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トップ > 釣行記・お便り > 2006年4月 メキシコ、レイク・エルサルト

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「モンスターファクトリー」 [東京都・飯塚様]
2006年4月 メキシコ、レイク・エルサルト

●はじめに

偶然見つけたサイトで、半信半疑で始めたメールのやり取りから始まって、最終的には旅のツールのほとんどを手配していただきました。あらためてお礼申し上げます。
当サイトスタッフの持っている情報は膨大でとても役に立ちました。また頻繁に手配代行を行っているので、情報も新鮮です。サイト自体も皆さんの体験をシェアできて、良く機能していますね。
以前行かれた方のレポートは大変役立たせていただきましたので、私のレポートも今後予定のある方にお役に立てればと思います。


●出発まで

旅行の計画のきっかけは新婚旅行です。私たちは結婚して3年になりますが、奥さんの仕事の関係で休みが取れず、未だ行って行っていませんでした。しかしこの冬退職をして二人で休みを合わせる事が出来たので、この計画がスタートした訳です。当初レイクフォークでレンタルボートを借りてプリスポーニングのブタ狙いで釣りをするつもりでした、しかし話をしていくうちにメキシコも良いねと言う事になり、奥さんもメキシコの方に賛成、とんとん拍子でメキシコに決定しました。

さてロッジ探しです! まずはバスマスターマガジンやインフィッシャーマンなどの広告からHPにアクセスしていきます。「アングラーズイン、ロンスピードは値段が高すぎるな〜!」。有名所は私たちの財布では無理!! 今度はアメリカの検索エンジンからもう少し安い物は無いか探します。するとポツポツとまあまあの値段の物が出てきました。Bass Pro El SaltoやPro Bass Adventuresなどです。奥さんと相談した結果前者にほぼ決定。そんなこんなをしていながら、何気なく日本の検索エンジンから「レイク エルサルト」で検索してみました。すると、出てきましたこのサイトが! 「何だ!? この値段は安い! 本当かな!?」。
早速メールしてみました。そして当サイトスタッフから手配代行してくれると申し出ていただきましたし、並行して連絡を取ったI Fish Mexicoからも当サイトを通して予約するといいと返信が来ていましたのでお願いする事になりました。


●出発準備


カベラスからワーム到着

リトリーバー(根がかり回収器)
網ごと回収出来て超オススメ

奥さんが持ってきた指差し会話帳
結構活躍させていたみたい

当サイトのレポートを参考にルアーなどを集めていきます。マグナムリザードや10インチカーリーなど日本ではお目に掛かれない物やアメリカ物はカベラスで調達しました。バスプロショップは品揃えが豊富ですが価格設定とシッピングが高めですので私は良くカベラスを利用します。
時間に余裕を持って注文すれば、船便でシッピングが安く済みますよ。円安ですし日本で手に入る物は日本で買った方が安い物も結構ありますので良く計算してから買う事をオススメします。

航空券ですが、はっきり言って当サイトスタッフにおまかせすればパーフェクトですよ。当初はすべてお世話になるのも悪いかと思いまして、自身で探していたのですが、結局探していただいた物のほうが約1万円ほど安かったので(航空券+ロスのホテル)そちらに決まりました。

1月から準備を始めてからあっという間に月日は経ち、いよいよ出発です。


●出発!

自宅埼玉から成田まで車で向かいます。1人ですとJR線と京成スカイライナーを使った方が安上がりですが、二人以上だとこちの方が安上がりです。
空港近くの格安パーキングに車を預けます、10日で3150円です。よく「10日 2800円」とか謳っていながら別に基本料金などを取るところがありますので、総額を事前に確認しておくと良いでしょう。車を預け空港に到着。


●チェックイン

私たちが利用する便は当サイトでもおなじみのコリアン〜アラスカです。
ロッドケースの追加チャージですがスカイチーム系はオーバーサイズでもスポーツ用品はOKなので心配無用。以前アメリカンエアーライン シカゴ〜モントリオール便で2万円の追加チャージを取られました。それ以来ここの航空会社は利用していません。
また預け入れの際のロッドの破損ですが2004年バッファロー〜アトランタ〜成田の便でTSAがロッドケースを1コマ詰めてしまい2本折った経験があります、例の事件以来TSAはかなりやりたい放題です。預け入れ荷物に対しては何らかの対策が必要かと思います。この時は旅行保険で補う事ができました。

チェックイン&ボーディングを無事済ませまもなく飛び立ちます。なんとコリアンはアルコールが無料なんですね! 近頃の米系航空会社はビール1本$5も取るので、ちょっと得した気分。機内食もビビンバなど出てきて悪くないです。

ロス空港及び乗り継ぎなど今まで行かれた方のレポートとまったく同じですので割愛させていただきます。


●メキシコ到着

アラスカ航空にて約3時間ほどでマサトランに到着します。上空から見えるマサトラン空港は思った以上に小さかった。入国を済ませゲートを出ると私の名前の書いてあるカードを持っている白人男性が待っていました。
Ole Tourなるところから手配されてきたようです。マサトランのツアーコンダクターのような感じ。やり取りは英語です、スペイン語は話せないと言ってました。
帰りのピックアップの時間、エルサルトロッジから次のホテルの事など簡単な打ち合わせを済ませ、シャトルバスに向かいます。

出口の扉を開けるとそこはメキシコ思ったより暑くありません。乾燥した爽やかな風が私たちを迎えてくれました。日本で言うところのちょうど9月くらいの陽気でしょうか。シャトルのドライバーはまた別の男性でメキシコ人小さなおじさんです。英語は少ししゃべれますが、かなりなまっていてスペイン語もまざるので良く分かりません。けれど一生懸命話しかけてきてコミニケーションを取ろうとしてくれます。トイレとか買い物とか色々気配りしてくれました。
空港から少しゴミゴミした市街地を走りR15に出るとあとはひたすら真っ直ぐの道。メキシコらしい景色が続きます。途中料金所があり、そこにはトイレと売店があるので、必要な方はここで止まってもらうと良いでしょう。


やっと着いた!マルガリータで一息

2時間弱のドライブでエルサルとロッジに到着。ドライバーのセニョールにチップを渡すと予想以上のリアクションで喜んでくれました、渡した方も気分が良いです。
おなじみのシヌエが出迎えてくれます。初対面ですがこのサイトではおなじみなので初めてのような感じがしません。部屋に案内されやっと一息といった感じ。奥さんもお疲れです。長旅お疲れ様でした! そしてこれもおなじみのウエルカムドリンク、フローズンマルガリータとトルティーヤで歓迎されます。
日差しは強いですが湿度が低いのでとても爽やかです。木陰は本当に気持ちいい。建物のパッションカラーと植物のグリーンと青い空のコントラストがとても綺麗です。ロッジの感想はサイトで見るより良いです。質素ですがそれもまた良し。普段の喧騒を忘れるには持って来いではないでしょうか。


明日の準備

夕食

荷物を紐解き、ガソゴソとトランクから釣具を出し明日の準備を始めます。ガイドにラインを通して明日モンスターの口の中に入るであろうベイトを結び終えて「よ〜し完璧、シャワーでも浴びるか!」。
浴室はバスタブはありませんシャワーのみです。体を洗う小さなタオルもありません。「もしかしてこれで洗うのか?」みたいなタオルはありましたがでかくて厚いので結構大変。体を洗うのに垢剃りなどを持って行った方が良いでしょう(特に女性同伴の方)。湯量も温度も問題ありません。シャワーでリフレッシュしてビールをもらいます、ダイニングにクーラーボックスが置いてあり、そこから勝手に出して飲みます、メキシカンビールのテカテとテカテライト、コーラにダイエットコーク、スプライトと水が入っていました。
ビールを数本やっつけたころ夕食のお呼びが掛かりました、他の客は釣りから帰ってくるのかと思っていたら今夜の客は私たちだけの様子、あらかじめ席に用意してあるコーンチップとサルサをパクパク、ビールをグビグビ。まずはショートパスタのトマトスープが出てきます。そしてメインのエビのフライ。エビの尾を背側から裂き開いた物を唐揚げの様に揚げた物です。付け合せにサラダと短い葱のような野菜(多分セボジータだと思う(タコスの付け合せ定番))。食事は悪くないです、もし嫌いな物が出てきても言えば他に作ってくれるので心配ないでしょう。
食事の最中、釣竿を持ったオヤジが大騒ぎで乱入! 私たちは唖然! 竿をフリップする仕草をしながら「フリップ!フリップ!」と叫んでいます。しばらく騒いでいたのでオヤジの正体は未だ分からず、そしてこのオヤジが私たちの席に着き、スイギスだと自己紹介。「あ〜! あなたのことは知ってるよ、日本のサイトに出てるからね。釣りはどうなの?」の質問に「ノーフィシュ」。「昨日は?」「ノーフィシュ」。その答えに私は凍りつき背骨から頭までゾクゾクゾクっと何かが走った。「釣れないの?」「釣りに出てない。今日も昨日も釣りに出てない。客がいないから分からない」との返事。な〜んだ! びっくりした。「おとといの客は1日70本、最大が9lbだ」「悪くないな、釣り方は?」「ティンバーにフリップだよスローにスローに」。やっぱり少しタフなんだな。

そしてスイギスがボートを選べと言い出した。他に客がいないので好きなボート選べと。ダイニングのすぐ裏にボートが止めてあるので見に行く。
1つはLOWEの16ft。セミVでエンジンはエビンルード、バウにはフットコントロールが付いてフラットデッキになっています。もう1つは多分グラマンとかトラッカーとかだと思われるVハルの17〜18ft。エンジンはマリーナ(マークのOEM)4サイクルの75hp、バウにはハンドコン。1人立てるくらいデッキが作ってあります。
LOWEのデッキとフットコンは捨てがたいですが奥さんも乗るし湖面が荒れた時バンバン叩きそうな形のボートなのでVハルにしました。結果論ですが湖はメインレイクと言うほどの開けた場所はなく、ほとんどの場所がクリークで沢山のクリークをつなぎ合わせた感じなのでよほどの風が吹かなければ大きな波は立たないでしょう。

スイギスはリザートとセンコーが足りなかったら譲るので言ってくれと言ってました。私は十分間に合いましたがもし足りなくなった人は彼に聞いてみると良いでしょう。


●1日目


シヌエが朝食を作ってるところ

朝からばっちり食べます

昨夜は疲れきって、崩れるように眠りについたが、やはり時差で目がさめてしまった。奥さんも同じで早朝というか深夜と言うかAM2:00から起きてうだうだとして朝になるのを待った。
しばらくしてダイニングに明かりが灯りシヌエ達がやってきた。オレンジジュースとコーヒーが部屋に運ばれてくる。空気が乾燥してとても喉が乾くので朝のオレンジジュースはありがたいです。一気に飲み干し、コーヒーを飲みながらダイニングに行くとシヌエとドロシー(ロージー)が朝飯を作っています。
朝食はシリアルとバナナを食べて待っていると、スクランブルエッグ、ベーコン、フルーツ、こんがり焼いたパンなどが出てきます。朝から大量ですが昼までしっかり釣らなくてはいけないのでお腹一杯食べておきます。

AM6:00、ロッジからバンで湖に向かいます。途中にある丘を上りきり緩やかな坂道を下り始めたところでエルサルとが見えます。朝日を映した湖と対面です。ワクワクしますね! この瞬間がたまりません。初めてのフィールドは胸踊ります。特に水が見えた瞬間はいてもたってもいられなくなります!
どうやらかなりの減水の様子。この季節の減水は正常なものでこれから7月までさらに水位が下がるみたいです。
一足先にボートは着いていました。スロープらしき物はなく、緩やかな土の斜面でランチングです。まるでどこかの先進国と同じようで共感が沸きます。トーイングしているトラックは古いダッジ「オンボロトラック」。さしずめこき使われ続けたロバの様。


ガイドのギリ 頼みますよ!

ランチングしたボートが緩やかに私の方に寄って来ました。運転するのはガイドのギリです。おとなしく素朴な青年です。見た目は少しラリーニクソンに似ていてヤングメキシカンラリーと言ったところでしょうか。ポーターがテキパキと荷物を運んでくれあっという間に出発。
アイドリングでクリークの奥から出て行く。ティンバーが無くなった所でスロットを開けプレーニング。しばらく走ったところで幅の広いクリークに入って行くと、向かって右側に見るからに浅そうなシャローフラットが有り、そこをトップウォーターでやるんだなとすぐに分かりました。エンジンを切りいよいよスタート!

ポツポツと細いティンバーが頭を出しています。バンクに向かってポップRをキャスト。パシャパシャとテンポ良く水柱を上げていると、ギリからアドバイスが「チャッチャッチャッとシャッドが逃げたように動かした後にポーズを入れろ」との事。分かりましたスローにですね。指示どおりにやるが出ませんね。数投後、スピナーベイトに替えます。
2投か3投目くらい、センコーのテキサスをキャストしていた奥さんに来ました。2lbほどの魚です。

言い忘れていましたが奥さんは10年以上釣りをしていません。しかも十数年前に2回行っただけです。その時はそこそこベイトキャストは扱えていましたが、今回の釣行の前に一度練習させておきたかったのですが、お互い忙しくそれも出来ないままここに来てしまいました。
彼女曰く、私の付き合いで、釣りはどうでも良いそうなので、別に投げれなくても良いそうです。日本で釣りした時も、アタリがきても合わせないので、「何で合わせないんだよ」の問いに「だって可哀そうジャン」の答えです。そんな感じなんで適当に楽しんでもらえれば良いかなと。


こんなサイズで良いのか!?

奥さんはこんなサイズを良く釣る

数投後私にも来ました。2lb無いようなチビちゃんです。センコー、リザートテキサス、スピナーベイトなどでどんどん釣れます。釣れますが3lb〜2lbアベレージ。少し不安。

程なくして別のクリークに移動。今度は幅が狭いクリークです。バンクの角度からしていきなり深くなっている様子が分かります。
テキサスリグでどんどん釣っていきます、ギリはバンク際に落としては1lbクラスを入れ食いさせてます。「オイオイ! センコーがもったいないだろ」と思いつつ、取りあえずは温かい目で見守る事にして。
私は10ftからディープを釣ります。私が釣ってる方は3lbくらいのがポツポツ出ます。ギリが1lb3本釣る間に私が3lbクラス1本と言った感じで釣っていきます。奥さんもそこそこ釣っている様子。だんだん日も高くなりこの状態が続くので不安は徐々に大きくなります。


少しはまともなサイズ 5lb

ギリ 続けて4lb

小さいが引きは良いのでイテテ

のどかな風景

クリークをどんどん奥に釣り進んで行き、一番奥まで来ました。ちょうどチャンネルセンターにあるティンバー。周りのティンバーよりも2回りほど大きくて太いティンバー。そこにそっとルアーを送ります。深さは12ftほどあるので着水後どんどんラインを送ってやります。
フォーリング中にフッとラインが入ったので間髪入れずにフッキング! いい感じの引きでノサレます。ガイドに「ちょっと良いかも」と伝えます。気持ちよく引きを味わいながら、上がって来たのは5lbほどの痩せた魚です。健康な状態なら6lb言ったところでしょうか。尾びれの感じからアフターのメスの様子。
それほど離れていない同じようなシュチュエーションでギリが4lbほどの魚をキャッチ、これもさっきの魚と同じ様。

○今思えば初日のこの2匹に大きなヒントが隠されていたんですね。2日目3日目もっと早く気づいていれば・・・。これだからバスフィッシングはやめられない!

そして移動。こんどはちょっと違った場所です。クリークではなく湖のメインチャンネルに接した場所です。
バンクには大きなシャローフラット、ボトムマテリアルは砂です。とても大きな規模のフラットです。プリからスポーニングの季節はビッグママがガンガン釣れそうな場所です。そこのフラットは緩やかに深くなり、最終的に10ft程まで落ち、そこからブレイクして一気に20ft程になります。そのブレイクラインはメインチャンネルと平行していてブレイクの西側がポイントになっています。ポイントの先端は超ディープですがハンプなどの地形変化をしており、ちょうどポイントはディープからシャローの通路になっていて、いかにもと言った大場所です。


7lb

トロフィーサイズ??

4lb

まずはポイント先端の先にある地形変化から釣っていきます。キャロライナで探りますが無反応。そのままキャロライナでポイントに近づいていくも反応なし。クランクベイトの竿に持ち替えポイントに向かってフルキャスト(ポイントといっても水中に有るので目に見える地形変化は有りません。ティンバーの露出した部分で判断します)、ルアーはファットフリーシャッド3/4OZ チャート/グリーンバック。ポイント中腹、いい感じでティンバーに絡まる様にキャストしました。ルアーのアクションを感じながらリトーリーブ。
ゴンゴンゴーンいい感じのアタリ、魚が乗るとすぐにいいサイズだと分かります。遠くで掛けましたが割りと簡単に寄ってきました。しかし寄せてからのボート際での突っ込みが素晴らしい! 何度となくのされて、ギシギシとロッドをバットから曲げてくれます。無事ネットに収まり、7lbです。やっとメキシコらしい魚が見れて一安心。ですが痩せてますね。
さらにポイントをブレイク側に進みながら次のキャストで再びバイト! 悪くないアタリです。直後ティンバーにまかれてしまい、ボートを寄せていきます。まだ魚の感触は感じます。枝を掻き分け探っていると、枝から外れました。ググググ〜ッ! 下に持っていかれます。そして上がって来たのはなんとも巨大なティラピア! 一同爆笑。
和みのひと時もつかの間、次のキャストはもう少しブレイク側。数投後4lbほどを追加して午前は終了です。

ボートスロープまで戻り、お迎えのバンに乗りロッジで昼食、そしてシエスタ。普段の私は連日15時間釣り続けることも珍しくないので、2時間の休憩はちょっともどかしいですが、郷に入ったら郷に従え。ガイドやポーターは仕事ですから決まった休憩を与えないのは可哀そうですし。
ロッジに戻るとアラバマナンバーのシェビーが止まっていてトライトンのステッカーなど貼ってあり、いかにもって感じのトラックです。ダイニングにアメリカ人のご夫婦らしき1組がいたので「あのシェビーあなたのトラック?」と声を掛けました。「そうだよ」「アラバマから来たの?」「そうだよ」「うそだろ!信じられない!」「そっちはどこから来たんだ?」「私達は日本から」「そっちの方が遠いじゃないか!」。まあそりゃそうですけど、陸路と空じゃ違うだろ。よほど飛行機が嫌いなのか、他に理由が有るか・・・。
「アラバマのどこから?」「ガンターズビルの近くだよ」。あちらの奥様が「来た事ある?」「行った事無いけど是非一度行ってみたいな」「アラバマには来た事ある?」「レイクマーチンに行った事あるよ」。そんな会話をしながら昼飯を頂きました。

昼寝に入ったら、これがまた疲れと時差もあり日本では普段爆睡している時間なので、一気に熟睡に落ちました。目覚ましを掛けていましたが、迎えがドアをノックするまで起きれませんでした。寝起きが辛い!


ダムサイド 5lb

9lb

午後の釣りスタート。ランチング場所から割りと近くにあるダムに到着。エルサルトには2つダムがあり、そのうちの1つ。ダムは50cmから1m位の岩を積んだダムです。この岩のダムの幅はおよそ200mほどでしょうか。ワンド状になった奥にあり、いい感じに風がダムに向かって吹き、シャッドを集めてそうな感じです。
ダムを端から釣っていきます。端のバンクにティンバーがあり、そこにクランクベイとを数投、いきなり来ました5lbほどのいい魚です。健康的な魚体です。眠気が吹っ飛びました。
そしてダムの岩をクランクで釣り流していきます。しばらくアタリが無かったのですがダムの中程でいいアタリ! ガンガンの突っ込み、のちに上がって来たのは9lb。これも健康的な魚体です。「イェ〜イ!」思わず叫びます。

また数投後ナイスバイト、今度もでかい! フゥ〜っと水面に上がり一気に潜られ一気にラインはテンションを失い、魚影はどこかに行ってしまいました。「あ〜あ!」。一同がっくり、ですがこっちはノリノリです。「まだまだ行けるぜ」ウキウキのルンルン状態でキャストを続けます。そしてダムのストレッチを流し終え、もう一度往復するような感じで流してほしいとギリに伝えます。ここでルアーのカラーを変えます。
同じファットフリーシャッドですがチャートリュースシャッドに変えキャスト数投後、再びバイト。またまたビ〜ッグフィ〜ッシュ! でかい! 寄せる、「やばい、リアフックにしか掛かってない!本当にやばいかも!」、魚が走る!
一瞬でしたが数分のように感じ、すべての出来事がこの目に焼きついています。行ってしまいました。
うーん!残念! 横に走らせていないので太さは確認出来ませんでしたが長い魚でした。ギリが言うには10lb+More。ここで掛けた魚はすべてポスト回復後の健康的なメスだったので私もそう感じました。今のは悔しい、本当に悔しい。


9.5lb

再びキャストを繰り返します、またまたナイスバイト、ネットに収まったのは9.5lb。ギリと握手します、凄いよここ。奥さんは「大きいの良く釣れるね!」。「まだまだこんなもんじゃねーよ」と余裕の私。
この後やってくるエルサルトの洗礼をまだ私は知らない。

ここでの釣り方はダムの際ギリギリにプレゼンテーションしダムの岩をなめる様にダイブさせる感じです。ダムの角度は45度位で結構角度があるので、タイトに攻めるにはギリギリに落とす必要があります。バンクが岩なのでルアーをぶつけたらひとたまりもないので慎重にキャストし一気にリトリーブ、岩と岩が重なって作り出すシェードに付いているバスが飛び出てくるイメージです。


夕暮れ ラトルトラップをひたすら

バズベイト 6lb

ザラ 8lb

ボートランプへ帰ります

この後は例のフラット&ブレイクポイントの場所に寄ってまあまあのを釣ったり、朝一と同じようなクリークを釣ったりして夕方を迎えます。
ラトルトラップで数を釣っていきますがサイズがいまいち。浮いている魚は小さいです。
トラップでクリークの奥に釣り進んで行くと、いかにもトップウォーターといったバンク発見! ギリに「あそこを釣りたい」と伝えます。バズベイトで枝に当てながらキュルルルルカチャ キュルルルカチャ。

シャローバンクを流していくとおいしそうな張り出しが、しかもスタンプが2つか3つ有る。ここは出るでしょ! 奥さんとギリに予告ホームラン。ブルルルルル〜ン ポチャ キュルルルル ドバッパーン!!
なんとも下品なバイトです。フックセット後すぐに引き寄せたのですがティンバーに潜られてしまいボートを寄せてもらいます。ティンバーから引きずり出されたバスは短いが太い6lb。良いですねー!
さらにその張り出しの向こう側、カバーが薄くオープンなのでザラに変えてみます。やはりスタンプがいくつか有り、またも予告ホームラン! ですが予告ホームランのプレッシャーでミスキャスト。ダサい!
「あーあ、やっちまった」。ボートを寄せてもらいます。ビシッビシッとロッドをあおり、ルアーが外れポチャッと飛んできました。ふけたラインを巻き取っている時にドッバーンとさっきよりもさらに下品なバイト。慌てて合わせてネットインです。8lb。良いですね〜エルサルト。
トラップで流しながらクリークを出て1日目終了です。


夕食

ロッジに戻ると再び私達だけでした。昼間いた夫妻は1DAYだった。どこか別のロッジにでも行ったのかな。食事をしているとスイギスがやってきました、釣果を聞かれて、良かった事を報告しました。
「レコードフィシュは何ポンド?」「10.13lbだよ」。「嘘でしょ〜」みたいな目で見ていたので96年にレイクフォークで釣ったんだと言うと、何だか信用してくれたご様子。
それを今回更新したいんだと言うと、「今日は9.5lbだろ? 明日は10lb、明後日は11lb、その次は12lbだ」。「そう願いたい」と私。
とにかくスイギスはゲストを盛り上げようと、楽しい会話をどんどんしてくれます。少しやかましいと思う方もいるかも知れませんが、どんどん彼のノリに入った方が面白いですよ、盛り上がります。かなりなまっていて何を言ってるか分からない時もあるけどそこはご愛嬌。

この日は泥のように寝ました。


●2日目

まず結果から言ってしまうと、これから3日間は相当タフでした。1日頑張ってアベレージ2lb程度を20本程度を釣るのがやっと。その中に良いサイズか数本まざると言った感じです。

奥さんはちょっと疲れているので、今日は釣りはお休みです。ロッジで読書をしながらのんびり過ごすらしいです。私からすると「なんてもったいないと!」思いますが、彼女は釣りにはほとんど興味ないので「一人で行ってきな」と軽く送り出されました。


少し霧が出ています

昨晩から気圧が上がり、外気が冷やされたせいで、湖面を霧が覆っています。
ほとんどのロッジのボートは同じクリークの最奥に置いてあり、皆同じ場所からスタートします。霧の中を走り出すと、昨日とは様子がちがう。ボートの数かやたら多い。木曜なので週末に掛けてのアングラーが着始めたのかもしれないですね。

まず始めに例によってトップウォーターが良さそうなシャローの有るクリークに入ります。釣れないです、本当に釣れない。ポップRにやっと出たのは2lbクラス。
すぐに移動。到着したのは例のフラット&ブレイク&ポイント+ティンバーの場所。すごい数のボートが浮いています。アングラーズインの赤いボートやらロンスピードの白いボートやらで、まるで日本のメジャーフィールドの有名スポットの様。昨日ビッグフィッシュが釣れた場所は、まさにその真上にボートが浮いていて、皆ソフトプラスティクを投げているご様子。仕方ないので開いている場所にクランクベイトを打って行きます。
ほんの数投で3lbクラスを2本上げ、その後ブレイクエッジのティンバーにフリップして行くと、なにやら向こうからくるボートの上ではアメリカ人が四つんばいになり湖に向かって嘔吐しているじゃあないですか、「ウォエエ〜!ウォエエ〜!」。ギリに「どうしたんだろう?」たずねると「ビール飲みすぎたんじゃない?」「だってまだ朝だよ」 ギリ「二日酔いなんじゃない」。
ちょっと私にはここに来て二日酔いになるほど飲むのは理解できませんが、彼らアメリカ人は至って御気楽。あらゆる種類のアルコールを入れながらエルサルトをエンジョイしている様です。
まだ彼はゲロが止まらぬ様子。だんだん私のボートに寄って来ます。周りのボートも彼の事を見ています。湖の水で顔を洗い、私に向かって一言「昨日はテキーラ飲み過ぎちまったぜ!」。一同爆笑です。
そのあとは昨日と同じような釣りをして、たいした釣果も無いまま昼食です。

ボートランプに戻るとアメリカ人2人組みが合流したようです。挨拶して自己紹介すると、体格の良い方がブッチ背が高い方がマイク。アリゾナはフェニックスから来たそうで、昨日メキシコに着いたがマサトランで盛り上がり、今朝ロッジに着いたそうです。彼らも例外に漏れず二日酔いだそうです。
ロッジにもどり奥さんに午前の釣果を聞かれ、散々だった事を伝えます。奥さんはシヌエなど他のスタッフが遊んでくれ楽しい時間を過ごせたようです。
昼食とシェスタを済ませ、いざ湖へ!


ダムエリアで7lb

5lb

まず例のダムに入ります。クランクベイトで丁寧に流すもノーバイト。続いて少し北側にある同じようなシュチュエーションをもつダムに移動。こちらは取水設備があり縦にパイプが有るダムです。同じようにクランクベイトをキャスト、ダムの中央程まで来たところで強烈なアタリ、たまらない引きを味わわせてもらい、上がって来たのは7lb。いい骨格ですが痩せてます。
しばらく各クリークを回りながら釣っていきますが釣れません! 昨日とは食いがまったく違うので、ギリに「どうして?」とたずねると「月の位置が悪い」とか。ガイドは釣れないと月のせいにするのはどこでも一緒のようですね。まあそれも要因の一つではあるのかも知れませんが。
釣り客の数も増えましたし、ティラピア漁の網の数が明らかに増えてます。網もさることながらこの網を張ったりティラピアを回収するボートの往来が激しいです。
気圧が上がった事も大きな要因の一つではないでしょうか。毎日良い天気なので見過ごしがちですが、夜は星が瞬き冷え込み、昼はまったく雲の無い快晴。1日目との空の様子と比べてみれば良く解ると思います。良く釣れる湖ではこう言った天気の変化はかなり釣果に影響すると思います。皆さんもタフな時は周りを良く観察して何が要因なのか探してみてください。釣果が上げられる事はとても楽しいですが、自分の考えで打開でき何かを見つけられた時の喜びは何にも変えがたい喜びを得られるでしょう。
まあ私ごときが皆様に偉そうな事を言える腕前の持ち主ではございませんが、参考にしていただければと思います。

その後はまたもや例のフラット&ブレイク&ポイント+ティンバーで5lb追加。その後はクリーク奥部でテキサス、ジグヘッドトリックワームなどでたいした釣果も無く終了。

帰りのバンの中ではマイクに奥さんの名前を聞かれ「TOYOKOだよ」と答え、彼らには日本人の名前は覚えずらいので「TOYOTAみたいに発音してみて」と教えました。その後夕食の時彼らが現れ、奥さんに挨拶、「Hi TOYOTA, nice to meet you I'm NISSAN」に一同爆笑。その後は奥さんが持ってきたメキシコ指差し会話帳なる物を用いて楽しい時間を過ごしました。スイギスが放った一言に私はビールを噴出してしまいました。彼は本当に愉快な男です。少し調子が良い所があやしいですが。


●3日目


ギリ 3lb

今日も奥さんはお休み、午後からはボートに乗るみたいです。
今日も昨日に続き気圧が高めです、昨日より釣れません! レポート出来るような釣果は得られませんでした。2lbクラスを最高に10本程度でしょうか、ギリの釣った3lbが最大です。

ランプに戻りるとすでにブッチとマイクは私たちを待っていました。彼らはすでにバンの中、ボートにいた彼らのガイドに午前の結果を聞くと「10lbが出たらしい、他にも8lbも」、ウッソ〜! ギリは申し訳なさそうに私を見ています。ギリに「午後は俺たちの番だぜ!」と告げバンに乗り込みます。
彼らは昨日の二日酔いとはうって変わってノリノリです。「10lb釣ったのはどっちだ?」と聞くとブッチが釣ったらしく、同じ場所でマイクが8lbを3本、他にも数もそこそこ出たらしい。またまた「ウッソ〜!」です。何で釣ったか聞いたところ、彼らの使っていたベイトはラパラのDTらしい。「オープンウォーターのディープにビッグフィメールは居る」と確信めいて言っていました。


昼食 チキンライス トルティーヤ

ダイニング 木陰で風が気持ちいい

昼食中シヌエに蚊に刺されていると言われ、左腕を見ると3ヶ所赤くなっていました。虫除けを持ってきてくれて塗るように言われましたが、腫れも無くかゆみがまったく無かったので「かゆくないから大丈夫! 日本の蚊はすごくかゆいんだ。」と言って塗りませんでした。これが後々大変な事になる始まりです。
その後着実に刺され続けて両腕と手に約20箇所。はじめはかゆくないのですが徐々にかゆくなり、10日後くらいがピーク、睡眠を邪魔するほどのかゆみです。どこで刺されたのかははっきり解らないのですが、通常日本で見かけるような蚊は沢山見かけるのですが、悪行を働くのはそいつではなく、小さな小さな蚊が刺すようです。奥さんは1箇所しかやられていないので、釣りしている時にやられたかも知れませんね。まあとにかく刺されなければ問題無いので、これから行かれる方は防虫対策は怠らない事をお勧めします。体質にもよると思いますが、日本に帰った今でもボリボリかいてます。


クランクベイトを並べ物色

午後のスタート前にブッチにベイトを見せてもらいました。DT10のカラーはシャッドです。マイクは同じDT10のブルーバックシャッドです。
俺はシャッドカラーを家に置いてきちゃった! 家ってロッジか日本の家か? 日本の家だよ。ファイヤータイガーしか持ってこなかった! 残念! シャッドカラーのクランクベイトは出番がないと踏んだ私はチャート系以外は家に置いてきてしまいました。あまりベイトを気にするタイプではないので、それほどでもないですが。

タックルボックスからゴソゴソとナチュラルアクションのクランクベイトを取り出しデッキに放り出します。グラスロッドにはちゃっかりファイヤータイガーですがDT10を結びました。


奥さんもこんなのを数本

4.5lb

ブッチ TOYOTA ロージー マイク

今夜はビーフ アメリカ人達大喜び

最初に到着した場所は彼らが話していたような場所です。ポイントの先端ですが急にドロップしていて大きいポイントなので先端の幅が広い。ポイントと言うと先が尖ったイメージですが、丸いと言ったら解りやすいでしょうか。ティンバーもまばらです。
クランクベイト数キャスト、反応はありません。キャロライナに変えて2lbクラスを数本、奥さんもバンクを打って同じような魚を数本。するとエルサルトロッジの黄色いボートがこちらに向かって来ました。ブッチとマイクです。「俺たちここで釣ったんだぜ!」「え!本当に! なんだよギリ君そうだったの? 言ってよ〜!」。マイクがラパラをクランクベイトをくれるみたいです。「ラパラくれるの?」「やるよ」。ポィとこちらのボートに2個のラパラを投げてくれました。「ありがとう! これでトライしてみるよ!」。

その後またもやたいした釣果も無く、午後のひと時は過ぎ去りました。
日もやや傾きかけた頃にメインチャンネルに面したティンバー群の中、大きく太い幹にテキサスをそっと落としフォーリング中バイト! 枝に巻かれましたが無事ランディング。4.5lbです。
その後も小さいのをポツポツ釣り終了となりました。

昨日から午後に吹く風が強くなり少し釣るがやりずらい状況。日増しに網の数も増え、ますますタフになって行きました。


●4日目

いよいよ最後の日になってしまいましたが、昨夜奥さんに相談した結果、明日もう半日釣りしても良いと言う返事が出ましたので、そうする事に決めました。シヌエに相談するとOKだとの事。料金はUS$230。ちなみにエルサルトロッジのHPでは半日$250と表記されています。おそらく最初の予約手配の段階で決まっていればもっと割安になると思います。
私の場合は当初奥さんに釣りの時間を4日もらうのがやっとでしが、2日目以降の釣果に奥さんも情けをくれたみたいで、急遽決まりました。奥さんは今日も午後から、まったりリゾート感覚でくつろいでるようです。

恒例の朝のトップウォータタイム。釣れても小さいのは解っています。こうなったら少しでも数を延ばしてやろうと、2本の竿にジャークベイトをセットします。ポインターとロングAです。後者はアメリカ人がトラップで狙うベイトにチェイスしている浮き気味のバスを取るつもりでセットしました。
今までトップウォーターを投げていた様なシャローフラットにポインターを入れていきます。やはりトップより食いが良いです。2lbクラスがいくらでも釣れます。ギリもテキサスリグで釣っています。

ひとしきりシャローを流した後、同じエリアのアウトサイド、ややディープよりのティンバー群。枝が細いのでブッシュと言った感じです。こんどはそちらにフリップ。釣りをしながらギリが「先週ここで11lbが釣れたんだ。」「本当に!」。自分ではちょっと違うなと思う場所でもここはエルサルト、魚影の濃さは半端じゃありません。切り口はいくらでもあるでしょうし、ガイドが連れて行く場所はそれなりに可能性があるでしょうから、常にワンキャストを大事に丁寧に釣る事をお勧めします。次の1投が生涯のレコードフィッシュになるかもしれませんからね。
そこでも2lb止まり。ハンドコンを上げエンジンを掛けて次のエリアに向かいます。少し天候が変わり始めたようで少し雲が出てきました。快晴ですが少し流れるような雲が見られるようになりました。

例のフラット&ブレイク&ポイント+ティンバー。ここの周りはベイトのストックが多いみたいで常に表層でチェイスしています、アメリカ人はトラップで釣っている様ですが、ここで先ほどのロングAの竿を取り、ためしにジャークしてみました。しかし釣れてくるのは小さいです。浮いているバスに大きいのはいないみたいです。クランクベイトの竿に持ち替え、ポイント部を打っていくと4lb。その後は続かずポイントからシャロー側に入っていきます。スピナーベイト、シャロークランク、ノーシンカーなどで流し、ポツポツ釣れますがここでも2lb止まり、移動となります。

次に来たのは初めて釣るシュチュエーションです。バンクは泥質の急なバンク、所々ハードマテリアルが混ざり、ショアに単発でティンバーが有ります。入ってすぐ向こうからジャベリンに乗った2人組みがやってました。バックシートのメキシコ人はギリの友だちらしいです。彼らも小さいのしか釣れてない様子。
ポツリポツリとあるティンバーにトリックワームジグヘッドを入れ中層スイミング。ほど無くしてグゥ〜ッと横に沖に走るビッグフィッシュ特有のアタリ。すかさず合わせるも、うまくのらずバラシ。「今のは良かったかも」、ギリにそう伝えると同時くらいにギリも来たらしく、大きく合わせるものらず。ラインブレイクだ。ギリが「ハァ〜ッ」とため息、今のはいい魚だったらしい。「逃げた魚はみんなでかいんだよ」と私。
先ほど掛け損ねた場所のもう少し奥にキャスト。3lbほどが釣れ、次のティンバーに移行。フォーリング中にすぐアタリが来た。合わせるも、ぐるっと1周ラインを巻かれてしまった。「取れないよ、無理だ! ラインが12lbだから!」。何とか取ろうと努力していると巻かれた反対側で魚がジャンプ! 5lbクラス! しかしラインブレイク、ウッドカバーにスピニングは無理だな。

だがここで少し何かが見えてきました。いい魚は大きくて幹の太いティンバーにいるみたいです。枝も太くて大きく広がっているのが良さそうです。
その先には打つべきティンバー並んでいますが、ギリにでかいティンバーだけ打っていこうと告げ小さな物は無視して流します。すると少しサイズアップし3lb〜4lbが釣れる様になり、少しリズムが出てきた感じ。ですが「ここはエルサルト、こんなんじゃしょうがねえな」と思うも、昨日までの釣果よりまだましかな、微妙です。
そんなこんなで午前は終了。


牛の一行に道をふさがれて

クランクベイト 4lb

何か見えてきた4lb

明日やるべき事がはっきりした!

昼食、シェスタ、出発!
ブッチ&マイクは今日で終了。午後少し早く切り上げるらしく、ここでお別れです。「会えて良かったよ。またどこかで会おう」と握手しました。

午後はかなり風が強くなって非常に釣りづらい状況です。もう残された時間は少ないのでガイドまかせでは無く自分の好きなようやらせてもらおうと、ギリにメインチャンネルに絡むビッグティンバーだけをランガンしたいと告げました。「ビッグママ リビング イン ザ ビッグハウス!!」。
何箇所かで3lbクラスを数本取るも空しく、強風の為、続行不可となりクリークに非難。その後はお約束のチビパーティー。釣っても釣っても2lbクラス。ギリと奥さんはバンク打ちで数を釣ってます。私は少し沖の大きめのティンバーを狙い、数は少ないが3lb〜4lb。
残された時間が少なくカウントダウン状態になると、時間が過ぎるのが早く感じるものです。奥さんは「早く大きいの釣ってよ! カメラ持って待ってるんだから!」私「大きいの釣りたいけど釣れないんだよ!」。
あっという間に午後は終わってしまいました。

帰り道で2台のボートが浮いていて両方エルサルトロッジの黄色いボートです。1つは途中から来たメキシコ人の若者2人組みと、もう一組は午後到着したアメリカ人親子。メキシコ人の方のボートがエンジントラブルらしく動けないでいたようです。我々のボートに2人を乗せ無事帰着。ランプでスイギスが待っていてパッとしない結果を報告しました。

初日の衝撃的な釣れ方に惑わされて、冷静に判断できなかったみたいですね。2日目にいきなりタフになり対応できず、気がつくのに3日も掛かってしまった。明日はビッグハウスのパターン1本で行こう! 午前中は風も吹かないのできっとチャンスはあるはず。ポジティブシンキングで眠りにつきました。


●5日目最終日

とうとうこの日がやって来てしまいました最終日です。今日は午前半日で釣り終了なので奥さんも朝から一緒に出ます。昨日の強風は気圧が入れ替わる兆候だったようで、今日は所々雲があり、空気も少ししっとりしている様子(とは言っても日本と比べたらはるかに乾燥しています)。昨日まで凄く乾燥していたので良く分かりました。シヌエも「今日は雲が出てるから良いかもしれない、日本人の客はいつも最終日に良い釣りしてるから。」と言う。そう願いたいですね、心強い言葉をもらい、いざ出発!

ギリに「今日はビッグハウスをランガンしたい。メインチャンネルに面した大きなティンバーを知っている限り回って欲しい」と伝えます。そしてランプの有るクリークからアイドリングで進み始め、ティンバーの無くなったあたりでプレーニング。朝焼けに迎えられて私たちのボートは最初のスポットに走り始めました。
しかしすごい数のボートが浮いています、狭いエリアに6台ほど浮いています。どんどんクリークの奥に入っていき、シャローバンクにトップウォーターとの事。「はいはい! 朝一はやっぱりトップですよね!」ってオイ!! ビッグハウスって言ったじゃん!! 「この後ここのクリークマウスにあるチャンネルのティンバーをやるから試しにここでトップをやってみて」との事。私もトップは大好きな釣りなので、まあいいか。「釣れても小さいんだよな」と思いつつ取りあえずポップRをキャスト。奥さんはテキサスリグを使い、それぞれ2lbクラスを数本上げて「やっぱり小さいから早くビッグハウスを打とう」とギリを急かします。

そしてクリークの出口に向かいました。クリークマウスは大きく幅を広げ、ほぼ真ん中に大きな木が10数本並木の様に真っすぐ並んでいます。そのアウトサイドには木が全くないので、そこがチャンネルになっているのは目で見ても分かります。もう少しレイク側が良かったのですが、大きなティンバーなので中々悪くなさそうです。
ギリが先日から言っていた、彼一押しのカラーのウォータメロンレッドフレークを持って来てくれました、早速そいつをフックにセットしてフリップ開始! ティンバーの幹に丁寧に入れていきます。底までは20ftほど有るので着水後はひたすらラインを送ります。フォーリング中にもバイトがあるので注意が必要です。まず上の方に居る小さいやつが先に食ってくるのでそいつをいなします。2lb〜3lbクラスです。こいつに巻かれたり枝に根がかりなど起こして、上でガチャガチャやってしまうと下にいるビッグママを驚かせてしまうので注意が必要です!
1本目のティンバーで素晴らしいアタリ! 竿ごと持っていかれるようなアタリに思いっきり合わせますが、しかしすでに何本かの枝に巻かれています。幹にボートを寄せて枝からバスを引きずり出そうと試みますが、やがて魚の感触は無くなりました。
何度となくこの様な事を繰り返します。とにかくこの釣りは辛い! 素晴らしいアタリを得ることが出来ますが、なかなか魚を取る事が出来ないです。幹に添ってベイトを落とし込めば何本かの枝をスルーしなくてはなりません、魚が掛かれば右にも左にも動いてしまいますから当然巻かれてしまいます。しかしビッグフィッシュと思われる反応は度々あるので辛いが楽しいです。


6lb

大きいのを釣ってもらおうと
幹に投げるよう言いますが、
どうでも良いみたい

チャンネルを外に向かい1本また次の1本とティンバーを打っていきます。奥さんは外に広がった枝にキャストして小さいですが何本か釣っています。のちにやっとティンバーから魚を引き抜く事が出来ました。6lb。何だかすごくすっきりした気分! サイズこそそこそこですが、辛かった3日間を吹き飛ばすには十分です。あらためて釣りの楽しさはサイズや数では無いと思いましたね(大きいのと数を沢山釣りたくてメキシコに来たんですけど)。
まだまだ時間は有ります。がんばって釣るぞ!
その後このエリアからは3lbまでのサイズを何本か取り次のエリアに移動。ビッグハウスを何箇所か回り、同じような事を繰り返します。


今回最大 10lb

次に入った場所はメインチャンネル沿いの場所。バンクから5mほど沖に1本だけ大きなティンバーがポツリとあります。周りにもちらほらありますが貧弱です。まさにビッグママのお家ですね。
ギリの持ってきたレッドフレークのリザードが無くなってしまい、同色のオールドモンスターをフックにセット。日陰になったところにそっと落とします。ラインをスプールから引っ張り出し、送り込みます。途中フッとラインが止まり、不自然なのでテンションを掛け聞いてみると魚の感触! ギリが「フィッシュ! フィッシュ!」と言い、思い切り合わせるといい手ごたえ、グググッ〜と引き込まれる。やはり枝に絡んでいるので取れるかどうか半信半疑で巻きます。「チクショウ! 頼むからこっちに来てくれ!」。「ゴボッ〜ン!!」と怪獣がティンバーから引きずり出され、「でけぇ〜!」。ボートの上は大騒ぎ。お家から引きずり出されたバスはボートの下に激しく突っ込みます。ジリジリとラインが引き出され、何度と無く突っ込み、無事ネットに収まったのは10パウンダー。
ドラマですね!最終日に!

その後も同じ様なシュチュエーションで同じような事をしましたが、結果は最大4lbほどで数匹追加しました。
残り時間はあと1時間ほど。十分満足してしまいました。残り時間も少ないのランプまで戻りながら釣って行きます。つづいて島に到着、前に何度か出てきたダムの沖にある島です。ダム側は土でバンク角は少し緩やかに落ちていきウッドカバーが豊富です。反対側はハードマテリアルで急な角度で落ちます。ほぼ岩盤と言った感じ。満水状態の時には多分全域岩盤になると思われます。
最初にダム側のポイント状に張り出した部分から釣っていきます。以前にもここには何度か来ていましたが3lb止まり。やはりそんなサイズを釣りながらハードマテリアルの方に回っていきます。シェードになっていて岩が崩れたガレ場などあり、夏の場所といった感じです。
ここでも数本上げて移動。


ハラハラドキドキのファイトの末 8.5lb

いよいよ最後の場所です。北側にあるダムに到着、ダムのマウス部のバンクを釣ります。ここも岩盤でガレ場があり、サマーパターンの場所ですね(と言ってもここは1年中暖かいですが)。アフターからのパターンとしてはもっとも先行した場所でしょうかね。
もう時間は12時になっています、ギリがここで三分やって帰ろうと言い、私はあそこで1分あそこで1分あそこで1分と岩盤の中にある岩が崩れた場所を竿の先で3ヶ所示しました。スピニングに12lbラインジグヘッド。1箇所めはノーバイト。2箇所目にキャストし、着水後すぐに「ゴボォォォツ!」とモンスターがアタック! 「ワーオ!」、ボートの上は盛り上がります。口に入ったか? ラインを張るとスゥーツと手前に走り、すかさず合わせます! ジジーッジジーツとドラグを鳴かせ下への突っ込みに耐える。ライトラインですから無理には巻けないのでティンバーの方に走るバスを押さえるのに必死です。ギリがトローリングモーターでバックしてくれ、ラインをトランサム側から船外機をパスして反対側に持って行き、走る方向を変える事が出来、少しほっとした所ですが、見えた魚の口にはルアーがバッチリ口の中に入っているではありませんか! 無茶すればラインが切られてしまう! 丁寧に丁寧に! 少しでも巻いてテンションをかけるとすぐに浮いてジャンプしそうになるのでドキドキでした。そして無事にネットに収まったのは8.5lb。十分に引きを味合わせてもらいました。


あ〜!終わってしまった

そして次のワンキャストを済ませ、ギリに「帰ろう!」。すると彼はもう1回この先に投げろと言います。未練のワンキャストは今まであまり良い思い出もありませんし、せっかくのお茶を濁すのも何なんで「満足したよ!帰ろう!」と告げ、これにて終了と言う事になりました。
後になって思いましたが、投げておけば良かった。もしかしたら次のキャストの下には20lbが大口を開けて待っていたかも!!


●マサトランへ


みんなで記念撮影
掛け声は 「テキーラ!!」

12:00で午前の終了となりシャトルバスが13:00に迎えに来る手配になっているので、ロッジに戻り慌しく荷物をまとめます(ピックアップしてもらう時間は自分で指定できました)。
スイギスやロッジスタッフ、他の客などと別れの挨拶と再会の約束をしてバンに乗り込みマサトランに向かいます。
私はもう御気楽モードでバンの中でビールを流し込み、すでにリゾート気分。しかし! 心の中は相当辛いです! 釣りがやっといい状況になったとたんに終了ですから。しかもエルサルとを目と鼻の先にしながら、まったり過ごさなければいけないなんて。究極の生殺しです。と思っていても奥さんには口が裂けても言えませんが。そもそも新婚旅行の代わりなのにこんなわがままな旅行に賛成してもらっている訳ですから。
私共のように釣りとリゾートを絡めた旅行をする場合は、先に遊んでその後に釣りをするスケジュールにした方がいいと思いますよ。後ろ髪を引かれるのもそうですが、女性同伴ですと時差や体調を整える時間にもなると思いますから。

途中ドライバーが何時のフライトだと聞いてきました。飛行場に行くと思っていたみたいです。向かうホテルの名前を教えて、程なくして到着しました。
泊まるホテルは予約時にはリビエラでしたがエンポリオに変わっていました、最近名前が変わったようです。ウェブサイトもありますし地球の歩き方にも出ています。ホテル料金はスタンダードタイプで$100、ジュニアスイートで$120です。私共はジュニアスイートを選びました。
こちらのホテルも当サイトで手配していただきました。繁華街からすこしはなれた静かな場所にあるホテルと繁華街に近い所と言う事で二つ推薦していただき、もちろん他にも沢山有りましたが探すのも面倒でしたし、奥さんの意見で繁華街にあるリビエラに決定しました。

立地は良いです。色々な所にアクセスするのには便利な場所です。ただ繁華街の中なので結構にぎやかです。ならびにあるナイトクラブから夜更けまでウファーの音が聞こえてきます。静かに過ごしたい方は少し外れた所が良いかなと思いました。
ホテルの中は、建物自体はあまり新しくないようですが、清潔感も有り、アメニティグッズも充実していて、こういうのは女性にポイントが高んだと奥さんは言っていました。彼女はは今まで沢山のリゾートホテルを経験していて、色々なホテルを知っているみたいですが、ここのホテルの感想は良い方だと言っていました。

街に出てみると今日から2週間の春休みと言うことで、若者でにぎわっています。街の形はちょうど湘南のような感じです。私共が泊まったホテルが茅ヶ崎、藤沢あたりだとすると、北に向かって湘南海岸のように砂浜が続き、旧市街地が江ノ島と言った感じです。それをもっとにぎやかでゴージャスにしてラテンの乗りとゴミゴミ感を足したような感じです。

街の移動にはタクシーとバスがあり、タクシーには何種類かあります、まずローカルタクシーの普通の物は緑と黄色のサニークラスの乗用車、プルモニアと呼ばれるゴルフカートのような物、ピックアップトラックの荷台に屋根を付け、ベッドの両端に平行して座席を着けた乗り合いの様な物です。奥さんがすっかりプルモニアを気に入って私たちはそれ以外は乗りませんでしたが、他の物も機会があればチャレンジしてみてください。旅の思い出になると思います。
プルモニアは2種類あり、車高が低くドアがあり座席も低いタイプ(こちらは見た目が少しゴージャス)、もう一つは座席位置が高くドアがありません。こちらの方が開放感が有り、乗っていて楽しいです。みなウーファーなどサウンドシステムが組んであり、メキシカンレゲエ!??のような曲を爆音で掛けています。最初はこの音楽に少し違和感がありましたが、しばらくここに居ると何だかそのリズムになってきて、最後はその乗りになっちゃいました。プルモニアのベースはみんなワーゲンで、ワーゲンスイングのような形ですが、きっとビートルのキャビンを取っ払い、FRPのボディシェルを被せたんだと思います。
エンジンは空冷フラット4です。料金はちょい乗りで$5〜$10程度、旧市街地など観光で1回りしてもらうと$20〜$25、乗る前に値段の交渉をすれば安く済ませられると思います。アメリカもそうですが西海岸はビートルの着せ替えカスタムが好きですね。リアのキャビンを切って無理やりピックアップトラックにした物や、デューンバギーなどもちらほら見受けました。こちらはレンタルで貸してくれるみたいです。他にもスクーターやATVのレンタルもありました。しかし街中の交通のルールやマナーのレベルは低いそうなので借りない方が良いかも。


エンポリオでの夕暮れ

ベッドで奥さんは読書

ビーチサイドで悪くないです

コロナ1ケース
あっと言う間に飲んじゃった!

ホテルを出て簡単な食事をして(ホテルの周りにはバーやレストラン、メキシカンフードの屋台、マクドナルドなど沢山あります)ビールを1ケース買い、ビーチを散歩して部屋に帰ります。ホテルは持ち込み禁止でした。知らないでビールを持ち込んでいましたが、良識有る大人は真似しないで下さい。

この後はお互い好きなようにまったり過ごしました。奥さんは読書に耽っていました。私は水着に着替えて部屋の外のテラスに出て水着の女の子を見ながらどんどんビールやっつけます。最初はやけ酒状態でしたが、普段の私は仕事か釣りどちらかなので、こういった時間を持つのも良いかなと思いました。ここでこうしていると今朝10パウンダーとファイトしていたのが嘘の様です。
(建物はコの字型で中庭をはさんでいます。部屋から中庭に出る事が出来ます。中庭にはプール、ジャグジー バー、レストランが有り、そのままビーチにつながっています)

このままだらだらと優雅な時を過ごし、夕食は外に出るのが面倒なのでホテルのレストランで済ませました。とは言ってもホテルのレストランもオーシャンビューでなかなかです。私たちはディナービュッフェを頂きました、1人$15だったと思います。

二日目はプルモニアで旧市街地まで行き、市場など見て歩きました。凄くにぎわっています。まるでアメ横。トイレに行きたくなったので近くに居たおまわりさんに場所お聞き、行ってみたら有料でした。1回2ペソだったと思います。トイレの場所は市場の中心的な建物の2階です。
たまたまそこは食堂が並ぶフロアだったので、そこで食事する事にしました。値段は安く$2〜$3程度1番高い物でも$5です。他で食べるよりローカル的なのでメキシコを感じたい方にはオススメです。ただしあまり清潔感は期待しないで下さい。それと英語は通じません。例の会話帳が役に立ちました。他にも市場の中にタコスなどの屋台が色々有ります。日本の立ち食いそばみたいな感じです。


旧市街の高台からの眺め

市場の衣料品街

市場2階の食堂でローカルな食事

食堂から見た市場周辺

果物屋

肉屋 かなりリアル

マサトランは漁港でもあり魚も豊富

旧市街地の教会



若い娘がエクステ着けてます

ホテル前のビーチ

ジャグジーでセニョリータの質問攻め.

ビーチではバンドが演奏

ビーチ沿いの歩道をお散歩

旧市街のカフェ

公園前の歩道にテーブルが並ぶ

ヨーロッパの様

その後ホテルに戻り、ビーチでだらだら過ごしました。たまたまビーチではバンドが演奏を始め、楽しかったです。なんと言う音楽か解りませんでしたが、メキシコ番スカの様な乗りの良い曲で、曲につられ調子づいてマルガリータをグビグビやったら、酔って寝てしまいました。

日も落ちたところで起き出し、ビーチ沿いに掛かる歩道を散歩しました。ここもお祭りの様ににぎやかです。物売り、若者、スケートボード、ローラーブレード、カスタムカー。1kmほど歩き、疲れたのでプルモニアに乗りました。行く場所は決めていなかったので運転手に音楽が聴けるレストランに行きたいと伝え、着いたところは旧市街地の教会の北側だと思いましたが、公園を前に歩道にテーブルを並べたオープンタイプのレストランが並んでいます。どちらかと言ったらカフェが多いかも。飲み物メインなので食事は別な所が良いかも知れません。ですが雰囲気は良いです。スペインの植民地時代の面影でしょうか、ヨーロッパの様です。
料金は高くも無く安くも無く普通と言ったところ。日本で言う流しのようなギターを持った人がうろうろしていて、リクエストで歌ってくれます。頼みたかったのですが、テーブルのまん前で大声で歌っているものですから恥ずかしくて頼めませんでした。他の人がリクエストした曲を聴いているだけで十分かも。
旧市街地全般に言えている事ですが、物乞い、物売り、募金が多いです。食事中にも関わらず、どんどんやってきますので、無視するかNOとはっきり言えばすぐに居なくなります。

夜の旧市街地を堪能した後、そばで客待ちしていたプルモニアに乗ります。運転手が家族が一緒に乗っても良いかと聞かれたので、問題ないと応えました。奥さんと子供2人です。奥さんは美人さんで、運転手(旦那)がいくつに見えるかと聞くものだから、25歳??と答えました。はっきり言って違う人種の年齢は解らないですから、あてずっぽで少し若く言ったつもりでしたが。旦那さんは、「奥さん怒るよ! 殺されちゃうぞ!」「嘘、ホントに!ごめんね!」と奥さんに謝りました。「本当はいくつ?」。22歳だそうです。旦那さんの歳を聞いてみたらなんと44歳! 「22歳も違うんじゃない! やるね〜!」みたいな感じで盛り上がりました。
少し夜の旧市街地を回ってもらう事にしました。夜もまた別の雰囲気で良いです。旧市街地は小高い丘になっていて、頂上は見晴らしが良く夜景も綺麗です。夜のプルモニア観光はオススメです。この運転手は色々連れて行ってくれ、車から降りて色々説明してくれました。
帰り道で「昔マサトランに日本のシンガーが来た事がある」と言い始め、「上を向いて歩こう」のメロディーを口ずさみはじめました。ああ! キュウサカモトでしょ! 彼は名前は解らないと言うので「上を向いて歩こう」を歌い始めたら、彼は「それそれ〜!」。海岸沿いを走るプルモニアの上で歌って盛り上がっちゃいました。最後に運転手の子供にお小遣いをあげてさよならしました。


最終日 部屋の前で

最後の日は11:00チェックアウトなのでゆっくり起きて、ホテルのレストランでモーニングビュフェを食べました。1人$11くらいだったと思います。
荷造りをしてチェックアウト。フロントに荷物を預け、迎えのシャトルバスが来るのが14:00なのでそれまで遊ぶ時間が有ります。奥さんに何がしたいか聞くと「また市場に行きたい」との事なので、またまたプルモニアに乗り、市場でブラブラして例の2階にある食堂に行きました。昨日とは違う店に入りましたが昨日のお店の方がおいしかったような気がします。店により味が違うのでおいしい店を探すのも楽しいかも。
奥さんがポストカード出す為に切手を売っている所を探します。教会の前に郵便局がありました。市場からもすぐ解る位置だと思いますのでポストを利用する方は覚えて置いてください。
その後ホテルのバーでお茶を飲みながら迎えが来るのを待ちました。迎えに来た運転手は到着時最初に来た小さなおじさんでした。「オラ! アミーゴ!」再会に喜びました。

無事空港に着きチェックインをしますが、飛行機が遅れているとの事。係員に聞くと2時間ほど遅れると言う。まあしょうがないか、遅れる代わりに$6の食事券と少しのマイルをもらいました。しかし待っても待っても飛行機は来ません。2時間はとっくに過ぎています。それでも皆さんイライラしていませんね。お国柄でしょうか。一部のアメリカ人はイライラしていましたが。
結局6時間遅れでした。アラスカ空港の飛行機がマサトラン空港に着陸した時にはロビーに拍手が起きました。本来ならロスに着いてから少し時間があるので、ちょっとしたレストランで食事でもするつもりでしたが、私たちがロスで1泊するハワードジョンソンに着いたのは夜の12時です。疲れ果てていたし、この時間ではもうやっているところも無いので、仕方なく隣のセブンイレブンに何か食料を買いに行く事になりました。結局晩飯はカリフォルニアロールとカップヌードルです。寂しいディナーですが、連日油物でもたれ気味の胃には少しうれしかった。コーヒーメーカーでお湯を沸かしました。お湯を注いでから気づいたのですがフォークをもらうの忘れてしまいました! アメリカではファーストフードも同様で日本のように勝手に箸やフォークは入ってきません。店員にもらうか備え付けの物を勝手に取っていくのが普通なのでご注意ください。もうお湯も注いでしまったし、フロントまでもらいに行くのも面倒なのでコーヒーを混ぜる棒で食べました。寂しい夕食に拍車をかけたのは言うまでもありません。

ハワードジョンソンホテルの感想ですが、値段と立地を考えたら問題ないと思います。次回行く機会があれば またここを利用するでしょう。ただし女性同伴で予算に余裕があるのならグレードアップしてもいいかと思います。部屋はアメリカで標準的な格安モーテルといった感じです。

朝食をどこかで食べようと外に出ます。デニーズまで歩いたら結構ありそうなので近所にないかとうろうろしてみました。YUMYUMなるドーナツ屋がありましたが、落ち着いて座って食べる店でもなさそうだったのでホテルに戻り、隣接のレストランでビッフェを食べました。普通のビュッフェです。パンケーキ、ベーグル、エッグ、フルーツ、サラダなどなど。たしか$12だったと思います。

空港まですぐそばだったのでフライトの2時間半前にチェックアウトすれば間に合うだろうと安易な考えで居ました。私の今までの経験でモーテルのシャトルは各客がシャトルに乗った時点で動いてくれる物だと思っていましたが、ここのホテルはお客の数も多く、私たち同様乗り継ぎの目的で利用している方が沢山居ますので時間運行みたいです。私たちがバスに乗ろうとした時が9:30を少し回っていました。次のバスは10:00出発。1時間毎か30分毎運行かわかりませんが、あらかじめフロントで確認してみてください。
おかげでチェックインはギリギリになってしまいましたが、優先で出来て並ばずに済んだので逆に良かったかも。とは言え、もし間に合わなかったら大変ですし、ハラハラするのも楽しくないですから早めの行動をオススメします。
その後は問題も無く無事帰国となりました、これにてめでたく終了となります。


●私感 


10mほど減水

[湖の印象]
まず湖の印象ですが、アメリカ西海岸のリザーバーとテキサスのリザーバーを足して2で割った感じです。地形変化やウッドカバーさらにクリークの複合で構成された湖は、日本のフィールドで例えるなら亀山湖を巨大にして、さらにティンバーを増やした感じでしょうか。日本人の得意なハードマテリアルのブラフも有ります。グラスは生えていないようですが、ガイドの話によると満水期に(9月〜10月)一部のシャローフラットで生えてくるらしいです。
私が訪れた4月中旬は満水ラインより10mほど減水していました。満水期より湖の大きさはマイナス30%ほどでしょうか(どちらも目測で見た感じです)。これから7月に掛けてさらに減水するようで、私に付いたガイドに一番オススメの季節をきいたところ、7月と言っていました。
季節について色々聞きましたが、再度訪れるとしたら私は9月か10月が良いかなと思いました。その季節は満水になり周りの山々は緑に覆われ、釣りも様々な釣りが出来るようです。


ポップRとチャグR
エルサルトに向けてカスタム
残念ながらあまり良くなかった

ラトルトラップ
ギリはブリーディングがお奨め
 9月頃来るならマグトラップも

MVP ファットフリーシャッド

DT10他 DT15も良いみたい

センコー マグナムリザート

マグナムリザード オールドモンスター
ギリのオススメは
ウォーターメロンレッドフレーク

スポンサーのオプティマムベイト
今回出番はほとんどなし
でも有効な時期には活躍するはず
一番下はガード付でオススメ

トライリ−ン ビッグゲーム

[タックル]
これからはじめてエルサルトに訪れる方が最も気になるものの1つが、持って行く道具だと思います。私感ですが、オススメをまとめましたので参考になれば幸いです。

○トップウォーター
今回私が訪れた時には,残念ながら活躍の機会が少なかったです。この時期アフターと言う事も有り、かなりスローな使い方をしました。レポートにもありますが、バスから逃げるベイトを模してチャツチャツチャツとトゥイチした後、長めのポーズが有効でした。
やはり基本はポップR、ザラ系、バズベイトなど。風が吹く事が多いので少し強めのチャグR、スーパースプーク、Wスイッシャーなども有効だと思います。

○クランクベイト&スピナーベイト
まずスピナーベイトは基本的には3/8〜1/2oz 場合によっては3/4〜1oz。カラーはホワイトかチャート/ホワイトと言ったベージックなカラーで充分だと思います。
ティンバーに掛けては外し、その後フォーリングすると言ったテクニックが良いと言っていたアメリカ人がおりました。機会があったら試してみて下さい。

リップレスクランクベイトはズバリローカルベイトでもあるラトルトラップでしょう。カラーについてはクロームブルーバックです。私は1/2ozだけしか用意していませんでしたが、ガイドから次回来る時は3/4マグトラップを持って来るように薦められました。またクロームブルーバック以外の色は試していないので何とも言えませんが、他に自信が有るカラーや高性能な国産をお持ちになっても、出番が有るかもしれません。
トラップは良い意味でバランスが悪い所が有効だと感じます。高速巻きではバランスを崩し右に左に横になって泳ぎますので、そこがこのベイトの魅力ではないでしょうか。
補足ですが、アメリカでも全国区でシャッドスクールにボイルしている時に有効なテクニックですので、アメリカの湖に行かれる方も1個持って言っても良いと思います。

シャロークランクは実績が持てるほどの釣果は得られませんでしたが、バグリーB1、B2で何本か釣りました。何と言ってもティンバーに関わるのでハイフロートタイプが使いやすいと思います。
ダイビングタイプではファットフリーシャッドが大活躍でした。1/2と3/4です。他にラパラDTも良いようです。サイズはDT10とDT16。ファットフリーシャッドはご当地ベイトと言った感じで定番ですが、巻き抵抗がかなり強いので、ディープクランキングに不慣れな方は何かしらのトレーニングをしておいても良いかも(連日引き倒す事も有ると思います)。
アピール力の最強がファットフリーシャッドだとしたら、その対極にあたる弱い物も有った方が良いでしょう。シャッドライクなアクションが有効な事もあるので、弱いダイビングクランクも有ると良いでしょう(DTなど)。引くのも楽ですから、疲れた時に気分転換でローテーションすると良いかも知れません。他に中間のアクションの物や使い慣れてる物が有れば良いでしょう。
それぞれ好みも有ると思いますが、カラーについてはチャートリュース系が良かったです。他にはティラピアを意識したカラーも良いでしょう。

スプリットリングを使用したプラグ全般に言える事ですが、予備のリングを持って行っても良いかも知れません。度々リングを延ばされます。1度は完全にフックが取れてしまいました(フックも同様です)。

○ソフトプラステック
やはりセンコーとマグナムリザードは外せません。他にはオールドモンスターとトリックワーム。長くてデロデロした物が良い感じでした。私的にはクリーチャータイプは必要性は感じられませんでした(ガイドに聞いたここにはザリガニがいないらしい)。ラバージグも同様です。
カラーについてはウォーターメロンからグリーンパンプキン。濁りがきつい所も有るので、ジューンバグ、ブラックも少し有っても良いかも知れません。ガイドのおすすめはウォーターメロン/レッドフレークです。このカラーはチャートに染めた部分が怪しくギラギラ光ります。また彼はテキサスリグにビーズを入れ、ドゥードゥリングを好んでやっていました。

今回ジグヘッドリグはあまり出番がありませんでしたが、増水してカバーが薄くなった時には有効だと思います(増水期にはカバーの薄い岩盤がかなり思います)。

ダイマーカーはペンタイプが使いやすく持ち運びにも便利ですが、ディピングタイプの方が染まりも良く、発色も良いです。カラーはチャートリュースが有れば十分です。

スイムベイトも用意していきましたが、あまり出番がありませんでした。

○ライン
私はトライリーンのビッゲーム20lbをメインに使用しました。このラインを7年間使っていいますが、強度に問題を感じた事はありません。今回もかなりハードな使い方をしましたがラインブレイクはゼロでした。ズバリオススメです。
もちろんどんなラインでもカバーに干渉した時はラインチェックはして下さい。少しでもささくれていたらその部分を長めにカットする事をお薦めします。面倒な作業ですが、これを怠ると大事な場面で泣きをみますから。どんどんカットしてリールに残るラインが少なくなっても、ためらう事無く巻き替えられる値段もこのラインの魅力です。1スプール20lbで650yd、$6〜8くらいです。
他にキャロライナ用にブレードラインの40lbクラスを用意しましたが出番が少なかったです。ブレードラインを使い慣れてる方でしたら、あらゆるベイトに汎用出来ると思います。

○シンカー&フック
テキサスリグでは1/4〜1/2oz。根掛かりをさける為軽めのシンカーを使う事が多かったです。
キャロライナは普通に1ozが有れば十分でしょう。必要なら前後のサイズがあれば良いと思います。
フックについては4/0を中心に3/0と5/0。ジグヘッドは1/16が基本でしょうか。がまかつの3/0とスキップインザシェードの2/0はほぼフックのサイズが変わらないので汎用性の高さから後者がおすすめです。

○ロッド
今回6.6ft以上は持って行きませんでした。理由はロッドケースの長さの問題です。私が使っているプラノのケースは1コマ約20cmほどで、6.6ft未満で収めるのとそれ以上のレングスを加えるのとでは20cm変わってきます。
釣ってみた感じですが、ロングロッドの方が有利かなと思います。なぜならウッドカバーをかわす作業が度々あるからです。トップ、テキサス、スピナーベイト、クランクベイト、あらゆるベイトでそのような状況が想定できます。もちろん6.6でも十分釣りにはなりますが、荷物の長さがわずらわしくなければ7ftがあっても便利だと感じました。

クランクキングロッドはグラスだけしか持って行きませんでしたが、私的にはコンポジットやカーボンなどの高弾性が有っても良かったかなと思いました。ディープクランクで度々追い食いの様なあたりを感じ、合わせたら乗るのか試してみたかったです。スローアクションですとリトリーブ時は腹から入ってしまい、合わせるパワーが竿に残っていない為、合わせる事が難しかったです。
他にキャロライナ用に7.6ftテレスコを持って行き、出番がありませんでしたが、キャロライナを多様する季節であれば大活躍すると思います。

○リール
前回のレポートにも有りますが、左ハンドルの必要性は感じられませんでした。レフティが使う左巻きとかよほど左巻きを使い込んでいる方は別ですが、私のように普段ショートピッチの時ロッドを持ち替えないで済むから楽だぐらいの方ですと、断然右巻きをオススメします。なぜならばフックセットの後、瞬時にかなり強引に巻き上げる必要があるからです。エルサルトのバスは信じられないくらい一瞬でティンバーに潜ります。

以上私が4日半釣りをして道具に感じた感想です。
あれもこれもと色々持って行こうとすると、かなりの量になってしまいますし、新しく買う物など多いと財布にも負担が掛かってしまいますから、ローカルベイト的なベーシックな物プラス少しマイフェバリットでよいのではないでしょうか。実際私が使ったルアーはほとんどエルサルトの定番物ばかりでした。
準備も楽しみの一つですから道具選びもエンジョイして下さい!

皆さんも使い慣れた道具や自身のある物があると思いますので、参考までにと言うことで。


長いレポートになりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考にしていただければ、書き上げた甲斐があったと思います。
そして当サイトスタッフには大変お世話になりました、このサイトでは当たり前のコリアン→アラスカの乗り継ぎやハワードジョンソンなどなど、もし個人で探していたら見つからなかったと思います。自分で探すのはかなり大変な事で、私の経験ですと1万円安く済ませるには1万円以上の労力が必要だと思います。それを無料で代行してくれるのですから頭が下がります。もちろん代行してもらう方はカンパなどの形で謝礼を渡すのは当然の礼儀だと思いますが。
釣りの手配旅行とか代理店経由で私は利用した事がないので、それと比べることが出来ないのですが、おそらくサービスや情報量はそれ以上だと思います。本当に完璧に仕上げる事が出来ました。またメキシコに行く機会があればまたお手伝いしていただくつもりです。この場を借りてあらためてお礼申し上げます。

奥さんにも感謝です!



[サイト管理者より補足]
このサイトでもおそらく筆頭となると思われるほど詳細なレポートをいただくことができ、大変うれしいです。これほどのレポートを書くのがどんなに大変なことかは私達もよーくわかっています。本当にありがたいです。皆さんも是非もう一度読み返し、参考にして下さい。
このサイトにはたくさんのレポートがありますが、レポートをいただけた時は本当にうれしいんです。苦労もふっ飛ぶ思いがします。「もっといいサイトしよう」という元気が湧いてきます。

今回いただいたレポートは非常に詳細で釣りに関する情報も盛りだくさんだったので、ご本人に後から話を聞いたところ、実はこの方はアメリカでのトーナメント経験もある人だとわかり驚きました。釣りに関しては私達は到底お役に立ててなかっただろうとは思いますが、その一方で、手配や旅行に関してはこのような海外渡航経験の豊富な方からもいい評価を頂けたことを非常にうれしく思っています。これからも頑張っていくつもりです。

文中に「小さな小さな蚊が刺すようです」とありますが、これはサンドフライだと思われます。時期や天候によりいたりいなかったりしますが、いるとすれば朝夕のことが多く、昼間はほとんど姿を消します。別に危険な虫ではありませんが、非常に小さい虫のわりに結構痒いので、刺されないようにしておくに越したことはありません。一番簡単で有効なのは長袖(出来れば襟付)を着ておくことです。奥さんが平気だったのは長袖を着ていたからでしょう。日本の虫除けスプレーはあまり効きません。
メキシコの日中は気温が上がるのでTシャツで釣りをしたくなるのですが、長袖は強い日差しによる日焼け防止にも非常に有効なので、朝夕の虫刺され防止のためだけでなく日焼け防止も兼ねて1日中長袖を着ることをお薦めしています。もちろん虫除けスプレーと日焼け止めは必須です。

このレポートにはマサトラン滞在の様子も書かれていますが、レポートや写真を見て懐かしく思いました。「あ、ここ行った、ここも、ここも」なんて感じです。マサトランの観光や交通についても事前にご説明していたのですが、ビーチだけでなく市場や旧市街、プルモニアなんかも楽しんでいただけたようで非常にうれしいです。
日本人はタイトな日程で、しかもほとんど野郎だけで釣行するパターンがほとんどだし、元々の目的が「大物GET!」なので、大半は釣りオンリーの釣行になってしまいます。でも女性同伴の方やちょっと休暇を延ばせる方はレイクだけでなくマサトランにも滞在してビーチやラテンの街自体も楽しんでみるのもいいと思います。


10ポンドってこれよりデカい! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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