合のノリが悪かったり、集中力がなかったり、ツキがなかったりすれば、まあこんなもの。いつも、こういう日がだいたい1日か2日はあります。まずそもそも、前日、スタッフのラモンにお願いしておいたコロナ・ビールが入ったこともあって(もちろんチップをはずみます)、朝8時前からビールを飲み始めた時点でぜんぜんダメ...なのですが、暑い陽射しの下、静かな湖上でちゃぷちゃぷと波に揺れながらビールを飲んで、空に舞うミサゴやハゲワシに見とれたり、のんびりと草をはむ牛やロバと目が合ったり、サボテンを眺めて、ああ、オレは今メキシコで釣りをしているのだ、としみじみ思ったり、と、こんな風に日本では味わえない非日常の時間と空間に身を浸すこと自体がかなりの至福だったりもします(釣れない言い訳)。もうひとつ、私にはティラピアが釣れるとその日はダメ、というジンクスがあって、この日は午前中に立て続けに3匹釣ってしまっていたのでした。

で、この日の釣果は約40匹、50cmオーバーはゼロ。なのですが、そんな私を尻目に、ガイドのハビエル君が前日のロタ・リバーのポイントにてクランクベイトで7pd1本と6pd 2本をキャッチ。横で同様にクランクベイトを引いていた私には小物ばかり...ツイていないときはこんなものです。この日のロッジの最大魚は、ネブラスカから来ていたジョンの7pd 14oz。ポルトガルから来ているアンドリューは、この日(3日目)までの最大魚が4pd弱で、かなり焦り気味...


■七日目(現時時間2/20):レイク・エルサルト(釣り第四日目)

谷の次は山。というわけで、再度気合十分でのぞんだ四日目。この日、ガイドがハビエルからミゲールに交替。私がお願いしたわけではなく、どうやらハビエル君に新しい釣り客から指名が入ったような感じ。ラモンは、別のガイドで違うパースペクティブを体験してほしい、などと言っていたが、本当のところはどうなのでしょう...まあいずれにしろ、交替するなら交替するで私自身はまったくかまいません。しかも新しいガイドは、ジムとロジャーがイチ押しだったミゲール。ミゲールも、ハビエルと同様、ある程度英語がOK。レイク・マテオスは、英語ができるガイドがひとりもいなかったのですが、その点、エルサルト・ロッジはホント助かります(せっかくなので、本来はこっちがスペイン語をもっと勉強すべきなのですが)。

まずは、ボート・ドックからそれほど離れていない、本湖に面した岬のバンク。フルークで流し、10匹近くキャッチするがいずれも40cmどまり。場所を移動して対岸の立ち木のたくさんある小さなワンドへ。すると7:05、スーパーフルークで59cm(6pd 10oz)をキャッチ。続いて7:20、同じリグで52cm(5pd 8oz)を追加。なかなかよい出だしです。

今度は本湖に面した南南西に開いたワンドの入り口の岬へ。ジムが数日前に11pd 8ozを釣ったポイントとのこと。無風でしたが、風がワンドに吹き込むとさらによいとのこと。急なかけあがりで、ボート下は40ft近い。キャロライナをバンクに向かって投げ、超スローにずる引き。水面下に立ち木がかなりある感じ。数匹キャッチ後、8:50、ほとんどボートの真下でグッド・サイズの手ごたえ。ディープでかけたサカナはことのほか重く、ポンピングの要領で巻き上げます。ジャンプさせないようにやりとりし、しっかりフッキングしていることを確認の上、ミゲールにハンドランディングしてもらうと56cm(6pd)のグッド・フィッシュ。同ポイントで粘り、さらに数匹追加後、9:15、56cm(5pd 1oz)。午前のグッド・サイズは以上。ボート・ドックに引き上げると、アンドリューがとうとう10pdを釣ったとのこと。おめでとう、アンドリュー!

午後いちにロタ・リバーに行く。ハビエルがガイドしてくれたあたりの川のど真ん中、15ft程度のフラット・エリアでミゲールがライズをみつけ、クランクベイト(ファット・ペッパー)の中層引きで立て続けに10匹近くキャッチ。サイズは30cm程度で、このサイズのスクールがついていた様子。ロタ・リバーは、6月の減水期にはすっかり干上がってしまうそうです。

午前のワンド入り口のポイントに戻ると風が出ていてよい感じになっていました。16:00、キャロライナで52.5cm(5pd 11oz)をキャッチ。どうやら奥のワンドがスポーニング・エリアになっていて、岬の先端にかわるがわる良型が入ってくるようです。またこの時期はティラピアのネットの数がもっとも多いそうで、どこもかしこもネットだらけなのですが、このワンドにはネットがなく、それもプラス条件のようです。マテオスもそうでしたが、地形条件にプラスしてネットのあるなしが大きくサカナの居場所に大きな影響を与えるようで、前日よかったポイントに翌日行ってみると、ネットが張られててまったくダメだった、ということがマテオスでも過去に何度かありました。どんなに地形がよさそうなポイントでも、ネットの有無や張り位置によってまったくダメなこともある...ということを考えると、やはり自らの勘や経験よりもガイドのサジェスチョンに従うのがビッグ・フィッシュへの近道、という気がします。

さて、その後いくつかのワンドを回り、朝いちに入った岬のバンクへ移動。バンクに沿って立ち木の間にスーパーフルークを投げ、トウィッチしているとすぐによい手ごたえが。17:30、55cm(5pd 8oz)をキャッチ。ちなみにフッキングはバイトがあったら即アワセ。とにかく、立ち木に巻かれないことを第一に考えます。続けて17:45、58cm(7pd 1oz)。このクラスのファイトは最高で、ちょっとでも気を緩めるとボート下にぎゅんぎゅんもぐります。じゅうぶん疲れさせて、ハンド・ランディング。

さらに5分後、柳の下の3匹目のドジョウ、とばかりに投げたワンド奥で今回の最大魚をキャッチ。かなり暗くなっていたこともあって、目測で7pdくらいかと思い、ミゲールにハンド・ランディングしてもらったところ、想像よりもデカくて61cm(9pd)。釣り上げたあとに焦りました。と、大物の釣れたところでストップ・フィッシング。

この日の釣果は約50匹で、うち8本が50オーバー(うち60 オーバー1本)。1日に50オーバー8本というのは過去4年でも初めてです。この日は終日、雲が多く暑さもほどほどで、最後まで集中力して釣りをすることができました。

夜、スイギスが部屋にやってきて、釣りしているところをビデオ撮影してもよいかと尋ねられたので、OKと返答。ビデオ撮影したものをゲストにプレゼントするといったことを、今後のサービスとして考えているそうで、テスト・ケースとしてやってみたいとのこと。グッド・アイデアです。


■八日目(現時時間2/21):レイク・エルサルト(釣り第五日目)

朝起きると、左手(左投げです)がじんじんと痛みを感じていました。だいたいいつも4、5日目からこんな感じですが、今回は比較的スローな釣りに時間を使っていることもあって(それだけ投げる回数が少ない)、マテオスのときほどではありません。

朝いち、昨夕のポイントに入り、6:25、一投目で58cm(6pd 8oz)をキャッチ。リグはスーパーフルーク。出だし最高!だったのですが、この日はこれが最大魚。

その後、前日のワンド入り口へ行き、キャロライナリグで9:10に50cm(重さ計量せず)、9:30に52cm(重さ計量せず)をキャッチ。どちらも別のボートで追いかけてきたイウライール君(アメリカでビデオ編集の仕事をしていた)がビデオを構える前で、うまいこと釣り上げることができました。

この日は、私の滞在中、最も暑い一日となりました。午後はあちこち移動したもののどこもいまひとつで、集中力が切れてしまい、もっぱらデッキ・チェアにどっかりと座ってビールを飲みながらの釣りとなりました。ロタ・リバーに行ったところ、ヒューストンから来ていたジョンとカルビン(この二人が、以前にガイドしてもらったことのあるハビエルを指名していたのでした)が、川の真ん中で、ワン・キャスト、ワン・フィッシュの勢いで釣りまくっているのに遭遇。前日、スクールのいたところからほんの50m離れた場所で、前日よりもかなりでかいスクールらしく、まったく釣りやむ気配がありません。聞いたところ、15:00の時点で既に二人あわせて100匹を超えたとのこと。一緒に釣れと勧められたのですが、数釣りはまあいっかという心境だったので(サイズは前日と同様小型)、いいよ、観てるよ、といって、ビールを飲みながらしばらく見学。手持ち無沙汰のミゲールがマッドペッパー・マグナムを投げるものの、反応がいまひとつ...見かねたジョンが、釣れまくっているノーマンのDB-22をくれて、やれやれ、というので、数投、義理で投げてみたものの、抵抗感の強いDBは痛む手にかなりつらく、すぐにビールに戻り、代わりにミゲールが数匹をキャッチ。しばらくして離脱したのですが、最終的に、なんと144匹釣ったとのことで、この時期の新記録だそうです。

その後夕方本湖に面した立ち木の並ぶバンクをスーパーフルークで流し、17:15に54cm(5pd 2oz)をキャッチ。数匹追加ののち、ストップ・フィッシング。
この日の釣果は約30匹で、うち50cmオーバーが4匹。

夜、食堂のテレビにビデオをつないで、朝撮影したビデオを見ました。自分が釣りしているところを観たのは初めての経験でしたが、 投げ方、動かし方、あわせ方、と、なかなか興味深いものです。翌日さらに撮影したものと合わせて編集した上、あとで郵送してくれるとのこと。これはホント、よいサービスだと思います。

手の痛みがどうにもひどくなってしまったので、ラモンに頼んで小さなバケツに砕いた氷を入れてもらったものを用意してもらいました。釣りは残すところ、あと半日。ちょうど限界、というところです。


■九日目(現時時間2/22):レイク・エルサルト(釣り第六日目)−マサトラン−メキシコシティ−ロス

体力ももう限界、なのですが、最後、ということで気合を入れて出発。朝いちに、前日、前々日と同じ岬に行ったものの、あえなく不発で貴重な早朝の30分間に痛恨のノー・フィッシュ。その後、イウライール君のボートと合流し、ある大きなワンドの立木まわりで7:10、ようやく58cm(5pd 8oz)をキャッチ(スーパーフルーク)。続けて7:30、同ポイントにて52cm(5pd)が水面直下のスーパーフルークに向かって背びれを見せながらの獰猛なアタック。これはエキサイティングでした。いずれもばっちりビデオ収録。

その後移動し、水深15ftくらいのゆるやかなかけあがりで、9:50、54cm(6pd)をキャッチ。リグはバクラト・スイマー。いったん着底させて超スロー・リトリーブ。

数匹追加後、アタリがとまったので、沖合いの立ち木のあるフラットエリアへ移動。アンドリューがいるのをみつけて話しかけたところ、9.5pd、9pdを朝いちにスーパーフルークで釣ったとのこと。ポルトガルのアングラー、おそるべし...ミゲールからキャロライナの指示がありましたが、締めくくりははもっとも好きなリグのひとつ、ラバージグで。立ち木の根元に落とし込み、着底後、2、3回叩いて回収を繰り返し、数匹追加後、11:25に52cm(5pd)、続けて11:35に54cm(5pd)をキャッチ。さらに数匹あげて、ストップ・フィッシング。釣果は約15匹で、うち50cmオーバーが5匹。いつも最終日はあまりよくないのですが、今回はまあ満足のいくエンディングとなりました。

昼食後、ほかの釣り客に別れを告げ、ひと休みしたのち、イウライール君の運転でロッジを出発。若干、時間に余裕があったので、ラ・クルス、ニュー・マサトラン、マサトランの街を通ってもらい、ささやかながら観光気分。ニュー・マサトランというのはマサトランの北部に新たに開発されつつあるリゾートで、なんでも日本の企業がかなりの額を資本投下しているとのこと。こぎれいなペントハウスがだいたい3万米ドルで買えるとのこと。ゆくゆく引退したら購入して、1年の半分くらい、冬の間、ここで釣りとビーチ三昧で過ごすというのもいいなあ、などと妄想してしまったのでした。

夕方の便でメキシコ・シティへ移動し、出国手続きを経てロスへ出発。送迎のシャトルを呼び、再びハワード・ジョンソンにチェックイン。疲れきっていてすぐに就寝。


■十日目(現時時間2/23):ロス

起床は昼の1時過ぎ。フライトは翌日で、1日ロスで遊ぶつもりが、あっさり寝過ごしてしまいました。
とりあえず起きだして、ホテルの近くにあるイタリアンレストランで、ピザとビールの遅い昼食。遅まきながらハリウッドあたりにでも行ってみようかと思いましたが、あまりに疲れていたので、がつがつせずに、一日ホテルでのんびりすることに。バスタブに湯を張って、のんびり浸かりながら読書。日本の風呂のように深く水を貯めることはできませんが、それでもお風呂はお風呂。メキシコではシャワーだけなので、久しぶりの風呂はかなり気持ちがよいです。その後、テレビをみながら、リールを完全分解して掃除し、注油。そんなことをしているうちにあっという間に夜。夕飯はセブン・イレブンのサンドイッチで済ませ、こんなことならさっさと帰国すればよかったと思いつつ、早めに就寝。


■十一日目(現時時間2/24 日本時間2/25):ロス−成田

昼前のフライト。空港でビールを飲みながらゆっくり食事し、お土産を買って搭乗。本を読んだり、うとうとしたりしているうちに成田着。携帯電話を返却し、ロッド・ケースとスーツ・ケースを宅急便で自宅に送り、電車で帰宅。こうして今年のお祭りも終了です。


最後に、マテオスとエルサルトの比較を総評的に。

釣果について:
魚影の濃さはマテオスが上でしょうか(昨年のマテオスは5日間で400匹、今年のエルサルトは5.5日間で200匹)。マテオスは、とにかくハード・ルアーで手返しよく数釣りが楽しめます。もちろん、メキシコらしいグッド・サイズが混じりますが、その割合はエルサルトがかなり上回っています。昨年までの過去3年間、マテオスで釣れた50cmオーバーの割合は、約20匹に1匹(5%)。エルサルトは今年だけでたまたまかもしれませんが、約8匹に1匹の割合(12%)でした。

釣り方について:
マテオスは、スピナー・ベイト、スプーク、バイブレーション、クランクベイトといったハード・ルアーが中心。私にとっては特にスピナー・ベイトがよくて、10ポンドを含む多くのグッド・フィッシュをこれで釣っています。もちろん、ワームも使いますし、ワームで大きいのも釣れています。湖の成熟度やサカナのスレ具合の違いでしょうか、要は、マテオスはハード・ルアーがかなり通用する、ということです。エルサルトは、少なくとも今回はソフト・ルアー中心でした。ハード・ルアーで釣れないというわけではないのですが、マテオスに比べると(とくにグッド・フィッシュの)反応は明らかに鈍かったです。ガイドやスタッフいわく、6月はハード・ルアーが爆発、だそうです。

ロッジについて:
レイク・マテオス・バス・ロッジ、エルサルト・ロッジ、ともに食事はどちらもとてもおいしい。手を変え品を変えて楽しませてくれます。ロッジのファシリティはエルサルト・ロッジに軍配、でしょうか。ファンシーなイメージ作りに努めていて、ロッジの庭まわりではささやかながらリゾート気分を味わせてくれます。まあ、レイク・マテオス・バス・ロッジも悪くないのですが。スタッフのホスピタリティはどちらも素晴らしいです。ただ、エルサルト・ロッジはスタッフに英語を話す人が多いので、その分、こちらもものを頼みやすかったりして、あとから思い出したときの印象がよいです。

結論としては、それぞれ、捨てがたい魅力と違う味わいをもった湖だということ。個人的には、どちらがベターということもなく、ぜいたくが許されるなら、両方の湖をそれぞれ3日ずつ訪れるなんていうのが最高かな、などと思っています。



[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)

 あなたの本数:[200]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
  (※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz)
  1位:体重:[9]lb[  ]oz  体長:[61]cm
   ルアー:[スーパーフルーク]  色:[パールホワイト]
   リグ:[ノーシンカー]  バイト深度:[0.3]m
  2位:体重:[7]lb[4]oz  体長:[61]cm
   ルアー:[マグナムリザード8inch]  色:[ウォーターメロン]
   リグ:[キャロライナ]  バイト深度:[4.5]m
  3位:体重:[7]lb[1]oz  体長:[60.5]cm
   ルアー:[センコー5inch]  色:[ウォーターメロンレッドフレーク]
   リグ:[ワッキー ]  バイト深度:[0.3]m
  4位:体重:[7]lb[1]oz  体長:[58]cm
   ルアー:[スーパーフルーク]  色:[パールホワイト]
   リグ:[ノーシンカー]  バイト深度:[0.3]m
  5位:体重:[6]lb[10]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[スーパーフルーク]  色:[パールホワイト]
   リグ:[ノーシンカー]  バイト深度:[0.3]m
 50cm超の本数:[24]本 (うちロクマル[4]本)
 7lb超の本数:[4]本 (8lb台[ ]本、9lb台[1]本、10lb台[ ]本)

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [朝夕のスーパーフルーク、風通しのいい岬まわり、シャロー]
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
   [朝夕のスーパーフルーク、風通しのいい岬まわり、シャロー/日中のリザードのキャロライナ、
    風通しのいい岬まわり、ディープ]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [トップ・ウォーター系ハードルアー                       ]
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
   [スーパーフルーク(パールホワイト)、マグナムリザード8inch(ウォーターメロン)、
    ラバージグ(ブラック)3/4oz]
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
   [ある程度ガイドを信頼すること/ラインと針先のチェック、交換はこまめに/集中して釣りするためにも、
    睡眠は十分とる]



[サイト管理者より補足]
この方はマテオスに何年も通っていて旅慣れてるし、アメリカにも昔住んでたことがあったとのことで、ドライブを楽しんだり遺跡を路線バスで見に行ったりをスムーズに楽しんでるわけですが、さすがに私達のような普通の日本人ではなかなかそうはいかないわけで、羨ましい限りです。

すでにメキシコで何回も釣りをなさってるからでしょうが、この方の釣行記は非常に客観的で、メキシコでの釣りに対する考え方や捉え方が私達と非常に近いと感じました。「そうそう、そうなんだよねえ」とうなづいた部分がたくさんありました。「正直、9pdとか10pdあたりが釣れるかどうかは時の運だと思っている」や「毎日湖に出て、しかも小さい頃から湖を生活の場にして、湖のことを知り尽くしているガイドたちの言うことが、たいていもっとも正しい」や「どのレイクもそれぞれ捨てがたい魅力と違う味わいをもっている」なんかはまさにその典型です。私達もこのサイトで同様のことを書いてますが、何回かメキシコで釣りをしたり複数のレイクを釣ったりという経験をしないとなかなか実感としてわからないかもしれません。
ただ、ぼんやりとでもいいですから「へえ、何回か行っていくつかレイクを釣ったことがある人はそんなふうに考えているんだな」ということは覚えといていいと思いますよ。日本人はメディアや宣伝にあおられて「10ポンド!10ポンド!」と「しゃかりき」になり過ぎだったり、普段の釣りがそうだからかもしれませんけどルアーとかテクニックとかメソッドとかを細かく気にし過ぎ(もちろん私達も最初そうだった(笑))。でもそれって逆効果になることも多かったりします。
「10ポンドは釣れないのが当たり前。9ポンドでさえ釣れるのは非常にラッキーなことだ」、「日本とは全く違うレイクだし全く知らないレイク。自分の今までの釣りなんか通用しないのが当たり前。まずは現地のオーソドックスなやり方を試そう」。そう考えてみるといいかもしれません。だって実際にそうなんですから。そうすることで少し肩の力が抜けて気が楽になるはず。殺気バリバリの「しゃかりきモード」から抜けると不思議と大物を呼び込んだりするものです。

ガイドやスタッフが「6月はハード・ルアーが爆発」と言っていたとの記述がありますが、「6月はハード・ルアーが中心の釣り」という意味に読んでしまわないようにして下さいね。6月はほとんど晴れの真夏です。日本でもそうですけど、真夏にハードルアーを使いやすい浅いレンジで勝負出来るのは特別な場合を除き基本的に朝夕の短い時間のことが多いです。もちろん、いつも爆発するというわけじゃありません。「そんなこともある」くらいに考えておいたほうがいいでしょう。残りの時間はソフトルアーでの釣りがメインになるでしょうから、テキサスやキャロに慣れておくことも非常に重要になります。


現実にこんなのを狙えるレイク! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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今回の釣行記もぜひ参考に。 「役立つサイト」目指してます! →今日の
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