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海外釣行記 メキシコ、レイク・エルサルト
トップ > 釣行記・お便り > 2007年7月 メキシコ、レイク・エルサルト

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「エルサルト釣行記」 [京都府・ヒロシ様]
2007年7月 メキシコ、レイク・エルサルト

今回のメキシコ釣行実現に当たって、Access!海外バスフィッシングのスタッフの方々には非常にお世話になったのでこの場を借りてお礼を申し上げます。私は「学生のうちは何でも勉強!」と自分で代理店に問い合わせて航空券の見積もりをしてみたものの、やはり経験豊富なスタッフ様のおかげで、最後の最後まで見積もり費用を削ることが出来ました。また、これまでメキシコに行かれた方々の釣行記が沢山あることは、これから行かれる方にとっても非常に心強い存在だと思います。私は一昨年、昨年と個人手配でイギリス、ニュージーランドと釣りをしたのですが、行く前は現地の情報不足などがあり、不安材料が多々ありました。実際に行ってみて釣りを終えてみると、買わなくて良かったなぁと思えるルアー等が結構あったことを記憶しています。当サイトにはこれまでの行かれた方々の釣行データが豊富にあるので、釣りにあたって少しでも不安材料を減らすことが出来るのではないかと思います。私の釣行記も他の方の少しでも参考になればと思い、要点は詳しく書いていこうと思います。

●学生なので基本的に予算が無く、ルアーを調達するのにも苦労しました。どのルアーをどれだけ持っていこうかと悩んだ結果、実際に持っていったルアーと個数、そして実際に足りたかどうかを書いていきたいと思います。それでも自然相手、魚相手の釣りですから、これから行かれる方々は、私が行ったときのエルサルトの魚の状態がスローだったことも考慮しながら、参考程度に読んでみて下さい。他にも日本で使っていたルアーは持っていきましたが、出番が無かったなどの理由で書きません。個人的には以下2つの点、Zoomのフルーク(詳しくは下記:センコーのところを参照)、スイベルのところは是非読んでみて下さい。


○釣り四日間のため調達し、持っていったルアー達

・センコー5in…10本/パック×4パック
センコーは1キャスト1フィッシュに近い状態。しかし、ほぼ1センコー1フィッシュだった。有れば有るだけ釣れるが、経済的に良くないと思う。ガイドには、私がセンコーをそんなに沢山持っていないことを伝え、ある程度代役ルアーを使っていました。センコーの代役として、ZoomのSALTY SUPER FLUKE(R)というワームをガイドとスィギスからもらいました。はっきり言って、これはエサのような感じで釣れました。センコーの代わりならこちらを持っていくことをお勧めします。基本的にスイベルを用いたノーシンカーで、リーダーは30cmくらいにして使いました。センコーに劣らぬくらいアホみたいに釣れたし、1フルークで最低5尾はいけたので(ボロボロになると、部分的にちぎったりして)経済的にも良いと思う。1日1人当たり、1パックは持って行ったほうが良いかも。


ZOOM フルーク

・6inデスアダー…6本/パック×4パック
センコーの代役として使用。Zoomのフルークをもらってからは、出番が激減して結局半分以上余った。

・8inマグナムリザード…9本/パック×9パック
エルサルトでは定番中の定番で皆が使用していた。しかも良く釣れる。他のワームを使うより安定的に釣れて無難じゃないかなとも思える。結果的に言うと足りなくてガイドさんはマグナムリザードを持参して来てくれていた。1日当たり、自分用に1パック半、ガイド用に1パックあったら十分だと思いました。

・ラトルトラップ…5個
ほぼ出番なし。スィギスは「今年は9、10月くらいから出番があるんじゃないかな」と話していました。それでもスィギスは「毎年釣れるルアーのサイクルが違うからいつ出番か来るかは難しい」と念を押していました。

・POP-R…大・小を1個ずつ
持っていくなら大きい方だけで良いと思います。あとは大きめのバズも持って行ったほうが良いかも。私は小さいのしか持っていなかったため、スィギスが大きいバズベイトをくれました。腕のせいか、あまり活躍しなかったなぁ…ごめん、スィギス。

・マッドペッパーマグナム…2個
ちょこちょこと使って、45cmくらいまでがポロリポロリと釣れました。根掛かりしたけれど、ガイドのポンシアーノがルアー回収器で外してくれてロストしませんでした。

・デプスBカスタム…3/8と1/2オンスを1個ずつ
エルサルトでは今回、あまり出番が無かった。エルサルト近くのレイクでパイロットルアーとして使用。

・スイベル
沢山持っていったのですが、小さすぎると言われて日本から持参したもの(1cmくらいのもの)を全く使いませんでした。釣具屋さんで2cm〜4cmくらいのが見つかればそれが良いかと思います。キャロに慣れていない人は、1日10個程度持っていかれたら良いかも知れません。4cmくらいのスイベルは、サイズ的には大きすぎると思われるかもしれませんが、ガイドやスィギスなんかは「エルサルトでは立ち木が多いため、小さいスイベルだとビックバスが獲れない」と言って、このサイズを何個かくれました。それでも足りなかった私は、アメリカ人のグループにお願いしてスイベルを分けてもらうことが出来ました。ちなみに最終日4日目にロストしたスイベルは1個だけ。キャロに慣れていれば、スイベルはそんなに持っていく必要が無いと思います。

・フック
5/0のオフセットを35本。4/0を5本。少し余りましたが、保険の意味も考えて4日間では丁度良かったかも。

・シンカー
バレットタイプで、3/8オンス24個と1/2オンスを21個持っていきましたが少し余りました。キャロに慣れていない私にとっては丁度良い個数でした。テキサス用に1/4オンス程度の軽めのシンカーも持参されることをお勧めします。

・ライン
ポパイのナイロンライン20ポンド900mを持っていきました。ラインチェックをまめにしていれば、20ポンドでもあまり心配は無いかと思います。

・絆創膏(ばんそうこう)
釣り用品ではありませんが、大活躍でした(笑)

・虫除けスプレー
蚊は多いけれども一度も噛まれませんでした。初日の夜は、夜中にエアコンが壊れて一晩部屋の窓とドアを開けっ放しにして寝ていたのに(笑)。ロベルトに聞くと「噛まないよ」って言っていました。でも、スィギス曰く「ときどき噛む」とのこと。どちらにしろ、万全の準備をしていったほうが無難です。

○参考にならないと思いますが、私のタックル

ラグゼカマー574(6フィート・MH)
ラグゼカマー656M(6.6フィート・ML)
コンバットスティック・レーザーセイバー(6フィート・M・ガイドさん用)
ラグゼカマー444S(スピニング・6フィート・L・出番無し)


●日程
以下のフライトで行ってきました。関西人なので関空を利用したほうが楽だと思い、関空から行けるように航空券を手配しました。バズーカや荷物などを持って移動する手間を考えるとこの方が楽だと思いますが、成田やセントレアから行くほうを試した訳ではありませんから、一概には関空発が良かったとは言い切れません。
観光も楽しみたかったため、往路のロス泊のときにサンタモニカ、釣りを終えた後にマサトランで2泊して観光を楽しみました。

@7月23日13:40関空発、KE724便、15:30韓国・仁川着
A7月23日19:30韓国・仁川発、KE011便、15:05ロサンゼルス着
B7月24日10:50ロサンゼルス発、DL7654便、14:32メキシコ・マサトラン着

C7月30日15:05メキシコ・マサトラン発、DL7659便、17:00ロサンゼルス着
D7月31日00:30ロサンゼルス発、KE012便、04:45韓国・仁川着(8月01日)
E8月01日09:50韓国・仁川着、KE723便、11:30関空着

* ロスではハワードジョンソンで1泊、マサトランではラ・シエスタに2泊。

●7月23日ロスで1泊
初めてのアメリカ。せっかくロスまで来たのだから観光したいという気持ちは誰もが持つのではないでしょうか。予定では、飛行機は午後3時にはLAXに着くし…こりゃあ、観光しかないねと当初は思っていたのですが、飛行機は午後3時半にLAXに着陸するものの、空港の都合かなんかで1時間も飛行機から降りられませんでした。しかも入国審査には2時間半掛かるし…。ハワードジョンソンにチェックイン後、日も傾きかけていたので、すぐさまタクシーで観光に出かけました。行った先はサンタモニカ。タクシーで往復約$80もしました(汗)あとで考えると高くついたなぁ…って思いますが満足できたのでよしとしておきます(笑)ホテルの周辺はバスや鉄道などの安くて便利な交通機関が少なそうだったので、LAXに戻り、バスなんかで各地へアクセスするのが安上がりだと思います。


サンタモニカ

●7月24日マサトラン到着
マサトラン空港ではスィギスと息子のファン君が迎えにきてくれていました。ファン君は今10歳なのに、2年前に既に10ポンドオーバーをキャッチしているみたい。羨ましい。そんなファン君、スィギスと一緒にロッジに向かう前にまず、マサトランのホテル探しに出かけました。28、29日と観光を予定していてマサトランの安いホテルを探していたのですが、ネットでは良いのが見つからなかったために、空港からロッジに向かう前に、マサトランに寄ってもらえるようにスタッフの方にお願いしてロッジの方に手配してもらっていました。ホテルのほうもすぐに見つかり、1時間半後のドライブの後、ロッジ到着。恒例のフローズンマルガリータの頂き、夕飯を食べて就寝。ちなみにこの日は、ロッジに私以外にお客さんが居ませんでした。

●釣り1日目(7月25日)
午前5時起床で朝食、そして身支度をして午前5時45分にロッジを出発。エルサルトロッジからの釣り人は私一人。10分程でレイク・エルサルトのボートランプに到着すると、ガイドのポンシアーノの元に案内されて、乗船。
すぐさまポイントに到着し、まずは5inセンコーのオフセットフック・ワッキーでスタートしました。ほぼ、1キャスト1フィッシュ状態。だけれど1フィッシュ1センコーとまぁ学生には嬉しくない状態だったので、6inデスアダーのノーシンカーに変更して後日使う用にセンコーを取っておきました。しばらく釣るものの、そのポイントで釣れてくるサイズがチキータばかりだったので、バモノス(移動)。そして、立ち木を8inリザードの3/8オンスのテキサスリグで狙っていき、2、3キャストに1フィッシュという感じで釣れました。

午前の結果:30〜45cmくらいまでを20〜30尾。

午後からはポンシアーノ(お昼にロッジに戻ってガイドの名前を聞いた)の指示でカロライナ(キャロライナ)とクランベ(クランクベイト)の中心の釣り。かなり日が高くなったためなのか、午前中の調子とは打って変わり、ポツポツと釣れる程度に変わった。初日は根掛りが多く、ロストする率が最も高かったと思います。10個くらいキャロをロストしたかな?


最大48cm

午後の結果:午前と同サイズを10尾くらい。初日のMAXは午後にキャロで釣れたプリプリの48cm。

●釣り2日目(7月26日)
早朝はポンシアーノの指示が「パペ(ポッパー)」か「バズベイト」だったのでPOP-R(大)にてスタート。チキータばかりが5尾くらい釣れました。グランデがトップに出てくることも無かったので、バモノス。指示がキャロライナに変わり、立ち木を狙いになりました(ポンシアーノ曰く、時々グランデが早朝のトップで出るとのこと。私の場合でも最終日にPOP-Rにグランデが出ました。残念ながら乗りませんでしたが…)

午前の結果:トップで5尾くらい、8inリザードのキャロライナで5尾くらい。

午後はキャロライナでスタート。殺人的な直射日光の下、すごくまったりした釣りでした。飽きない程度にポロリポロリとチキータが釣れくる状況が続いた。夕方を前にして、スィギス、ポンシアーノから貰った大きめのスイベルも全てロストしてしまい、テキサスリグ中心の釣りに変更(何回も言いますが、1cm程度の小さいスイベルでは役に立たないようです)。相変わらずまったりとした釣りが続いたが、少し日も傾いてきた午後6時ごろ、今までの地形絡みの立ち木のポイントとは違う、崖状に切り立ったエリアの岬に到着。ポンシアーノが言うには、岬が一級ポイントらしく、岬だけを狙うみたいでした。崖だけあって、崖から10mも離れると一気に80フィートまで深くなる場所だったが、どうも崖から2〜5mの範囲に20フィートの均一の深さになっているフラットがある様子。ポンシアーノと2人で、8inリザードのテキサスで探っていくとルアーに立ち木とは異なる違和感があったので、すかさずフッキング。ロッドから伝わる重量感からすると、まぁまぁ重い感じ。しかし、エルサルトバスは小さくてもパワーが半端じゃないから感覚が麻痺していたので、ポンシアーノが「グランデ?ネット?」と聞いてきても「No」と返事をした。と、バスが目の前でジャンプ!結構大きい!!ポンシアーノは魚体を見るや、すかさずネットを用意してくれて、こちらも一気に集中。バレないように取り込んでもらい無事ゲット。


59cm

ネットで水揚げした瞬間、50upであることは確信したが、重さは少し軽い印象だった。しかし、メジャーを当ててビックリ!!「ええ!!60cmあるやん!!…ってメジャーが曲がってるわ(汗)」気を取り直して測りなおすと、口閉じ尾開きで59cm。今度は意外と長かったのでビックリ。これで自己記録の57.5cm(約4kg)の長さを更新出来ました。嬉しかったけれども、重さは明らかに更新ならず。バネばかりは持ってはいたものの、これから残り時間でロクマルを獲るぞ!!という期待と願いを込めて、そのままリリースしちゃいました。あとから考えると、「重さも量っておけばなぁ…」です。その後、そのポイントではポンシアーノとチキータばかりを2人で10尾程度追加。アタリも無くなってきたところでバモノス。そして午後7時過ぎにボートランプに近い、立ち木群のポイントに到着して8inリザードテキサス。1キャスト1バイトで順調に釣れてくるがチキータサイズばかり。一度、まぁまぁ良さそうなのが掛かったが、すぐさまラインブレイク。結局その日はそのままタイムアップとなった。

午後の結果:初日よりスローな感じで、1日を通して飽きない程度にポツリポツリと40cm強まで釣れた感じ。午後6時過ぎになって崖が崩れたところ+岬で8inリザード・テキサスにて59cm。午後に釣れた数は10尾強だと思います。

●釣り3日目(7月27日)
朝一はトップでスタート。遠目で見えるアメリカ人バサーのボートも、同じようにトップでスタートしているようだった。私はPOP-Rでチキータばかりを3尾釣り、そバモノス。移動後はセンコーのワッキー、デスアダーのノーシンカー、リザードテキサスでチキータサイズばかりを10尾くらい追加し、午前の部が終了した。

ロッジに戻ると、ぱっとしない釣果にスィギスが「エルサルトジュニアで釣りをしないか?」と話を持ちかけてきた。エルサルトジュニアというのはロッジから30分ほどで着く場所に位置し、エルサルトと比べるとかなり小さなレイクだけれど、3週間前にロベルトがそのエルサルトジュニアで10ポンドを釣ったらしい。それでもエルサルトの方が、何倍もデカバス保有率が高いらしく、あまり乗り気では無かったのですが…スィギスは「エルサルトは釣り人も多いから大きいバスはやっぱり賢いよ。その点、エルサルトジュニアは8日間誰も釣りをしていない。しかも明日はアメリカ人6人を釣れていくから、行くなら今日しかないよ。It's up to you!」、「本当に大きいバスを釣って帰って欲しいんだ」と。それらの言葉を聞いて、なんとなくエルサルトジュニアに賭けてみたくなり、午後は「エルサルトジュニア」に決定。そしてスィギスにはボート手配の手数料等の$40を支払いました。

午後3時くらいにエルサルトジュニアに到着すると、エルサルトで使っていたのとは違うボートが用意されていました。湖面に浮かんでみると、なんとなく野池のような感じがして、またエルサルトの雰囲気とは違い、新鮮でした。しかし、しかーし…ボートを流していくも無反応。岸沿いの立ち木なんかを8inリザードのテキサスで流していくけれどもバイトはあるが、乗らない。おかしいなぁ…と思い、水面を眺めていると、ルアーを追いかけてくるバスは20cmくらいでした。いくらボートを流してもチキータばかりなので、バモノス。そしてスィギス一押しの立ち木群に到着。3週間前にロベルトが10ポンドをキャッチしたのもこのエリアのようだったので自然と気合も入る。しかし、しかーし…釣れてくるのはチキータばかり。ポンシアーノも一緒に釣るが、釣れてくるのはやはりチキータばかり…。途中、仕事を終えたスィギスが合流してくれたけれども、やっぱりチキータばかり。3人とも撃沈。


エルサルトJr.

午後(エルサルトジュニア)の結果:私は2ポンドくらいまでを15尾くらい。途中参加のスィギスは、バズベイトやシャロークランクで同サイズを5尾くらい釣っていた。

●釣り最終日(7月28日)
朝一は同じくPOP-Rでスタート。岸と平行にボートを流していく。いつも通りのチキータサイズを2、3尾追加。そのままPOP-Rで流していくと…「ボコン!!」。同時にポンシアーノが「Big one!!」と叫ぶ。こちらも緊張が走ったのだが…残念なことに乗らなかった。本当にしょんぼり。もう2、3度、同じ場所に投げてみるが再びグランデが出ることはありませんでした。かなりしょんぼり…。その後は反応が悪くバモノス。移動後はポンシアーノからはノーシンカーの「フルーク」の指示。立ち木絡みのポイントをフルークで流していき、10数尾追加しました。


47cm 5.5ポンド

午後はポンシアーノがお互いの釣った数を覚えており、キャロライナでの数釣り勝負になっていた。1尾ずつ釣るごとにポンシアーノが、ウノ(1)、ドス(2)、トレス(3)…と言ってくれたのでスペイン語の数字も少しずつ覚えられた。お互い、バスがヒットしたら「バレろバレろ!」とジェスチャーで冗談を言いながらの釣りで、グランデが釣れないストレスも少し解消できた。


ポンシアーノ

結局勝負の結果は17対15位で私のほうが多かったが、ポンシアーノは操船に時間を費やしてくれていたので同点だと思う。4日目になるとさすがにキャロにも慣れてきたなぁと実感した。キャロ対決も終わり、午後7時前、あるポイントでポンシアーノがボートを立ち木にくくりつける。そのポイントでは私とポンシアーノのダブルヒットから始まり、馬鹿みたいに釣れた。本当に楽しい、楽しい時間が流れる…もうバモノスは無いことはポンシアーノの目を見たら分かった。そして7時45分を回った。本来ならばボートランプに戻る時間だったが、ポンシアーノは何も言わない。どうやら「帰るよ」って言いづらいらしい。自分で言わなければならないことは自然と分かった。もう少しだけ…とポンシアーノにお願いすると、ポンシアーノは目で「良いよ」って言ってくれました。しかし最後の1尾を狙うが、さっきまで頻繁にあったアタリもぴたりと止まってしまいました。そして名残惜しいものの、ボートランプの方を指さして、最後のバモノスは自分で言った。ロッジに帰ると荷造り。そしてスィギスにマサトランのホテルまで送ってもらいました。

●番外編(7月29日、30日)
29日の朝は急遽、スィギスが別ホテルに泊まってくれて、高そうなホテルの朝食をおごってくれました。スィギスって他の人の釣行記にもいろいろと載っていたけれど、私的には「ビッグダディ」のような人に感じました。余談になりますが、スィギスは17歳のころ、メキシコのバレーボールのナショナルチームに所属していたみたい。これには本気で尊敬。


朝食

スィギスとお別れすると、マサトラン観光を楽しみました。私は旧市街側に位置する「ラ・シエスタ」に泊まり、そこから歩いて10分くらいのところにあるマーケットやその周辺の屋台なんかでタコスを食べたりして観光を楽しみました。それとホテルの前はビーチになっており、水着を持って行っていたのでメキシコ人達に混じって泳ぎました。


海水浴、夕日

あと家族へのお土産は、スィギスお勧めしていたカサ・アリアスという酒屋で買うことにしました。28日に行ったときは、あいにくの閉店。29日に再度訪れ、小さめのテキーラを購入しました。お店のスケジュールは写真の通りです。営業時間は月〜木はAM9:00−PM9:00、金・土はAM9:00−PM11:00、日はAM9:00−PM4:00のようです。


カサ・アリアス

カサ・アリアスはラ・シエスタや旧市街地から歩いたら1時間弱くらい掛かるため、バスを利用したほうが便利です。バス停などは無く、ラ・シエスタの前とかで「SABALO CENTRO」とかかれたバスに乗りました。バスに乗る際は、バスのルートとなっている道路の脇に立っていれば乗せてくれるようです。私は乗り方を聞いた人が悪く(スペイン語でした)、あまりバスの乗り方がよく分かないまま乗車したので、念のため、運転手に「カサ・アリアス」と告げて、降ろしてもらいました。帰りは反対に旧市街方向に走るバスに乗り、市街地の中心の終点のマーケットまで乗って帰りました。バスは何回か利用したのですが、運賃はエアコン付き、エアコン無しで値段が違ったと思います。前者が8ペソ、後者が4か5ペソだったかな…?バスの運行間隔は15分くらいの間隔で次のバスが来るような感じでした。
基本的には、マサトランでは英語が通じないお店が多かったですが、親切な人にもちょくちょく出会えて言葉の壁もあまり感じず、観光を満喫できました。


ビーチ

●感想
釣り終えてみると、チキータでもアホみたいに釣れたときの印象がまだ強烈に残っています。私の場合、大きいのは数が釣れませんでしたが、他のバサー体験出来ないような貴重な体験が出来たことには間違い無いと思います。全体的な視点で見てみると、私が行ったときのレイク・エルサルトの雰囲気を語ると、4日間、ポンシアーノにもほぼフルで釣りをしてもらったのですが、ポンシアーノの最大は初日の50cmくらいの魚でした。ポンシアーノは幾らか私のために釣り残してくれていたとは思いますが、アメリカ人グループの結果も同じような結果が多かったので全体的にスローであったと言えます。
就職前に思いっきりバス釣りを楽しみたい!!そんな欲望から、今回のメキシコ釣行に至りましたが、メキシコの半端じゃないバスのパワーも体験し、自己レコードも更新できたので嬉しかったです。思い切って当サイトのスタッフの方々に相談して良かったと思います。出来れば就職前にもう一度行きたいなぁ…



[サイト管理者より補足]
最近は学生さんでもメキシコに行くようになりましたね。個人手配で安いロッジや航空券を調達すれば学生さんでも諦める必要なんかないんです。社会人になると休みがなかなかとれなくなりますから、時間が自由な学生時代は海外釣行をするには実はすごくいい時期なんです。もちろんバイトは頑張る必要があるでしょうけど(笑)。
この方が釣りだけでなく観光も出来たのは時間に余裕があったからこそなわけで、社会人になるとなかなかそこまでの長い休暇はとれないものです。
残念ながら魚がスローな状況だったようですけど、とりあえず59cmの自己ベストを釣り上げたようだし、アメリカやメキシコの観光もなさったようだし、それを一人旅でやってきたわけですからすごくいい経験をしてきたのは間違いないでしょう。

「勉強のため」というご本人の意向もあったので航空券探しは最初はお任せしたんですが、夏休みの日程の関空発がご希望で、しかも探し始めるのが少し遅かったのもあって安いチケットはなかなか難しくなってたようです。関空発着をかなり優先していらっしゃったので結果的にはソウルを回ることにしてますが、旅行日数を長くとれる人だったからこそ出来た話です。日数の少ない人の場合は通常成田を使うことが多くなります。
最も安い航空券を探すにはいろんな選択肢とそれらの様々な組み合わせを調べる必要がありますが、特にメキシコのローカル都市の場合は旅行代理店の人でも詳しくないことがほとんど。びっくりするような見積もりが出てきたりします。「旅行代理店は正しい」と思ってると実は大損したりしますから、皆さんも必要があれば私達にご相談下さい。この方もそうでしたがマサトラン滞在についてもご相談をお受けしています。

文中にロスでサンタモニカに行った記述がありますが、この方がおっしゃっているとおり、空港近辺のホテルから行く場合は空港から出ているバスを使うといいでしょう。ものの数ドルで行くことが出来ます。

Super Fluke (「Jr」じゃないやつ)は私達も大好きなルアーですが意外と売ってません。メキシコに行く人は見かけたら買っとくといいかも。


現実にこんなのを狙えるレイク! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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