2004年2月 メキシコ、レイク・エルサルト釣行記 |
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★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから
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「エルサルト パパロタロッジ」 [WBS・平本プロ]
2004年2月 メキシコ、レイク・エルサルト
まず始めに・・・
今回お世話になった本サイトの方々に深くお礼と感謝を!!!と心より思っております。めぐり合っていなければ、メキシコでのBASS FISHINGは完全に諦めていたことでしょう。
こんなことを無償で1〜10以上に世話するなんてよほどのお人好しですね。再度感謝です。
それでは釣行記へ・・・
メインは決して釣りではなく、『新婚旅行』。たまたま妻がメキシコに行きたい!と言い出したことから私の悪巧みが始まりました。
メキシコ行くなら当然BASSでしょう!とNetサーフィン中にこのサイトに出くわしました。あまりに話がうま過ぎるので、半信半疑でメールを送ったところ即レスあり。メールでのやり取りが進むうちにお互いに共通の友人の名前まで出てきて、怪しいサイトではないことを確信しました。
ちなみに私も怪しいものではありません。一応WBS所属でトーナメントに出場している、平本と申します。あっ、また横道にそれてしまった・・・。
ってなことで、妻を拝み倒し、無事2日半(3泊)の遠征了解を取り付けました。その後はロスカボスへ行き、のんびり妻の言うがままの数日を送りましたが・・・。
【成田−LA−Mazatlan】(ユナイテッド−メキシカーナの場合)注意点
※釣りに実際に行く方は読むことをお勧めします。 |
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スーツケースは必ずアンロック!
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釣具を入れてあるスーツケースは、ほぼ間違いなく中身をチェックされます。
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RODバズーカも、必ず『これは何だ?』と質問されます。 |
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LAX(LA空港)の外で、ボードを小脇に抱えたおじさん達がいますが、基本的に無視したほうが良いと思います。『道わかるか?教えてあげるから言ってみな!』
と接してきます。悪い人では無いのですが、恵まれない子供たちにお金をくれと言ってきますので。
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ロスで入国審査後、メキシカーナにトランジットするのですが、空港内で大きく移動します。一度外に出て『LOT
A』 と表示してあるバス(FREE)に乗り『Tom Bradley International
Terminal』 まで行きます。
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メキシカーナに搭乗後、面白いことにメキシコ『 San Jose del Cabo 』 空港にて一度飛行機を降ろされ入国審査を行います。再度同じ飛行機に搭乗し、次の着陸がMazatlanになります。
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時差:日本−LA・・・15時間 LA−Mazatlan・・・1時間
Mazatlan到着時に、1時間早く着いてしまったと思わないように。
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【Mazatlan−ロッジ】
非常に小さな空港です。到着GATEに、PAPALOTAロッジのスタッフが出迎えに来てくれています。私達の送迎は『ラウル』と言う人でした。空港からは約1時間半。延々続く真直ぐなハイウェイをひたすら走り続けます。バンの中では、ビール・コーラ・水がアイスボックスにありますので、ご自由に。
【ロッジ到着】留意点・注意点 |
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日本人にものすごく興味を持っているので、積極的に会話してください。
特にマネージャーのスィギス氏。誰か彼にスペイン語−日本語の辞書をプレゼントしてあげてください。 |
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ロッジに釣具は無いと思っていてください。後悔しないように多少多めに持って行くことをお勧めします。残れば置いてきてあげれば喜びますよ! |
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水・氷に関して: ロッジ内で出てくるものに関しては基本的に問題ありません。
ただし、蛇口から出る水はNGです。 |
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蚊・蛾その他の虫が多いので、蚊取線香持参をお勧めします。(部屋内用) |
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メキシコだからと言って侮ってはいけません。朝夕と昼の温度差はものすごいので最低限パーカー。フリースでも良いくらいです。 |
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ロッジ内では英語は通じますが、一歩ロッジを出たら英語は通じないと思ってください。
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【タックル】(参考までに) |
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ROD: |
7.0ft M ベイト |
20LB(ナイロン) |
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6.6ft XH ベイト |
16LB(フロロ) |
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6.5ft MH ベイト |
16LB(フロロ) |
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6.3ft M ベイト |
14LB(フロロ) |
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6.4ft L スピニング |
8LB(ナイロン)+16LB(フロロリーダーのみ) |
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LURE: |
バイブレーション、クランク(〜3M)、スピナーベイト
イカ、センコー、デスアダー、パワーホッグ5in、リザード、etc. |
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BOAT: |
FRP16フィートクラス+50HP程度のエンジン
フロントに小さな魚探(イーグルかなにか)
エレキはミンコタのハンドコンがガイド用にあり
※基本的には釣りが出来れば良いと割り切ってください。 |
【DAY 1 AM】 (ようやく・・・)
5時。ノックと共に、コーヒー&オレンジジュース。(毎朝)
朝食を凍えながら済ませ、6時にロッジ出発。待ちに待ったエルサルトはロッジから7〜8分と言ったところ。
前述したボートに乗り込み、朝靄の中を走り出す。
本気で凍えそうになりながら走ること30分弱。どうやら北面の1ワンド入り口のシャローからスタートの様子。至る所で、BASSが岸にベイトを追い込んでいる。
第一投はバイブレーション。すぐにバイト。記念すべきファーストフィッシュは30強の小物。ぽろぽろと続くが同じサイズのみ。小物と遊んでいると、モーニングバイトは終了してしまったようでシャローも静かになり、汗ばむような気候になって来た。
こうなるとどうやらディープに落ちるようで、岬絡みのディープに狙いを変える。
それまで妻は・・・キャスティング練習・アワセの練習。日本でバスをたいして釣ったことが無いのだから仕方が無い。
妻は、ロッジの人間、アメリカからの客からも大絶賛の"センコー"のズル引き。もしくは、いつの間にかの中層スイミング(ハイテク!?)。
4〜6Mディープレンジの立ち木の中層にサスペンドしているようで、センコー爆発。4ポンドを頭にかなりの数を釣り、今までに無く楽しんでくれていた。(必ずいつもはボートの後ろでグッスリ寝ているのに・・・。)
私は巻物にこだわり30本近く釣ったが、大物混じらず・・・。全体的にはタフな午前中だったようだ(昼食時の談話から。この時点では妻にBIG
ONEを釣られたが、まだ余裕あり)。他のボートは1人5〜6本平均だった様子(ほとんどの客がテキサスリグで攻めていた)。
そうそう、1日のスケジュールはこんな感じだ。
5時起床
6時出発
11時半午前の部終了
昼食+昼寝(シエスタ)
13時半出発
18時半午後の部終了
夕飯
※昼食と夕食では必ず『マルガリータ』
が出てくる!!メキシコ人はこれが大好きらしい。。。
といった感じだ。
【DAY 1 PM】(ヘビキャロ最高!)
朝の寒さは何処へやら、本当に暑い。午後はディープメインでの釣りとなる。5〜6Mの岬絡みの立ち木を中心に攻める。午前中の妻の釣りから、昼寝しながら閃いたサスペンド攻略法を早速試してみる(どうしてもセンコーの釣りはしたく無かった。理由は、意地意外の何者でも無いが・・・)。それは『ヘビキャロ!!!』 。
メキシコのイメージ(スイムベイト・デカTOP)からして、これは中々思いつかないでしょ!(凄いっ!?)
釣り方も単に底ズルではなく、RODを縦に捌くことが今回の肝!
なぜ縦に捌くかというと、立ち木に引っ掛ける為。シンカーが引っ掛かった所でステイ。バイトが無ければ次の枝に引っ掛けステイの連続。これが効いた(かなり)。とは言えど4ポンドを超える魚は出なかった。
午後は午前中ほど数は出なかったが、10本以上は楽に釣れた。午後もタフだったらしく、本日のBIGは妻の4ポンドが最高だった。
また、ヘビキャロの話を客にしたらかなり興味津々で、翌日から試すと言っていた。
【DAY 2 AM】(そろそろ焦りが出てきた頃だった)
この日は朝からシャローではなく、ミドル(3〜4M)レンジのスタート。
タフとは言いながら、日本に比べたらパラダイス!
とにかく楽しく、数を釣っていればそのうち大物が混じるだろうと考えていた。が、、、これが甘かった。
かなり期待していたAMだったが、10本弱の小物で終わった。昨日に増してタフだったようで、数は〜5本程度平均で、BIGも3〜4ポンド止まりだった。10パウンダーは何処にいってしまったのだろう???
【DAY 2 PM】(シエスタ後・・・)
残り時間は明日のAMを合わせて丸1日。徐々にタフになっているエルサルト。かなりの焦りを隠せなくなって来た。もう少し長めに予定を組めば良かった!妻も今のところ本気モードで釣りを楽しんでいるし・・・アワセはまだまだだが、これだけバイトがあると楽しいようで、釣りを体で覚え始めたようだった。
昨日の午後は釣果が良くなかったので、半ば期待薄でスタート。この辺りから体が状況に慣れてきた事でバイトは増えてきた(ヘビキャロ)。が、30cm前後での金太郎飴状態。
本湖に面する大きめのワンドの更にワンドの入り口の岬を狙う。立ち木もあり、良い雰囲気をかもし出していた。
『FAT IKA』(通称:モンゴイカ)のスカートをチャートに染めたヘビキャロに今までとは違った重さを感じる。ようやく4ポンドクラスをキャッチし、妻に追いつく(情けない・・・)。ここから入れ食いが続いたが、サイズUPには至らなかった。
本日のBIGは昨日と同じ4ポンド。10ポンドはほど遠いね。
午後は初日と同様にデイープ(5〜6M)での釣り。アメリカ人の客でもヘビキャロが蔓延し始め、ちょいと鼻が高かった。
【DAY 3 AM】(とうとう最終日)
あ〜あ。とうとう最終日になってしまった。来るとは思っていたが、こんなに早く来るとは・・・。
シャローの方が良いような気がしていたが、またミドル(3〜4M)からスタート。少々疑問を持ちながらも黙々とキャスト。ヘビキャロ+モンゴイカ。すると、朝一から4ポンドをキャッチ。「おっ!これは行けるかも!」と気合十分。
しかし、そうは問屋が卸さなかった・・・。数は相当釣った(30本前後)が、4ポンド以上の大物は出なかった(無念!)。ただし、この午前中になんと!10ポンド・12ポンドが出ていた。その場所攻めたんだけどね〜。しかも3Mレンジで朝イチ・・・。ヘビキャロ+リザードだったとのこと。ちなみに場所は行けばわかるが、スロープからそれ程遠くない所に『島』があり、垂直岩盤地帯ではなく、逆側のナダラカなブレイクだそうだ。
こうして私のエルサルトINメキシコは終了となった。
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【所感】
■ガイドやロッジについて
2日半同じガイドでしたが、何だかんだ言いながら釣り方は私に合っていました。客からのガイドの話を聞いていると、相対的に見切りのタイミングも悪くなく、時間ギリギリまで走り回ってくれて好感の持てる人でした(いつも上がりは最後でしたし)。私たちがまったくスペイン語を知らないので会話もできず逆に悪かったな〜と思っています(その分チップは多めに払っておきました)。
ただし、名前が・・・わかりませんでした(ごめんなさい)。
ロッジマネージャーのスィギス氏、その他名前はわかりませんが、ロッジに関わる人々。皆良い人ばかりで、ロッジを去るときに涙が込み上げてきました(大げさ!?)。でも本当に好感の持てる人々ばかりです。是非行ってみてください。
私は必ずリベンジします!
■ルアーカラーについて
たまたまかも知れませんが、グリーンパンプキン・パンプキン・ウォーターメロンが良く、派手な色は良くありませんでした。水になじむ色が圧倒的に良かった。
■時期について
当初はアフター回復のグッドコンディションBASSを狙おうと思っていたのですが、ご存知の通り、NY等での記録的な寒波の影響で例年通りの産卵行動が取れていなかったようです。夏はかなりの減水になるので、逆に魚の居場所が固まり釣りやすくなると言っていました(ほんとかね?)。
【ロスカボスの写真】
[管理者より補足]
今回、平本プロは新婚旅行ということもあってエルサルト滞在は短かく、また、奥様にペースを合わせて釣りをなさったようですのでパワー全開というわけにはいかなかったと思われます。ご本人も「リベンジする!」とおっしゃっていますので、次回はフルスロットルでWBSの本領をいかんなく発揮されることでしょう。
メキシコではカンクンと並んで日本人にもよく知られたビーチリゾートのロスカボスは、メキシコ西海岸、カリフォルニア半島の突端にあり、エルサルトの最寄都市マサトランとはカリフォルニア湾(コルテス海)を挟んでちょうど対岸に位置します(通常は飛行機で移動)。ロスカボスには資生堂の「アネッサ」のCMでも使われた有名な高級リゾートホテル「ウエスティン・レジーナ」がありますし、時期によってはホエール(クジラ)・ウォッチング(写真)も楽しめます。
新婚旅行とのことでしたのでエルサルトとロスカボスを巡るコースをご提案したところ、実際に採用して下さいました。このコースはカップルにもオススメ出来ますので「釣りだけでは彼女(もしくは奥様)が納得してくれない」という方は検討してみるといいでしょう。
メキシコではこんなのが相手。日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
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